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ミノタウロスの神話に真実はどこまであるのか?怪物創造の神話を紐解く

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(著) (編集)

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Stefan Keller / Pixabay
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 ギリシャ神話に出て来る、ミノタウロス(ミーノータウロス)は雄牛の頭に人間の体をもつ怪物で、クレタ王ミーノースの后、パーシパエーが産んだ子である。

 ミーノース王が海の神ポセイドンとの約束を破ったため、怒ったポセイドンは懲らしめとして、パーシパエーが雄牛に恋するよう、呪いをかけた。

 パーシパエーが雄牛と契りを結んだ結果生まれたミノタウロスは、獰猛で手に負えない牛頭人身の怪物で、人間を食糧とした。最終的に、ミーノース王は名工ダイダロスに迷宮(ラビリンス)を作らせて、そこにミノタウロスを閉じ込めた。

 この怪物の創造神話のどこまでが真実なのか、検証してみよう。

ミノタウロス神話の裏話

 ミノタウロス神話の概要は冒頭にざっと書いたが、他にもう少し注目すべき点がある。

 ミーノースがクレタの王になる前、彼はゼウスとエウローペーの3人の息子のひとりだったが、ゼウス自身、エウローペーを誘惑するために雄牛の姿になったことがある。のちにエウローペーの夫になったクレタ王アステリオスは、ミーノースの実の父親ではないが、ほかの息子たちも含めた3人の義理の父になった。

 アステリオスが死んだとき、実子がいなかったので、3人兄弟は誰が王座にふさわしいのか、証明しなくてはならなくなった。このとき、ミーノースは自分には神の力があり、王位に就く権限があると主張した。

 海の神ポセイドンは、ミーノースが雄牛が欲しがっていることを聞きつけ、この雄牛を後で生贄として捧げることを条件に、この要求に応じた。

 そして、ミーノースはほかの兄弟たちを追放して、クレタの王の地位を獲得した。ところが、ミーノースはポセイドンとの約束を守らなかった。

 違う雄牛を生贄にしようとしたが、それがばれてポセイドンの怒りをかった。そこで、ポセイドンは、ミーノースの妃パーシパエーが雄牛に欲情するよう仕向けた。

 欲望を抑え切れなくなったパーシパエーは、木製の雄牛を作らせて、自分がその中に入り込み、雄牛と契って牛頭人身の怪物を産んだ。

 パーシパエーは、義父のアステリオスにちなんだ名前をつけようとしたが、結局、ミーノースの名にちなんだMinosと、クレタの言葉でで雄牛を表わすtaurを合わせて、ミノタウロスになった。

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fotokostic/iStock

怪物を閉じ込める迷宮

 ミノタウロスは成長したが、人間に対して非常に暴力的になり、ミーノース王は頭を抱えた。この問題を解決するために、ミーノースは伝説の名工ダイダロスに迷宮を作らせ、ミノタウロスをそこに閉じこめ、ラビリンスと名づけた。

 この迷宮は、一度入り込んだら最後、罠にかかったように、生涯出られないような作りになっていた。廊下や部屋が入り組んで作られ、建築したダイダロスですら、完成後、抜け出すのに苦労したという。

ミノタウロスは迷宮でしばらく生かされていた

 ミノタウロスは、この迷宮の中で、どうやって生きていたのだろうか?

ミーノース王の治世の間、息子のひとりアンドロゲオスがアテネの市民に殺された。これに乗じて、ミーノース王はアテネに宣戦布告し、勝利をおさめた。

ミーノースはギリシャに対して、ミノタウロスへの生贄として9年ごとに、男7人、女7人を差し出すことを賠償の条件とした。ミノタウロスの食糧を確保する残酷な方法だった。

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public domain/wikimedia

ミノタウロス退治

 皮肉なことに、ミノタウロスの息の根を止めたのは、ポセイドンの息子テーセウスだった。さらにおもしろいのは、このミノタウロス退治のために、テーセウスは敵である、ミーノースの娘アリアドネの助けをかりたことだ。

 テーセウスはミーノース王に向かって、ミノタウロスを退治するつもりだと宣言したが、ラビリンスを脱出できるかどうか疑わしかった。

 そこで、テーセウスに恋していたアリアドネが一計を案じ、長い糸の端をテーセウスに持たせ、複雑な迷宮の奥深くに入り込んでも、糸を手繰って出口へ戻れるようにした。

 テーセウスはなんとかミノタウロスを仕留め、これ以上アテネの民が犠牲にならないようにした。この話には、もっとたくさんの含みがある。

The Minotaur Explained – Greek Mythology

ミノタウロスをどこまで信じられる?

