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テレビゲームが子供の自閉症スペクトラム障害やADHDの症状緩和に役立つ(米研究)

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26件のコメントを見る

(著) (編集)

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 最近では、従来の飲む薬に代わって、遊ぶ薬で病気を治療しようという試みが進められている。

 アメリカでは、アクション系のテレビゲームを通じて感覚刺激や運動刺激を与えるというコンセプトに基づいて考案された「プロジェクトEVO(Project: EVO)」が注目を集めている。

 このテレビゲームを応用した「デジタル薬」が、子供の自閉症スペクトラム障害(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状を和らげてくれるそうだ。

 新たに発表された研究論文によれば、今回このプロジェクトEVOの実行可能性と安全性が確認されたという。

自閉症とADHDを併発する子には従来の治療が効かない

 ASDを抱える子供は、その5割までもに何らかのADHD症状が見られ、およそ3割はADHDを併発していると診断されている。

 ASDとADHDを併発している子供は、周囲の状況に気を取られて集中力を維持できないなど、認知機能が遅れるリスクが高い。

 こうした問題は学齢期に入った子供になるといっそう深刻で、目標を定めてそれを達成することが困難だったり、集団生活の中で日常的な求めにきちんと応じることができなかったりする。

 ところが、ASD・ADHDの子供に従来のADHD治療を行っても、それのみの子供よりも薄い効果しかえることができない。

 今回のようなデジタル薬が研究されているのも、こうした事情ゆえのことだ。

エイリアンを操作するアクションゲーム

 プロジェクトEVOは、米ボストンを拠点とするアキリ(Akili)社がADHDやアルツハイマー病の治療用に開発するアプリで、エイリアンのアバターを操作するアクションゲームだ。

 プレイヤーはモバイル端末を傾けてエイリアンを操作しながら、状況に応じて画面をタップしつつ、ゴールを目指す。

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image credit:akiliinteractive

子供や親のデジタル薬への高い満足度

 今回の研究は、ASDでADHDを併発していると診断された9~13歳の子供19人を対象としたもの。

 半数にはEVOプロジェクトをプレイしてもらい、もう半数にはパターン認知などの教育活動を受けてもらった。

 その結果、EVOを適切な時間プレイした子供グループでは、本人も親も治療に対して高い満足感を得ていることが判明した。

 両親からも子供からも、集中力を改善する治療として価値のあるものと好評で、さらにEVOを処方された子供が、規定された治療セッションの95パーセント以上をきちんと受けられていた点も注目に値する。

 この研究論文は『Journal of Autism and Developmental Disorders』に掲載された。

References:Special video games could help treat children with autism/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 26件

コメントを書く

  1. 昔はゲームすると前頭前野の発達が遅れるって習ったのに
    研究で変わっていくもんだね。

    • +2
    1. >>1
      記事を読むとADHDの治療用に作られた専用ゲームみたいだし、一般流通のゲームとは別物なんじゃない?

      • +13
      1. >>2
        誤解を与えてすまん
        ゲーム=悪 の時代から利用次第で薬にもなる時代になったってことを言いたかったんだ

        • +11
  2. ずっと素手でスライム倒し続けてる友達のコピペ思い出した

    • +1
  3. 自閉症やうつ病の人は一定のリズムの繰り返しとかを心地よさを感じるんだよ

    普通の人だと深呼吸して体のリズムをいったん整えたりするだろ。 あれも近い

    • +6
  4. あのーADHDですが
    これって経験上
    たんたんとしてて
    集中できる作業だから
    症状が押さえ込まれてるだけだと思う
    抑制法であり治療法ではないな

    むしろ廃人プレイヤーになる
    可能性のほうが高いかも
    現に前にニュースで
    似た様な人が報道されてた

    • +16
    1. >>6
      ああ…与えてる間は大人しいくらいの効果なのかな。何となくゲーム治療した後の日常生活に改善が見られたとかかと思いこんでたけど…

      • +1
      1. ※16
        そのあたりは今後継続して経過観察の必要ありだろうね
        訓練の仕方で脳機能の改善の可能性を探るという意味で、有意義な研究になることを祈ろう

        • +4
    2. ※6
      ※16
      >EVOを処方された子供が、規定された治療セッションの95パーセント以上をきちんと受けられていた
      とあるからポジティブな結果は得られてるんじゃないの。
      もちろんこれを確立された治療法と扱うのは早いと思うけど。

      • +3
    3. >>6
      同じADHDだけど自分の経験を省みても単調なゲームをやるだけでは抑制法であって治療法ではないと感じるな。

      人にもよるけど大抵のADHDは欠点を抑え込むよりも長所を伸ばすやり方をとらないと歪んだ人生を送るから、抑制法よりも好奇心旺盛な所を生かした才能開花法を考えた方がいいと思うの。

      • +6
  5. 興味深い。
    遊んで憶えるは大切です。

    • 評価
  6. よくわからないな
    私はasdと診断されてadhd用の薬を処方されている
    つまりadhdの傾向があるasdだが
    ゲームをやっても特に症状が改善されたという気はしないぞ
    ゲームなんて物心ついた時からもう三十年ぐらいやっているが
    これはつまりゲームがなかったらもっとひどい症状になっていたということか?
    それともこの治療で使われたゲーム以外では治療としての効果はないということか?

