この画像を大きなサイズで見るインド北西部ラージャスターン州バルメルの郊外には、荒涼としたタール砂漠が広がっている。ここには、かつてキラタカップとして知られていた、古代に打ち捨てられた町キラドゥがあった。
バルメルから35キロ離れた過酷な土地だが、ここには長い歴史があった。6~8世紀はラージプート族キラッドが統治していたが、11~12世紀のパルマル王朝のソメシュワラ王の時代には町は大いに繁栄し、一時期は王朝の首都でもあった。
栄華を誇った大都市だったが、たびたび外国からの侵略者の標的になり、町の大半がトゥルシカ(Turushka)族によって破壊された。のちに再建されたが、結局は滅んだ。
10~12世紀の間に、この町を有名にした5つの壮麗な寺院が建てられたが、このあたりは神秘的だが呪われていて、キラドゥの寺院には幽霊が出るので、避けるべき禁断の場所だと言われている。
インドの神々に捧げられた砂石の神殿
キラドゥ寺院のこれら神殿は、シヴァ神、ヴィシュヌ神に捧げられたもので、見事な装飾が施された壁や柱のある砂岩でできた建物だ。
おびただしい数の精巧な彫刻は、あらゆる種類の人物、動物、神や女神を表現している。
現在の神殿の姿は、乾いた大地に寂しく建つ朽ち果てた廃墟にすぎず、壊れた柱、崩れた天井、ぼろぼろの壁が時の流れの厳しさをさまざまに表わしている。
おそらく、もっとも保存状態がいいのは、最大にして壮麗なソメシュワラ王の神殿で、この地に呪いがかかっているという暗い伝説や噂の中心でもある。
この画像を大きなサイズで見る寺院にかけられた呪いの伝説
話は、ソメシュワラ王の統治時代にさかのぼる。通った後は荒れ果てた土地が残るだけというトゥルシカ族が侵略してきたとき、ソメシュワラ王には、この強大な敵を前にしては勝ち目はないことはわかっていた。
敵が迫りつつあるとき、王は当地の賢人に知恵をあおいだ。賢人は弟子を何人か連れて王の元にやってきて、王がなんとか無傷でこの難局を切り抜けるのを助けてくれた。
脅威が去って、賢人は町を離れたが、今後の襲撃に備えるための知恵を授けるため、何人かの弟子を残していった。
最初はうまくいっていたが、町が平和になると、市民は助けてもらった感謝の気持ちを忘れ、弟子たちのことをないがしろにするようになった。
弟子たちが原因不明の病気にかかって重篤な状態になったときも、黙々と介護したのはたったひとりだけだった。賢人が町に戻ってきたとき、弟子たちへのひどい待遇に激怒し、その力を使って、町に陰惨な呪いをかけた。
伝説では、賢人は「人としての情のまるでない場所に人間がいる資格はない」と叫び、日が落ちると、町の全員が石になってしまう不吉な呪いをかけたという。
唯一、親切にしてくれた陶工の妻だけには、町を出るよう忠告し、立ち去るときに決して後ろを振り向いてはいけないと警告したが、彼女は最後に愛する町をひと目見ようと肩越しに振り返ってしまい、石になってしまった。
この呪いの話は、たちまち周辺に広まり、今日に至るまで、日没にこの神殿を訪ねる者はいないという。
この画像を大きなサイズで見る現在も多くの地元民に信じり「呪い」
事実神殿全体は、いつもは立派な門の向こうに閉ざされ、人が入れないようになっている。神殿が崩壊する危険のせいもあるが、呪いが本物であると信じられていることもその理由のひとつだ。
町のはずれには女性の像があるが、非常にリアルな造りで、神殿のほかの彫刻とは明らかに違う。この女性は、賢人の言うことを聞かずに振り向いてしまい、石になったあの陶工の妻だと言われている。
地元の人は、この呪いを固く信じていて、誰も夕暮れ時に神殿の近くへ近づこうとはしないし、観光客やよそ者も寄せつけない。この神殿には、幽霊が出没すると言われていて、インド人超常現象研究家の人気のスポットになっているようだ。
この場所が本当に呪われているのか、幽霊が出るのか、真実を知るのは難しい。誰もここに長居したがらないため、ほとんど人がいないし、風雨にさらされ、かえりみられることなく打ち捨てられた状態のこの地には、いかにも呪いの伝説の真実味が迫る。
