この画像を大きなサイズで見るここでいうクマムシは、特別なスープをあなたにあげる方(古ッ!)ではなく、どんなに過酷な環境下でも生き延びることができる地球最強生物の方だ。
ポテっとしたクマのような見た目から「クマムシ」と呼ばれる小さな緩歩動物は、マイナス270度以下の超低温や150度の高温に耐え、真空にも負けず紫外線にも放射線にもへこたれない。
インドで発見された新種も驚異的な生命力を誇るが、特にすごいのは、紫外線を青い光に変換して身体を防御する特殊能力を持っていることだ。
殺菌用UVランプを照射しても死なない新種のクマムシ
驚異的な生命力を誇るクマムシだが、それほどまでの強靭さを発揮できる体の仕組みはほとんど知られていない。
その謎を解明するべく実験を行なっていたインド理科大学院の研究グループは、大学キャンパス内のコケむした壁で発見した新種のクマムシ(Paramacrobiotus tardigrade)を殺菌用のUVランプで15分ほど照らしてみた。
それだけ照らされれば、大抵の微生物なら死に絶え、人間の皮膚も損傷を受ける。しかし新種のクマムシは、何事もなかったかのように平然としていたという。
この画像を大きなサイズで見る蛍光色素で紫外線を青色の光に変換し身を守っていた
このクマムシがなぜ紫外線に耐えられるのか?、その理由はしばらく謎だったが、ある日偶然にもその謎が解明されたそうだ。
蛍光を可視化するために使われるUVトランスイルミネーターの中で、すりつぶしたクマムシが青く光っていたのだ。
この画像を大きなサイズで見るクマムシの蛍光の強さは個体によってそれぞれ異なっており、光が強いほどに紫外線に対する抵抗力も強いという。紫外線で1時間照らしてみたところ、強く光る個体は6割が30日以上生存したが、光が弱い個体は20日以内に死んだそうだ。
新種クマムシの体内に含まれている蛍光分子は、高エネルギーの光を吸収すると、それをより低いエネルギーの青色光に変換して蛍光を発する。こうすることでクマムシは有害な紫外線から身を守っているものと推測されている。
この画像を大きなサイズで見る新種のクマムシの驚異的な紫外線耐性は、通常の光の下では赤茶色に見える斑点に隠されているらしい。その色素が紫外線を吸収し、無害な青い光に変換すると推測されている
新種のクマムシ(Paramacrobiotus tardigrade)image by:Harikumar R Suma
ほかの生物の紫外線対策にも利用できる可能性
研究グループはさらに、新種のクマムシから蛍光色素を抽出し、それを混ぜた溶液に、紫外線への対抗力がないクマムシの仲間や回虫を浸してみた。するとどちらも紫外線に対する抵抗力が増すことが判明したという。
自然界には蛍光を発する生物がいくつも存在しているが、そもそもなぜそのようなことをしているのか、はっきりとした理由はよく分かっていない。
クシクラゲやサンゴのような動物が蛍光色素によって紫外線から身を守っているという説は、以前から提唱されているが、これまでそれが実験によって証明されたことはなかった。
しかし、今回の結果を見る限り、新種クマムシの紫外線耐性の秘密は、この蛍光色素にあると推測することができるようだ。
ちなみに研究グループによると、こうした光を操る能力は、夏場には強烈な日差しがさす南インドの環境で生きるために編み出されたのではないかとのことだ。小さな生き物であっても夏の紫外線対策には余念がないようだ。
もしかしたら人間の日焼け止めも、クマムシさん由来の物が将来登場しちゃったりするのかもしれない。ブラックライトの下にいくと顔が青く光っちゃうかもだけど。
References:This tardigrade’s blue glow gives protection from ultraviolet light | Science News/ written by hiroching / edited by parumo
















最強伝説に新たな1ページ
設定盛りすぎ!
