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ロボットが人間に近づく過程で起きる「不気味の谷」現象。いったいなぜ起きるのか?子供たちも起きるのか?

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(著) (編集)

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 不気味の谷現象という言葉を聞いたことがあるだろう。ロボットを人間に近づけていくと親近感は増していくのだが、ある時点で突然強い嫌悪感に変わるというものだ。そして不気味の谷を越え、見分けがつかないくらい人間とそっくりになると親近感は一気に上がる。

 ではなぜ不気味の谷現象が起きるのだろう?
 子供たちも不気味の谷現象が起きるのだろうか?

ある時点で突然強い嫌悪感に変わる「不気味の谷」現象

 「ナショナル・ロボティクス・イニシアティブ」の予測では、将来的に現代の車、コンピューター、携帯電話と同じようにロボットが普及し、家庭や職場、陸海空、宇宙に至るまで稼働するようになるという。

 大人は自分たちに似たロボットが好きだが、どの程度似ているかによって「不気味の谷現象」が起きる。人間の容姿との近似に何らかの閾値(しきいち)が存在することは確かだ。そこに行きつくまでは人に似ることで魅力が増すが、不気味の谷に陥ると一気に不気味に見えてくる。

 親しみやすさは突如急降下し、代わりに嫌悪感が増すのだ。人間そっくりなんだけど100%まではいかないロボットは、そうでないロボットよりも不気味で、とりわけ歯車やワイヤーが見えるような機械っぽいロボットよりも不気味に映る。

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不気味の谷現象が起きる理由はまだ仮説の段階

 一説によると、その理由は病気への恐怖に起因するという。人間そっくりのロボットは病気の人間に見える傾向があるのだという。

 また人間に似ることで、思考や感情があるという印象を与える一方、大人はそんなはずがないと考えている。ゆえにロボットの見た目と行動が予測に反することになり、それが不安に思わせるという説もある。

子供は不気味の谷を感じないのか?

 大人と不気味の谷についての研究はいくつもあるが、子供とそれについては皆無だ。はたして子供も不気味の谷を感じるのであろうか?

 ロボットはすでに家庭に入り込んでいる。そして大人の家事を手伝うだけでなく、子供の遊び相手になったり、教師になったりもしている。

 昨年、子供と触れ合うことを念頭に置いたロボットがいくつもリリースされたが、彼らはロボットをどう感じているのだろう?

 この問いに答えるため、米ミシガン大学のハロルド・W・スティーブンソン教授は240名の子供(3~18歳)をインタビューして、人間そっくりのロボット、機械のようなロボット、人型ロボットについて感想を聞いてみた。

 またロボットは思考できるか、目的を持って行動しているか、善悪の判断がつくかといった質問や、ロボットは朝食を食べないと空腹を感じるか、蛇を見て恐怖を感じるか、つねられると痛みを感じるか、といった質問もした。

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photo by Pixabay

9歳未満なら不気味の谷を感じない

 すると9歳未満の子供は、それが人間そっくりでも大人のようには不気味さを感じていないことが判明した。

 したがって不気味の谷の原因について、人間が病人を避けるよう進化したためであると説明する仮説は棄却される。もしこの仮説が正しければ、幼い子供でも大人と同様に不気味さを感じるはずだからだ。

 その一方で、9歳以上の子供の場合、人間そっくりのロボットから機械のようなロボットよりも不気味な印象を受けていた。このことは、人間そっくりのロボットに対する反応は、発達の過程で学習されるものであるらしいことが窺える。

幼い子供にはロボットに心という属性を与えるほうが好ましい

 また本調査からは、子供がロボットに心という属性を与えているかどうかが印象に影響することが分かっている。

 幼い子供ほど考えて行動するロボットの方を好ましいと考えていた。彼らにとっては、心があるほどにいい存在なのだ。

 これは大人や年長の子供とは対照的で、こちらの場合は心(特に人間のような感情や思考)があるように見えるほど、不気味な印象を受けていた。

 大人や年長の子供にとっては、機械としての心なら構わないが、人間のような心となると受け付けられなくなる。認識された不気味さは、認識された心と関係する。

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photo by Pixabay

子供の年齢に合わせて段階的ロボットの外観を変える

 また本結果は発達に合わせて考えることの大切さも浮き彫りにする。子供は小さな大人ではない。彼らは年齢や経験に応じて、世界の認識を変える。

 ロボットは子供たちの生活に益々浸透しつつある。それは家庭用に設計されているだけではなく、学校の教室で子供たちに教え、病院で患者を助けている。今回の発見は、子供たちと触れ合うロボットの外見について考察する重要性を明らかにしている。

