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14年間未解決だった性的暴行事件がついに解決。犯人は自分のルーツを調べる為DNA検査を行っていた

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 2007年に起きた性的暴行事件の犯人がようやく明らかとなった。実に14年ぶりに事件を解決に導いたのは、犯人が自分のDNAを調べていたからだ。

 様々な人種が暮らすアメリカでは、自らのルーツや家系に興味を持つ人が多く、手軽に調べることができる、市販のDNA検査キットが人気だ。

 警察が民間のDNA検査サービス会社に捜査の手を伸ばしたところ、その家系図データベースに犯人のDNAの検査内容が残されていたというわけだ。被害者女性にとってはようやく一区切りつけることができることだろう。

犯人は自分のルーツに興味を持ちDNA検査を行っていた

 事件は2007年に起きた。被害者は当時タンパ大学の女子学生だった。彼女は「ガスパリラ海賊フェスティバル」からの帰り道で、酔って足元がふらついていたという。そこを見知らぬ男から「家まで送っていく」と声をかけられ、性的暴行された。

 当時DNA鑑定が行われたが、誰とも一致することなく、事件は未解決のまま現在に至っていた。

 しかしタンパ警察は諦めなかった。民間企業が提供しているDNA検査サービスに目を付けた。犯人が自分のルーツを調べるために使用していたのなら、手掛かりが得られる。

 そこで2020年、再度捜査を開始し、「GEDmatch」や「FamilyTree」といった大手のDNA検査サービス会社のデータベースに照会してみたところ、ついに一致する人物が見つかったのだ。

 その男はウェスト・バージニア州在住のジャレド・ボーンで現在44歳。どうやら自分で家系図サイトに情報を登録していたようだ。

 その後の捜査では、人違いである可能性が7000億人に1人の確率であることも確認されている。ボーンは暴行罪で起訴されるとのことだ。

Florida man charged with rape after entering his own DNA into genealogy database

14年ぶりに未解決事件が解決

 タンパ警察ルーベン・デルガード氏は、「事件解決まで14年もかかりました。ですが私たちにとっても、被害者にとっても、事件にひとまず決着をつけるには大切なことです」とFox 13の取材に対して発言している。

 フロリダ州は、犯罪捜査に系図専門のチームを設置したアメリカ最初の州であるという。その後、カリフォルニア州やユタ州でも同様の体制が設けられたそうだ。

 自分に誰の血が混じっていてどんな人種が混じっているのか、犯人の自分に対する好奇心が事件解決の糸口となったようだが、海外で流行中のDNA検査ツールは、時に驚愕の事実を赤裸々にしてしまう場合もあるようだ。

Top image:photo by iStock /References:Genealogy database leads Tampa police to 2007 Gasparilla rape suspect / written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 51件

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  1. 自分がそういうことをしたという罪の自覚も記憶もなさそう
    なに平気で一般人面してんだ

    • +34
    1. ※2
      酔っぱらってる子をナンパしたぐらいに思ってそうよね

      • +20
      1. >>6
        加害者っていじめにしろ各ハラスメントにしろ犯罪にしろ、
        「そんなつもりは無かった。被害者も楽しんでた。」って本当に思ってる節がある

        • +30
        1. ※12
          性犯罪者は他人の拒絶するサインに嘘みたいに鈍いという研究は実際にあるね

          • +24
          1. ※14
            初めて知った
            もうちょっと知りたいので研究者の名前とか知ってたら教えて欲しい
            ググる時の参考にしたい

            • +3
          2. ※30
            横レスだけど、このへんの記事とかは?