ここに常にいるのは、野生のヤギの群れか、過去の亡霊たちだけだろう。栄華を誇った歴史があり、壮麗な神殿が残っている場所にしては、あまりに虚しく寒々しい所だ。
今のところは、奇妙な伝説が残るだけで、真実は歳月のかなたに埋もれている。このあたりに足を踏み入れることがあるなら、人里離れたこのミステリアスな場所を探索してみる価値はあるかもしれない。
References:The Mysterious Cursed Temples of India | Mysterious Universe/ written by konohazuku / edited by parumo














(º﹃º )キラタカップってなんぞ?ぐぐっても「きららカップ」ってヤツぐらいしか出ない。
お化けが出るお寺に近いものを感じる
ちゃんと祀り奉ると解消するかもね
インドの幽霊ってどんなのだろう?と思った
何も知識がないな…
※3
インド人によると、「インドの幽霊は、日本と同じように生前の姿で出現する。ただし、体の一部がおかしい(手足の向きが逆など)場合がある。日本と同じように宙に浮いているけど、理由は違っていてインドでは土は「聖なるもの」なので幽霊が足をつけられないから。多くの場合、幽霊は木の上に住んでいる。」だそうだ。
※3
昔のメタル印度カレーのパッケージみたいなヤツ
ギリシャ神話、日本神話、旧約聖書…
「見るなのタブー」はインドにもあるんですね。
※4
ちょっとだけよ~♡
町はずれの女性の像が見たかった
ギャランドゥ寺院に見えた…
ソドムとゴモラ、破壊される街から脱出するロトと妻子だが、神の言いつけを破って後ろを振り向いた妻が塩の柱になった 旧約聖書-創世記19章
むふ、3Dプリンタがあれば面白いいたずらができますね
虫の方が怖いんですけど
これ、ソドムとゴモラ同じじゃない
なんか怖いな・・・
文献伝承が口伝で伝えられたのか
はたまた事実を元に作られたものなのか
なんかすごく好奇心がそそられる面もあるな
神話って世界中に似たようなシチュエーションの話があるの不思議で面白いよね
お寺で成仏出来ない強者じゃ
なんか聖書のいろんな話ごちゃまぜにしたみたいな伝説だな
幽霊が踊って出て来たりして
※16
死霊の盆踊り
※16
ボリウッドかな?
冒頭の説明がエルマ族のケムチャみたい。頭に入ってこない。
キラタカップは
किराटकूप
キラーtクーp
キラドゥは
किराड़ू
キラールー
ソメシュワラは
सोमेश्वर
ソーメーshヴァr
です。
彫刻が素敵
聖書が起源とは限らない。聖書の寓話もそれ以前の神話の影響のもあるし。黄泉に降る系の話はギリシアにも日本にも似たようなのあるけど、それだけ死に対する思いは皆同じということもあるし、神話や伝説、噂話は驚くほど早く、遠方に伝わっていくものだから、ということでもある。
時代から行って聖書の記述が元ネタなのだろうけど、後味が悪い伝承だ
滅んだとは言っても一時は首都にまでなった場所なのに…。
日本の古代伝承には、都市が呪いによって滅びる例が少ないと思うので
余計にそう感じるのかも知れないが。
仏教の起源は、インドだから幽霊も日本と似たようなかな?
怨恨とかそういった気持ちも人間だから同じだし。
きっと、恨みが晴れないんだろうね。日本の落ち武者の様な感じ?
でも、インドが凄いと思うのは、こういった彫刻と長い歴史。
ロマンがあるね。寧ろ、幽霊が出るから、現代でもこういった状態で残っているなら、
幽霊も悪くないと思う。だって、良い泥棒避けだもん。
インドで、ひとけのない場所の日没後。
女性は特に、幽霊のほうがよっぽどマシってな目に遭いそう。
魅力ある国だけど、一度は行ってみたいけど怖すぎる。
石化した妻だと言われてる像が見たかったのでヒンディー語とか英語とかでググったけど全く画像が出て来ない・・・