
image credit:beauandthethreemeowsketeers
動物たちは家族だとか愛するといった、我々が困難に感じていることを実に抵抗なく行っているように見えてくる。姿かたちが違っていようが好きなものは好き。一緒にいたらあったかくて幸せになれればそれがすべてなんだ。
さてなんと、3匹の猫を従えるウサギが発見された。後からこの家に飼われることになった猫たちは、ウサギをアニキのように慕っており、いつでもぴったりんこにくっついていたいんだそうだ。
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犬のようなウサギがやってきた
スカーレット・ダービーさんのお宅に1匹(1羽)のウサギがやってきた。生後4か月ほどだったそのウサギはボーと名付けられた。ボーは一風変わったウサギで、飼い主のスカーレットさんの後ろを追いかけてきたり、家の中を走り回ったり、ソファにいるスカーレットさんに寄り添ったり非常に人懐こかったそうだ。
スカーレットさんはそんなボーを見て、「初めて出会った時、私を選んでくれたんです。すごく犬っぽい性格の子だなと思いました。こんなに心の美しいウサギに出会ったことがありません。」と語っている。
ウサギーのボーに弟分ができる
そんなボーさんに弟分ができる。スカーレットさんは猫のニンジを新たに家族として引き入れた。ウサギと猫、異種同士の出会い。スカーレットさんは最初ニンジとボーがうまくいくか不安だったそうだ。しか〜しところがどっこい、蓋を開けたら2匹は出会った瞬間にお互いに一目ぼれしてしまったのだ。
「ボーとニンジがあっという間に仲良くなっていく様子を見て興奮してしまいました。」とスカーレットさんはコメントした。しかしスカーレットさんが2匹の愛の深さを思い知るのはここからだ。
スカーレットさんが準備していたボーのケージに、猫のニンジは自ら入っていったそうだって言うんだから。
「私がボーをケージに入れようと扉を開けた瞬間、ニンジは決意を決めたかのようにケージに入ってきたんです。最初何が起こるのかと思いましたが、ニンジがボーと一緒にいたいの気持ちがよく伝わってきたんです。」と現場にいたスカーレットさんは語った。
どうやら犬のようなウサギのボーさんは猫の弟分を持つことになったようだ。
そして2番目の弟分も猫だった
ボーはニンジが一緒で嬉しい。ニンジは耳の長いボーさんが大好き。はたから見ると変わった光景だけど2匹にとっては非常に自然なことだった。2匹は一緒に過ごす時間が増え、家族の絆を深めていた。そしてスカーレットさんのお宅にまた新たな家族が増える。猫のニブラーだ。ニブラーもまた、ボーとニンジを真似たのか、兄さんたちのいるケージに入って過ごしたがったのだった。
猫が2匹とウサギが1羽、ひとつのケージで寄り添っている。ちょっと窮屈かもしれないけど、ボーたちにはそれが普通のことだったのだろう。
そしてまた別の日にはこんなショットも撮られていた。
「もしボーが猫たちがケージにいることでストレスを感じていたら地面を足でドンと叩いたり蹴ったりして必ず教えてくれます。」とスカーレットさんは付け足している。ボーはどうやら最初からケージはみんなの寝床だと考えているようだ。
3匹目は妹分。もちろん猫だけどね
月日は平和に過ぎていき、スカーレットさんはローラというメスの子猫を引き取ることとなる。3匹の猫と1匹のウサギが一緒に暮らす家となるわけだ。ローラさんがどうなったかというと、兄貴分たちを見習ってこうなったわけだ。
あっという間にローラさんもボー兄さんが大好きになったそうだ。ボーたちには種の違いは全く気にならないように見える。
ボーやニンジたちにとって大切なのは大好きな相手がすぐそばにいて、一緒に今日も明日ものんびり過ごしていけるってことなんだろう。
総勢4匹となったスカーレットさんのお宅、次々とペットが増えていきそうな気もする。四者四様、みんな個性があってみんな違うからいいのだろう。スカーレットさんのお宅の賑やかな暮らしはInstagramから覗いてみよう。
written by kokarimushi / edited by parumo
追記:(2019/2/4)本文を一部訂正して再送します。
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コメント
1. 匿名処理班
かわいい。
2. 匿名処理班
優しい世界ってこういうことか
3. 匿名処理班
種族を分けているのは人間だけなのかもな
4. 匿名処理班
ニンジ可愛い💕💕
名前はニンジン
はたまた 忍者が由来かな
5. 匿名処理班
ウサギは1匹ではなくて1羽ですよッ
6. 匿名処理班
最初にやって来たのが、人懐っこいおおらかな性格のウサギだった点が良かったのかも
そして次々とやってくる猫も子猫だったのなら、先住の動物を『目上の存在』として敬うケースが多い気がする
いずれにせよ、色々良いケースが重なったから優しい世界が形成されたんだねぇ( ´∀`)
7. 匿名処理班
猫とうさぎって結構相性いいよね
昔飼ってたうさぎはお隣の猫と仲良かった
お隣の猫は毎日のようにうちに遊びに来てうさぎと昼寝してたな
可愛かったよ
8. 匿名処理班
種類関係なくこうやって巡り合わせのように出会って家族になっていくの好き(もちろんニンゲンも含めて
9. 匿名処理班
CatShitOneだな
10. 匿名処理班
ウサギっぽい猫だなぁと思ったら
ウサギだった ₍ᐢ. ̫.ᐢ₎♡
11. 匿名処理班
「さてなんと、3匹の猫を従えるウサギが発見された。後からこの家に変われることになった猫たちは、〜」
これ飼われるの誤字かな?