ちなみに踏まれると死ぬ
消えた「あったかいんだからぁ」
以前最強といわれてた生き物を研究家がぺちっとつぶし
命を終えたことあるのでクマムシ早く逃げたほうがいい
蛍光で身を守る生物はいくつかあると知っていたけど、クマムシもかー。
そういえば先日カモノハシも…
※5
オーストラリアは紫外線が強そうだもんな。カモノハシも光りたいんじゃなくて、紫外線を吸収したエネルギーを可視光に変換して捨てているだけなのかもしれない。
日焼けをしない美白系クマムシかぁ…
微生物界の範馬刃牙。どこまで高みを目指すつもりなのか……
>UVトランスイルミネーターの中で、
すりつぶしたクマムシが青く光っていたのだ。
Oh…毎度、研究の為とはいえ申し訳ない
最強生物であることを証明せる為に虐殺されるクマムシさん
※10 「何回もブチブチブチブチ切られるよりは、いっそ死んだ方が・・・」(プラナリア)
すり潰したという文言に戦慄した。
何故すり潰した……。
そしてすり潰されても光る(機能する)のか……。
※11
すりつぶして”特別なスープ”にしたんでしょう~♪ 寒っ!
皮膚のメラニンみたくヒトの皮膚で発現させたら皮膚癌が減るだろうか?
※12
同じこと思いました。
人類や哺乳類がそっち系に進化していたら、明け方に外で活動すると薄暗がりでみんな皮膚が光るのを想像しちゃったw
ウランガラスとか明け方にも光りますから紫外線がそれなりに降り注いでいると思われます
意思、持ってるんだろうか?
※13 自我が強く喧嘩して解散したっぽい。
クマムシには対放射線遺伝子があるそうだ
もしそれを人間に移植できれば
宇宙環境でも例えば火星に行く条件は
大幅に改善される
クマムシ…
Gほど嫌悪感は無いにせよ愛せないよな。
たとえ役に立つとしても。
>>15
何せ肉眼で見えないから。嫌悪も愛情も見えてこそ。
紫外線ぐらいなら、あったかいんだからぁ~
押し潰す力に弱いんだから全然最強ではない
>>18
君の最強の定義は「絶対無敵」しかないのか?
どう考えても地球上の生き物とは思えないんだよな~
隕石にくっついてきた地球外生命体なのではなかろうか。
クマムシ好きなんだけど拡大画像はかなり我慢した(好きだから)
学者さんは地獄絵図のようなもんを天国とか言うからな~
すりつぶすとか、やっぱやるんだな、、、
雨にも負けず
風にも負けず
6000気圧にも負けず
ヒトの致死量の1000倍以上のX線にも負けず
‐200℃にも150℃にも負けず
そういうものにわたしはなりたい
※24
そこのあなた、ちょっとこのすり鉢に入ってもらえますか?
※24
ヒデリノトキハカラカラカワキ
サムサノナツハモソモソアルキ
ミンナニサイキャウセイブツトヨバレ
細菌やクマムシ、実験と称してあまりいじめると、そのうち放射線によって巨大化して街を壊し始めるんじゃないか!
塗料にもなりそう
※28
紫外線対策クリームにするつもりなんじゃなかろうか
何に備えてこんなに強靭なんだろという疑問が
そういえば
ディスカバリー号でも宇宙クマムシさんが航海士代わりに酷使されてましたね
すりつぶす…Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
と思ったら皆さんも書いてたので、やっぱり恐ろしいよね…
1時間も紫外線に当てられた挙句死ぬまでの日数を数えられるのか…
生き物に優しい人々がこんなにコメント書いてて嬉しい。
赤色の天然色素も虫をすり潰したものだよね…
ついでに思い出した。
>すりつぶしたクマムシ
この状態からでも復活するような気がするw
※35
特別なスープ、だろ。
ベルセルクにいたよな?こんな奴
なろう小説の主人公並に能力もりすぎだろ
嘘みたいだろ?こいつ口からメガ粒子砲だすんだぜ………