 他の神話や伝説などもそうだが、どんなに長いこと語り継がれてきた物語も、その正当性を疑ってみるべきだろう。ミノタウロス神話も例外ではない。

 クレタ島とミノタウロスの間で展開したすべての出来事が、どのように起こったかを、正確に特定するのは難しいが、話全体の流れは変わらない。
・ふたりの人間が恋に落ち、続いて権力を切望した。
・望みを達成するために彼らは神の助けを求めた。
・神にそむいた結果、それがミノタウロスを産み出すことにつながった。

 だが、この話全体をとりまくすべてを信じられるだろうか?そうは言い難い。

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Wikimedia Commons

テーマ別にもっとじっくり見てみよう

 伝説そのものには、ある程度の真実味がある一方、これまでの話の記述のほとんどは、包括的に一致するようにしている可能性があるため、怪物の創造とその死につながる細部はそれぞれ違うというところに問題がある。

 ほとんどのギリシャ神話と同様、たくさんの人間が登場し、とくに神々が関わってくることを考えると、長い年月の間にこれまで語られてきた事実が薄められていくのはかなりありえる話だ。

 人から人へと話が伝えられていくうちに、伝言ゲーム状態になって、細かい部分がどんどん変化して、曖昧になっていく。

 その効果は薄れてしまっているが、この話のもっとも大きなテーマは、神々と人間の関係性だ。たいていは、神々は人間の問題には口出ししない。結局は、彼らは神だからだが、ここでは、人間が神の助けを乞い、願いをかなえてもらおうとしているのがわかる。

 神が存在するならば、半獣半人の怪物を作り出す力を持っているのもよくわかるが、それでも、またべつの疑問が出てくる。神はこれをどうするのだろうか?と。

 さらに、神にこうした怪物を作り出す力があるのなら、なぜ、人間そのものを変身させないのだろうか?と。

 最終的には、この話は愛、創造、死、欺きを表わしていることがわかる。

 これらはすべて、人間ベースの特徴で、権力をもった人間の過ちについての語られた興味深い話なのだ。

 権力を切望したのはミーノースで、彼にとって権力はこの世でなによりも大切なものだった。ミーノースがポセイドンを裏切った動機は、例えば権力といったものだとわかるが、神を欺すのは愚かなことに思える。

 自分の利益のために全能の神を欺きたいと思うだろうか?

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Wikimedia Commons

神話をどう解釈するか?

 ここには証拠があるにもかかわらず、ギリシャをベースにしたどんな神話に対しても、こうだという決定的な意見を固めるのは難しい。

 おびただしい数の神、話、詩人のせいで、あまりにも情報量が多く、なにが真実なのか、なにが完全な神話なのかを、理解するのが難しくなっている。

 神話に出てくる神々は果たして神なのだろうか?野心を持つ神の姿は人間くさい特徴のように思われる。人間が作る神話の解釈は人間がおのおの持っているのかもしれない。

References:Is There Truth to the Myth of the Minotaur?/ written by konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 69件

コメントを書く

  1. ギリシャ時代にインターネットがあったら、こんな話、
    はい丑松
    の一言で終わってただろうね。

    • -32
    1. ※1
      そもそも、そういうもんじゃないんだってば。
      理解できないかな?

