メインコンテンツにスキップ

7000年前の人類に起きた奇妙な出来事。子孫を残せる男性が激減、女性17人に対してたった1人。その理由とは?

記事の本文にスキップ

95件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:asunow
Advertisement

 およそ7000年前の新石器時代、人間の遺伝子の多様性に奇妙なことが起こった。

 それから2000年以上、アフリカ、ヨーロッパ、アジアで、Y染色体遺伝子の多様性が減少し、子孫を残せる男性が女性17人に対してたったひとりという状態になったという。

 いったいなぜこのようなことが起きたのだろう?

父系クラン同士の戦争が原因?

 アメリカ・アリゾナ州立大学のコンピューター生物学者、メリッサ・ウイルソン・セイヤーズらの研究グループによるモデル解析によると、この謎めいた現象を引き起こしたのは、父系クラン(集団)同士の戦争が原因だという。

 人間の遺伝子的多様性の減少は、現代の人類の遺伝子パターンをベースに推論すれば、初めてのことではない。だが、こうしたことはたいてい人口全体に影響を与える。

 おそらくは災害や人口の縮小をまねくその他の出来事、それゆえの遺伝子プール(互いに繁殖可能な個体からなる集団がもつ遺伝子の総体)の結果だろう。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Public Domain

男性の数は減らずに子孫を残せる男性の数が激減

 だが、新石器時代におけるY染色体ボトルネック(障害)は、2015年の発見以来、謎になっている。

 それは、父親から息子にだけ受け継がれる遺伝子のY染色体だけに見られるものなので、男性にのみ影響が現われるからだ。

 これは環境というより、社会的な要因を示していて、1万2000年から8000年前に、人類が父系構造から農耕文化へと移行した時期に、社会が再編されたことと関係がありそうだ。

 実際は、遺伝子的多様性の減少は必ずしも人口の減少を意味するわけではない。男性の数はまったく同じなのに、子孫を残せる男性の数が減ったということなのだ。

 これは2015年に論文を執筆した科学者たちが提唱したシナリオのひとつだ。

「生物学的感覚で”もっとも適したものが生き残る”のではなく、富や権力の蓄積が、限られた数の”社会的に適合した”男性やその息子たちの生殖成功数を増加させた可能性があるかもしれない」

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Prehistoric drawings in the Magura cave, Bulgaria

クランにとどまることでY染色体の多様性が減少

 研究に参加した、スタンフォード大学の社会学者ティン・チェン・ゼンは、この仮説をベースに理論を構築している。

 クラン(集団)の中にいても女性は別の新しいクランへと嫁いでいき、男性は一生自分たちのクランに留まることで、クラン内でのY染色体の多様性が狭まってしまうことを、研究チームは指摘した。

 だが、なぜ違うクラン間でそれほど低い多様性になったのかという疑問の説明にはなっていない。もし戦いでクラン全体が全滅してしまったら、多くの男性の系統が途絶えて、Y染色体の多様性も減少する可能性はある。

 コンピューターのモデリングで、このシナリオの可能性を検証してみた。

 女性がそのクランから出て行き、男性が同じクラン内に留まる場合の父系クラン間の戦争は、時間とともにY染色体の多様性に劇的な影響を与えたことをシミュレーションは示した。

 また、男性も女性もクラン間を移動できるような社会構造の場合は、たとえ戦争があっても、Y染色体の多様性に影響を与えなかった。

 つまり、戦争をする父系クランが一番の説明になる可能性がもっとも高いということだ。

 「わたしたちの提唱していることは、考古遺伝的、人類学的な説での発見によって裏づけられる。まず、わたしたちの説は、父系グループが社会的に突出していて、グループ間闘争のメインの単位となっていて、戦時でない時期にどちらか一方の側にひとまとめにされたときの、人類先史学の出来事も含んでいる」と研究チームは説明する。

この画像を大きなサイズで見る

ヨーロッパ人のDNAサンプルからも裏付け

 この仮説は、ヨーロッパ人のDNAサンプルに、Y染色体の浅い癒着があったという発見からも裏づけられている。この特徴は、異なるクラン間でも父系をたどれば、男性同士が血縁である確率が高いことを示している。

 ヨーロッパの新石器時代以降の農耕文化における男性グループは、狩猟採集グループに比べて、比較的少数の祖先から父系が分かれているようで、このパターンはとくに牧畜民の間で顕著だ。

 今回の仮説は、新石器時代以降の社会が、人口は増えたにもかかわらず、先祖伝来のY染色体の多様性を保持するのが難しくなったのは、遺伝的浮動(無作為抽出によって生じる、遺伝子プールにおける対立遺伝子頻度の変化)を加速させるメカニズムのせいだと予測しており、確かにデータと一致している。

