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コロナ自粛中に少女が作った「妖精の庭」が妖精を運んできてくれた!孤独な心を埋めていく友情物語(アメリカ)

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妖精の庭で結ばれた友情 image credit:kelly victoria/Twitter
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 新型コロナウイルスは体だけでなく心にも大きな影響を及ぼしている。外出が制限される中、不安で孤独な日々を過ごす人は多い。特に小さな子供たちは外で元気に遊ぶこともできず、寂しい思いをしている。

 アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスに住む4歳少女は、自宅待機中、庭の木の傍らに「妖精の庭」を作り上げた。

 妖精の庭は少女に幸せを運んでくれたようだ。それを見た女性が妖精になりすまし、少女にある手紙を書いた。

 このことがきっかけでことで、2人に心温まる交流が生まれたのだ。

4歳の少女が作った妖精の庭を発見した女性

 ロサンゼルスに住む写真家ケリー・ビクトリアさんは、コロナによるパンデミックが始まった頃、辛い出来事が起き、失意の日々が続いていた。

 自宅待機中は周りに誰もおらず、孤独を感じて夜も眠れない日が続いていた矢先、散歩に出たケリーさんは、1本の木の根元にかわいらしい飾りがしてあることに気付いた。

 近くでよく見てみると、どうやらそれは、近所に住む4歳の少女が妖精のために作った小さな庭だった。

 木の幹には、「私たちの4歳の娘が、みんな元気になるようにと妖精の庭を作りました。これらは娘の物なので持ち去らないでください。そしてあなたも一緒に妖精の庭で楽しんでください」というメッセージが貼り付けられてあった。

 それを見たケリーさんは、孤独を感じているのは自分だけではないことに気が付いた。そして自分も誰かの励みになることをしたいと、少女のために妖精のふりをすることにした。

妖精サファイアと少女の交流がスタート

 もともとクラフト好きのケリーさんは、自身を「木の妖精サファイア」と名乗り、少女に手紙を書いて妖精の庭に置いた。

 ケリーさんは、妖精サファイアと名乗り、このようにメモを記した。

私はこの木の妖精よ。実は昨日、魔法使いから贈り物をもらったんだけど、あなたにあげようと思うの。だけど、その前にあなたが贈り物に本当にふさわしいか、テストしてみたいの。だってね、この贈り物は、本当に親切で勇気ある人にしか与えられない物なのよ。

だから、あなたは次のことをちゃんとできるかどうか、やってみて。

1,あなたの愛する大切な人たちに、素敵なことを5つ口にしてみて。

2.助けを必要としている人に、3つのお手伝いをして。

3.いつもやさしく勇気を持つことを約束して。そしてそれをちゃんと誰かに示してね。

4.あなたの好きな動物の絵を描いて。

もし、この4つを全部することができたら、魔法使いからの贈り物を金曜の朝に、ここに置いておくわ。

あなたが4つのことをする時に、誰かの助けを借りたのなら、贈り物をその人たちにも分けてあげてね。妖精サファイアより

 この時ケリーさんは、少女が自分の手紙に気付いてくれるか、そしてたとえ気付いても返事をくれるかどうかまではわからないという気持ちがあった。

 しかし少女は、ちゃんとサファイアからの手紙を読み、返事をくれたのだ。少女からの手紙には、ちゃんとサファイアからのテストをしたことが記されてあった。

 そこで、ケリーさんは約束通り魔法使いからの贈り物の“ラッキーダイス”と、エリアナと名乗る少女への手紙、そしてエリアナの親にも手紙と自身の連絡先を箱に詰め、妖精の庭に置いた。

 すると、翌日エリアナと彼女の両親からお礼の手紙が届いた。少女と交流を図ることで、ケリーさんは自分の孤独な心も次第に癒されていくことを感じた。

エリアナとの出会いは、辛く苦しい孤独な時を過ごしていた私に目的を与えてくれた。毎日が楽しみになって、私はエリアナのためにクラフトの材料を集め始めた。9か月間、私はエリアナと互いの孤独を癒す交流を続けて来た。(ケリーさん)

