この画像を大きなサイズで見るNASAとESA(欧州宇宙機関)によって開発され、1997年に打上げられた土星探査機、「カッシーニ」がついに土星の環をくぐった。
その大気や巨大な台風を捉えた最新画像は、これまで最も近くから土星を撮影したものだという。
カッシーニがとらえたこれまでで最も土星に接近した画像
2017年4月27日、カッシーニは、巨大ガス惑星と環の間へ向かって計22回におよぶ最初のダイブを敢行。地球に素晴らしい画像を送信してきた。
これまで土星とその環の間にあるものは全て推測にすぎなかったが、カッシーニは史上初めてその実際の姿を目撃した。
土星の大気最上部と環の間の距離はおよそ2,000キロ。カッシーニはここを時速124,000キロで通過した。
土星北極に見える六角形の渦巻き中央にある台風
この画像を大きなサイズで見る画像は、土星北極に見られる六角形の渦巻き中央で吹きすさぶ台風を捉えている。これは雲層における気流のジェットに起因するものだと考えられている。
また惑星表面に点々と現れている明るいマークも見える。専門家の見解によれば、マークは局地的な小さな嵐で、これによって大気ガスの組成が変わり、色が変化したものだという。画像では小さな範囲にすぎないが、実際は数百キロメートルもある。
局地的な台風が作りあげた模様
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この画像を大きなサイズで見る通信トラブルがあったもののなんとかデータを送信
超高速飛行ゆえに小さな粒子が衝突して、精密な部分が不具合を起こす恐れがあったために、大型の皿状高利得アンテナを盾代わりに利用した。
この画像を大きなサイズで見るしかし、このために環平面の通過中はアンテナを地球に向けられず、通信が途絶えてしまう。そこで土星に接近している最中はデータ収集に専念し、通過し終わった20時間に地球にアンテナを向け送信を行うようプログラムされていた。
この画像を大きなサイズで見るただし、データはまだ処理されておらず、NASAは土星の大気をこれまでで最も近い距離から撮影したとしか発表していない。未処理であるため、現実なのか、ノイズなのか、まだ確実なことは言えないようだ。
カッシーニの20年にわたる壮大なるミッション
5月2日に次のダイブを予定しているカッシーニは、NASA、欧州宇宙機関、イタリア宇宙機関による20年におよぶ共同ミッションだ。
1997年に打ち上げられ、2004年から土星軌道の周回を開始。以来、13年にわたり貴重なデータを送信し続けてきたが、すでに燃料が残り少なく、9月15日に土星へ突入しその役割を終えることになっている。
この画像を大きなサイズで見る21日、土星の衛星タイタンで最後のフライバイを行い、炭化水素の湖と靄のかかった表面のデータを収集。
タイタンへの時速21,000キロでの最接近は、カッシーニのミッション最終章の始まりを告げるものであった。
タイタンの重力によってカッシーニの軌道は内側に曲がり、計22回の土星の環くぐりを開始。最後は土星への突入でグランドフィナーレを迎えることになる。
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この画像を大きなサイズで見るカッシーニ・グランドフィナーレ360度動画
以下のGIFアニメーションは、4月12日にカッシーニが撮影した土星の衛星、アトラスの姿である。UFOまんじゅうみたいで面白い。
土星衛星「アトラス」
この画像を大きなサイズで見るこの時カッシーニは、アトラスから約1万1000キロmまで近づいた軌道を飛行していた。これまで最も近い位置でのアトラスの姿である。
via:NASA・rt・dailymailなど/ written hiroching / edited by parumo
















ミッションはかっこいい
頑張れ!