 おもしろいことに、ボトルネックの激しさにはさまざまな変化がある。東アジア、東南アジアでの人口では、ヨーロッパや西アジア、南アジアに比べて、それほど顕著ではない。これは、牧畜文化が前者よりも後者の地域でより重要だからだろう。

 この研究論文は、『Nature Communications』誌に発表されている。

References:asunow / sciencealert / iflscience/ written by konohazuku / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 95件

コメントを書く

  1. なぬ!ちょっと7000年前に行ってくる(早計

    • +5
    1. ※1
      17分の1の『1』の方に入れる自信が有るんだ。(そりゃ凄い!)昔は現代とは物の基準が違ったろうから、生き残るのも大変だったろうと思うぞ?

      • +23
    2. ※1
      行った先はヒャッハーさんも真っ青な毎日が世紀末な世界と思われるが、それでもよいか?

      • +20
    3. ※1
      女性に対して男性が少ないのではなく、単に権力やら財力やらでハーレム作ったやつが17人に1人、実際はもうちょっと少なかっただろうが、それくらいの頻度でいたってだけの話だぞ落ち着け

      • +11
      1. ※52
        女性をその集団内で贈り物などにしてたら、それだけで女性数は倍になるからね。

        • -4
  2. 農耕民族のなかでも、なぜ牧畜民に顕著なんだろう?
    麦や米を栽培してる民族より多く戦争をしていたんだろうか?

    • +7
    1. ※2
      牧畜民は結納に大量の金品や家畜を差し出しても生活していけるだけの財力がないと結婚できないからではないか?

      • +22
    2. ※2 米麦の栽培と牧畜だと、同じ人数養うのに必要な土地の面積がかなり違うんだよ。特に米はコスパよくて、面積あたりで考えたらすごく小さくても生きていける(このコスパに労働量は含まない、土地面積だけ)。
      家族の生存がかかってくる問題だから、土地の境界線問題は栽培民牧畜民どっちでも起きるけど、米作民から見たら牧畜民は土地の単位の桁が違うくらいのスケールで争ってたりする。でもそれが家族を生かすのに必要な広さなの。下手に譲ると家畜ごと家族が餓える。
      で、少人数でも生きていくのに広い土地を必要とするから、牧畜民は人口が少ない時代でもお互いの境界線が触れあっちゃって、争いに発展することも多かったんじゃないだろうか。

      ここまで書いてふっと思ったけど、そういえば苗と違って家畜は自力で境界線越えちゃうから、それが争いの原因になることもありそう。

      • +39
    3. ※2
      去勢だよ。
      動物の数の管理が最も重要な仕事である牧畜民は、動物の管理に使う技術を人間にも応用した。生まれたての赤ん坊のうちに玉を取ってしまうのさ。
      古代中国でも奴隷の子はそうして管理されていた。
      他にも、目を潰す、足を切る、女性側の性器を封じるなど方法はいくらでもあって、そもそも割礼自体がその名残だ。
      この研究者たちもおそらく解ってて言ってる。

      • +7
  3. 「ハンドメイズ・テイル」見てたからタイムリーな話題でびっくりした

    • +3
  4. パラグアイのロサス戦争では男性国民の3分の2が死ぬ絶滅戦争をしたのでわりとありうる説

    • +32
  5. 誰からか教えてもらった訳でもなく生存本能(本能的行動)はあるが、♂は♀のあの穴に入れれば子孫残せるとか、ちゃんと理解してなかったとか?

    • -48
  6. こんな事書くとアレだが、一見男性には羨ましい様に見えて、実はタイプの女性が其処に1人もいなかったなんて悲劇?もあったりして・・

    対する女性から見て、相手の男性は超タイプなんだが、ライバルが17人なんて 2時間サスペンスみたいな悲劇が?

    男性だって、相手の女性17人全員に振られるかもしれないし・・

    女性も、男性に振られる可能性もゼロじゃない。

    • -55
  7. 畜産では、オスは繁殖要員の少数を残して去勢するってのが多い
    人間の雄は嫌がるんでさすがにそのまま当てはめることはできないが、
    結婚させないという形で人口の抑制を図ったんだろうか

    • +19
    1. ※10
      人口の抑制ではなく、子供を生ませていた男性の頭数が減っている(遺伝子の多様性が現象)ってことじゃね
      例えば、一部のモテ男がハーレム作って残りは…というような

      • +5
  8. その集団の中では17:1って比率で、よその集団には普通に子孫が残せる男性がいたんじゃないかな
    あと、男性といっても例えばその女性の中に子ども(子孫を残せる男の子)を身ごもっている人がいる場合もあるだろうし。ある時期一瞬そうなったってことはあるだろう