 それは子供の年齢に合わせて段階的に考えるということだ。幼い子供向けなら、心が感じられるような人間に似せたロボットを作るといいかもしれない。だが、ある程度成長した子供向けなら、あまり人間に似すぎているのも考えものなのかもしれない。

 また段階的に考えるとは、子供が生まれた年代を考慮することでもある。大恐慌当時に生まれた子供たちと、戦時生まれ、ベビーブーム世代、ミレニアル世代では成長の仕方が異なる。

References:boingboing / nsf / npr/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 82件

コメントを書く

  1. 1枚目の突然のスケキヨに心臓止まるかと思ったじゃねーか!!!

    • +6
  2. ピエロ型ロボットにしてみたらいいんじゃないかしら。

    • +1
  3. 年を取れば取るほど初対面の人の属性(職業とか)って一発でわかるようになるから、
    そういう後天的な経験から出てくるものなんじゃないかな。
    人って周りの雰囲気に合わせて表情を変えるから、
    それが適正に行われていないと怪しい人に見えるんだと思う。

    • +6
  4. マジか?と思って6歳児で実験してみたら
    スレ画のロボット怖くなくて可愛いって
    昔ネットで話題になってた大阪のキモ不気味な幼児ロボット動画も見せてみたけど可愛いらしい

    • +12
  5. これは自論だが、不気味の谷は偏に”違和感”だと思っている。
    「人間はこうであるべきだ」という自身の持つ概念からほんの少しズレたロボットが「そういうフリをしているだけ」に見えてしまう事で何を考えてるのか分からない不気味な存在になる。
    意図的に人からずらしたロボット(ペッパーとかアシモとか)はそういうものだと脳が理解できるが、限りなく人間に近づけようとして残ったアラが嫌悪の原因かと。
    それは表情でも仕草でも見た目でも言えることだと思う。
    ここの記事でいう9歳児未満が不気味の谷を感じずらいというのは、
    そういう細かい「人間らしさ」からズレている事をまだ完全には理解していないからなのではないだろうか。

    • +39
  6. コミュ障の私はロボットとオハナシする日が待ち遠しいのですが・・・

    • +5
  7. 子供は違和感を感じる程のサンプルを持ち合わせてないとは考えられないのか?

    • +4
  8. TVゲームなどに出てくるCGで製作された人物をより人間に近づけると不気味に見えるって話を聞いた事があるな。
    だからワザと作り物と分かる様にした方が受け入れ易いとか・・・
    人に近づけるなら顔の作りを左右対称では無く微妙に非対称にした方がよりリアルになるらしい。(3DCG女子高生「Saya」とはは実在の人物にしか見えない)

    • +3
  9. さっき丁度この問題について考えていた。

    人間の定義、生命の定義とは何か?

    人間は遺伝的な正常さを保つため、集団の安全のために奇形を避けて来た。
    それならナチスがやったアーリア人優越主義による他民族や障碍者のガス室送りは正当化されるのか?
    それはない。ではロボットやAIは要件を満たせば生命と同じとみるのか?

    おそらく千年後の人々は我々とは全く違う価値観、生命倫理を持っているハズで、その人達と(人ではないかもしれない)交流できないのが歯がゆい。

    • -7
    1. ※12
      集団のために奇形をさけるという仮説がもし正しいとするならば
      ロボットはそれこそ左右対称で顔のパーツも化粧論理にあるようなゴールデンルールの
      パーツ配置そのままで作れるはず。
      それを不気味に思い、左右不均衡な顔の方がしぜんだと感じるなら
      集団のために奇形をさけるという仮説は当たらないのではないかな?

