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倒れた飼い主から鉄の意志で離れようとしない2匹の犬。特例で救急車に乗り込むことが許可される

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(著) (編集)

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 大好きな飼い主の危機とあらば、わが身をかえりみず救い出そうと懸命にがんばる犬たち。これだから犬ってやつぁ…と泣かされてしまうのだが、ブラジルで犬たちのひたむきな愛情に心を揺り動かされた救急隊がいる。

 今月初め路上で倒れた男性の搬送に駆けつけたチームが見たのは、「絶対に一緒に行く!」とばかりに男性のそばを決して離れない2匹の犬だった。

 なにより固い絆で結ばれた仲間を引き離すことなどできないとみたチームは、救急車への同乗を特例で許可した。せざるを得なかった。

発作で倒れた男性のそばから離れようとしない2匹の飼い犬

 今月1日ブラジルのサンパウロ州バウル市で倒れている男性がいる、との通報を受けた救急隊が現場に向かった。

 到着したチームは男性は発作による可能性が高いとみて、直ちに搬送の準備にかかった。

 ところがいざ隊員が男性に近づくと、男性から離れない2匹の犬がいた。地面に倒れていた男性は一人ではなく飼い犬と一緒だったのだ。

 その2匹ボブとキアラは「この人に何するの?」「一緒に連れてって!」とばかりに男性にぴったり寄り添い、決して離れようとしない。

 一心不乱に飼い主を心配し続ける犬たち。それを見かねた救急隊は特例で全員の搬送を決めた。おかげで2匹は飼い主と共に病院に向かうことができた。

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辛抱強く待ったボブとキアラ。幸運なことに翌日に男性が退院!

 愛犬と一緒に運ばれた男性はすぐに入院した。一方ボブとキアラは病院の出入り口のそばに陣取って男性の帰りを待ち始めた。

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 2匹は夜になっても緊張した面持ちを崩さぬまま、いつ終わるとも知れない不安な時をじっと過ごした。

 そして翌日。幸運なことに男性は回復して退院!辛抱強く待っていた2匹と無事再会できた。

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これが愛。愛情深い犬たちに心揺さぶられた救急隊

 この出来事について、全員の搬送を決定した救急医療の責任者パトリシア・イオランダさんはこう語る。

もし犬たちを放置した場合、患者と犬の両方が心配だと思いました。それで私たちは彼らを引き離さないことにしました。これが愛でなければ、何をもって愛とするのか私にはわかりません。

 救命医療従事者は毎日のように人の生死に直面する。だが今回は心の問題もあった。

 家族同然の愛でつながる彼らを無理に引き離せば、犬たちが救急車を追う恐れがあっただけでなく、男性と犬全員の心の支えを奪うことにもなりかねなかった。

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 救急隊の心を揺さぶった飼い主と犬たちの愛情深いエピソードはFacebookを通じて多くの人に広がり、おとなしく待ち続けた犬たちをねぎらう声や優しい救急隊への反響などが寄せられている。

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 一時はハラハラしたものの、再び一緒になれた男性とボブとキアラ。これからもみんな元気に仲良く過ごせますように。

written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 18件

コメントを書く

  1. これが愛でなければ…何を愛と呼べば良いのか!
    感動。

    • +28
  2. 愛で空ガ落ちてくる!!
    俺の胸に落ちてくる!!

    • +5
  3. ブラジルの話か
    病院の外で待っていたなんて健気だね
    日本の場合は、のせないだろうなって
    盲導犬や補助犬のように共通感染症ワクチンを打っている証明が無い場合、衛生管理上、同乗できない可能性が高い
    怪我をした人間を処置することも多い救急車の中は、できる限り清潔を保つべきもの
    愛で感染症も消えて無くなるなら良いが、残念ながらそんなことはない
    今は新型コロナもあるから尚更厳しそう
    ま、愛で免疫力は上がるかもしれないから、入れるところまでは一緒が良いね
    ワクチンを打っているなら、人間が土足で入れる場所までは入れて良いらしい

    • +1
  4. 犬の話だと涙出るんだ。加齢による一つの症状だな。

    • +11
    1. ※4
      違うね。君が成長して愛が大きくなったんだ。

      • +2
  5. いい話なんだけど現実動物のせたらその後の殺菌処理とか大変そう

    • +3
    1. >>6
      外国はそこら辺めっちゃザル
      犬が触った所くらいじゃね
      細菌やウイルスの存在が概念に無いから
      マスクしないクセに感染したら
      「何故感染したんだ❓神の加護は⁉️」だから

      • 評価
    2. ※6
      事後処理のあれこれに考えがいくのわかる
      特に動物系のはいい話で終わらせたいけど、でもよく考えたら…な事も多いし

      • +2
  6. 日本だったら絶対乗せないだろうけど、
    犬の散歩中に倒れて意識不明、その人の家とか知ってる人もまわりにいないってなると犬はその場に置いていかれて強制的に迷い犬になるのかな…

    • +2
    1. >>10
      そういう場合に備えて
      首輪に緊急時の連絡先を書いておいたり、体に個体識別用のマイクロチップを入れてもらったり、予め自分が倒れた場合の預け先を決めておいたりする
      残された犬が迷わずに済む確率が上がるから
      独り身でなくても、持病が無くても、災害対策にもなる
      そういう対策をしていなければ、残念ながら迷い犬になってしまうかもしれない

      • +5
  7. どこが感動?何が愛?

    救急車では衛生上の問題から動物を運んでは駄目
    消毒するまで使えなくなる

    どうするんだよ?次に救急車が必要なとき

    日本でも同じようにペットを同乗させようとする人間が出るから
    こういうことを美談にするのは絶対にやめて欲しい

    狂ってる

    • -17
    1. >>11
      人間だけ乗るなら清潔だとでも?
      人間だって無菌な訳じゃないし、乗せたのが人犬関係なく消毒するまで使えなくなると思うんだけど。
      ましてや血まみれの人なんか乗せた日なんかねえ。
      それにあんたの言ってることなんて乗せた救急隊もわかってるだろうよ。
      記事の「特例で」という文字が見えないんかね。
      俺にはこの話にそこまで発狂できるあんたの感覚の方が狂ってると思う。

      • +2
      1. >>17
        人を救う車なので血まみれの人が乗るのは当たり前です。予測も出来てる事態です。
        でも犬はイレギュラーです。
        救急車が有り余ってるならいいが、イレギュラーのために人を一人救えなかったなんてなると怒る人もいるでしょ。
        命かかってるから。

        >>11
        日本で模倣はないと思うよ

        • -3
  8. 救急隊員サン、写真とる余裕はあったんだね……

    • 評価
    1. >>13
      現場の証拠として必要なんですよ。

      動物病院でも、人の病院でも経緯とその瞬間の症状を知りたいから余裕があったなら動画か写真を撮ってください。と言われました。

      昔と違って、今は誰でも動画が撮れるから素早くより適切に対処できるようになったらしいです。

      • +1
  9. まあ衛生的に犬乗せるなってのもわかるけど、
    地面に倒れた人とか血塗れの人、嘔吐や失禁してる人とか乗せるんだし、それを一回ごとに徹底的に消毒するにしてもしないにしても犬乗せる位は誤差じゃないか?
    犬アレルギーへの配慮っていうなら、犬飼ってる人が部屋着で運び込まれたらどっちみち犬毛
    が散るだろうし。

    • +4
  10. 衛生観念的にってのも分かるけど
    結局は愛だよ。

    • 評価

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