この画像を大きなサイズで見る待望の次世代宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」がほぼ完成した。いよいよ2021年12月18日、宇宙へ向けて正式に打ち上げられることになる。(当初は10月31日を予定していたが延期となった)
ハッブル宇宙望遠鏡の後継機としてNASAによって開発されたJWSTは、ハッブルの100倍以上の性能を誇り、遠く130億光年以上離れた銀河を観測することができる。
今後天文学者たちはその桁外れの性能を活用して、地球外生命の痕跡の捜索したり、宇宙の最初の銀河を調べたりすることになる。
ついに打ち上げられるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
1989年に構想が練られて以来、遅れに遅れてきたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(以下JWST)の開発だが、ようやく完成にまで辿り着いた。そして今年12月18日、いよいよ宇宙へと打ち上げられる。
「この望遠鏡は私たちの宇宙の理解を根本的に変えるでしょう」とNASAの管理者ビル・ネルソン氏は2021年8月24日に発表した。
打ち上げ場所はフランス領ギアナ、クロウ近郊にあるギアナ宇宙センター。打ち上げ用のロケット「アリアン5」はESAが提供し、やはりESAによってELA-3発射場から宇宙へ向けて送り出されることになる。
本格的な運用の開始は2022年を予定。NASAによれば、その最初の任務は、宇宙最初期の構造をマッピングすることであるそうだ。
性能はハッブル宇宙望遠鏡の100倍以上
ハッブル宇宙望遠鏡は地球を周回している。しかしJWSTは太陽を周回する。
打ち上げられたJWSTは、地球から160万キロ離れた「第二ラグランジュ点」(天体と天体の重力でバランスが取れる位置。下記動画のL2)に設置される。
この位置はちょうど太陽と地球とラグランジュ点が一直線に並んでいるので、太陽の光と熱から望遠鏡を守るうえで都合がいい。
またハッブルが90分ごとに地球の影に出入りしていたのに対して、第二ラグランジュ点では地球と月の影によって観測を邪魔されないというメリットもある。
JWSTはNASAがこれまでに作った望遠鏡の中でも最大かつ最も複雑な望遠鏡だ。
宇宙の天体から届く光をキャッチするには、大きな鏡が必要だ。JWSTの場合、18セグメントに分割された六角形の鏡を並べることで、1枚の大きな鏡にする。
これで宇宙のはるか彼方から届く「赤外線」をとらえ、副鏡に反射して増幅することで、これまでは不可能だった鮮明な天空の画像を得ることができる。
この画像を大きなサイズで見る現在の可視光をとらえる望遠鏡では、宇宙をただよう塵によって隠されて見えないものがある。しかし赤外線を利用すれば、可視光では見えない宇宙の姿まで観察できるようになる。
それ以外にも、その桁外れの性能を利用して次のようなミッションが行われる。
地球外生命の捜索
今や太陽系の外で4000以上の惑星が発見されている。これほど多くの系外惑星が見つかったのは、ケプラー宇宙望遠鏡とTESS(トランジット系外惑星探索衛星)のおかげだ。
だがJWSTはこうした宇宙望遠鏡よりもさらに詳細に系外惑星を調べることが可能だ。
たとえば主星の前を通過する系外惑星の光から、大気の組成を分析することができる。もしそこに(少なくとも地球では)生物がいなければ発生しないガスが見つかれば、それはすなわち地球外生命が存在する強力な証拠になる。
タイムマシンとして宇宙の過去に迫る
JWSTは太古の光をとらえて、宇宙を過去にさかのぼることができる。
その性能をもってすれば、宇宙で最初に形成された銀河の構成を調べ、それらがどのように集合し、「宇宙の再電離」や「宇宙の夜明け」と呼ばれる時期においてどのような役割を果たしたのか推測することができる。
夜明け以前、この宇宙は霧がかかって不透明だった(暗黒時代)。しかしビッグバンから5~10億年後に星々や銀河が中性水素の雲をイオン化(電離)し、透明になったとされている。