      • +2
  2. こういう神話が何を伝えたいのか調べるには、周辺地域の似た神話と比較したり、時代による内容の変遷を探る必要があるけど…ギリシャ神話だと日本人には難しそうだなあ。

    • +11
    1. ※3
      日本神話とギリシャ神話は親和性があるぞ神話だけに
      オルペウスが冥界行く件とイザナギが黄泉の国に行く件はよく似てる
      デメテルとアマテラスの話も結構似てるしな

      どっちかがパクったのか集合知的に発想が被ったのかは知らんが、
      どちらにせよ世界観が似てるから似た話が語り継がれたんじゃね?
      そういうアプローチで発想してく手もある

      • +14
      1. ※10
        日本の神話のうち、ギリシア神話に共通するモチーフがあるものは、6世紀頃に、渡来系の学者が中国経由でもちこんだペルシア系の神話に原型があるといわれているね。

        • +8
      2. ※10
        し、しんわ・・・しんわだけに??

        さっむwww

        高評価押した。

        • -8
      3. >>10
        死んだ妻を追って黄泉の国に出向く神話はハワイやオセアニアの神話にもある。
        オセアニアの神話では黄泉の国は妻の実家であるとはっきり言われてたりする。
        メソポタミア神話では、妻じゃないが、男が冥界へ行って冥界の女王に会い夫婦になる。
        多分、多神教の神話にはよくある話なんだと思う。

        • +12
      4. >>10
        神話にパクったて表現はちとおかしいな
        それを言ったらハイヌヴェレ神話群とか警察の休む暇がないレベルのパクリ揃い

        • +4
    2. ※3
      日本にも「獄卒としての牛頭(ごず)」がいますね。地獄に落ちた人を苛むわけで、凶暴というか、実はミノタウロスじゃないかと思ったことがありました。

      • +13
    1. >>4
      雌牛を作らせてその中に王妃を入れて
      そんな風に聞いている

      • 評価
      1. >>22
        ギリシャ系統の闇深さはクトルゥフどころじゃないよね…

        • +1
  3. ミノタウロスの話は元ネタがさっぱり分からんのだよな
    ギリシャ神話のほとんどの話は元ネタがわかるような話ばかりなのに
    唐突に出てくるミノタウロスの話は何が起きたのかさっぱり読み解けない

    こんな話を考えついたのは誰なんだろうという驚きが残るからこそ人々の記憶に残ったのではないか

    • +11
    1. ※5
      もともとクレタ島で信仰されてた牛と巫女としての女神官を外部が貶めるために「あの島は女神官が牛と する宗教なんだ」って悪評流したのが原型になっているという説もある
      要するに歴史上の出来事を元にした寓意じゃなくただのネガキャンという解釈

      • +9
  4. そもそも多神教の神は全能じゃない
    あくまで非常に強い力を持つ人間が祀り上げられたものとして考えたほうがいい

    • +11
    1. ※6
      どちらかというと自然現象の驚異を神格化した方が多いんじゃないかな。
      海の神、雷の神、風の神、死の神とかね。

      • +7
  5. 今思えばアームストロングだっけか、宇宙行った人の
    「地球は青いけど神はいなかったって」発言日本人からしたらはぇ~やけどアメリカ全土からしたら色んな意味でショッキングな事言ってたんやな。

    • +5
  6. >自分の利益のために全能の神を欺きたいと思うだろうか?

    ギリシャ神話って、神と人間の思考力と情緒が同一だからなぁ
    そりゃ増長した人間側がだましもするし裏切りもする

    • +17
  7. 簒奪者的な王の息子が暴力的過ぎて地下牢に閉じ込めたけど
    脱走されんで討伐された所が脚色されたんじゃろ

    • +8
    1. ※13
      王子を倒したのは王子の妹の婚約者なので、
      権力争いがあった後に王子の妹の行為を正当化させるために
      王子は実は牛でした。親も牛ですとかフカシまくった可能性もあるな

      • +13
      1. ※25
        だとしてもこの続きで、テーセウスは女神の神託かなんかを受けてケロッとアリアドネを捨てた。と言うかディオニュソスに押し付けて国へ帰る。
        つまるところアリアドネはテーセウスとは結ばれない。

        ※34
        イカロスの伝説だね。
        ところで、昔から不思議だったのが“迷宮に閉じ込められて空から逃げる”ってところ。
        空へ逃げる事が出来るのなら、迷宮には天井が無いと言うことではないかと。
        天井があったら太陽に近づく前に頭ぶつけるよね。
        痛いよね。