妖精サファイアとしてエリアナちゃんと初対面

 ケリーさんが妖精サファイアとして、エリアナちゃんに素敵な贈り物をしてくれることを、エリアナちゃんの両親はとても感謝していた。

 ある時には、エリアナちゃんの母親に「あなたの写真をぜひ送ってほしい」と言われ、ケリーさんはちょうどハロウィーンの時に撮影した写真があったため、妖精に見えるように小さくデジタル加工して送った。

 そうして、交流を続けていたある日、エリアナちゃんの母親から「少し遠くに引っ越すことになった。妖精の庭のケアは隣人に託さなければならない。娘はサファイアとの別れにとても心を痛めているので、何とかして元気づけてあげなければと思っている」という連絡を貰った。

 そこで、ケリーさんはちょっとした物語を思いついた。妖精サファイアも、実は遠くへ行かなければならないことになった。だから、辛い思いをしているのはエリアナちゃんだけではないんだよ、と。一緒に辛いことを乗り越えて行こうね、と手紙で綴った。

 更に、エリアナちゃんの母親と相談し、エリアナちゃんとの初対面を果たすことになった。

 「お引越しする時には、妖精は人間サイズに大きくなる」という設定で、ケリーさんは妖精に見える大きく尖った耳をつけ、エリアナちゃんと妖精の庭で顔を合わせた。

 エリアナちゃんは、サファイアのための小さな本を作ってプレゼントしてくれた。

 エリアナちゃんの母によると、サファイアとの交流は、エリアナちゃんに自信を与え、孤独を癒し、創造性が急上昇したという。ケリーさんにとっても、エリアナちゃんとの交流は自分の人生を大きく変える出来事であり、離れても必ずこれからも連絡を取り合うことを約束し合った。

 ケリーさんのTwitterでは、以降もエリアナちゃんと交流している様子がシェアされている。

 チャットでは、エリアナちゃんはサファイアの新しい家を是非見てみたいと話していたそうで、ケリーさんは今度プレゼントする写真を加工したこともシェア。

 エリアナちゃんが大きくなった時、ケリーさんとのこの出来事はきっと一生の思い出となることだろう。

 ケリーさんがシェアした心温まる出来事には、多くのユーザーらから「素敵な物語をありがとう」といった感動の声が寄せられている。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 18件

コメントを書く

  1. 大人が全力で相手にしてくれるって、良いよね。
    優しい話をありがとうございます。

    • +39
  2. なんかビジネスに利用されてる巷のサンタよりずっといい

    • -7
    1. ※2
      なにかを褒めるために何かを貶していると、貴方のなかでその批判だけが残り、やがてすべてに対して批判と文句しか感じない悲しい人になりますよ。この話も、また別の話を褒めるための批判対象にだってなりかねない。批判と文句の気持ちで満たされた心は、貴方をけして幸福にしないので、ご用心を。

      • +6
  3. はんにゃの川島が
    黄色の全身タイツに頭は赤い羽根ぼうきみたいなの付けて
    鳩🐦と一緒にパン食べるこびとづかんの再現してたのを
    思い出したw

    • +1
  4. 子供の遊びに付き合うのに全力なのがいいねえって思ったけどお庭自体もクオリティ高い
    これが暇を持て余したハンクラ人たちの遊びか…!

    • +12
    1. >>8
      センスと理解ある親がサポートしながらあくまで娘が作ったとできるようにしてるんではないかな?
      小さな本にしても、親の協力あっての仕上がりだとわかるし。

      • +2
  5. 庭の木じゃなくて、歩道の木じゃねえかw
    アメリカは豪快だな

    • +3
  6. アーティストとアーティストの交流って感じで素敵だ、、

    • +6
  7. 4歳にしてはセンスありすぎるなあ。
    ぶっちゃけ高校時代の自分よりセンス良いわ

    • +4
  8. 嫌なこと続いて疲れてたけど、素敵な話を見て心が洗われたようだ…ありがとう!
    妖精のコスプレ?してたから妖精姿が様になってる

    • +2

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