            新潟青陵大学大学院 臨床心理学研究科 碓井真史
            『性犯罪者はなぜ反省できないのか:
            「高畑事件」から考える示談と不起訴と社会のあり方』

            >ある犯罪者は、女性をどんなに脅し、殴っても、最後に女性が「はい」と言えばそれは同意だと本気で思っていました。
            >性犯罪者の多くは、認知がゆがんでいます。普通の人なら、たとえ女性がはっきり「ノー」と言っていない時でも、拒絶しているとわかるのに、彼らにはわからないことがあります。
            >「同意だと思った」というのは、嘘であり裁判での言い訳という場合もありますが、誤解して思い込んでいる場合もあるのです。
            >これでは、なかなか反省できないでしょう。

            あと、東京で性犯罪加害者の再犯防止プログラム担当をしている榎本クリニックの斉藤章佳(精神保健福祉士・社会福祉士)も、性犯罪者の認知の歪みに関してしばしば言及している。

            • +10
  2. 自分のルーツを知りたいという好奇心が仇となったか。捕まってよかった。

    にしても、「提供された遺伝子情報は先祖のルーツを探る以外の目的には使用されません」という情報保護は無かったのかな? 犯罪捜査ならその限りじゃないか。

    • +7
    1. >>3
      この検査の根本がルーツを知るためだから本人の情報以外公開されてる
      そうしないと比較確定出来ないし警察はDNAで一致してから情報開示を判事にもらう
      あくまで一致したて前置きがある

      • +12
    2. ※3
      確かに個人情報ではある
      でも、「確実に犯人の遺伝情報」である残留物からの照会だからこの場合は適正だろうね
      電話で犯行予告があったらその電話番号を使っている人を通信会社に調べてもらうようなものだろう

      • +5
  3. 大変だなー
    刑務所でさぞかし大事にしてくれるはずだ
    果たして生き残れるか非常に楽しみだぜ

    • +9
  4. 日本でも勝手に位置情報を警察に提供したりするけどすげー個人情報流出してそうだな

    • +1
  5. 証拠はDNAだけ?さすがに他の証拠一切押さえてないということはないだろうけど

    世の中にはハイルブロンの怪人なんてのもいたしDNA鑑定は絶対視できるものじゃないってことは覚えておいてね

    • -12
    1. その件については
      DNA鑑定そのものというより
      DNA情報がどういう経緯で
      犯罪現場に残置されたかの状況までを
      注意深く鑑みる必要があるって事ですな

      • 評価
  6. というか、そこにあるかもしれない という考え(証拠も根拠もない)だけで、DNAという機微な個人情報を収集し、確認することができるのがアメリカか‥

    • -3
  7. えぇこんなの許されるのかよ
    遺伝情報を本人の許可無しに提供するなんてありえん
    この会社は潰れて欲しい

    • -26
  8. 日本も性犯罪に甘い判決出るから、こういうのどんどんやれば良い。

    • +17
  9. 後ろ暗い事が無ければ犯罪者のDNAデータベースに照合されようが痛くも痒くもない
    ドンドンやって屑を捕まえちゃってくれ

    • +11
  10. 犯人も自分がどうして性犯罪を犯しやすいのかある種の不自然さを感じてて
    遺伝子検査で自分のルーツに根源があると直感的に原因を探ってたんだろうな
    親の血には子は逆らえなかったようだが

    • -17
    1. >>16
      遺伝のせいにするなや、
      理性を保て人間としての誇りを持て

      • +10
  11. 男性には失礼な言い方だけど、性犯罪ほど男女の認識に差がある犯罪はないと思う。
    興奮を伴う快楽vs一生残る心の傷。
    もちろん大半の男性は真っ当に生きているわけだが、ことに及ばずとも性犯罪を軽く見做す輩も多い。
    セクハラが最たる例で、曰くスキンシップのつもりだとか仲がいいんだからこのくらいいいだろうとか。
    魂の殺人ともいわれるほどなんだから、重い重い罪を科してほしい。

    • +23
    1. ※17
      まあ男性でも被害者側になる人間はいるから受け手側といったほうがより正しい
      なおこういう被害に遭って最もダメージ食らうのは女性でなく男尊女卑思想を持つ男性
      相手が自分より強い男あるいはメスゴリラの集団だったら男でも勝ち目はない