      • +1
  10. その不気味の谷ってのは

    人間なのか人形なのか分からなくなるから不気味なのか。

    或いは人間でも人形でもない、
    得体の知れない何かに見えるから不気味なのか。

    • +5
  11. 子供のころ、ディズニーランドのスターツアーズ行ったんだ。
    搭乗口までの通路に行くあいだ、ロボットがあったんだけど、人間ぽい姿、喋り方がリアルなほど、何故か不安に感じたかな。r2d2は可愛く感じて好きだったな。

    • +5
  12. 逆に、人間がロボットのような動きを演じ続けると、見ている人には恐怖感を起こさせる。
    不思議だね。
    自分が子供の頃(9歳以下)、父親が人差し指と中指で、人が歩くような動作で自分に迫られると悲鳴を上げて逃げていたものだった。

    • +9
  13. 人間の筋肉や皮を完全再現出来た上で物理演算で摩擦とか重力の影響とか、そういう物も考慮されてないとガワだけ人間っぽくても「やっぱりなんか違う」になる。

    • +2
  14. そりゃそうだろ
    いくら人間そっくりといっても現状はやたらリアルなマネキン人形が動いてスピーカー越しの音声を発しているに過ぎないんだからな
    不気味に思わんほうがおかしい
    もっと極端なことを言えばだ、西洋人形や日本人形がいきなり動き出してみろよ
    ちょっとしたホラーだろが
    要するにだ、人間に近づいているようで実のところ全然その領域に達していないんだよ

    • -10
    1. ※17
      そういうことじゃないんだよ。

      • 評価
  15. 不気味の谷と不気味を混同してる人いるよね
    谷の遥か遠くにいる日本人形も不気味だよね

    • +2
  16. >聞いたことがあるだろう。

    いや、初めて聞いたけど。

    • -13
  17. FF14のキャラクターがマネキンっぽくて苦手なんだけど、やはりこの現象のせいなのかな。

    • +4
    1. ※20
      自分には14のキャラは不気味には見えないな、ただ不細工に感じることはある。
      好みの問題とかじゃなく、上手く説明出来ないかもしれないが「惜しい、だいたいこんな感じの顔の人間っているけど、実物よりも目が大きすぎる」みたいな違和感

      その上で、恐らくキャラクターをアニメ寄りの存在と捉えてるんで目が大きすぎる点は人間に当てはめれば不気味だけど、アニメキャラとしちゃ普通なので気にならず、逆に人間風に見せている肌の質感の粗なんかが目につき、もっと綺麗綺麗な表現にしたほうが可愛いのに…っていう感想になってしまっているんだと思う

      • +7
  18. ゲームAIのNPCに人間と区別できないほど精巧な会話プログラムや表情などをセットしても同じように不気味に感じるのかな

    • 評価
  19. 不気味の谷現象の解釈で個人的に一番ゾッとして好きなのが
    人間に擬態して人間に近づくものと人間を見分けるため
    ってやつ。最高

    • +14
  20. 難しくなく
    単純に防衛反応だぞ
    仲間かどうかが曖昧なほど不安になる
    子供もあるもんだと思ってた
    猿にもあるらしいし。。

    • +3
  21. 病人忌避説が否定されて
    9歳ぐらいからが不気味の谷を感じる境い目になるなら、
    じゃあ、「本音を隠して建前で喋ってそうな相手への警戒感」あたりはどうだろう?

    小さな幼児でも、嘘をついたり
    周囲の顔色をうかがって行動を変えたりはするが、
    思ったことをそのままベラベラ喋らず
    TPOで求められた振舞いをするという
    社会性が身に着き始めるのが、基本的には
    大体この小学校中学年あたりからなのでは?

    そういう前提のある人間が
    「ある程度は流暢だけど、今一歩どこかぎこちない」
    不気味の谷段階のロボットに接すると、
    「腹に一物隠し持ってそうな、何考えてるのか見えない相手」
    っぽい不気味感を抱いてしまうんじゃないかと。

    • +4
  22. 子供たちも起きるのか? うちらと同じやうに子供たちの時代の不気谷が現象するんじゃない?