    その集団の文化とか風習、にもよるんだろうな

    • +6
  9. >Y染色体遺伝子の多様性が減少し、子孫を残せる男性が女性17人に対してたったひとりという状態になった
    ここの説明が足りない。
    何をどう調べたのか、いつと多様性を比べたのか、具体的手法は何を使ったのか全くわからない。

    7000年前に何があったか調べると「今より気温が2度高く、
    海面の上昇、日本だと定住生活が始まり、九州方面は火山により壊滅した」とか。
    まあ気候変化により生活行動も変わったようだが…

    • +12
  10. 強い男、金持ちの男だけがハーレムを作って子孫を残して
    その他大勢は結婚できないのか

    • +49
  11. その集団が、ハーレムを作っただけでは?

    • +14
  12. 能力が高い男性が子孫をより残せる社会システムの集団が生き残り、そうでない集団は滅んだ

    っていう話なんじゃないの?

    • +21
  13. 古代の北方民族なんて、強盗集団みたいなもんだ
    強い男達が独占で、負けた集団の男は去勢か殺されてるよ

    • +4
  14. 牧畜では一部の雄を除いて去勢もしくは早期に食用に回すことで、品種改良と頭数のコントロールを行うのがほぼ必須の知識、技術となる。

    完全な遊牧民であれば核家族単位での一夫一婦制を維持しうる(ユダヤ系の宗教で一夫一婦制を強制する傾向にあるのはこのため。多婚の象徴であるムスリムも古代における4人制限というのは農耕文化より厳しい)。
    ところがヨーロッパや西アジア、南アジアで主流の半農半牧文化は限られた土地に縛られるので、男子全員が家庭を持って独立するというのは難しい。広い土地を持ってれば遺産を分配できるが、そうでない場合は長男のみが女を含む家産をすべて継承する。古代中国では家長が亡くなった場合にその寡婦を家長の弟が娶るという文化が残っている地域があって、そのような風習は裏を返せば家長の弟たちはまともに結婚さえできなかった可能性を示す。ここでY染色体の人為的な選択が行われている。

    7000年前というと、ちょうど都市的な生活が登場し文明誕生の揺籃となっていた時代。それ以前に比べて土地への執着が増大し、社会の階層化、権力構造の成立などが見られたと考えられ、当然ながら組織的な戦争活動がはじめて本格化してきた。他民族を征服してその土地を奪うことで資産を増やすことに成功した集団では次男三男までが家族を形成して独立することができるようになり、一度大きな集団となればますます征服活動が容易になるため、強い集団に属していた特定のY染色体だけが広い地域に分布していく。そんなようなストーリーを思い描くことは十分に可能と思う

    • +53
    1. ※19
      記事を読む限り、
      農耕民族よりも牧畜民族のほうが
      特定の男への子作り集中度は高いようだけど?

      • 評価
      1. ※59 私は※19さんではありませんが、もっと※19の内容を読まれたらよいのではないでしょうか?どこにも農耕民族の方が子作り集中度が高いなんて内容は書かれていませんので……。老婆心ながら。

        あと、都市形成の歴史は今までの定説より古い、今まで言われてきたように完全な農耕民が増えて集まって都市を始めた訳ではなさそうだ、というのが、最近新たな発掘と以前の発掘品の再分析(分析機器の進歩バンザイ!)でわかってきています。

        そうした黎明期の都市住人たちは、年代から考えて完全な農耕民ではなく、※19の内容にあるような半分農業半分牧畜(畑を持って畑の収穫も家畜の飼料へ利用しつつ、多くの家畜を放牧して飼う)を行う人たちだった可能性が高いのです。
        なにせ時代を考えますと、まだ農耕が始まってそう時間がなく、農作物の品種改良も途中の時期だったはずで、農作物の収穫量は少ないか安定せず、まだ農業一本では食べていけなかったはずの時代だからです。
        遺跡から出てくる家畜を描いた品々や家畜の骨、遺跡土壌から出てくる農作物の花粉なども、この仮説を裏付けるものとされています。

        • +6
  15. 頭悪くてよくわかんないんだが、戦争があった場合、負けた集団の男は皆殺しにされたか、女は戦利品として全員獲られたって理解でOK?牧畜民と一夫多妻制の流れはそのまま今のイスラム社会に受け継がれてるなと思ったり。

    • -9
    1. ※20※21
      女だけ出て行き、男だけ留まる集団のシミュレーションとは、
      そういうのもあると思うけど、奴隷の人口が、支配側の
      10倍以上なんてありえるだろうか。

