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キプロス島の保護施設で飼い主を待ち続けていた子猫。3年後、イギリスから来た女性にロックオン。永遠の家をゲット。

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image credit:friendsofbrunoblindcat/Instagram
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 東地中海に浮かぶ島キプロス島のホテルに野良の子猫たちが現れた。子猫たちは、目に感染症を罹っており、ホテルスタッフの配慮で、島内にある猫たちを救助・保護し預かるサンクチュアリ(保護区)に預けられた。

 他の子猫たちに次々と飼い主が見つかる中、一匹の猫だけがなかなか引き取り手に恵まれなかった子がいた。そのまま3年の月日が経過する。

 しかし猫は、自ら運命を引き寄せたようだ。

 キプロス島に休暇で訪れていたイギリス人女性が保護区を訪れた際に積極アピール。そしてついに、海を越え、遠く離れたイギリスで、永遠の家族と家を得ることができたのだ。

2016年8月、島のホテルに子猫が出現

 キプロス島のとあるホテルに数匹の子猫が姿を現したのは、今からちょうど3年前のこと。

 生後まだ数週間目とみられたその子猫たちは、いずれも目がひどい感染症に罹っており、ホテルのスタッフは、地元の救済・保護サンクチュアリ『Tala Monastery Cats』に助けを求めた。

 サンクチュアリのスタッフは、すぐに子猫たちを施設へと引き取り、治療を施した。その中でもギズモと名付けられた子猫は、感染症の具合が軽度で、1週間後にはすっかり元気になり、個性を見せ始めた。

 やがて、他のきょうだい猫たちも完全回復。すると次から次へと貰い手が現れ、施設を去って行った。ところが、ギズモだけにはなぜか飼い主が現れず、ずっと施設で暮らし続けていた。

3年後、ついにギズモに運命の時が!

 施設を訪れる訪問者やボランティアスタッフによく懐き、誰かの膝を見つけるとすぐに飛び乗るなど、やんちゃでフレンドリーなギズモは施設スタッフにとても可愛がられていたが、貰い手がなかなかないことをスタッフは気にかけていた。

 しかし、今年始めにギズモに運命の時がやってきた。

 イギリスからキプロス島へ休暇で訪れていたジェニーさんは大の動物好きだ。イギリスの自宅に犬一匹と猫を数匹飼っていることもあり、ギズモのいる保護区を訪れた。

 猫たちが素晴らしい環境で優しいスタッフにきちんとケアされていることに感心しながら、ボランティアと話をしていたその時、ジェニーさんの膝に突然飛び乗ってきた猫がいた。そう、ギズモである。

 ギズモは、ジェニーさんが立ち上がろうとしても、膝の上ですっかりくつろぎ、ジェニーさんの顔を舐め始めた。

 ギズモの愛くるしさ、人懐っこさにジェニーさんは心を奪われた。島での残り時間もギズモのことで頭がいっぱいになるほどに。

帰国後、ジェニーさんはギズモを引き取る決心をする

 キプロス島からイギリスへ帰国したジェニーさんは、間もなくして盲目だったブルースという愛猫をがんで失った。

 数週間、悲しみに暮れたジェニーさんには、すぐに新しい猫を飼いたいという気持ちはなかった。だが、どうしてもキプロス島で出会ったギズモのことが気になってしかたがない。

 そこで、サンクチュアリのインスタやサイトを覗き、ギズモのことを調べた。

 ギズモが、3年ほど前にホテルから保護された猫だと知った時、ジェニーさんは「あんなキュートな猫なのになぜ、今まで飼い主が見つからないんだろう」と不思議に思ったという。

 そして、その思いはすぐに「自分がギズモの家族になる運命だったのかもしれない」という確信に変わった。そこでいろいろ調べると、島からイギリスへ貰われていった猫もいることがわかった。

 ジェニーさんは、サンクチュアリに連絡を取り、ギズモを引き取りたい旨を伝えた。

ギズモ、海を越えて新しい飼い主のもとへ

 数週間後、ギズモはキプロス島からイギリスへと海を越えてやって来た。

 空港へ迎えに行ったジェニーさんを覚えていたのか、車に乗り込むなりギズモは初めて出会った時のように、ジェニーさんの膝の上に飛び乗りくつろぐ仕草を見せた。

 サンクチュアリのスタッフは、「愛くるしいギズモとの別れには、皆涙しました。でも飼い主が決まって本当に良かった」とフェイスブックに綴った。

 現在、ジェニーさんのもとで犬や他の猫たちと幸せに暮らすギズモ。ジェニーさんは、ギズモとの運命の出会いをこのように語っている。

ギズモは、私がブルーノの死から立ち直らせてくれるために現れた猫なんだと思います。

私は、犬猫なしの人生なんて想像できないほど、この子たちが大好きです。大切なペットを失うと、心はいつも痛みます。

でも、いつもこの子たちと一緒にいたい。ギズモは今も、私の膝の上に飛び乗って鼻を舐めてくれますよ。

 ギズモとジェニーさんの出会いは必然だったのかもしれない。猫は自分にふさわしい飼い主を自分で選ぶとも言われているし。お互いに必要な存在だったのだろう。

 ジェニーさんはインスタアカウント『friendsofbrunoblindcat』でも、飼っているペット同様お茶目でキュートなギズモの日常を公開している。

References:LoveMeowなど / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. 猫を飼うのではない、猫が選ぶのだっ!

    • +4
  2. 多頭飼いで、一匹失って新しく一匹迎え入れるのは、
    より多くの命を救うことなので素晴らしいが、
    なんか不思議な感覚でした。

    • +4
  3. ブルースが、自分の寿命を知って、引き合わせてくれたのかもね。

    • -5
    1. ※5
      え? 水かけられてる写真なんてあった?って見直してしまった
      鈍くてごめん…

      • +3
  4. 何で「この人なら信頼できる大丈夫」って分かったんだろう。不思議だ。
    そんな能力欲しいっすわ・・・。

    • +8
  5. N??「ふっふっふ…。計画通りにゃ」

    • +1
  6. 出会いもまた運命ニャ! 再会も運命ニャ! 

    (ΦωΦ)ノ~NNNは「運命」までも作るのにゃ!

    • +3
  7. キプロス島って猫の楽園らしいね
    猫を引き取ることはできないけど一度行ってみたいわ

    • +3
  8. 飼っていた犬を亡くしてから
    また動物を飼うか否か悩んでおります

    いっその事我が家にNNNが来て頂いたら
    大歓迎致しますのに….
    髭生やしたら来るかな…女だけど…

    • +1
  9. NNNの暗躍は国境をも超えていたのか!!

    • 評価
  10. 手パーにしてるからめちゃくちゃくつろいでる

    • +1

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