      • +6
      1. >>22
        ソ連帰りの日本兵で最も重いPTSDだったのは
        向こうの女看守達に逆レ○プされた奴らだったって話がある
        現代でも男が被害にあっても誰にも言えたもんじゃない
        最近まで被害者が男だと罰する法律すらなかったぐらいだからな

        • 評価
          1. ※38
            シベリアの収容所にぶち込まれた帰還兵達の証言ならわざわざ古い資料
            漁らなくてもググれば割と出てくると思うが
            女にやられて死ぬまでPTSD抱えた話やら屈辱に耐えられずその場で自殺した話やら
            美女に囲まれてうまい思いしたと思うのは大違い

            • 評価
          2. ※42
            シベリアは女兵士が多かったっつっても
            樽みたいな女どもに強いられて無理やりじゃなあ
            そりゃトラウマだろ

            • -3
          3. ※44
            相手がイケメンであっても美女であっても、
            性暴力は恐怖と無力感を引き起こすんやで

            • +5
        1. ※34
          確か満州やシベリア帰りの人々を沢山診た医者だかも記録残してたっけ
          性被害は女性被害者が多いけど男性被害者は中でも心の症状が重いって話
          まあ負けるはずないと思ってた相手に尻でマウント取られたわけだし

          結局は男性が女性をってより力のある者がない者を痛めつけるってだけのこと
          武装した屈強な女性兵士の群れの中なら簡単に立場が入れ替わる

          • 評価
      2. >>22
        いや、一番ダメージ食らうのは被害者やろ
        被害者の中でのダメージで言っても、妊娠させられた女性が一番ダメージでかそうだし

        ありもしない事件を想定するのもうーん…

        • +2
    2. >>17
      あなたみたいな人が司法にいたら有難いなぁ。
      すごくうまく言葉に出来るのですね。

      本当にそうなんです。

      興奮を伴う一時の快楽vs重く一生残る心の傷

      しかもですよ、妊娠したらその後の、、、

      血まみれで細胞分裂過程の我が子を出しましたよ。えらくえらく痛かった。

      モーニングアフターピルが流行らないのは、堕胎で出るものが産業的に使えるからだそうな。

      プラセンタって、人間のが一番効果ありそうだもんね。

      • +3
      1. ※26
        >モーニングアフターピルが流行らないのは、堕胎で出るものが産業的に使えるからだそうな。

        どこから出たデマよ。
        処方を求めて婦人科に行っても、断られたケースがあるとでも?
        常用の低用量ピルだって「未解禁は日本と北朝鮮くらい」と
        昭和末から平成初期にかけて長らく言われてきたくらいだし、
        プラセンタ云々関係なく 今に始まった話じゃないでしょ。

        ヒト・プラセンタの原料は、通常の出産後の胎盤だし。
        中絶の排出物って、量的にも品質のばらつき的にも
        プラセンタの原料として出産後の胎盤より有利な要素あるの?

        あと、中絶胎児細胞の神経細胞疾患への利用などは
        法規制のゆるい中国あたりはどんどん移植事業を進めてるけど、
        逆に日本は法的議論でノロノロして 研究すら足踏みしてる。

        • +6
    3. ※17
      失礼というか貴殿は無知ですな
      自身のパートナーが性被害にあった際の男性の心情を全く判っていない

      • -13
      1. >>27
        なんで被害者よりパートナーの男性の気持ちが優先なの
        「もちろん大半の男性は真っ当に生きているわけだが、ことに及ばずとも性犯罪を軽く見做す輩も多い。」って書いてあるやん
        良く嫁

        • +5
    4. ※17
      逆に、「女が加害者で、男が被害者」という性犯罪が
      男からも女からも 世間で不当に軽く扱われて過ぎている
      という側面もあると思うが。
      「いいじゃん、羨ましいwww」とか
      「男なら力で抵抗できる、本当は嬉しかったんだろ?」みたいな。

