
このクラゲはプエルトリコ南西部の沿岸部の調査中だったNOAAの無人カメラがとらえたもので、水深1,015メートルのところを漂っていた。
針のように繊細な細い触手をめいっぱい広げたこのクラゲは、現地の専門家から「サイケデリックメデューサ」という愛称で呼ばれている。
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Oceano Profundo 2018: Psychedelic Medusa
深海に漂っていたクロクラゲの仲間?
クラゲの中には「深海の花火」にたとえられる派手めなタイプも存在するが、NOAAが見たクラゲもまた、かなりのインパクトを持っていたようだ。2018年10月末から11月にかけて、プエルトリコ南西の海域で調査していたNOAAは、水深1,015メートルのところで妙な動きをする生物に目を奪われた。

image credit:youtube
専門家は、このクラゲを硬クラゲ目イチメガサクラゲ科クロクラゲ属の仲間にあたるCrossota millsaeのオスとみなしている。

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見た目からサイケデリックメデューサと命名
しかし、派手めなピンクで髪の毛のように細い触手を四方八方に伸ばす姿から「サイケデリックメデューサ」というニックネームをつけたという。この構図だけ見ると、カラフルな線香花火みたい!
これは獲物を刺していただく気まんまんのポーズらしい

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太平洋から大西洋にかけて生息するクラゲはたいてい海底付近で見つかっていて、水底に生息する生物と海洋環境との連鎖がうかがえる。今回NOAAスタッフは、自由に浮遊するクラゲの様子を高解像度で記録し、生物の特定のみならず生態の一部を学ぶことができたという。
メデューサの顔てか大きな目玉?

image credit:youtube

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暗い海の中をこのサイケデリックメデューサとあの黄色い電球クラゲが漂ってたらかなりシュールな眺めになりそう。そういや前にNOAAが見つけた発光クラゲもけっこうな衝撃だったね。
・凄いのいた!電球内蔵型エイリアンみたいなことになってる発光クラゲの新種が発見される(マリアナ海溝):カラパイア
ほんと深海のロマンは無限大だわ。
References:youtube / oceanexplorerなど /written by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
なんとも刺激的で美しい
深海にはまだまだ未知の生物がいそうだね
2. 匿名処理班
シューティングゲームの中ボス
3. 匿名処理班
見られたら石にされてしまうぞ
4. 匿名処理班
見たら息子スティックが石になった。
5. 匿名処理班
名前に厨二イズムを感じる
6. 匿名処理班
タコやらイカやらが宇宙人の偵察ロボットだとかいう説を思い出す
おおよそ地球上の生物とは思えん造形
7. 匿名処理班
クラゲって性別あるんだ
8. 匿名処理班
昔持ってたオモチャみたい
9. 匿名処理班
「波長パターン青、使徒と確認」
10. 匿名処理班
自然が創るデザインって
ホント凄いよなぁ〜
11. 匿名処理班
サイケデリックなメデューサっていうネーミングセンスも強烈
そういうバンドいそう
12. 匿名処理班
メデューサってクラゲって意味なんだな
動画でもいきなり「メデューサいるね」みたいに話してる
ひとりで泳げて雌雄あって腕たくさんで、っていうこの形態を指す用語なのかジェリーフィッシュ=メデューサとして使われているのかようわからんけれど
てことは動画タイトルの「サイケデリックメデューサ」もそう命名したわけではなくサイケデリックなクラゲ(メデューサ形態)の動画だよって意味なのかな
13. 匿名処理班
深海生物って「命の一番シンプルで美しい形」をしていると思う
14. 匿名処理班
かっこいい!!
プラズマボール思い出した。子供のころ憧れてたおもちゃ。
15. 匿名処理班
自分もパモたんと同じく、目っぽいと思った。
チェリー・アイなんてどう?
16. 匿名処理班
擬人化早よ。
17. StopMan
動画を見た。
体内に赤紫のソーセージが8つ見えたが、
あれが心臓や消化器官のような内臓かな?
外皮の触手が多いね。
ウニかと思ったww
確かに、深海のロマンは無限大だ。