    • 評価
  23. 子供が感じないのは現実世界の体験が足りなくて一般的な範囲が判らないだけじゃないか?
    不気味の谷ってロボットの心(AI)に対する恐怖と言うより、自分達の種族と酷似してるが非なる物を嫌悪する本能な気がする
    ソレって要するに異常な状態の同種族だし

    • 評価
  24. PS4のゲームキャラとかは不気味の谷を越えて親近感が沸くくらいリアルになってるとは思う

    • +1
  25. 中途半端なリアルさに不快感を感じるのは
    不気味の谷現象なのかしら❓

    • +1
  26. 何故、大人が子供よりも人間型のAIロボットに違和感や恐怖を感じるのかは簡単な理由がある。

    まずは、大人と子供の違いについて、大人はもっと深刻に考え、今後の将来の発展の問題点を把握しながら予想が出来る。

    次に人間の大人が違和感や恐怖を感じさせるのは6点。
    1.自然界に存在しない物(機械)が、人間の資本主義者達のエゴによって誕生させた

    2.昔から人間が中心に考え、人間同士に生活してきたものが、そのAIロボットによって人間の立場や生活に立ち入れようとする <今まで人間がやっていた事(車の運転や仕事など)を全てAIに任せてしまう>

    3.物(機械)が人間の姿や考えや仕草を招くため不自然である(更に将来、人間がロボットと恋愛対象やロボットが子供を産むなどという報道もあった)

    4.AI(人工知能)が人間より上回り、自動化するため、AIロボットの反逆でコントロールを失う恐れがある(AIロボットがAIロボットを作る出すのが可能、というこの情報も報道であげている)

    5.人工知能を持った機械の固まりの物体が暴れ出した場合、その機械の強さと鉄の硬さで人間が止めるのが難しくなる。または、不可能かだ

    6.最終的にAIロボットが人間の権力を奪われるか、または滅びるか。ロボットが人間と入れ替わる恐れを感じさせる

    そういった意味で問題はAIロボットの外見だけでなく、そのAI自体が問題である。

    • -9
    1. ※30
      君の言う「恐怖」はロボット三原則の問題であって、
      不気味の谷とは何もロボットに限らずCGとか人間以外の動物等でも起こる、
      「人間に寄せた結果起きる感情の変化」の事だから論点がズレてる気がします。

      • +5
  27. 手塚先生が「火の鳥」の中で描いていたチヒロやロビタの話を思い出した。

    • 評価
  28. 3Dポリゴンもそうだな、PS2までは解像度が上がるにつれリアルスゲーだったのに、
    今では上がり過ぎて、挙動の些細なところで違和感ばかり感じてしまう不思議。

    • +4
  29. 「変な人」を見分ける力が後天的に身につくせいだろうね。

    上辺だけの人、嘘をつく人、怠惰な人、怒りっぽい人、泣き虫・・・。
    あまり付き合いたくない「人間」を見分けるために、僕たちは後天的に相手の雰囲気を読むことを身につける。

    人間に近いロボットは、そのセンサーに思いっきり引っかかるわけだ。

    • +4
  30. リアルにすると目がこわい
    感情の無い目で見つめられるのが怖い

    • +4
  31. 整形している人やカラコンとか気持ち悪く感じるのも不気味の谷かな

    • +12
  32. 中華街でよく見かける微妙にリアルな顔のお面とか、よく子供が怖がって泣いてるけど、子供のほうが影響受けてそうに思えるけどなぁ

    • +4
  33. 不気味の谷は当然だろう、今程度の技術ではね。今の技術では、揺らぎというのかな?振れ幅の様な物を出せないからね。
    人間にしろ動物にしろ、感情や思考のある生物は、基本的に表情や仕草がつぶさに変化していく、しかし今のロボットでは、そのAIの感情に幅が無い為細かな感情が読み取れない。子供が平気なのは、その視覚から感情を読むという部分が経験として、圧倒的に足りてないだけだろう。つまり、感情の流れを読めないものを人は忌避するんだと思われる。なので、もっと細かい感情の触れ幅と表現、特に目の表現等は重要だが、その常に変わり続ける感情をつぶさに反映させていける様になれば不気味の谷も無くなっていくんじゃないかな?