      実際には、年端のいかない少年と成人女性で、こんな事されたなんて親に知られたくないという萎縮心理に便乗していたり、
      人事・成績評価を握っている上下関係のある立場だったりして
      (上司と部下や、教師と生徒など)、
      単純な腕力だけでは抵抗できない威圧で
      言うことを聞かせてたりもするのに。

      • +1
      1. >>32
        でもそれ言うの男ばっかじゃん…
        実際男性被害者の性犯罪も加害者男ばっかだし
        男も女も性犯罪を軽く扱わなければいいだけ
        被害者が男性でも女性でも被害を通報しやすく、正確で科学的な調査によって犯人が確実に捕まる社会が理想

        • +4
    5. ※17
      これは男性に対する酷い偏見だわ
      性差があるのは事実だが、これはまるで常に男性側が加害者の立場でしか見れないかのような言い様だわ
      女性が性的暴行を受けた場合の犯人に対する怒りははっきり言ってものすごく強いもんだ
      男性の本能によるものではあるが、被害者の側に立って怒りを抱くのが通常の男性ってことをちゃんと認識すべき
      実はこれは、逆に女性の心の傷を深くしかねない要因でもあるんだが、男性がいつも加害者側の方に居るかのような決めつけは非常に不愉快
      あなたのような考え方はよく見られるんだが、これは女性側の男性に対する根深い差別だ

      • -8
      1. >>48
        「もちろん大半の男性は真っ当に生きているわけだが、ことに及ばずとも性犯罪を軽く見做す輩も多い。」
        よく嫁

        • 評価
      2. ※48
        メスを強×で傷つけ時に頃すのが本能wwwっていうなら、生物としておかしい
        自分の子孫を残す気一切ないからな

        野生生物なめんな昆虫以下だろ

        • +5
  12. DNAの登録を全員強制にしよう
    そうすれば、犯罪の検挙率は驚異的な数字になる

    • +9
    1. ※19
      そうだな。その次は街中、家の中にもカメラ強制して国家が管理だな。
      誰一人不満を漏らすこともない、素晴らしい国になるに違いないわ。

      • -7
  13. 「少年法」と「刑事訴訟法上の心神喪失概念」と「時効」は
    なるべく早いうちに辞めにしよう。

    • +11
  14. 犯人が捕まってよかったはよかったかもしれんけど、これ一番気になるのは、民間のDNA検査が警察に参照されていいのかって話だわ

    • -5
  15. >市販のDNA検査キッド
    キッド Kid は子供。
    この場合はキッ「ト」でないとおかしい。
    Kitは一揃いの道具のこと。

    • +4
  16. 男の性被害が矮小化や嘲笑の対象になりがちなのだって
    そもそもいわゆる「(女より優れた)男のくせに女に負けるなんて恥」
    っていう男尊女卑思想によるものなんだから
    それで男女イーブンってことにはならんだろうよ
    一部の権力持った男が作ったルールに女も権力ない男も苦しめられてるってだけ

    大前提として男と女で加害と被害の比率が違いすぎるのは事実なんだから
    わざわざ相対化しようとせずに被害者を尊重して
    性犯罪をやるクズには味方しない、それだけで済む話

    • +12
  17. 監視カメラを嫌がるのは犯罪者って論理と同じように、民主主義の国でも民意に沿って全員のDNA登録の流れになるかもしれないな…。
    どこの国でも特権階級や上級国民はいるし、臓器と新薬のための牧場という裏の面も出てくるだろ。

    全ては両面あるとは言えど、自身の運命だけは自分で決めたいな。

    • 評価
    1. >>39
      地獄への道は善意で舗装されている

      • +3
  18. 日本は早いところ性犯罪者に対する罰則をはちゃめちゃに厳しくしてほしいし一目見ただけで「あぁこいつは性犯罪を犯したのか」ってわかる印みたいな物をつけて世間が再犯を許さないっていう状態にしてほしい。性教育も真っ当なものを早い時期から始めてほしいし、絶対に起こってはいけないけれど万が一が起こった時のために薬局でのアフターピルの購入もできるようにしてほしい。全部が遅すぎる。

    • +2

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