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以前、自分にそっくりな名画を探せるアプリとして大きな話題(関連記事)を呼んだグーグル・アート&カルチャー(Google Arts&Culture)。ドッペルゲンガー探しに躍起になる人が続出したわけだが、このアプリにはその後もユニークな機能がさまざまに追加されたようだ。
色で作品をフィルタリングできたり、世界各国の有名な美術館のバーチャルツアーを体験できたりとアートな機能が盛りだくさんとなっている。
そして12月4日のアップデートで備わったのがオランダの画家、ヨハネス・フェルメールの作品を思う存分に堪能できてしまうミート・フェルメール(Meet Vermeer)機能だ。
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フェルメールの作品が並ぶ仮想アートギャラリーを訪問
#MeetVermeer - The Dutch Master behind the Girl With A Pearl Earring
フェルメールの作品が大好きだとしても、世界各国の美術館に足を運ぶのはなかなか大変だ。
例えばフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」はオランダのデン・ハーグにあるマウリッツハイス美術館が所蔵し、多くの人にとってはそこに行くだけでもけっこうな労力とお金が必要となる。
しかし、アート&カルチャーならそれも簡単だ。
拡張現実(AR)を使ったフェルメールの作品が満載の仮想アートギャラリー、ミート・フェルメール(Meet Vermeer)を訪れることができるからだ。

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まるで「真珠の耳飾りの少女」を所有しているかのような気分
「フェルメール初の国際的なオンライン回顧展」と紹介されているミート・フェルメール機能。世界7ヵ国、18の美術館が所蔵する絵画36点をギャラリー風に展示した仮想空間を自由に移動し、フェルメールの作品をじっくり鑑賞できるというものだ。

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もう一つの特徴は「真珠の耳飾りの少女」を拡大して細部まで見ることができるズームビュー。まるで作品のすぐそばで鑑賞しているかのように、フェルメールの筆づかいまで感じることができる。
さらに、マウリッツハイス美術館のガイドツアーを体験できたりもするみたいだよ。年末年始はコタツに入ってフェルメールの絵画を鑑賞なんてこともできてしまうわけだね。
References:Google play / Apple storeなど / written by usagi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
真珠の耳飾の少女はきてないものの、8点だけなら今上野でフェルメール展やってるよ
かなり混んでるけどね…
2. 匿名処理班
いずれはVRで美術館探訪が実現するな
3. 匿名処理班
この女の表情が気持ちが悪いと思う人は俺だけではないはず
眉毛ないし得体のしれない気持ち悪さがある
4. 匿名処理班
ゴッホが憧れの国ジパングにいけなかったように
今の時代にも何をどう頑張っても様々な事情で
美術館にも病院の外にも出られない人は大勢いる。
「パソコンで味気ない」のではなく、それぞれの
願う形を少しでも満たす手段を増やす事は素晴らしい。
「ぜひお越しください」という言葉はときに冷酷で
残酷な言葉に変わるという事をもっと知ってほしい。
5. 匿名処理班
好きになった子がタイプ
このモデルの子も正にそう
6. 匿名処理班
PC向けの「フェルメールとの出会い」も見ごたえ、読みごたえありますね。このテーマはほとんどが日本語化されているのかな。
ttps://artsandculture.google.com/project/vermeer