    • +2
  34. デスマスクに近いからじゃない? つまり9歳辺りから死の概念が目覚め始める

    • +4
  35. 人間とは明らかに違う物体が人の真似をしているのが怖いんだよなぁ
    ルー大柴とか江頭2時50分とかにそっくりなロボットなら、きっと怖くないしキモくないと思えるよ

    • -3
  36. せっかく想像の形を作れる人工物なのに、ある段階で「妙にリアル…。」と思ってしまうのって、人の姿の” 現実 “を見せられるような気がして嫌なんじゃないかな?
    そこをまた越えていくと、今度は妙な人間臭さ?みたいな理解になって、にくめないといか、寛容になっていくのかしら。

    • -1
  37. CGアニメの人物に同じこと感じてた中年ですw
    ちょっと前のゲームとかディズニーとか、気持ち悪くなかった?

    • +5
  38. 子育てをロボットにさせたら子供はロボットを見慣れて不気味に思わなくなるのだと思う
    整形した顔の親を見て育った子供もおそらく同じように見慣れてしまう
    高層マンションで育った子供は高所に恐怖を覚えず、事故が多いとニュースになったけど
    それも慣れだよね

    • +5
  39. 人間は瞬間的に相手が、信用出来るかどうかを脳が判断してるらしいね
    これは遺伝子に刻まれた本能だとか
    9歳までは自分を守る力が無いから、相手を信用するしかない様に出来てる、だから子供は笑うんだよ、相手が笑うと怒るなら、それ以後絶対に笑わない
    だから、瞬間的に見てロボットが自分に対して敵か味方かを判断出来る境界がそれなんだろうな

    • 評価
  40. 病気の人間を見分けて近づかなかった人が遺伝子残してきたんだろうから、何かしらの異常を感じる相手に強烈な嫌悪があるのは仕方が無い
    (逆にそれはそのロボットが人間に近いと認めてるってことでもあるかも)

    • 評価
  41. クロマニヨン人とネアンデルタール人の戦争の理由がまさしく不気味の谷だと俺は解釈してる
    要するに自然界におけるヒエラルキーが近い存在ほど生存競争の手段が被りやすいからその対象を排除しようと働くのだと思うよ
    実際犬と猿では嫌悪感抱く人の数が違うわけだし

    • 評価
  42. 人間同士でも、概ねは温和な笑みを浮かべている写真に好感を抱くが、実は殺人鬼の写真
    だったと言われると、なんだかその笑顔が急に何かを企んでいるような不気味なものに見
    えてくる。背後に「何か企みがあって、本性を偽っている可能性」を感じるから。
    「心」を持たないロボットだからこそ、人間に接近したある時点で「実は何か考え、企ん
    でいるのでは…」と思えてしまうのではないかな、と。

    • +1
  43. 自分が不気味の谷を感じる時たいていリアルだけど生気を感じない時な気がする
    恐らく死体もしくは死そのものを連想させてしまうからじゃないかなと思う

    • +2
  44. 子どもの頃から人間によく似たヒューマノイドと接してきたら、
    たとえ大人になってもそうした存在が当たり前になって嫌だとも何とも思わなくなるんじゃないかな
    人間て驚くほど慣れて適応するから
    そうではなく成長にともなって、この前まで受け入れていたのに急に嫌悪感を抱くようになるならそれまた興味深い
    どっちになるかな

    • +2
  45. 僕は人形嫌いだが、きっと人より谷が広くて深いんだと思う。
    じつは同僚に整形美人(?)がいて、正直怖い。
    他のみんなは「目元が不自然」くらいの感想だけど、怖いんだよね。
    この谷は埋まらないと思う。

    • +4
  46. 人間は相手の感情が読めないと不安を感じる。微妙な表情の集積から他者の感情を読みとるように人間は進化してきたのではないだろうか。だからロボットの表情は理解不能でどのような感情にあるのか今までのパターンに当てはまらず、それが不気味と感じられるのかもしれない。

    • +1
  47. サーボか空気ピストンによるカクカクした動きを生物的滑らかな動きにし、見たからにゴムかシリコーン製っていう肌の質感を、透明感のあるより自然な肌に改善して、まつげ一本、髪の毛一本まで精巧に人に似せれば、違和感はなくなると思う。

    絶世の美女。でも彼女実は機械! なんてこともあるだろう。

    • 評価
    1. ※58
      >絶世の美女。でも彼女実は機械!

      絶世の美女。でも彼女実は整形!
      絶世の美女。でも彼女実は修整!