長い間よくやってくれました、ご苦労さん(NASAの中の人も)
一時は某番組で恐怖の大王候補にされたり(笑)、色々あったが、最終的にはすごいところまで言ったねえ。
すごいぞカッシーニ。
アトラスのGIFは二つ横並びにして、立体視にしたら面白そう。
いつか土星に落ちたカッシーニを次世代の人類は発見できるのか
少しだけ楽しみだ
※4
夢を砕いて悪いが、土星はガス惑星なので突入したカッシーニが着地することはないし、人類が着陸し探索する地表というべきものもない。外側のガス層をぬけると液体水素の層になり、更に中心へ行くと未知の液体状の金属水素の層に入る。
極限の環境なので、カッシーニがそれとわかる形を保つことはできないね。
※14
まぁ大気圏に入ったら燃えながらバラバラ…はやぶさよりもっとぱっと散って終わり
って感じだろうね、その様子を見たいとは思う。
Cassini Grand Finale Realtime Simulationで検索すると、カッシーニの現在の位置をシミュレーションしてるサイトが出てきます。
輪をくぐった数日前は2,000kmほどだった土星との距離が、今は120万km以上になっているのがすごい
見ているだけでもあきない
観測データが届くのを楽しみにしております。
いよいよカッシーニの一世一代か、お疲れ様ですなぁ…
今秋以降は土星の一部になってリタイアすると
20年にも及ぶ大プロジェクトだから、実を結ぶ前に定年になっちゃったり、開始した当時のヒヨっ子が幹部になってたりして、色々感慨深いんだろうな
※6
死没してない関係者なんかは呼ばれるんじゃないかなぁ
なんて思う。
20年か~
長いようで宇宙規模で考えたらトンでもないスピードだよな
土星の輪の一部にしたらいいのに…と思ったけど
突入のほうが得られる情報多いんだろうなぁ
遂に終わりを迎えるのですね。これからも新たなプロジェクトを行なって欲しいな~
カッシーニありがとう😊
カッシーニの感激
土星人くる?(๑•∀•๑)
ずいぶんとごぶさたーん
1999年に地球でスイングバイしてた頃には高校生だったなぁ。
ノストラダムスの大予言はカッシーニの墜落を意味していると思ってたよ。
燃料のプルトニウム電池は、当時の私にとって有力なニガヨモギ候補だった。
実際は大往生だったね。
打ち上げに失敗すると放射性物質が世界中にばら撒かれるからと反対する人もいたな
よくわからんけど土星はガスの塊なら
吸引機か何かで成分持ち帰ったり出来ないのかな。
月の石持ち帰って調べてるんだから土星の成分も
持ち帰って良いじゃん
土星の上空のカラー写真っぽいの、これ想像図か??本物だったらすげーなと思ったけど。
ガキの頃読んでたGTO作中で天才少女神崎が東大生の家庭教師を
おちょくるのに使ってたのがスイングバイするカッシーニの軌道計算の問題だった。
今思えば、土星まで行く探査機が出発したっていう話題性があったからこその作中でのネタだったんだな。
ある種の時事ネタだったことに20年後に気付いた。
こういう探索機に出発前ゴキブリが繁殖しやすい環境作ってたら
いつか別の生命体生まれそう
カッシーニ「サヨウナラ・・・サヨウ・・・ナ・・」
*20
NASAのサイトでこの画像に “Cassini Grand Finale Concept” って書いてあるから、
カッシーニ最終ミッションのコンセプトをCGで描いたものでしょうね。
はやぶさといいカッシーニといい、人工物にこうも感情移入出来るのは何故だろうか
江戸時代から続く物への感情の名残かねえ
※26
なぜなんでしょうか、ヤオロズの神の人が多いせいかな。
アブラハムの宗教の人たちはこういうのは感じないかな
※26
ただの機械が土星に落ちていくだけなんだが。ただの物理現象だぞ?
俺が生まれた年に打ち上げられてたのか…不思議な気分だ。
9,10月はニュースをしっかりチェックしよう
カッシーニ最大のミッションは、ホイヘンスのタイタン投下でしょう。ハヤブサもまだイトカワに辿りついていない時に、月、火星、以外の天体地表の画像を送ってくれた功績は天文史に残る業績かと。
こんな遠い場所(とゆうか感覚すらつかめない距離)で20年かー。
カッシーニさん、すごいなあ。
もう少し先だけど、
グランドフィナーレの記事も楽しみにしてる。
超長生きした探査機だな
ご苦労様でした
感動的な多くのコメに申し訳ないけど、アトラスがお尻に見える…
いつの日かこの場所に人類が到達する日も来るのかな