12. 匿名処理班
猫を「ニンジン」に空目して、
「そらウサギと相性良いに決まっとる」
と思いました…
13. 匿名処理班
前、新宿中央公園にウサギが捨てられてたけどホームレスと近所の人が餌やってたし猫とも仲良くやってたよ。
代々木公園にもウサギ捨てられてたけどなんで捨てるんかな〜
捨てた奴は不幸になればいいよ
14. 匿名処理班
ロールシャッハ!
15. 匿名処理班
夜勤で会社行く時に「野良ウサギ」を結構よく見かけるんだけど、だいたい、ウサギが猫を追っかけ回してるシチュエーションだね、ただ追ってるんじゃなくて、追っかけ回してる感じ、あの上下関係はなんなんだろう?
あたかも「彼女のお父さんと俺」みたいな根源的な順位付けがあるのだろうか?
16.
17. 匿名処理班
コメント欄で捨てウサギ、野良ウサギの存在を知ってびっくり
18. 匿名処理班
>>15
野良ウサギ🐇が猫を❓
マジ❓
19. 匿名処理班
仲の良い兎と猫が結構いることに驚いたよ…猫にとって兎は戯れに殺す獲物でしかないと思ってたから
20. 匿名処理班
20年ちょい前に中島らものエッセイ読んでから猫とうさぎの組み合わせは怖い…
21. 匿名処理班
※7
うちの猫もマンションの同じ階のウサちゃんと仲良かった。
時々廊下に放されたウサギが我が家のドアをガリガリ引っ掻いて「遊ぼー」アピールしてきた。で、猫を出してやると2匹で楽しそうに駆け回って、メルヘンな光景だったなぁ。
他の住人もそんなシーンに遭遇するとわざわざカメラを持って来て写真を撮ったり、その写真を焼き増ししてプレゼントしてくれたり。。。良い感じの昭和時代でした。
22. 匿名処理班
ボーの口の周りの模様をジッと見てると
俯いてる猫の顔に見えるのは私だけでしょうか。
23. 匿名処理班
お、キャットシットワン。
ニンジさんもチコそっくりだわ。
24. 匿名処理班
※17
今ウチにいるのはやはり捨てられていて、保護されたウサギです。
なんでこんな可愛い生き物を捨てられるんだと信じられない気持ち。
人気がでると悲しいことに遺棄やムリなブリードも増えてしまうのよね。
結構ウサギの遺棄は多くて、どこもボランティアさんはいっぱいいっぱいだったりするんですよ。本当に腹立たしいことです。
25. 匿名処理班
うさぎは戦闘力以外に高い
蹴りの力とジャンプ力がすげえんだ
逃げ足も速い
うさぎ同士は仲悪かったりするのに猫なら大丈夫なのか
26. 匿名処理班
昔飼ってたウサギが家に入り込んだ野良猫に噛まれて重症になったことがあって
動物病院に連れて行って手当をしてもらった際にお医者さんから、ある人間は動物はみんな仲良しと幻想を抱いておいてそのリスクは当の動物に押し付ける、みたいな話をされたのが忘れられない
27.
28. 匿名処理班
※15 うちの飼い猫たち四キロ前後の野良出身だけど、窓ごしにでっかい野生ウサギ(五キロ以上ありそう)と3対1でにらみ合いになったとき、結局野生ウサギの眼力に負けて目をそらしてた。
建物で守られてなかったらうちの猫たちも追っかけ回されてたと思う。
肉食草食以前に、個体のサバイバル力が違うケースなんじゃない?縄張りの関係もありそう(そのウサギは防衛戦で猫は縄張り侵入者、負けたらウサギは飢え死にだから必死のケースなのかも)。
畑でシカの群れと慎重に距離とるキツネ夫婦とかよく見るし(近よりすぎるとキツネが追われる)。
いい忘れてたけどキツネタヌキウサギシカクマが出没するド田舎です。
29. 匿名処理班
ふぅ〜っ!おっかねぇや。
30.
31. 匿名処理班
犬と猫でも猿と犬でも個体によっては仲良く暮らすことができる
但しそれは相性がいい個体同士の時だけ
それを誤解して様々な動物を同じ空間で買うことはお勧めしない
という前置きを置いておいてこれはかわいいね:)
32. 匿名処理班
まあ同種でも仲良いとは限らないからな。
人間でも相性が悪い相手はいるわけだし