JWSTならば、宇宙にとって大きな転換点であるこの時期に形成された最初の星々や銀河――すなわち光の源を観測することができるのだ。
この画像を大きなサイズで見る銀河の進化プロセスを探る
そうした変わり種の銀河とともに、現在見られる大きな銀河が形成されたプロセスを調べることもできる。
私たちが暮らす天の川といった銀河は、長い時間をかけて小さな銀河が合体することで成長してきた。だが、初期の銀河はそれとはまるで違い、星々でできた小さな塊のような姿をしていたのだ。
古い銀河を観測することで、今ある銀河がどのような進化をたどって現在の姿になったのか知ることができる。
この画像を大きなサイズで見る宇宙人探しが本格的に始まった
アメリカでは地球外知的生命体探しが本格的に始まろうとしている。7月下旬、ハーバード大などの研究者グループは、UFOやUAP(地球外航空現象)など、UFO報告書にあがった未解明の目撃情報を、AI(人工知能)や最新の観測装置で調査するガリレオ・プロジェクトに乗り出した。
空からはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で、地球からは最新観測装置による調査で、いよいよ何かが明らかになる可能性が高まってきた。
追記(2021/10/31):打ち上げは延期となり2021年12月18日に打上げ予定となったそうだ。
References:NASA’s James Webb Space Telescope: Launch date, mission, and the hunt for aliens / written by hiroching / edited by parumo
















SFの兵器っぽいビジュアルだな。
1.9.8.5. 宇宙ガ、マルゴト、ヤッテクル
ついにハッブルの後継者が!楽しみ!
いるんな映像撮ってどんどん公開して欲しいDVDとかソフトでも出して欲しいw
>>3
ハッブルの後継機ではあるが
ハッブルとは違って赤外線専門だからなぁ
楽しみではあるがハッブルみたいなのは撮れないかと
待ってたよ…!
早く更なる宇宙の果てを見せてくれ
地上から光学や電波の深宇宙探査だと衛星やスターリンクが邪魔だしね
生命を見つけたとしても既に滅んでる可能性もあるんだよね
※6
しかも、そこまで行くことができないから
本当に生命があるかどうかわからない
※7
しかしそれでも、研究にあたっての手掛かりとなる高レベルな情報が得られる事は間違いない。
とにかくそういう揚げ足取りみたいなコメントは良くないよ。
ついにきたか。30年も待たされた人は大変だったなw
自分は10年待ったw
たまたま今日というか昨夜、真夜中12時の犬のさんぽ中に流れ星かスペースデブリかわかんないけど、光るものを空に見つけたのね。てっきりUFOかと思ってめっちゃ焦った。脳裏に浮かんだのはグレイが解剖されるフェイク動画。自分が解剖される立場になるのかって一瞬思った。
どうか生命見つけても採取して解剖とかせずに、平和にコミュニケーションはかってほしいとつくづく思ってしまったよ
ダイソン球見つけてほしいよ
見つかったら第二段階星間文明の発見だ!
打ち上げにアリアンVを使う事にちょっと驚いた。
調べてみたら運用もNASAとESAが共同でやるのね。
今度のは望遠鏡に気軽にコンタクト装着なんて出来ないから慎重に慎重を重ねてお願いします。より完璧を期するなら、更なる延期もオッケーよ
※13
ハッブルの修理ミッションはハッブルが低軌道にいて、かつスペースシャトルがあってこそ可能だったと思うので、ウェッブに何かあったら再打ち上げ以外に手がないよね。
大炎上プロジェクトがついに完成か!
別の意味で爆発炎上しないことを祈ろう
新しい角度で見る、宇宙、楽しみ。
👽「覗きはいかんよ!」
無事に打ち上げられればいいけど
この衛星記事にも書いてあるように
ラグランジュ2に配置するから
故障したらOUTなんだよね
そこまで修理には行けないんだよね
メンテ帰還用スラスターとかあれば
いいんだけど無いよなあ
宇宙人とか関係なく新しい景色が見れるであろうことにワクワクする
楽しみ!宇宙行きたい!
ワクワクすっぞ!