      あるある

      • +3
  48. 能面やピエロから受ける印象と本質的には同じじゃないかと思う。
    狂気に対する嫌悪と恐怖かな。

    • +1
  49. ライオンが群れの仲間を殺し個体数が激減した
    原因は犬ジステンパーウイルスに感染した事で激しい痙攣を起こしその異常な様を見た仲間のライオンが群れを守るため殺したと考えられている
    早い話防衛反応じゃないかなと自分も思う。9歳未満の子供に関しては教育レベルによるものや判断力に欠けるのでは

    • +1
  50. いわゆる「整形しすぎた人の顔」って言うんですか
    あれがこっわいのって私だけじゃないですよね?
    あれもこういうのに感じる不気味さに近い物がある…

    • +4
    1. ※62
      ツケマや差し歯でも「ん?」って思う
      美醜の問題じゃなくて、違和感というか、なんか変だと思って見てしまう

      • +3
  51. イラストを描くことがあるんだけど、リアル系ほどデッサンの出来不出来がわかりやすくなると思ってる。目玉が掌ぐらいあるようなアニメ系イラストだと、そうとうおかしな絵でもそんなに違和感なく見れちゃうんだよ(昔のギャルゲーとか)。
    人間は人間の表情や顔の造作に敏感で、ミリ単位の変化でも読み取るように出来ている。いっぽうでアニメ絵の顔は記号としてざっくりと判別している面がある。
    この脳の中の「表情か、記号か」の混合のバランスが、対象となる顔が半端にリアルになったところで違和感を強く検出するんじゃないかと私は考えている。

    • +8
  52. 見た目より知能で不気味の谷を越えてくるロボットが出てこない内は排除とかそんな剣呑な事にはならんさ
    良くも悪くも人間性の内に潜む自覚のない邪悪まで数値化して人工知能が理解してくるのはまだ遠い先の話だ

    • 評価
  53. 友近が何かの番組で「あたしって女っぽい格好するほど男に見える」と言っていたが、
    つまり元の顔の作りが男っぽいから逆に女っぽさに近づけようとするとその作りが際立つらしい

    • 評価
  54. 人間の脳には表情認識用のモジュールがあって、それが僅かな違いも認識して見分ける
    例えば日本人には白人が全部似たような顔に見えるし、白人はアジア人の区別がつかない
    こういうのは表情を読み取る能力と経験の蓄積で発達する
    不気味の谷はロボットの顔があまりに情報が少なすぎることで何も読み取れないことの違和感だと予想してる
    子供はまだ脳の発達も経験も不足してるので、逆にあまり違和感を感じないんだろう

    これを克服するほど精巧なロボットを作るのは無駄が多いので、むしろピクサーのアニメのようなデフォルメの利いたロボットを作る方が現実的だろう

    • 評価
  55. 不気味の谷の傾斜について考えたい。

    というのは、狭く急であるなら、そこには何か人間特有の認識能力・システムが働いていると考えられ、それゆえに対症療法的な解決もできるだろうが、問題は広くゆるやかな場合だ。
    この場合、谷はある程度谷埋め立てることしかできず、どんなに埋めても「ここちょっと低いな」と感じる者がいなくなることはない。結局のところ「感じ方には個人差がある」というところに落ち着くのだとすると、不気味の谷の克服は不可能だということになる。

    整形の例えでいうと、より自然な仕上がりのメソッドが広く共有され技術向上もしてゆくのが前者。整形は整形、どうやっても不自然な感じはぬぐえない、という「文化」が覆えせないのが後者だ。

    • +1
  56. 不気味の谷って造形だけじゃなくて動作にもあると思う
    ボストンダイナミクスのペットマンとかは動作の面で不気味の谷に片足突っ込んでるよね
    かなりリアリティのある、重心制御による歩行をするんだけど、時々おかしなステップを踏んでて、それが気持ち悪い

    • 評価
  57. 9歳と10歳というより自分が小学三年生だったときと四年生だった時の違い
    を思い出すとイメージがしやすいと思う。

    4年生5年生は発達障害の話でもよく話題にのぼって賛否わかれるけど
    「集団やどこの友達のグループに属しているか意識し始める。社会性が出てくる」
    「他者の表情やしぐさを見て、相手の言葉に表れない気持ちを読み取る」
    という時期。

