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子だくさんなキツネのお母さん、1匹で13匹の子供の育児に奮闘中(アメリカ)

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27件のコメントを見る

(著) (編集)

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 動物の育児事情もさまざまだが、無償の愛で我が子を守り抜く母親の姿はいつみても人間の心を震わせる。アメリカ・モンタナ州で記録されていたのは、とんでもなく子だくさんなキツネのお母さんが育児に奮闘する映像である。

 パラダイスバレーで暮らすアカギツネのお母さんはたった1匹で13匹もの子どもたちを養っているのだ。

 アカギツネは基本は単独行動でも、冬にはたいてい一夫一婦のペアになり、共同で平均5匹の子育てをすると言われている。だが彼女は通常のキツネ世帯の2倍を超える数の子どもたちを抱え、すべてを1匹でこなすシングルマザーなのだ。

Red Fox Mom Caring for 13 Babies All by Herself

オスを事故で失いシングルマザーになった母ギツネ

 この動画は環境科学研究所に勤める自然写真家で、映画の製作者でもあるジュディ・レームバーグさんが2013年に記録したアカギツネ一家の様子だ。

 パッと見ずいぶん子だくさんみたいだし、こりゃ両親も大変や…と思いきや、なんと一家を支えているのは2匹ではなく、彼らの母親であるメスのアカギツネ1匹だけだという。

 観察していたジュディさんによると、以前この一家には父親のオスがいたが車にはねられ亡くなったという。彼らは車が激しく行き交う高速道付近で暮らしていたのだ。

 そのため、シングルマザーになった母ギツネが狩りと育児の両方をこなしていたが、狩りの際も決して子どもを放置せず、近場で行っていたという。

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13匹のお乳争奪戦に母ギツネも振り回される

 しかも彼女はもう一つ問題を抱えていた。それは授乳にまつわる切実な悩みだった。アカギツネの乳首は通常8つ。なのにここには13匹もの子どもがいる。

 それでもしっかり者の母ギツネは全員がお乳を飲めるよう気を配っていた。

 お乳を求める子どもたちはかなり強引だ。いつも定員オーバーな争奪戦になるため、ピーク時は母親が振り回されることもあったという。

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育児中は日中も餌を探す冬のキツネたち

 野生のアカギツネが生息するアメリカンのイエローストーン国立公園によると、キツネは主に単独行動で夜行性。移動時も牧草地や森林の外れを歩くため、人目につくことはまずない。

 一方冬のキツネは活動時間帯が増え、夜明けや夕暮れ、昼間に動くこともある。また4月下旬~5月にかけメスが巣穴で子育てする時期になると、キツネたちは日中も姿を見せて子どもたちの成長に必要な餌を求めてせっせと探し回る。

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子ギツネたちは親離れ?

 キツネの育児は最長10カ月ほどで、成長した子どもは自立する。

 そして現在、強くたくましい母ギツネが率いていた群れはすでにこの場を去っていて、巣の跡だけが残っているという。

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 ほとんどの時間を狩りに費やし、細身の体でたくさんの子どもを懸命に養っていた母ギツネ。そのひたむきな姿に感動する声も寄せられている。

 一家の行方はわからない。でもきっと彼女が全員を立派に育て上げたに違いない、そうであって欲しいと願わずにはいられない。

References:laughingsquid / thekidshouldseethis / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 27件

コメントを書く

    1. >>1
      【審議中】
          ∧,,∧  ∧,,∧
       ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
      ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
      | U (  ´・) (・`  ) と ノ
       u-u (l    ) (   ノu-u
           `u-u’. `u-u’

      • +27
  1. やせたかなしいキツネだね
    これだけ子供が多いと厳しかろう

    • 評価
    1. ※3
      やなせたかしいキツネって何かと思った

      • +20
      1. ※10
        やせたかなしい→やなせたかし
        マジレスで、ネットで一時期流行ったものです

        • 評価
  2. 北海道の室蘭で初めて狐を見たな。
    うれしくてそばにいた子供連れの地元の人に
    「あれ、狐ですね!」って話しかけたら「そうだね、、」
    とそっけなくかえさえれた、、北海道では全然珍しくないんだね、、

    • +6
  3. 彼女は多産だったのだろうか?もしかすると何らかの理由で両親を失った子ぎつねたちを引き取ったりしてないだろうか。厳しい自然、なるべく多くが生き残ってることを願う

    • +9
    1. ※6
      キツネは本能的にどこかで子ギツネが困ってキャンキャン鳴いてたりすると、助けずにはいられないんだって。そういう子がいると自分の所に連れて帰って育てちゃうんだって。だから1つの巣に血の繋がってない子が複数いるのも珍しくないんだって。多分ここんちもそうなんだけど、それにしても一匹で育ててるって凄すぎる。

      • +2
  4. 通常5匹くらいなんだね。
    犬の平均くらいなのかなあ。。。
    大型犬だと若い頃は一度に10匹くらいで
    繁殖者はもうかるけれど、
    年とともに少なくなるんで、4才くらいで
    お払い箱らしい。

    • +3
  5. 妊娠中もお腹パンッパンで苦しかっただろうな…。人間で想像したらグロすぎた。

    • -2
  6. wikiによると
    >野生のキツネは10年程度の寿命とされるが、ほとんどの場合、狩猟・事故・病気によって、2-3年しか生きられない

    だってさ
    悲しいなー

    • +7
  7. 思わず手助けしてあげたくなるけど、駄目なんだろうな。

    • +11
  8. お母さん、頑張ったね。きっと子狐達も立派になって、その子狐も大人になって子育てしているはず!

    • +8
  9. あぁーかわいい。
    キツネって犬猫と違って愛玩動物として進化した訳じゃないのに何でこんなに可愛いんだ。可愛い。

    • +3
    1. >>16
      いいこと教えてやるよ。
      どんな怖くて恐ろしい動物でもいいから想像して次に尻尾に注目してみな。

      だいたい可愛いから。

      • +1
  10. 狐は警戒心強いからたまにしか見かけられないけどうちの近所にもホンドギツネが居るけど可愛いよ

    • +2
  11. 1日でいいから完全に安心できる環境をあげたいと思った
    猫飼ってるけど、野生はつらいなあ

    • 評価
  12. 「えっ旦那さん交通事故で、そりゃお気の毒だったねぇ。あんたも乳飲み子たくさん抱えて大変だね、ちょっとおかず作り過ぎちゃったのがあるから持っておかえりよ、いいのいいの、遠慮なんかしないでさ」
    っていう近所のおばちゃんの声が聞こえてきた(たぶん寅さんの家の近所に住んでる)

    • 評価
  13. 凄い愛情だね。感動しない訳が無い。
    しかも、子ギツネ達は毛並みも良いし元気そうだし。
    母性の塊の様な母狐さんだね。

    • +1
  14. 春によく職場の庭を親子連れで通るので
    子キヅネには馴染みがあるけどせいぜい2匹かな。
    10匹以上って面倒みきれるのかしらと心配・・・

    • 評価
    1. ※22 ノラ猫(学術的にはイエネコ)も同じくらい育つ率が低いよ。

      • +1
  15. フォックスに励んだけどコンなに産まれるなんてキツネにつままれたような気分になったろう。まぁママキツネのお腹に包まれてたのはコギツネちゃんたちだけどね

    • 評価

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