        • +9
        1. この神話とは直接関係ないけど、クレタ島のミノア文明って近くのサントリーニ島の巨大噴火で滅んじゃって(火山灰の他、噴火に伴った大地震やら100m近い津波も襲ってきたとされる)、この事がアトランティス伝説の元になったんじゃないかって説があるね。

          ※36
          天井にぶつかる・・・ はっ、ルーラの元ネタはこれか!(違っ

          • +3
  8. ミーノース王の息子の1人が何かしらの障害を抱えていて一生監禁してたって感じじゃないかな?

    • +17
    1. >>15
      日本の牢座敷みたいなものか。
      そういや日本にも頭が牛で体が人間の「件」という化物がいるね。

      • +5
  9. 神話って信じるとかそういうものじゃなくない・・・?

    • +5
  10. そもそもこの伝説が作られたのが、ギリシアが暗黒時代から歴史時代に足を踏み出そうとしている最中のこと。んでその当時の人からさらに古い時代の歴史を神々と半神の事績として記憶にとどめている

    往古、クレタ島にエーゲ海随一の文明が反映しており、そこでは巨大な建造物が数多くつくられた。そして歴史時代に繋がるギリシア系の民族がエーゲ海とギリシアに入り込んできたとき、すでにクレタ島の文明は過去のものだった。そんな古い時代の王朝物語を神と怪物に託して、ギリシア人たちは神話として語り継いで来たんだ

    面白いのは、紀元前5世紀頃の著述家たちにして、とっくにそういう認識を持っていたということ。神話を字義通りに受け取るのではなく、記録も記憶もあいまいになった時代の人々の歴史を語り継いでいるのだという考えは古代から当然のように受け入れられていた。
    近年は考古学的成果の蓄積により、例えばこの有名な迷宮は現実に存在していなかったっぽいことが明らかになりつつあるのだけれど、戦争に負けて貢物としての奴隷を毎年提供しなければならなかったアテナイ人たちの怨みや畏怖心といったものを汲み取ることは難しくない。

    • +19
  11. この神話も何かしら現実にあった出来事をモチーフにしているんだろうね
    ミノタウロスが実在したとかそういう意味ではないのですけど

    • +8
  12. もし仮に神が本当にいると仮定したらば、人間を単なる道具とするような
    人間から見たらムカつくような奴が本当の神なのかもしれない。

    • +1
  13. ケンタウロスが間違った方向で伝わったんでしょ

    • -12
  14. 後の世に余計な問題を残さない為に地位のある人間が好色であってはならない事を書いてるような気もするが
    ギリシャ神話の中でゼウスが一番好色だった印象が強い
    ゼウスのキャラクターを明確にするためにするために必要だったトラブル?

    • -9
    1. >>23
      その前提で語るならば同じ男である王が好色であることによってミノタウロスが産み出されるべきであると思う。
      そもそも、この話しの発端である失敗は王が美しい雄牛を生け贄に捧げる約束を違えたこと。それに怒ったポセイドンが王の后に雄牛を好むようになる呪いをかけたことでミノタウロスが産まれた。
      呪いがなければ后は雄牛と交わることはなかっただろうし、王もいくら美しいとはいえ性的な魅力は感じていなかっただろうし、さすがに性別の問題もある。
      だから、ゼウスとの関連性はないと思うよ

      • +1
    2. ※23
      ゼウスが好色に描かれた経緯は「ゼウスの子供(子孫)」という設定だと都合のいい人物が多いからだと聞いたことがある。
      元々別の地域の歴史や神話等の話をギリシャ神話に集約する時、英雄を「ゼウスの子(子孫)」としてしまえば、能力や権威の説明を楽にして神話に組み込めたからなんだそうだ。
      そんなわけで、あちこちにいる父親不明の異能や英雄や半神はみんな主神の子!としたら
      ゼウスのおっさん色んな子供多すぎ!みたいなことになったらしい。

      • +5
  15. まあ神に逆らった事にして正当性を掲げ、牛と交わった事にして相手を貶め、王子を幽閉したってのが妥当なところじゃない?