      数%の男しか子孫を残せず9割以上が不満を持っても、
      戦って大勢死んだとしても、集団が成り立たないように
      思えるが、真相や如何に・・・。

      • +3
  16. 勝った側が負けた側の男を皆殺しにした、あるいは女を全員連れて行った。
    あるいは初夜権みたいなのがあったのかもしれない

    • +1
  17. 支配者と被支配者が二極化しただけでは?
    支配者は子孫を残せるが、被支配者(おそらく奴隷)は
    子孫を残すことなんてできない。

    遊牧民族では去勢とかはごく普通の行為だしね。

    • +20
  18. きっと聖帝サウザーみたいな奴がハーレム作ってたんだな。で、征服する度に敵方の男たちを抹殺していたと。恐らくその支配者を倒した救世主がいたはず(人類の遺伝的多様性を保ったという意味で)。もう、この設定だけで小説一本書けるし映画化決定だねw

    • 評価
  19. 農耕主体の都市国家よりも牧畜民に強く出てるってことは、モンゴル帝国的な大型征服王朝が存在したのかも。
    都市国家は、彼らから身を守るために城壁を作ったのかもしれない。
    ギリシャ神話とかのスキティア人への恐怖心とか半端ねーし。

    • +3
  20. さすがに17人は体がもたないわ><;

    俺のキングも腫れ上がっちまう;_;

    • -20
  21. ハーレムじゃん!

    と、思ったけどその一人になるまで生き残れそうにないし、生き残ったとしても現代人の俺はその時代の女性からみて生活力もなく総スカンくらって終わりだなw

    • +4
  22. 「フィメールチョイス(female choice)」が隆盛を誇っていて、かなりハイレベルな「選ばれしオトコ」にしか繁殖のチャンスが無かった時代だった、という可能性は無いのか?w
    或いは、男の同性愛者がマジョリティで、異性愛者はマイノリティだったとかw 可能性は考えるだけだったら無限大ww

    • +18
    1. ※30
      そうそう、だからむしろ一夫一妻制はモテない男たちが作った法だと思う笑。

      女側としては
      財力がある男性の3~4番目がラクそうで羨ましい。

      • +7
      1. ※71いやー、一夫多妻文化圏のノンフィクションとか読むとなかなか大変そうだよ。一夫一妻の私たちだって結婚となれば配偶者の親族に悩んだりするけど、そこにプラスして奥さん同士の不文律とか毎日の気配りとか入ってくるみたい。
        たいてい1番目の奥さんが一番えらいから、3番4番目の妻だと気を使う相手が夫の家族の他に奥さん2人か3人……コミュ障の私だとハゲそう。覚えなきゃいけない親戚の数も数倍だし。
        なら1番目が楽かなーなんて思ったら、たいてい1番目の奥さんが他の奥さん達を取り仕切る役目で、奥さん同士の揉め事もよほど重大でなければ1番目の奥さんが仲裁する、って書かれてて、こりゃ私にはムリだ!ってなった。

        • +10
  23. この記事を読んでいて
    男女がまったく逆のいわゆる「逆ハーレム」なんだが
    アナタハンの女王事件を思い出した

    • -4
  24. 一夫多妻があるべき姿、一夫一妻は女にだけ都合のいい制度、とか言ってる男性をよく見るけど
    それが現実化するとこの記事の事例みたいに「能力や権力のある傑出したごく一部の男は多妻、そして多数の男は妻も娶れず生殖活動できなくなる」だけなんだよね
    G1勝ったごく少数の競走馬しか種牡馬になれないのと同じ

    一夫一妻制は、母胎や子供の保護だけでなく、その他大勢の男性にとっての救済措置
    生物学的にも遺伝的多様性、社会的な安定を維持するためにも良い制度なんだってさ
    実際、現代で一夫多妻制が認められてる国でも、そう簡単に多数の妻はもてない仕組みになってるしね

    • +63
    1. ※33
      リアル一夫多妻宗教の国だと
      裕福な男性は何人も娶るけど
      貧乏な男性は一生独身=未経験だもんねえ

      • +14
    2. ※33
      今でも半分はそうなのでは
      草食男性が増える一方で、肉食系の男性はあいかわらずたくさん性行為をしているわけで

      • -4
      1. ※69
        むしろこの事例とは違い、現代は『多様化』の時代といえるかな
        独身女性の数も多いし
        今も貧富の格差などはあるが、権力や経済力をもたない男性が性行為できない、結婚できない、子供作れないわけでもない(貧困家庭でも子沢山だったりする)
        逆に経済力のある男性が多数の女性を独占して子沢山というわけでもなく、未婚で子供を作らない場合もある
        性行為=生殖活動ってわけじゃないからね

