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命と引き換えに家族を救った猫。眠っている少女を起こし火事を知らせる(アメリカ)

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(著) (編集)

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命がけで家族を火事から救った子猫 credit:Forum News Service/grandforksherald
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 アメリカ・ノースダコタ州で、一家と数匹のペットが暮らす住宅が全焼する火事が発生した。

 異変にいち早く気付いたのは、一家が1か月ほど前から飼い始めたばかりの子猫で、眠っている少女を起こして家族の窮地を救った。

 その行為は命がけだったようで、残念ながらその猫は逃げ遅れて命を落としてしまったという。『Grand Forks Herald』などが伝えている。

異変に気付いた子猫、飼い主を起こす

 ノースダコタ州グランド・フォークス郡クリスタルに住むキャシディ・ギャラウェイちゃん(10歳)は、1月20日の午前6時頃、猫のセージ(生後10か月 メス)に顔を叩かれて目を覚ました。

 その瞬間、部屋の中は焦げたピザの臭いがして熱いことに気付いたキャシディちゃんは、息苦しさを感じて部屋の外に出ると、家の中が燃えていることを知った。

 もはや一刻の猶予もない。それほど火の手は迫っていた。急いで母親と義父、弟を起こし、炎が迫る中玄関のドアを開けて外に逃げた。

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image credit:GoFundMe

火事を知らせたセージ、命落とす

 キャシディちゃんの家は、セージ以外にも複数のペットを飼っていた。今回の火事で犬2匹と猫1匹は助かったものの、火事をキャシディちゃんに知らせた子猫のセージとハムスター2匹は、逃げ遅れて命を落としてしまった。

 義父のコーディー・セイガーさんと母のシャーロット・レイリーさんは、後の米メディア取材で次のように語った。

セージがキャシディを起こし、火事に気付いたおかげで、家族は命を救われました。キャシディは家族3人が玄関に揃うまで、ドアを開けずに待っていました。もしドアを開けていたら、と炎が燃え広がり、助からなかったかもしれません。ドアを開けた瞬間、全ての窓が吹き飛び、家の中は一気に炎に包まれました。(セイガーさん)

キャシディ―は、家族の誰よりも落ちついて見えました。

亡くなったセージは、1か月ほど前に我が家にやって来たばかりの子猫で、家族で週末に埋葬しました。私たちを救ってくれたセージは、ヒーローとして家族の心の中に生き続けます。(シャーロットさん)

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image credit:Forum News Service/grandforksherald

セージは名誉消防士となる

 消火活動にあたった地元のフープル消防署は、後日キャシディちゃんの勇敢な行為に名誉賞を与え、セージの名前入りの消防隊ヘルメットを寄贈した。

 消防隊員から「家族の命を救った友人であり勇敢なセージは、私たち消防隊の立派な一員です。どうか、セージを忘れないでいてやってください」と綴られたカードも手渡された。

 「あの時は、本当は助からないかもしれないと思った」と話すキャシディちゃん。セージは命と引き換えに、家族を救ってくれたのだ。

 なお現在、一家の友人によりクラウドファンディングサイト『GoFundMe』アカウントが設置され、火事で全てを失ってしまったキャシディちゃん一家への支援を呼びかけている。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 38件

コメントを書く

  1. セージにも助かって欲しかったよ。小さいのによく頑張ったね。虹の向こうでハムと仲良くね。

    • +43
  2. 火を見て、キャッと驚いて🙀「てぇーへんだ てぇーへんだ てぇーへんだ!」と成ったしだいで

    • -32
  3. 人間の為にゴメンね。また毛皮を着替えて地上に降りてきてね。

    • +13
  4. 起こされたときにそのまま抱いて連れてってほしかった…

    • +31
  5. 一緒に行動できたのに何で助からなかったんだろう
    悲しいね…

    • +18
  6. 救われた命で、他の犬猫の命を救ってくれ……

    > 消火活動にあたった地元のフープル消防署は、(中略)セージの名前入りの消防隊ヘルメットを寄贈した。
    USのこういう事が出来るトコだけは見習いたい。

    • +18
  7. ありがとう、そしてありがよう。
    またいつか愛する家族と会えますように。

    • +10
  8. なんかなぁ….
    猫は助けてって起こしたのに置いていかれてしまったって考えてしまう
    走っていく飼い主の後ろ姿をどんな気持ちで見てたのかな

    • +15
    1. ※11
      10歳の子が起きたら火事の中にいる状況、大人でもパニックになるんじゃないかな
      その中で子猫を連れてなんて、口にするのは簡単だけど実際その状況だったら難しい気がする

      • +18
      1. >>16
        全部読んだ?
        父親は「玄関の前で他の家族が揃うのを待ってた」って確認してる

        自分は犬×2と暮らしてるけど全部燃えてもどんなに熱くてもこいつらだけは何が何でも助ける
        こいつらにだけは熱いとか苦しいとか感じてほしくない

        • -7
        1. >>23
          言うのは簡単だよね 起こされたあと猫どっか行ってたのかもしれないし 逃げるまでなんて慌ててるし一瞬だよ
          けどまず火事にならないようにするべきだね

          • +14
        2. >>23
          まぁ口だけならなんとでも言えるよ
          実際そんな切迫した状況にならんとなんもわからんしね

          • +6
    2. ※11 ※15
      彼女自身がそれを一番後悔して自分を責めているとは思わない?
      16の人が言う通り、火事で自分の命が危ないパニック状態の10歳の子にその冷静さを要求すると?

