ごらん、人が鳥のよう。上空からエジプトのピラミッド群に放たれたウイングスーツのパイロットたちが、ギザの大ピラミッドに誰よりも接近した。
まるで鳥、あるいはムササビのようにパイロットたちは、一世一代のプロジェクトを大成功に終わらせた。その目を素晴らしい映像は、人間の無限の可能性を改めて思い知らさせてくれる。
Wingsuit Flying Super Close To The Pyramids Of Giza
上空からウイングスーツでピラミッドに超絶接近
ウイングスーツパイロットで、 ベースジャンパーのフレッド・フュージェン氏(42)と、フランス代表パラグライディングチームのヴィンセント・コッテ氏は、ウイングスーツでピラミッドにギリギリまで接近するレッドブルのミッションを行った。
2人はギザの大ピラミッドからほんの数メートルをフライトし、カフラー王のピラミッドではその紀元前の石に触れられそうな距離まで接近した。
これまで、ピラミッド上空のスカイダイビングは高い高度でしか認められていなかったが、フュージェンとコッテは、スカイダイブ・エジプトが毎年開催しているイベント「Jump Like a Pharaoh」に参加し、フライトの最後に高度を稼ぐ “リソース” というテクニックを披露したことで、今回のプロジェクトを許可してもら得たという。
ここまで地表に近接したウイングスーツフライトは今回が初めてとなる。
彼らの飛行テクニックもさることながら、上空から接近して見る壮大なピラミッド群はの素晴らしさは目を見張るものがある。
これが紀元前2700〜2500年に建設されたというのも驚きだ。古代エジプト人がエイリアンと通じ合っていたという都市伝説があるが、思わず信じてしまいそうになるほどの壮大さである。
フュージェンとコッテは高度1.5キロメートルからロップインしたあと、最低高度90m・最高速度250km/hに到達してから、高度を稼ぐ “リソース”を行い、高度を約50m上げ、カフラー王のピラミッドとちょうど同じ高さとなる上空140mでパラシュートを展開した。
彼らのドライビングテクニックもかなりのものだが、ウイングスーツも年々向上してきている。人間だって工夫次第では生身の体で空を飛べるんだね。
written by / parumo
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高度3000メートルからリビングセットのままゲームをしながら落下するとか!猫も道連れとか!!?
コメント
1.
2. 匿名処理班
ありきたりだな
ピラミッドの頂点に2本足で着陸するぐらいの芸を見せないとつまらん
3. 匿名処理班
すごーーい!
自分では絶対できないけど気持ちよさそうだなぁ
生身でピラミッドのてっぺんに登場する映画「ジャンパー」を思い出したよ
4. 匿名処理班
ガッチャマン…
5. 匿名処理班
わっひゅ〜 高ぇ!そして速ぇぇ!知ってはいたけどこんなにとは!
この人ら、もう翼なんて要らないじゃんかね!
6. 匿名処理班
これよく見るけど、手を真横に開いて固定し続けるのって辛くないのかな?
空気抵抗も受けるだろうし相当大変な気がするんだが。
肩の筋肉攣ったり肉離れしたら墜落するんでは?
7. 匿名処理班
あの遺跡の周辺は飛行禁止区域なので今回のように正式に許可を取らずに飛行すると撃墜される可能性もあるんだよな
8. 匿名処理班
翼を授けてる…!
9. 匿名処理班
デビルウィンンンーーーーーーーーーーーーーーグ!!
10. 匿名処理班
R・田中一郎
11. 匿名処理班
リソースだけではなくフライトの終盤ピラミッドに最接近したときに玉がヒュンとなる“アセット“というテクニックも使われてますね。
12. 匿名処理班
高所恐怖症のわい
見てるだけで タマヒューヒューする