        ※71
        むしろ一夫多妻は妻同士のランク争い、異腹の兄弟同士の内部争いが激しくなりやすいのでそうそう楽なもんじゃないよ
        多妻でも夫の浮気問題とか多くてよくもめて裁判になってるし
        ハーレムは妄想だから素晴らしいのであって、現実の一夫多妻は夫も妻も苦労が多い

        • +10
    3. ※33 正論で同意できるコメントだが今の日本の少子化問題の解決策として
      金に余裕のある人が一夫多妻できる様にして子供作ってもらわないと間に合わんと思う
      子供産むのは命がけで大変、一人に何人も産んで頂くよりも多くの女性に産んで頂く方向に、貧乏人と結婚して慎ましく育てるのもいいが教育に金をつかえるならその方が良い、
      戦後の一夫一婦文化より側室文化の方が長いんだから考え方変える時代、第一婦人以降の妻の同意必須ですよ。自分は独男だが養う金と気持ちがある人は何人でも結婚どーぞ

      • -5
      1. ※96
        いんや。
        金持ちゆうても、とてつもないクラスのじゃないとそれはやんないと思うよ。

        金持ちほど、自分の子息には、教育に金をつぎ込むものだ。のちの一族の繁栄のためでもあるし、面子もかかる。
        日本では、税金の関係とかもあるし、そんなに桁外れの資産家みたいのって出ないでしょう?
        少なく産んで大事に育てる、ってのはみんなおんなじさ。かえってビンボ人の方が、そんなもの最初から想定してないから、働き手が増えていいとか、手当金がもらえる、とかで子沢山さ。

        そして、少子化、とかいうのも、社会保障上の狭い視点からの話であって、むしろ人口は増えすぎだ。
        もうどこにもこの地上にこれだけの人類を許容し続けるだけの資源はない。
        人口はこうやって減って行くべきだと思うね。

        豊かになるに従って、人口が減っていくってのは、こうやって、道理にかなっているんだよ。

        • +1
    1. ※34
      東アジアにおいてもハプログループ (Y染色体)の分布に侵略の痕跡がある
      太古にはグループDがチベットから日本まで分布してたが中国や朝鮮では姿を消してグループCに置き換わってる
      日本列島内の分布はなだらかに分散してるので日本人は平和裏に混血したと考えられてる

      • +22
  25. ・・・「同じ男系」でもって「何人居ても1」って落ちじゃないのか?
    何か遺伝子の多様性の話をしてる気がする。

    • +4
  26. いったいなぜこのようなことが起きたのだろう?……で、その原因なわけだけど、それより「1万年以上前に生殖力のある男が激減した」というのがどうしたらわかったのか? が解説されてないよ。
    DNAで「こりゃ、15000年前に人類絶滅の危機がありましたね」とか「13000年前の地層から発掘された人骨が男より女の方が10倍以上多かったですよ」とか、ンなことないだろうし。

    • -9
    1. ※39 えーっと、どこから解説をしたらいいかな…。
      まず、遺伝子は両方の親から子供へ代々受け継がれるんだけど、ずっと何万年も不変でいる訳じゃないのは知ってるよね。私たち生命は変化していく自然界での生き残りのために、ちょっと子供へ渡す遺伝子の内容を変えることがある。いわゆる進化論だ。
      その変化した遺伝子をもらった子供は、時々めっちゃ自然に有利だったり不利だったりするけど、たいてい、親と何が違うかもパッと見じゃわかんないような、親とのちっちゃな違いしかない子供が生まれるの。
      で、そのちっちゃな変化はその子供の子供へ受け継がれて、その子供の子供の子孫が、またちっちゃな変化を新しく作って、その子供へ受け継がせていく。子孫たちにはそうしてちっちゃな変化が積み重ねられていく。
      で、そのちっちゃな変化が1回起きるのには、ある程度時間がいる。複数回の代替わりの時間。毎回必ず変化した遺伝子を子供へ渡す訳じゃないから、複数回。
      つまり、この1回のちっちゃな変化が起きるために必要な時間は、代替わりの時間と変化する確率から計算できる。
      そこから、今あるちっちゃな変化の数を数えて、最初のちっちゃな変化はいつ頃起きたのかを逆算することもできるんだ。
      そうして記事の約7000年前、って数字は出されてる。
      たぶん記事で計算されているのは、現代ヨーロッパ人男性のY遺伝子内のちっちゃな変化の数。