    • +5
  16. ちょっと近所のグラード財団代表、城戸沙織さんに聞いてくる!

    待ってろよ!聖闘士たちよ!(寝ててもいいよ)

    • +5
  17. この伝説読んだ時に、人間は牛を受け入れられるんだろうかと考えてしまった思春期のボク・・。
    日本にも娘が牛や馬と恋仲になる伝説あるんですけど
    人型に化けるんすよね。

    • +4
    1. ※29
      東北地方の土着神の「おしら様」の物語は、農家の少女と飼っていた馬の悲恋物語だけど、
      確か人化しない馬との異種恋愛モノだった。
      少女の父親の怒りを買って馬は殺されちゃうけど、最後は二人(というか一人と一頭)で天に昇りおしら様になる、って話。

      • +5
      1. ※60
        アリアドネの仕事は機織りだし
        ポセイドン/ネプチューンの動物は馬だった気が…

        • +1
    2. >>29
      馬頭観音の話を読むといい

      日本昔話全集で読んだときは小学生でよくわからなかったけど、すごい話だ

      • +1
  18. 牛はポセイドンの聖獣。儀式の際に牛頭を被り牛に扮したミーノース王自身が原型であり、被支配者側だったギリシア本土の人々がかつての支配者を神話の中で貶めた結果がミノタウロスだという説に賛同。しかしゼウスの息子たるミーノースを怪物にすることは憚られたので怪物の親としてふさわしいポセイドンの牡牛の子という設定にしたんだと思う。

    • +8
    1. ※31
      ダイダロスさんこの後にテウセウスが脱出したじゃないか!(憤怒)
      で子供と一緒に迷宮に閉じ込められるんだよな
      そんで空から逃げればいいじゃん!って発想に至って翼を開発して脱出
      そんで息子がその道中でどこまで飛べるか試したくなって上昇した
      そしたら翼は蝋性だった為に太陽光で解けて息子は脱落死
      ちなみに息子の名前はイカロス。単発話かと思いきや実は連作でこの件知った時にはビックリしたわ

      • +14
      1. ※34
        えっ!そうなの?わたしゃ今ビックリだわ。
        ※35
        勉強になった、ありがとう。

        • +1
      2. ※34
        イカロスの翼の逸話について、「いや冷静に考えたら太陽に焼かれるよりも先に標高が高くなりすぎて翼が凍って死ぬだろ」っていう至極当然なツッコミを見てなんだか複雑な気持ちになった

        • -1
  19. こう言うのって歴史的な出来事が神話として語り継がれてるんじゃないかと思うんだよな
    日本の神話も国造りの過程をファンタジックに書いた物って感じするし

    • +7
  20. この記事、なんだか胸が締めつけられるんだ。

    あ、アントニオ ホドリゴ ノゲイラが絡まってた。

    • -1
  21. ちょっと話は逸れるが、世界樹の迷宮と言うゲームに出てくる“アリアドネの糸”の元ネタを今知ったわ…

    • +7
    1. ※35
      ちなみに、その糸を台無しにするリスは北欧神話が由来

      • +1
  22. 牛を媒介にした疫病の比喩かなってなんかふと思った

    • -3
  23. 完全な創作なのか、実話をもとにした創作なのか、実話が伝言ゲームで神話になっちゃったのか
    どれにしても数百年数千年単位で伝わってるのが面白いな
    いつの時代の人もそういうお話が好きだったんだろうなぁ

    • +8
  24. ギリシャ神話は当然、古代シュメール神話に端を発する古典としての神話は、例外なくフィクションとして凄く面白いのに、現代的新興宗教の鼻糞みたいな神話のクダらなさたるや・・・嗚呼。

    • +10
  25. ワンピースのどこまでが真実が検証、みたいなもんやぞ。

    • -7
  26. 古代の権力闘争や王族同士の確執など
    現実に起きた醜い話が
    オリジナルだと思うけどね
    子供を生贄なんてのは
    敵対する王族の子孫を殺したみたいな
    イメージにも見て取れるし
    ミノタウロスはその人間の
    醜い心そのものを表現してるんじゃないかね

