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母親に置き去りにされ、ブロックに擬態していた野良の子猫。人間に保護され美しい猫に大変身(カナダ)

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image credit:Chatons Orphelins Montreal/Facebook
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 猫は液体化できる特殊能力を持っているが、今回発見された野良の子猫は、体を液状化させ、コンクリートブロックの穴に入りブロックと一体化していたようだ。

 この子猫は母猫ときょうだい猫たちと民家の庭にいたのだが、母親はこの1匹だけを残して去ってしまったという。

 寂しくて怯えていた子猫はブロックの一部になりきることで身を守ろうとしたのかもしれない。住民により発見された子猫は、その後保護されると美しい猫へと成長し、永遠の家に迎えられる準備ができたようだ

母親に取り残され、ブロックに擬態していた野良の子猫

 今年5月、カナダのモントリオールにある民家の庭で、住民が野良の母親と子猫たちを発見した。ところが母親は子猫1匹だけを残し、他の子猫を連れてどこかに去ってしまったという。

 寂しくて怖くて怯えていたのだろう。残された子猫は液状化し、庭のコンクリートブロック塀の穴の中に体を押し込め、出てこようとしなかった。

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image credit:Chatons Orphelins Montreal/Facebook

 民家の住民は、地元の動物救済団体『Chatons Orphelins Montreal』に助けを求めた。するとすぐにボランティアスタッフのステファニーさんと、母親のヨハネさんが駆け付けた。

 ブロックと化した子猫を母猫が迎えに来る可能性もあるので、隠れて様子を見ていたが、しばらくたっても母猫は子猫を迎えに戻って来ることはなかった。

 そこでステファニーさんはブロック穴から子猫を引き出し、施設に連れて行き、獣医による検査と治療が施された。

 子猫には、デイジーという名が付けられた。

 生後5週間ほどとみられるデイジーは、空腹のためにとても痩せ細り、診察の結果、前足の1本の関節が変形していることがわかったが、特に問題なく動き回ることができるようで、成長するにつれてどうなるか、モニタリングを続けていくことにしたようだ。

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里親もとで元気に生活するデイジー、養子縁組の準備整う

 保護されたデイジーは、自分が安全な場所にいると悟ったのか、自分の殻から出てきて、愛らしい性格を開花し始めた。

 スタッフのあたたかい愛情と手厚い看護に支えられ、美味しいごはんと快適なベッドで過ごすうち、デイジーは体重も増加し、たちまち元気になっていった。

 離乳後は、仮里親の家に移され、保護された同年代の子猫たちとの交流もできるようになった。

 現在、ぐんぐん元気に美しく成長しているデイジーは、もうブロックに擬態して、怯えて隠れ続けていた子猫ではない。

 どんな場所にもジャンプしてやんちゃぶりを発揮し、人に囲まれたり、撫でてもらったりすることが大好きになった。

 好奇心旺盛でエネルギッシュなデイジーは、仲間の猫のボス的存在になり、周りの注目を集めたがるようになったという。

 その一方で、人間の里親には甘えん坊ぶりを炸裂させ、里親の頭のそばに寄り添って、一緒に眠るのが大好きなのだそうだ。

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 ここまでデイジーが辿り着くまでには、多くの人のやさしい助けがあったからこそだ。

 今、ようやく永遠の家を見つける準備ができたデイジー。新しい飼い主が見つかる日も、きっとそう遠くないはず。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 21件

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  1. 野良猫は生んだ子猫を人に託したりすることもあるので
    少しでも生き延びる可能性が多い選択をしてしまうのかなあと感じた
    この子の場合もほかの子猫が生き延びる可能性を選択してしまったのかもしれない
    それだけ野良は過酷なんだろう
    この子は人の手厚いかごを受けることができてよかった
    お幸せに

    ところで感動の話なのに”ブロックに擬態””液状化”というパワーワードで吹いてしまった

    • +25
  2. 捨て猫保護話で母猫がその子猫だけ置き去りにしてしまったケースをよく見かけるけど
    置き去りにされてしまう原因ってなんだろう
    明らかに生き延びられないであろう疾患や障碍があるとか以外で

    • 評価
    1. ※2
      弱いから。多頭出産がデフォで過酷な環境だとどうしてもね。。
      安心できる環境では親猫も中々育児放棄しないんじゃないかな。
      親猫としてもつらいものがあると思うよ。

      • +8
      1. ※4※5※10の皆様、詳しくご教示頂きありがとうございました
        とても勉強になったし、色々考えさせられた

        • 評価
    2. ※2
      猫はかなり合理的な生き物なんだ
      例えば子どもが猫可愛い~とそれを何度もやっただけで
      親猫はきっちりと覚えてるから自身の子で弱い子は
      それに預けて生き残らせようとするくらい

      今回の捨てていくのはまだマシな方で最悪生き残れるかもしれない
      更に苛酷な環境になると親自ら食い殺し栄養源にする

      • +9
    3. ※2
      とある獣医師曰く、「自分の子供の数を数えられない上に一度に1匹しか運べられないので、引っ越しするうちに全部運んだと勘違いして、子供が忘れられてしまう」というケースがあるらしい
      大抵の場合は子供が親を呼ぶ声をあげるので、急いで迎えに行くそうだ
      なので要領の悪い子が残されてしまう事が多い

      • +9
    1. >>3
      ブロック穴の中、手にも見えるけど、多分蜘蛛の巣に着いたゴミだと思うよ。

      • -3
      1. ※9
        うっすら子猫の目とヒゲが見える気がするんだがわからなくなってきた

        • 評価
        1. >>13
          子猫がいるよね。
          目もヒゲもみえるし

          • +3
          1. ※14
            置き去りにされたんや、蜘蛛の巣にかかったゴミだと思われて。

            • -6
          2. ※14
            画面明るくしたら猫の両目もヒゲも見えた
            この猫も大丈夫だと良いなあ・・

            • 評価
  3. 母猫「この子は野生では生きていけない
    なら寂しいけど人間に託すしか……」

    • +1
  4. お忘れですか?
    先日助けていただいたコンクリートブロックです

    • +10
    1. ※7
      おめェさんが作ってくれたブロック塀 かっこい~ ぜぇ

      • +2
  5. 真面目なのか不真面目なのか分からない解説に草

    • +1
  6. 猫って引越しの際にダメそうな子を置いていくんだよな…
    ウチの子は明らかに成長が遅い子だった。大人になってもやはり小さかったけど気が強い。

    • +3
  7. すべての生き物は、生まれた以上幸せになる権利を持っていると思っている。
    子にゃんこよ、たくさん幸せになるのだぞ
    …そして、このコメントを見てくれた君もね!

    • +6
  8. 野良の母猫が子供を捨てる原因
    1) 生まれた時点で生き残る見込みが薄いとき
    2) ある程度成長するも奇形や怪我などをして育児に負担がかかり育てる意味がないと判断したとき
    3) なんとなくそんな気分だったとき (ストレスや食糧不足による育児放棄も存在する)
    4) 人間がかまいすぎて臭いがついたりして「外部の存在」と認識したとき
    5) 運んでる最中に忘れちゃったとき

    野生の動物、特に多産な猫科はかなりシビアな判断するからね・・・

    • +1

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