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喉元に貼るだけで呼吸や咳、体温や心拍数をチェックできるウェアラブル・デバイス(アメリカ)

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(著) (編集)

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コロナの初期症状を監視できるウェアラブル・デバイス image by:Northwestern University
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 アメリカで新しく開発されたウェアラブル・デバイスは、喉元にぺたっと貼り付けておくだけで、咳や呼吸障害、体温や心拍数をチェックしてくれる。

 これにより呼吸器系の風邪はもちろん、新型コロナウイルス感染症の初期症状を監視してくれるというのだ。

 使い方は簡単。、ちょうど左右の鎖骨の隙間(頸切痕)のところにぴっと貼り付けておくだけでいい。ここは喉を流れる空気に一番近いところ(実際、気管切開を行う部位でもある)なので、その真上から新型デバイスが空気の流れを読んでくれる。

AIで感染の兆候を診断

 新型コロナウイルスはまだよくわかっていないことも多い。症状も人によってさまざまだが、健康状態をモニタリングすることで、このウイルスの理解も深まるという。

 開発したのはアメリカのノースウェスタン大学とシャーリー・ライアン・アビリティラボ(Shirley Ryan AbilityLab)のチームで、もともとは脳卒中患者のリハビリ向けに発声や嚥下をモニターするセンサーだったそうだ。

 呼吸や咳は、高帯域3軸加速度センサーで皮膚表面の動きを検出することでモニターされる。マイクを使うわけではないので、周囲のノイズを拾ったり、プライバシーを侵害したりするような心配もない。

 デバイスを充電器にセットするとiPadと同期し、保存されていたデータが送信。そこからさらにクラウドにアクセスし、AIによって新型コロナに感染した兆候がないかどうか診断される。

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image by:Northwestern University

 ちなみにデバイス自体に充電や接続のための差込口はないので、消毒も簡単だ。呼吸や咳、心拍数や体温を測ることができる。

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image by:Northwestern University

将来的には血液に含まれる酸素もチェックできるように

 ちなみに現時点においては、診断がAI任せになることはなく、専門的な訓練を受けた人間によってダブルチェックされるそうだ。

 これまで25人が2週間ほどデバイスを着用し、計1500時間分のデータが収集されたとのこと。

 新型コロナウイルス感染症の症状としては、血液に含まれる酸素が乏しくなることも報告されているが、将来的にそれも検出できるようアップデートされるようだ。

References:Monitoring COVID-19 from hospital to home: First wearable device continuously tracks key symptoms – Northwestern Now/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 7件

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  1. ノドの調子ってさ、結構精神的なもんに左右されることってない?
    咳をしたらいけないような状況で、咳が止まんなくなったり
    意識したら、なんか乾燥とか気になったりして痛いような気がするんだよね
    たから、具体的にこうやって調べてくれるのはいいかも

    • +4
  2. こういうの凄いなって思うんだけど今の時代だと更に喉の振動を感知して、その人がどういう言葉を喋ったかまで全部収集されるんだろうな…と思ってしまい、体調管理での利便性よりも不安や恐怖の方が大きい

    • 評価
  3. なんか糖尿病患者向けに似たようなモンなかったっけ?

    • 評価
  4. 喘息持ちなのでこれは欲しいかも・・・
    毎日ピークフロー調べるのって忘れちゃうんだよね。

    • +2

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