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おとぎの国かな?ユニークな楕円形の庭に囲まれたデンマークの住宅地

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(著) (編集)

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 楕円形の緑の庭に囲まれた家々がいくつも並ぶファンタジーでユニークな光景。まるでおとぎの国の世界のようだ。

 これらはデンマークの首都コペンハーゲン郊外にある市民農園住宅の一つで、世界的にも有名な造園家が70年以上も前にデザインしたもの。

 ほぼ同じサイズに統一された楕円は生け垣から成り、それぞれの区画の所有者がガーデニングを楽めるようになっている。

偉大な造園家がデザインした美しい景観。コペンハーゲンの楕円庭園

 コペンハーゲンの郊外ネールム地区にある滞在型の市民農園、通称「楕円庭園」は、世界で最も魅力的なランドスケープの1つだ。

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 この庭園は、デンマークの偉大な造園家カール・テオドール・ソーレンセン(1893~1979年)が1948年に手がけたもの。

 およそ40個もの楕円のサイズは、黄金比を参考に25mx15m前後に統一されていて、この庭が目当てでやって来る各国の造園家はもちろん、好奇心から訪ねてきた観光客にも素晴らしい眺めを提供する。

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 芸術性や実用性だけでなく、上空からもその場でも人々に驚きや感動を与えるアトラクションのような庭。この風景をデザインしたソーレンセンの狙いはまさにそこにあったという。

規則的な配置を変えて大胆に。楕円の輪郭は昔のまま

 当初、ソーレンセンが思い描いた庭園は、広い芝生全体にたくさんの楕円形が格子状に並ぶ規則的なデザインだった。だが後に配置の縛りをゆるめに変更したことでよりダイナミックな外観になった。

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 完成した庭園では、各区画の所有者が長年にわたり思い思いのガーデニングを自由に楽しんできた。

 時が経つにつれ最初にあった家屋のほうは老朽化による立て直しなどが行われたが、チャーミングな楕円形はほとんど変わらず昔のままだ。

 その輪郭を成す生け垣は、きっちり刈り込んだものもあればラフに伸びたものもあるが、それぞれの所有者がある程度一貫した形を維持してきたという。

車道はあえて作らず、徒歩で交流できる仕様に

 ちなみに各庭の間に車道が見当たらないのは設計ミスなどではなく、元からの仕様だという。

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 それは庭の所有者に新鮮な空気を吸って歩くことや、近隣とのあいさつなどの交流を勧めたかったソーレンセンがあえて選択したもので、所有者たちは共有スペースの芝生を歩いて移動して、車は離れた場所に駐車するスタイルで庭作業をしているようだ。

 70年以上経った今もなお、コペンハーゲン自慢の景観に名を連ねるネールムの楕円庭園。いつまでも愛される緑の庭を目指したソーレンセンの傑作はこの先も多くの人を楽しませることだろう。

References:odditycentralなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 21件

コメントを書く

  1. おとぎの世界より藻類とか細胞とか生き物の世界

    • +11
  2. 傍から見る分にはきれいな景観だけどコレ維持するのはかなりコストがかかるだろうね
    単純な刈り込みや掃除だけじゃなくて駐車場を近くに置けないことなども含めて
    おしゃれは気合ってやつだな

    • +35
  3. 楕円と楕円の間のスペースを動物達に解放してあげたい

    • -2
  4. 真ん丸より居心地も使い勝手も良さそうな庭だね
    楕円同士のカーブが
    隣近所ともいい感じの離れ方で住宅地全体が
    住み心地が良くて環境が良さそう

    • +15
  5. 形はともかく緑に囲まれる生活は率直にうらやましい。
    日本で、しかも都市部ではなかなか叶わない環境だよ。

    • +12
    1. ※6
      北欧と日本では気候も全然違うからなぁ…。
      日本だと、真夏に1ヶ月でも庭を放置してたら
      草ボウボウで廃屋のそれと化す。そして虫が湧く。
      田舎暮らしするなら、健康でマメな性格なことが必須。

      • +13
    2. ※6
      植物あると、虫めっちゃくるぜ。それだけじゃない色々生物は来る。キチンと緑を管理できないと、不快というか不自由が多い。

      • +5
  6. ささやかな幸せ。
    でも今の日本じゃこういう所に住むのでさえハードルが高い。

    • +7
  7. 区切られた楕円と楕円のすき間がなんだかとても良い感じ。
    生垣の向こうに見える景色もやわらかくなるだろうな。
    素敵です。

    • +13
  8. うちも7坪程度の庭があるんだけど、植物を維持するのには想像以上の手間とコストがかかるのよ、うちはもうすぐローンも終わるんだけど、まだ家を建ててない人たちに心からの忠告を。
    「建てるときはなるべく土を残さない方がいい、アスファルトかコンクリートで仕上げるのがお奨めですよ」
    当然お金も掛かるんですけど、それでも土を管理するよりは安上がりです。

    • +5
  9. アメリカ郊外の庭付きの一戸建てが曲線を描き建ち並ぶクルドサック式の大型計画住宅地に住みたい
    コロラド州デンバー郊外ハイランズランチ
    テキサス州ダラス郊外
    カンザス州カンザスシティ郊外

    • +1
  10. 小さく見えるけどすごい広いんだろうなーでも丸いのはちょっと気持ち悪いかも・・・

    • -5
  11. 市民農園住宅の名を冠してるので大戦直後の建設当初はそこまで夢のある話でなく
    実用的な家庭菜園も備えた復興住宅の位置づけだったろうが住人の不断の努力の甲斐あって
    こうしたおとぎの国の様な夢のある世界に生まれ変わったのだと思う

    • +3
  12. 土地の境界線ってどうなってるんだろ?喧嘩になったりしないんかね?

    • +1
  13. 芝生が凄く綺麗だけど日本のものと草の種類が違うのかな

    • +1
  14. これ、車どうしてんだろ。航空写真なのに車が一台も映ってないのはおかしくない?
    倉庫(車庫)っぽいモノは確認できるが、もしそこに車に出入りがあるなら、芝生は踏まれ潰れ枯れて草のない轍ができるはずだよね。

    どの家も緑が完璧すぎて、車が存在してる形跡が見当たらない。
    車道もあるし、左下の楕円ではない普通の家には車は確認できる。 この区画に住んでる人は景観を守るために車禁止なのだろうか…、それとも別の場所に駐車場があるのか。
    としても、航空写真みるかぎり結構な広さで駐車場があったとしても、そこまで歩くのも結構距離歩かされるぜ。

    • -1
    1. ※17
      人だけなら自転車、荷物があるときは自転車+トレイラーとかじゃないかな。

      ※21
      そういう価値観もあるよね。まさに ※3 の通りかと。

      • 評価
  15. うちの隣の人のスポーツカーマジうるさいので
    住民の駐車スペースがちょっと離れた場所にあるのは
    いいな~…

    • +5
  16. 蓮コラが苦手な自分はこのサムネイルにちょっとゾッとするね

    • -3
  17. 個人的には車が手元に置けないのはいやだな。

    • +1

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