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木の棒で遊ぶのが好きな犬たちのために、ドッグパークに棒切れ図書館を開設した道具職人(ニュージーランド)

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(著) (編集)

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image credit:youtube
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 棒切れに目が無い犬にもこういう習慣を身につければいいのだろうか?

 ニュージーランドのあるドッグパークには「棒切れ図書館(ライブラリー)」という犬用のおもちゃ箱がある。その中にあるのは枯れ木で作ったたくさんの棒だけだ。

 でもそれらはすべて犬好きな職人が丁寧に削った棒切れで、ドッグパークの犬たちはそれをいつでも持ちだして自由に遊ぶことができる。

 ただしこれを利用するにあたっては条件が1つだけある。それはたっぷり遊んだらその棒をちゃんと元の箱に戻すこと。

 犬のための棒切れレンタルシステム。木工が得意な道具職人が考案したアイデアがネットで反響を呼んでいる。

Dad Creates ‘Stick Library’ For Dog Park

道具職人が作った棒切れ図書館のレンタルシステム

 犬がシェアできる棒切れライブラリーを考案したのは、ニュージーランドの小さな町、カイアポイに住む道具職人のアンドリュー・テイラーさんだ。

 木工が得意な彼は、近ごろドッグパークに通い始めた愛犬ベラと、彼女の仲間のために手作りの木の棒をたくさん作って共有する仕組みを思いついた。

 しかもアンドリューさんが作る棒は、ただ単に庭の枯れ木を適当に削ったものではない。犬のために尖った部分を削ってやすりもかけてある、滑らかで噛み心地の良い棒だ。

 彼はそれを何本も作り木箱に入れ、犬が気づくようドックパークの入り口に置いて自由に使ってもらうことにした。

 ただし、この棒切れを利用するには一つだけルールがある。

 ライブラリーという名のとおり、これらの棒は図書館の本のように返却して欲しい。つまり、使い終えたらもとの木箱に戻してもらうのだ。

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犬にも飼い主にも大ヒット!ネットでも評判に

 このアイデアはドッグパークで大ヒット。犬たちはもちろん、最初は「え、こんなので?」と思っていた飼い主も大喜びで犬のおもちゃ箱を歓迎している。

 以来この箱はドッグパークにいつも置かれるようになり、ベラ以外の犬たちもちゃんとルールを守っているようだ。飼い主やスタッフも気づけば元に戻してくれるのだろう。

 このアイデアはネットでも評判になり、自分の地域でもこのシステムを利用したい!という声が寄せられている。

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犬を虜にする棒切れの威力

 ちなみにこのエピソードを投稿したのはアンドリューさんの娘でペットシッターをしているタイラ・リースさんだった。彼女はこんな風に語っている。

うちのベラは以前から父が作った棒をとても気に入っていました。でも、近所にできた新しいドッグパークには良い棒がなかったんです。それで父がドッグパークに来るすべての犬たちがくわえやすい棒切れでで楽しむことができるようにこの「棒切れライブラリー」を始めたんです

 実際、アンドリューさんの作る棒はかなり魅力的なものらしい。

 彼女によると以前のベラは犬のボールやおもちゃを噛んで壊してばかりいたが、父親が作った棒切れを与えられてからは完全に棒切れ派になったという。

 さらに驚くべきことに、このアイデアを猫を抱いてきた飼い主にも披露したところ、その猫まで棒を拾いに降りてきたそうだ。

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モノづくりと犬好きな父が考えた棒切れライブラリー

 思わぬ反響についてリースさんはこう語る。

うちの父親は庭の木を切ってるときに、切った枝が犬にとって良い棒切れになると思いました。でも新しいドッグパークにはそんな棒はなさそうだと考え、それらの枝を保管してたんです。

父はいつもモノづくりのことばかり考えている人なので、事情を知ってすぐ看板付きの木箱を作って棒切れライブラリーを始めました。

犬の飼い主はみんな良い棒切れを探した経験があるので、とても感謝してくれてます。こういうものは案外見つからないものなので、飼い主にもうれしい発想だったんです

 使ったものを返すという図書館ルールで犬たちに最高の棒切れをプレゼントしてくれたアンドリューさん。娘のリースさんも父親の素晴らしいアイデアをとても誇らしく思っている。

追記:(2023/05/17)本文・タイトルを一部訂正して再送します。

/written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 32件

コメントを書く

  1. 犬の気持ちをわかってらっしゃる。
    それにしても何故犬は木の枝が好きなんだろう?

    • +43
    1. ※1
      噛み心地がいいのかな?
      ガムとか蹄みたいなのもガジガジしてるし

      • +6
  2. というか、何で犬は棒が好きなんだろう?
    骨と勘違いしてる訳でもなし、飼い主関係無しで咥えてる時もあるし

    • +19
  3. ライブラリーの試みもよいし、彫ってあるロゴがこれまたかわいい。

    • +22
  4. とても良いアイディア。ただし銅像の類いは厳禁ね。銅像相手に投げてくれるの期待しがちな犬もいるみたいだし(カラパイアの記事に数件あった)。まさか猫まで犬化して棒拾いするとは棒の魔力は半端ないな(;・∀・)

    • +7
  5. 飼い主「棒なのに……図書?…館…?」
    犬さん「この棒は味わい深い内容(嚙みごたえ)だ!」

    • +13
  6. 正直俺ら男子だっていい感じの棒があったら持ち帰りたいもん

    • +26
    1. >>10
      そう!
      ア⚫ゾンで買ってあげたモノより
      ず~っと大好きだよね。

      • +6
      1. ※22
        確かに、中のおもちゃよりア⚫ゾンの箱の方に夢中で・・・。

        • +1
  7. 一本欲しいので貸してください。
    お礼はボールにします

    • +2
  8. 犬ではないけれど、子供の頃棒切れ拾って振り回してたなぁ。
    お気に入りは玄関に置いといた気がする。

    • +11
  9. いい感じの棒は種族問わず求められてるからな

    • +6
    1. >>18
      子ニンゲンの雄も良い感じの棒が大好きだからな…

      • +5
  10. 棒をくわえた犬ってなんだか誇らしげだよね

    • +10
  11. 自分の犬は棒にはほぼ興味を示さなかったな
    ゴムの程よい弾力のあるラグビーボールに似せた笛付きボールには異常な関心を示したけど

    • +1
  12. そんなにいい棒なら持ち帰りたいっていう子もでてきそう。

    • +5
  13. そう言えば前に犬散歩させてた時、街路樹の剪定出来られて下に落ちた枝を咥えて離さない時あったっけ。

    • +5
  14. ぼうっとしてるとこういうアイデアは浮かばないよね
    思い付いたらバーっと仕上げちゃうのがすごいよ

    • +4
  15. 大昔に、獲物の骨をガシガシやってた興奮の記憶を思い出すのかね。

    • +1
  16. ほっこりはするけれど、ナイス!とも思うけど、
    犬飼いとしては唾液からの感染症がちょっと心配…

    • -7
  17. この記事のコメントで、人間の雄の子供も棒が好きだって、初めて知った。
    やっぱりカラパイアはためになる。

    • 評価

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