
幸いにも地球に影響を及ぼす可能性は低いとされているが、直径1100メートルもの小惑星がやってくるというこのビッグイベント、その動向を見守りたいものだ。
ネット上ではリアルタイムで「1994 PC1」の位置を確認することができる。
巨大な小惑星をリアルタイムで追跡する方法
1994 PC1の最接近時間は、日本時間の1月19日午前6時51分頃。地球から193万キロの距離を秒速19.56キロの猛スピードで通過する。地球と月の距離の5倍離れた位置を通過する。小型の望遠鏡があれば、地域によっては実際に観測することができるというが、日本での観測情報は少ないため、国内での観測は難しい可能性もある。
だが、ネット上から接近する様子をリアルタイムで確認する方法がある。
1.NASAのツールを活用
NASAが『Eyes on Asteroids』という小惑星追跡ツールを用意しているので、こちらを活用するといいだろう。”1994 PC1”で検索してみれば、この小惑星がどこを通過するのか確認することができる。
Eyes on Asteroids 2.スカイウォッチングサイトの活用
『In-The-Sky.org』では、自分のいる場所から、惑星の位置情報をリアルタイムで確認することができる。観測したい日付をプルダウンで選び「Update chart」のタブをクリック。更に「ORBIT DIAGRAM FOR 7482 1994 PC1 」をクリックすると、地球との位置関係がわかる。
3D Diagram of the orbit of 7482 1994 PC1 - In-The-Sky.org 2.Youtubeのリアルタイム観測
尚、Youtubeでもリアルタイムの観測配信を行っている。2022年1月19日午前5:00から配信が始まるので、リマインダー設定しておこう。
Potentially Hazardous Asteroid (7482) 1994 PC1 close encounter: online observation – 18 Jan. 2022
どうしても望遠鏡で観察したいなら
明るさは10等級なので、肉眼や双眼鏡で見ることはできない。もし、望遠鏡で観察したいのなら、150mm口径クラスのものを用意しよう。ただし、18日から19日にかけての夜は満月なので、天体観測は難しいかもしれない。
異星人が小惑星の軌道を変えたり、予期せぬことが起こらなければ、衝突する危険性はないので、一大天体イベントとして観測を楽しむことができる。
written by hiroching / edited by parumoNear-Earth #asteroid 1994 PC1 (~1 km wide) is very well known and has been studied for decades by our #PlanetaryDefense experts. Rest assured, 1994 PC1 will safely fly past our planet 1.2 million miles away next Tues., Jan. 18.
— NASA Asteroid Watch (@AsteroidWatch) January 12, 2022
Track it yourself here: https://t.co/JMAPWiirZh pic.twitter.com/35pgUb1anq
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コメント
1. 匿名処理班
直径約1キロで惑星になることを知ってびっくり!
どこかの軌道を周回してるのかな?
2. 匿名処理班
👓 わくわく わくわく 惑星
3. 匿名処理班
なぜ死ぬ気で飛ばないんだ?
ぶつかってこいよ
根性を出せよ
4. 匿名処理班
大丈夫です、いざとなったらラーカイラムで押します。
5. 匿名処理班
地球直撃みたいな事態になるなら、せめて一番長めのいい場所で見たいものだ
6. 匿名処理班
自転車のチューブを買い占めるドラえもんの話を思い出した。