    • -2
    1. >>8
      ゲーム全般でなく、記事のゲームが効くという話だよ。
      自分もasdだからこれやりたいなあ。
      前の人が言ってる通り、ゲーム廃人になりそうだけど。

      • 評価
  7. 満点取ってもテレビゲームくらいしか褒めてくれる相手がいなかったから俺も子供の頃幾分か救われたと思う

    • +4
  8. ADHDだけどアクションゲームとか致命的に苦手
    ゲームが脳の足りないところを強化してくれるとしたらなんか納得かも

    • 評価
  9. TVゲームとひとくくりにするのがまず間違いなんだよね

    名前ってのも影響するんだろうけどコンピューターを使っての操作型情報体験
    とでも言えばこの名前に(それはゲームを表すのに不適当じゃないか?と)反対する過程でTVゲームの本質ってのが出てくるだろうけど

    TVゲームといったって千差万別ある、アクションゲームだけに絞っても
    反射神経がものをいうものから
    よく観察しよく考えて最小限の動きや操作を必要とするものまである
    別のジャンルならシミュレーターもTVゲームにはある

    だからこれは目的が遊びでなければゲームでなく操作型の情報体験ってもんだとおもう
    そういうのって人との接触が必要なアナログゲームであればこれまでもけっこう治療にあったんじゃない?

    • +7
  10. あと操作型の情報体験って話以外でいうと
    個人的にゲームが競争の中で培ってきたものってのは確実にいろいろな状況で役に立つと思う

    例えば難易度が徐々に上がり、なおかつゲームの仕様を自然に発見するデザイン(設計の意味の方)とか
    個人的に面白いゲームっていうのは快適なシステムに歯ごたえのある難易度
    例えば失敗しても余計な操作せずすぐ再トライできたり
    あるいは情報の表示の仕方や操作が易しいんではなく解りやすい(整理されてる)だとか

    これって物事を考えるときこういう形にまとめ直せばわかりやすいし、他人への説明もスムーズにいく
    っていう競争で磨かれたけっこうなノウハウだと思うんだよね

    なぜかゲーム感覚で勉強ってうたってるのはこういうとこ全然理解せず失敗した紛い物ばっかりだけど

    • +2
    1. >>13
      ゲームをそういう目的、あるいはそういう意識で楽しんで子供らはやりますかね

      ものはいいようって話にしただけのような…

      ゲームだけじゃなくなんでも遊びの中から学んで将来の仕事に活かす人はいるだろうけど少数でしょう

      • -2
      1. ※24
        そもそも受ける側は意識しなくていいのだ
        指導者「オヤツを遠めに置いて腕の筋肉を使わせよう」
        子供「オヤツ美味しいなぁ(腕を使わされた意識はない)」
        みたいなもの

        • +5
  11. ASDだと機械的な判定のほうが落ち着いてミスを受け入れられやすいのを活用して
    併発してる人用に「ADHD療育ゲーム」を作ってみて有効だった、でいいのかな?

    • 評価
    1. ※14
      いわゆる認知行動療法とか心理療法はそもそも集中力のない患者に対して、受けさせること自体が難しいけど、ゲームを与えてる間は好きこのんで集中力を発揮し受けられる上に根本的治療効果も期待できるからプログラムとして満足度も高いし有用性高いって話でしょ

      • +4
  12. 端末を傾けてってところが重要なんじゃないかな?
    あの手の微妙な力加減や集中力が必要とされるゲームって、コントローラーをにぎって複雑なボタン操作をするよりもルールが単純でとっつきやすいけど、指以外も自然と使うことになる
    右に行きたいからと端末をグーンと右に思い切り傾けたら画面が見えにくくなるし、右に行き過ぎてしまう
    それらを解決するためには手首や腕を使った絶妙な微調整が必要
    発達障害の子はバランス感覚が鈍いというか、所謂運動神経が悪いと評されるタイプの子も多いし、適切な力加減が出来なくて不器用だったりするからね
    こういうゲームを使えば集中力も力加減も、問題への解決方法も自然と学んでいけるのかもしれない

    • +2
  13. ゲーム業界から依頼された研究だな

    誰でも好きなことは集中してやり続けることができるのは当たり前のことなのに
    さもゲームだけが有為性があるような研究結果にしている

    • +2
  14. 日本全国民にPS4とBO4を与えなくてはな。皆BO4やろうぜ!

    • 評価
  15. 片付けできない、物事の筋道考えて実行するのが苦手系ADHDだけど、ピクミンとあつ森やったら若干改善した気がする。

    • +1

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