      • +4
    2. ※39 仕事終わったから※79の続きを。
      で、このちっちゃな変化は年月の経過とともに一定の割合で増えて蓄積し、組み合わせバリエーションもそれに準じて増えていくはずなんですが、現代ヨーロッパ男性のY遺伝子を解析すると、何だか年月の割りにちっちゃな変化の組み合わせバリエーションがずいぶん少なかった。
      これは現代ヨーロッパ男性の先祖になった男性が少ないってことだ。材料が少ないから、出来上がる組み合わせも少ないんだ。
      で、現代ヨーロッパ男性Y遺伝子に共通する一番古そうなちっちゃな変化を調べた(これは同じちっちゃな変化を持ってる人の人数比とかから出します。現代人に多いってことはそれだけ古くからあるってこと)ら、
      そのちっちゃな変化を現代人へもたらした男性は約7000年前に生きてた。(その計算は※79でふれた通りです)
      他にも男性はいたのに、どうしてこの男性だけたくさん子孫を残せたんだろう?男性の人口が減る天災とかなかったのは遺跡とかからもわかってる。(まともな研究なら遺跡などからの分析情報は無視しません。必ずあわせて考える)
      ほんとなんでだろう?不思議だ。
      だから人類学的な社会形態の要素を絡めて、どんな場合だと限られた男性のみが子孫を残すかシミュレーションして考えてみた、ってのが記事の内容です。

      • +4
  27. 子孫を残らせる男性が減ったって話であって、セクロス出来る男性が減ったわけじゃなかろう。

    • +1
    1. ※40
      えーと、たとえ性交・生殖能力があったって子孫を残せなきゃ遺伝子プールに与える影響は同じって話だと思うんだけど。

      • +8
      1. ※42
        コメント欄にセクロス出来る男性が女性17人に対して1人だけだと思ってるっぽいコメントがあるから40を書いたわけなんだわ。

        • +2
  28. そんな激戦の中で子孫を残したのに、子孫の出生率は低下していっている(´・ω・`)

    • -1
  29. 残り16人の男の子孫は現代まで生き残れなかった、という意味?
    それとも一夫多妻で有力な家の子孫だけがその地に残ったとか?

    もし一人の男に集中して他の男が結婚できない社会だったなら
    それに関する伝承とか特異な例として記録が残ってそうだけどな

    • -2
  30. 未来の日本を予言してる感はなんだろうなぁ

    • -3
  31. 生物学では、性比が極端に偏る場合、資源もしくは配偶者を巡る局所的な争いが起きたと考えます。
    この場合、メスに性比が偏っていますので、オス同士の間で競争が激化したと推測できます。
    同じようなことが、1つのイモムシに多数の卵を産みつける寄生蜂の性比で起きています。

    • +5
  32. 終末のハーレムかと思いきや、内容を読んでみると

    北斗の拳の修羅の国のような上位一%に入らないと肉か去勢の男にとって地獄の時代とみた

    • +21
  33. 研究班の説明が最初の一文しか理解できないんだけど。。。日本の戦国大名みたいな集団があって、それで。。。で?

    • +1
  34. でもやはり「但しイケメンに限る」だったのであった

    • -16
  35. まぁ多少の遺伝子の多様性が減った所で人口の増減に変化は無かったんだから影響は皆無だった訳でね
    気にしなさんな

    • -5
  36. 農耕と権力構造のどちらが先に発生したかを考える上で興味深い研究結果だな

    • +7
  37. 現代のシリアみたいなことになってるのかと思った。あそこは戦争で男が死にまくって、男が老人と子供ばかりになってるらしい。けど、男の総数が変わったわけじゃないならまた違うんだな。

    • +1
  38. 子供の性別比は戦争などで消耗する前提なのか男子の比率が高く、平時は嫁不足が起こる。
    他方、戦争が起こった後は戦後のソ連みたいに結婚適齢期の男性が少ない為、未婚女性と戦争未亡人だらけになったという。
    イスラム地域の一夫多妻制は戦争未亡人を財力があるものが養うという福祉制度的なものが発端。今はただの富の象徴みたいになってるけど。

    • +12
  39. プレデターが思いのほか訪れてしまったとか

    • 評価
  40. まだまだ農作物の収穫が安定しない時代だから、農作物の不作が起きたら(たぶん現代より古代よりずっと起きやすい。初期農耕民は不作で餓えている年がかなりあったのが遺骨からわかってる)、次の年の収穫までに蓄えの少ない貧乏人とその子供は餓死しやすい。お金持ちは蓄えがあるから、不作が起きても貧乏人よりは子供たちを多く育て上げることができる。

    そして、もし現代の牧畜民と同様、結婚するために多くの結納品を渡さないといけない文化だったなら、貧乏人は複数のお嫁さんを持てないから、複数のお嫁さんを持つお金持ちより貧乏人は子供の数が少なくなる。

    上の2つの条件を繰り返してたら、ほんの数世代でも、貧乏人の子孫の数とお金持ちの子孫の数にかなり差が出るかも。

    • +3
  41. 興味あるから真面目に読んだのにあんま理解できなかった
    自分のあほさにうんざりす

    • +4
  42. 白人のイケメン率の高さはイケメンしか子を残せなかったからって事か

    • -8
  43. 要約すると
    気候が変わって時代はヒャッハー?

