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巣から落ちた雀のヒナを自分のベッドに持ち運び、守ろうとした犬

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(著)

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 イギリスの民家の屋根に雀が巣を作った。卵が孵りヒナが生まれたが、そのうちの1羽が巣から落ちてしまったようだ。

 それを最初に発見した飼い犬のスタッフォードシャー・ブル・テリアは、ヒナをやさしく口にくわえ、自分のベッドに運び込んだ。

 犬はヒナを飼い猫や外敵から守ろうとしていたのだ。

巣から落ちたヒナを守ろうとしていた犬

 6月24日、イギリスのニューカッスル・アポン・タインに住むエリシャ・ジェイミソンさん(21歳)がFacebookのグループアカウント『Staffordshire Bull Terrier Breed』でシェアした1本の動画が、多くのユーザーの心を温かくした。

 その日、エリシャさんは飼い犬スタッフォードシャー・ブル・テリアのペッパー(7歳)が、台所にある犬用ベッドで小さな鳥のヒナと一緒にいるのを見た。

 そのヒナはどうやら雀のヒナで、自宅の屋根に作っていた巣から落ちてしまったようだ。それに気が付いたペッパーは、エリシャさんが飼っている2匹の猫からヒナを守ろうと、自分のベッドに運び込んだようだ。

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image credit:Staffordshire Bull Terrier Breed/Facebook

ウチの猫たちは、時々死んだ鳥を口にくわえて家の中に持ち込んでくるのですが、ペッパーはいつもすごく吠えるんです。

猫が口から鳥を放すと、鳥を守るような態度を見せることがあるので、今回のヒナも猫たちが襲わないように、ペッパーは守ってあげようとしたのでしょう。(エリシャさん)

 ヒナは、まだ自力で飛べないようで、しばらくペッパーのベッドの上で羽をばたつかせており、ペッパーはそんなヒナを傷つけないように寄り添って見守っていた。

 エリシャさんは、ヒナの親鳥が探しているかもしれないと思い、ひとまず手で包み込んでヒナを外に出し離れた場所から様子を見ていたが、ヒナは鳴き声をあげるだけでその場から動かず、親鳥がヒナを探しに来ることはなかった。

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image credit:Staffordshire Bull Terrier Breed/Facebook

ペッパーに命を救われたヒナは保護区へ

 その後、エリシャさんは念のためにヒナを地元の獣医院へ連れて行った。

 獣医師は、ヒナが脱水症状に陥っている以外は健康問題はないと伝え、「ペッパーに救われていなければ、今頃ヒナは命を落としていたかもしれない」と、ペッパーのヒーローぶりを称賛した。

 ヒナは結局RSPCA(英国動物虐待防止協会)に引き取られ、鳥獣保護区でしばらくの間世話を受けることになったという。

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 シェアしたFacebookの投稿が注目を集めた後、英メディアの取材に応えたエリシャさんは、このように話している。

スタッフォードシャー・ブル・テリアはあまり良くない評判もありますが、ペッパーは穏やかでやさしく、大きなぬいぐるみのようです。

ウチの猫が子猫を産んだ時も、ペッパーはまるで授乳をする母親のように仰向けになって子猫をお腹の上に乗せていました。

そうかと思えば、私にすり寄って来る時は、枕に頭を乗せてベッドの中で抱っこを求めてきたりと、まるで赤ちゃんのように甘えてくることもあるんですよ。

 全身で飛べないヒナを守ろうとしているやさしいペッパーの動画を見たユーザーからは、「あぁ、なんてスィートな映像」「やさしい世界」「ヒナを一生懸命守ろうとする気持ちがこっちにも伝わってくるよ」「この犬種を危険だと毛嫌いする人もいるけど、本当は心優しい犬なんだよね」といった声が寄せられている。

Top image:Staffordshire Bull Terrier Breed/Facebook / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 24件

コメントを書く

  1. やっぱ種を超えて友情が芽生えたり命を救おうとしたりする姿はいいなあ。

    • +19
  2. 優しさをありがとう。
    飼い主に訴えるように見つめる目と、思いっきり振っているしっぽと、踏まないように気を付けている前足が全てを物語っている。

    • +14
  3. 「ねぇ、この鳥飼っていい?」って親に聞いてる小学生みたいな目をしているな。(^^;

    • +17
  4. >ウチの猫たちは、時々死んだ鳥を口にくわえて家の中に持ち込んでくる
    いや、それ猫がころしてるんじゃ…

    • +4
  5. 外敵に同じ家で飼われてる飼い猫2匹も含まれてるのが笑う。さすが、よく分かってるわ。

    • +8
  6. スズメはわざと雛を離れたとこに置いて巣離れさせようとする
    親が近くで見てて、人が拾ったら逃げてしまうから雛がいても触らないでほしいって、SNSで注意が回ってきたがそれとかじゃないよな?

    • 評価
    1. >>9
      また猫にやられないように、犬がしたんだと思われ

      • +5
  7. 前から思ってたけど、こういう特別優しい犬の話ってブルテリアの事が多いよね
    ブルテリアはよく危険な犬種と言われるトップだったりするけど
    結局は犬の個性や育てられ方次第なんじゃないのかなあ

    • +2
    1. >>15
      この犬はピットブル系の犬種だけど、ブルテリア含めこの系統は粘り強い性格が悪い方向に出ると手がつけられなくなるんじゃないかな
      闘犬だから顎の力も強いし
      ちゃんと躾出来る人が飼えばどっしりと肝の座った愛情深い優しい犬なんだと思う
      可愛いよね

      • +6
      1. ※18
        間違えました。よく言われるのはブルテリアじゃなくてピットブルでしたね。

        • 評価
    2. ※15
      そりゃ海外では、ピットブルの頭数多いから優しい子もそれなりに目立つよね。
      野良犬もピットブルだもん。

      • -1
  8. 「衣食足りて」衣は無いけれど、だろうな

    • 評価
  9. 犬はよくやっただけど、飼い主は猫を野放しにして平然としてんじゃねえよ…
    野生の小動物が被害に遭ってるだろうが

    • -3
  10. 猫がヤブの中ですでに死んだネズミをいたぶりまくってるのをみて本能なんだろうなと思った。やっぱ俺は犬がいいね。

    • 評価
  11. 巣立ちしたばかりの雀だな。
    近くで親鳥が見守ってるやつ。
    完全に誘拐。

    • -3

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