      • +12
    3. ※11
      勝手にそう思ったって話だろ
      その人たちのこと何も知らないくせにな。心から憂うのならばこんなところに書き込まずに本人に直接状況を聞くのが先では?
      そういう奴に限って行動はせず情報の片鱗だけで考えた一方的なコメントほんと見飽きたわ

      • -5
  9. 猫にほんとに9つの命があるなら
    次の生では怖い目に遭わず安楽に暮らせますように

    • +9
  10. 我々は一人の英雄を失った。これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!

     中  略

    諸君らが愛してくれたセージは死んだ。何故だ?!

    • -12
  11. いやいや、ダッコする位は出来るだろう、いくら子供と言えども。でも、きっと一生後悔の念は消えないと思うので他人が責めるべきじゃないね。

    • +3
  12. 実際どんな状況かもわからんし、目醒めていきなり火事だった少女やその家族にあれもこれも要求して、たられば話しても仕方ないでしょ
    向こうでもそういう自称スーパーマンのような連中の声が大きくなってこの一家が傷ついてない事をことを祈るよ

    • +14
  13. 動物関連でこういう話になると自分は凄い飼い主だと自慢したがるマウントマンが現れるよね
    10歳に何を求めているのかな?実際にその状況になってみないとだし全く同じ状況とも限らないのにさ ヒーロー気取りというか

    • +11
    1. >>30
      子猫の行動がきっかけで10歳の子が1番活躍してるだろ
      義父と母親コメント見ろ

      • +6
  14. この少女はもう二度と仔猫を飼おうとしないかも知れないな……

    • 評価
  15. 連れて逃げろって言うけどそこまで行動してくれた賢い子猫だし一家も既に外まで逃げてると思ったんじゃないのかな
    猫だってパニック状態で捕まえられない状況だったかもしれないし。一番あの時こうすればと思って後悔してるのはこの家族だし外野がとやかく言うもんじゃないだろ

    • +6
  16. 良く読んで
    他にも複数ペット居たんだよ。
    全部助け出すの大変だよ。
    ただの人間だよ。スーパーマンみたいな人居ないでしょ?

    • +6
  17. 俺なら猫は連れていっただろうが10歳の身体で連れたままだと走ってられないので起こして回る間に手遅れになっただろうし、地震関連の癖でドアを開けて待つだろうからやはり手遅れになっただろうな。
    猫好きだし猫愛している人の気持ちもわかるが人の命より上位に置き始めたらあかんよ。ましてや他者にそれを求めるなんて。

    • +6
    1. >>37
      うん。何にせよ辛い話しだよね。少女の心が心ない罵倒の言葉で壊れませんように。

      • +4
  18. きっかけは猫かもしれないけどこの娘の行動、冷静で凄いよね
    自分なら慌ててドア開け放って爆発させる自信がある
    あと火に怯えてパニックを起こし逃げ回っているであろう動物を自分達にも火が迫る中で全て連れて出るのはもの凄く難しいと思うよ

    • +6
  19. 擁護する人らの言い分もわからんでもないが、これを読んでモヤっとするのは当たり前の話だろ

    • +3
  20. この子は家族を助けた天使だよ
    天使だからまたお空に帰ったの

    そのために遣わされる子もいる
    死は必ずしも悲しいことだとは思わない。

    空に帰るタイミングはみんな違う。

    • -3
  21. いい話にしようとしてるけど自分はモヤっとする

    • +1
  22. 火事で燃える家から逃げ出したことのある俺の体験だが
    昼間ならどうか知らないけど、夜中に叩き起こされると本能は起きててもアタマはまだ寝てる感じなんだ
    俺はなにかの爆発音で目が覚めて、二階の部屋のドアを開けたら階段に熱い煙が充満してた
    あ、これは降りられない、と思ってベランダのガラス戸を開けたら煙が一気に背後から襲ってきた
    煙に押し出された俺はベランダで、ガラス戸から蒸気機関車みたいに吹き出す煙をボーッと眺めてた
    どうしよう?とか逃げなきゃ!とかではなく「うわー煙すげーなー」ってただ見てた
    そのうち家の外から親父の自分を呼ぶ声が聞こえて我に返り屋根づたいに逃げ出した

    寝ぼけてしかもパニックな状態ってそんなもんだと思う 18歳の俺でその程度だったんだから10歳の女の子じゃなおさら
    俺が煙を回避したのは生存本能かもしれないが、ベランダでボーッとしてたのはたぶんただ寝ぼけてただけだ
    この子の場合家族を起こして回った時は覚醒してたけど、玄関で皆を待ってる間はただボーッとしてたんじゃないかな
    「みんなまだこないからまってなきゃ」っていつものお出かけに行く感覚で、恐怖心とかはすっぽ抜けてたかも
    ママさんがキャシディちゃんを「落ち着いて見えた」というのはそういうことだろうと俺は自分の経験から推察する
    冷静な判断に見えるかもしれないが単に偶然バックドラフトを回避できただけだよ 強運だ

    ちな家ではウサギを飼ってたけど焼け死んだ 連れてく余裕なんかなかったからね
    家族が助けたとは書いてないから、この家の助かった犬と猫は自力で勝手に逃げ出したんだろう
    あとからやいのやいのいうだけならなんとでもいえるけど、ただネットで記事を読んでるだけの第三者が
    「一緒に逃げられたはずだ」「そのくらいできただろう」なんてどうして胸張って断言できるんだ?
    俺はそっちの方がよっぽどモヤッとするね

    • +4

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