    • 評価
  44. 遺伝子の多様性を保てるような社会構造にしていかないと種として滅ぶ危険が高まる
    が、権力や富に溺れた一部の男や女が取る行動は真逆である。
    教育によってか何かによってか、そんな野蛮な思考を減らしていかなければならない。

    • -1
  45. クランの中で小隊のように分けられて上のものが女を独占してただけでね

    ライオンやオットセイみたいに

    • +4
  46. >おもしろいことに、ボトルネックの激しさにはさまざまな変化がある。東アジア、東南アジアでの人口では、ヨーロッパや西アジア、南アジアに比べて、それほど顕著ではない。これは、牧畜文化が前者よりも後者の地域でより重要だからだろう。

    この部分の「人口」という単語、おそらく「population」の訳語なんだろうけど明らかに誤訳っぽい。「人々」と訳しないと日本語として意味が通らない。

    • +3
  47. 日本でも稲作が伝わった初期の時代の王である天照に12人の妻がいたとあるから謎でもないな
    その後、倭国大乱後の日本統一まで戦争が続くから男は死に余った女が各地の王に多数娶るというのもありそう

    • -3
  48. 要するに野郎の遺伝子が同集団内で煮詰まってポンコツになるってこと?昔日本の農村でサンカ等の男に子種貰いに行くって話はそうゆうこと経験的に知っててやってたのか?

    • -4
    1. ※77 ちょっと違う。みんな近い親戚になっちゃったから万が一に備えて外部の血が欲しい、でしょう、それは。
      これは7000年くらい前のヨーロッパで、なんでか知らんけど父親になれる男性が限定されたことがありそうだ、ってのが遺伝子からわかりましたよ、って話。当時男女共に人口が極端に減ったわけでもない(だって母親たちはいろんな人がいたのはやっぱり遺伝子でわかってるし、その後の人口はかなり増えてる)のになんでだろ?不思議だから仮説を考えて検証してみたよ。ってのが上の記事内容。

      • +7
  49. サル山みたいに、最も強い男だけが複数の女性との間に子供を作って
    それ以外の男は単なる労働力とかパシリみたいな扱いだったんじゃないのかね

    • +6
  50. >「生物学的感覚で”もっとも適したものが生き残る”のではなく、富や権力の蓄積が、限られた数の”社会的に適合した”男性やその息子たち…

    の繁殖に有利、で
    つまり女が好きな男を選べる環境ではなかった、と…でも凶暴で醜い権力者なら、狡いばかりで男が男として魅力的でないなら、やはりモテなかった…と思いたい
    遺伝子の多様性のために、また変な性淘汰の末に人類が自然淘汰されないためにも、男女とも健康で賢くないとな

    • +4
  51. サル山は実は順位の高いオスより低いオスの方が子孫が多いらしいですよ

    • +2
  52. 現代社会でも結婚できない・しない人が多くてY遺伝子の種類はさらに減少しそうだね。
    しかも、女性も非婚や晩婚による不妊により子孫が出来ず
    X遺伝子ですら後世の残る物が少なくなりそう。

    • -1
    1. ※84
      現代日本は一夫一妻制で1億人超えの史上最多の人口で、理論上はY遺伝子が最も多い
      国土のわりに戦後の医療の発達とベビーブームで爆発的に人口が異常に増えすぎてしまったともいえる時代

      縄文時代 10万人
      平安時代 600万人
      明治時代 3000万人
      昭和時代 10000万人

      Y遺伝子の種類については、男系の兄弟や従兄弟のうち誰か1人に息子がいれば残るから、少子化になっても種類が急激に減少するわけでもない

      • +3
  53. 実際遊牧民とかは金がなきゃ嫁は貰えないし、
    結婚出来なきゃ当然生殖の機会なんかない。

    • +2
  54. 飢饉の際の富豪は面白いな
    あとは革命で王は粛清されて計画者だけの子孫を残したがった偏執狂がいたとか
    人類は道具による範囲と速度は変われど頭の使い方はずっと変わらないから