    • +2
    1. ※44
      後に古代ギリシアやユダヤ教では野蛮な行為だと言われる様になったけど、東地中海沿岸地域では権力者が自分の子供を生贄に捧げる事は一般的だったらしいよ。ユダヤ教にしても確か旧約聖書でも生贄は自分にとって最も大切なものを捧げよと言うエピソードが記載されていたはず。そう聞くとなるほどな、とは思う。でも、時代が下るにつれて代替策として購入した他人の子供(奴隷等)を生贄に捧げるようになったらしいので、その時代の人から見れば確かに野蛮かも。
      この記事言われている賠償として人を求めていたというエピソードも、もしかしたら生贄用の人だったのかもね。ミノタウロスの食糧との事だし。

      • +1
  27. これは多分書いてる人が一神教の価値観の人だから妙に見えるもので、昔は、神は悪いものも生み出したし、怪物は大抵は、死の恐怖、敵対的な異民族(とその神)、自然災害などの比喩だから、どうしてこういうものが存在するのか?と考えたときに、神が怒ったからに違いない、それならなぜ怒ったのか?という部分の「理由付け」が起源系の神話のパターンと考えられる。

    • +7
  28. 地味に、自分で作った迷宮で遭難しかかったダイダロスさんお茶目

    • +5
  29. 昔の人はわからんものは超常的何かのしわざって事にしてその時に物語か生まれていたとおもう。

    • +1
  30. 誰もクレタ文明(ミノア文明)について言及してないだと…

    ミノア文明はアテネやスパルタ等の都市国家が隆盛を極めるよりも古い時代に栄えた文明で、ラブリスという儀礼用の斧と牛を神聖視していた(この斧がラビュリントスの語源になったのでは説がある)
    この文明は全盛期にはかなりの力があり、ある時期のギリシャ本土にとってクレタは脅威だったと推測されている
    確かな記録が残っているわけではないがギリシャからクレタに朝貢していたかもしれない、牛を神聖視する強国の話に尾ひれがついてミノタウロスの話が作り出されたのではないか、というのが世で広く考えられている見解です

    • +4
  31. クレタ島人にとって牡牛が神聖な動物なら、王妃と牡牛コスプレの男(祭司や王)が、おんだ祭みたいなことをしてたのかな? 牡牛と王妃の間の子は、怪物でなく半神になるじゃない?
    ようするにギリシャ目線で語られた神話だよね

    • +2
  32. その後ミノタウロスは、とある異世界の鉱山に召喚されて、「にわかにマッスルが現れた」。と鉱夫たちに思われ「ニワカマッスル」と呼ばれることになるのは、また別の話である。

    • -3
  33. 自分たちが滅ぼした部族の神を「悪」としたり、降伏して自分たちの神の家来になったなどとして語り継ぐのは、神話あるあるですよね。仏教で言えば阿修羅や鬼子母神、日本神話なら鬼などでしょうか。

    この場合ならクレタはギリシャ文明より前に栄えた文明であり、そのクレタで神聖視されていた牛を、クレタを滅ぼしたギリシャが貶めるのは、非常に理解しやすいのではないかと。

    古代の部族間闘争との関係から見ていくと、なかなかに面白い話が神話の中にはゴロゴロあるような気がします。

    • +6
  34. 9年ごとに男女7人づつってわりと語弊はあるけど良心的な要求な感じがする。人間のちょっとした暴君なんてそれこそ気まぐれに遊び半分でその数を越える人々を殺すしな・・・

    • +1
  35. ミノア文明が滅んだのはサントリーニ島の噴火から50年後くらいって話
    が無ければ津波によって突然滅んだ→何か神の怒りを買うような事をしていた
    →子供をミノタウロスの生贄にしてた
    とか繋がるんだけどなぁ。

    • +1
  36. けっこう前にクレタ島で複雑な構造の遺跡が発見されて伝説の迷宮ではないか!?って記事をどっかで見た記憶がある。

    • +2

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