    たぶん瞬間的に一目みて「相手は自分に危害を加えてこないか。自分と同じ仲間なのか。安全なのか」ということを判断するようになるんだね。

    • +2
  58. 子供のうちから見てたらこういうものだと思うし
    大人でも普及して見慣れれば不気味だと思わなくなると思うけどなぁ
    ロボットはロボットだから変な動きでも普通に見れるけど
    人形に近いロボットは最初人として見るから不自然に見える

    • 評価
  59. wikiの「不気味の谷現象」の中にあった

    “Commerce等で広く使用されるレコメンデーションシステムにおいても同様の現象があると指摘している。ユーザーの好みに近い情報や商品を提示していくレコメンデーションも最初は興味をもってユーザーは反応してくれるが、あまりにもユーザーの好みやコンテキストを捉えすぎると、強い嫌悪感を誘発しかねない。いわゆるビッグデータの活用等によるレコメンデーションシステムもこの「不気味の谷」が提起している問題に十分に配慮する必要があるのではないかということである”

    めっちゃ分かる、amazonとかで突拍子もない商品をオススメされると面白いんだけど、余りに自分が欲しがるであろう商品がオススメされると訝しんでしまう
    逆に

    • -1
  60. 人口物が人に近づく事での不気味の谷は人形がモチーフの怪談や外国のホラー映画等で理解できる共通した感覚だと思う。逆に人がそういう人形的な方へ近づく整形の違和感も同じ不気味の谷に近づく行為であるという事になる。実際に整形している人は大抵違和感や不気味さが漂っているのも今までは違和感だったが今後は不気味の谷と言う事になるのかも。

    • +2
  61. 第一印象、ロボットをロボットだと認識している内は違和感はなく、ロボットと人の間の見た目だとロボットなのか人なのかの違和感に襲われて気持ち悪く見える。100%人の造形、動作をしたロボットならば人はそれを人と認識して好意、恋する人も出てくるのは。

    • 評価
  62. 「人間そっくりのロボット」から「挙動に違和感のある人間」に視点変わっちゃうもんな
    そりゃ大人にうなるほど警戒するわ

    • 評価
  63. 子供に4歳見せたら逃げた。ウチのは女児なのに人形やマネキンにも拒絶反応するんだが、一体何が違うのだろう?

    • 評価
  64. 人間に近づくほど微妙な違いを探してしまうんだよ
    そっちに興味がいくからどんどん気持ち悪くなってしまう

    これは飲食店で聞こえてくる普通の会話より電話みたいな片道通話がストレスになるのと似ている
    普通に分かりそうでわからない部分があると無意識の部分がそれを解決しようとするから披露が溜まってしまう

    簡単な解決策はアニメキャラに似せるとか、
    或いはロボ耳みたいな分かりやすいシンボルをくっつけると良い
    これだけで微妙な違いに引っ張られなくなる
    あっ、これアニメのだ
    あ、これロボだ
    で終わるからスッキリする

    • +1
  65. フィギュア以外のヒトガタは全部怖いです。
    子供のころ思い出して眠れなくなったじゃないですか…。

    • 評価
  66. 信憑性が低い
    こんなものは人それぞれ
    子供でも嫌がる子は極端に嫌がるよ

    • 評価
  67. 人も他の動物も、好奇心と警戒心を持って行動し、しぐさや表情で自分の意思を表現している。命や利害を守るために。

    ロボットにはそれがない。だから不気味に思える。

    実際に人間が人形のマネをして無表情で動く芸が昔からある。

    • 評価
  68. 個人的に、何かが人間に化けてるように思えるから怖いんじゃないかと思う
    自然界でも捕食者が捕食対象の共存対象の振りをして捕食したりするし

    • 評価
  69. 赤ちゃんも他人の顔より他人と母親の中間の顔を恐れるらしいし、
    あからさまに異質なものより、自分と近しいものの要素を持ってるが、自分と近しいものではないものに不安を覚えるんだろうね

    • 評価
  70. 子供もアンドロイド的な人間を不気味がると思うけどな。
    小学生から中学生まで自分は感情表現が苦手でロボットみたいとからかわれ酷いいじめにあった。
    悲しんで泣いたり、笑ったりの仕草や表情、感情的に喋ったりできないとキモいと叩かれたり嘲笑われる。

    • 評価

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