    • 評価
  55. …環境なんじゃないのかな。記事には出てないけど1万年前に氷期が終わるんですよ。ここで温暖な気候に適した人類が繁殖した可能性は大いに考えられる。
    また興味深いことにボトルネックが終わりかかる5000年前に人類はシュメール文明で文字を獲得している。もっとも今後の調査でそれ以前にさかのぼる可能性も残されているが。
    龍の起源は相変わらず謎なのだが8000年前にはあったと考えられている。

    つまりボトルネックが起きる前は龍が信仰の対象だったが、ボトルネックが発生してからは文字が誕生したことで神が信仰の対象になったのではないかと推察ができる。

    • +3
    1. ああ、ナショジオで「エクトヴィズ・ガール」の話を読んだ。
      「青銅器時代の若い女性のグローバルな生き方が判明」というやつ。
      これを裏付けていると思う。
      彼女が埋葬されたのは3500年前だけど、上のコメントにある「奴隷の子供は去勢したり目をつぶす」はギリシャ時代でもやっていたから、習慣としてはこの記事とそれほど変わっていないと思う。

      男が定住して女の方が移動するのは、戦争の兵力保持のためだろうね。

      ※91
      だから、氷河期が終わって、狩猟採集文化から牧畜文化になったので、富の偏在=一部の男性しか結婚できなくなった、という事でしょ。

      >ボトルネックが終わりかかる5000年前に人類は
      >シュメール文明で文字を獲得している。
      そのくらいの大都市が出来るころになると、王族以外でも結婚できるくらい生活が豊かになったという事でしょう。
      (というか、「王族が女を独占」では男の数が少なすぎる(笑)

      龍というか、蛇信仰は、蓄えた小麦を狙うネズミを追い払ってくれるから。
      (エジプトの猫信仰と同じ)
      ある程度 生活が豊かになると、思考も豊かになって、信仰の対象が「直接生命にかかわる者(食べ物を守ってくれる者)」から「「偶然」とかを作り出す、目に見えない何か」に変わるのでしょう。

      • 評価
  56. みんな頭いいんだな
    オレには
    ちょっと何言ってるかわからない

    • +4
  57. 富を持つ限られた社会適合者のみが繁殖できるって現代日本そのもの

    • -1
  58. 日本だって長男だけが嫁を貰えて次男以下は召使い扱いで結婚もできなかったりした時代、文化の土地があったからね
    戦争はしてなくてもそういったランク付けがあったかもしれない

    • +7
  59. 奴隷と割礼の慣習は知ってたけど、畜産なにそれ?って読んでたから
    詳しい人達が言ってるのでなるほどと思った
    メスは御しやすいがオスは育つと殺し合う~って、前提ルールが働くとそうなるな

    • +1
  60. 戦争が減ったからこそ多様性が減少したのかな?
    戦争に勝てば、小柄な食糧係みたいな男でも、子孫を残す
    チャンスがあるじゃろ。
    でも小さな集落で生活していると、特定の男しか子孫を
    残せないとか。
    シベリアの小さな村だったら、ありそうな話じゃん。
    となりの村まで数百キロだったり、・・・とか。

    • 評価
  61. 理由は1つ
    狩猟採取から牧畜農耕へと変化する至り
    役割分担が登場したことによるんだね
    役割とは富を守ること!
    これにより男性が集団にガーディアンとして残り続けることになっていったことが累積した結果だね
    どうして農耕民のが傾向が弱いのかと言えば、実りの時期だけ見張ってればいいから!

    • 評価
  62. これかなり難しい話で
    恐らくこの論文だかサイトだかを見て今の男性に単純に当てはめている記事というのも散見された
    ただ、これは誤読や単純化のし過ぎで
    減ったのは男性のY染色体ハプロタイプだから
    本当に男性が17人に1人しか結婚できなかったとか子孫を残せなかった訳ではない
    特定の父系集団(ひとつの小さな部族社会といっても差し支えない)のY染色体だけが残って他が何らかの要因で淘汰されたという話で
    ここでは
    1. 農耕・牧畜社会への移行で貧富の差が出来て社会への適応度が子孫の多寡と概ね比例する傾向になった
    2.ヨーロッパを例にとると当時の小さい部族社会では男が部族内に残り女は他の部族に嫁いでいたので、父系集団といえる
    3.ある部族が他の部族を吸収合併することがあった
    4.2.と3.により、当時起こっていたと考えられる父系集団間の争い(戦争を含めた闘争)の影響が如実に出る(要は部族が負けて滅ぶとそのハプロタイプは消えるし、合併させられると混血で民族浄化が起きて何世代も経て社会的に劣勢な被支配部族の血は絶える)

    • +5

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

歴史・文化

歴史・文化についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。