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アメリカ、エリス島の移民局に世界各国から押し寄せた移民たちの肖像画

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(著)

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 1892年にアメリカ、アッパー・ニューヨーク湾内にあるエリス島に開局された移民局には、世界各地から大勢の移民希望者が訪れ、アメリカ入国の審査を受けた。

 海の向こうからやってきた移民たちの中には、自国の民族衣装をまとう姿も多く見られたようだ。その当時の局員が撮影したエキゾチックな人々の写真の一部が海外サイトで公開されていた。

 エリス島は、かつてアメリカの移民局が設置された場所で、1892年から1954年にかけて、およそ100万人の移民の出入国検査が行われた。

 移民局が開局した1892年の1月1日に申請を行った移民はおよそ700人。移民第一号となったのはアイルランドからきた17歳のアニー・ムーアという女性だった。

 当時の移民審査は所持金などを目安に階級が分けられ、経済的に裕福と判断された移民たちは事前に船上で審査を受けることができたが、より貧しいと判断された移民たちはエリス島で健康診断や法的審査を受けることになっていた。

1. ドイツの密航者

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2. オランダの女性

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3. ロシアのコサックの男性

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4. ルテニア人女性

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 その後の移民局は増加する移民の審査で多忙を極めるようになった。1907年になると、ひと月に1万人を超える移民が訪れるようになったという。

 移民希望者は健康診断や入国後の職や所持金に関する質問を受けるため、そこで3時間から5時間ほどの時間を費やした。また、彼らのおよそ2%が伝染病や精神疾患、犯罪履歴などから入国を拒否された。

 これらの写真を撮ったのは1892年から1925年にかけて移民局の事務長を務めていたアマチュア写真家のオーガスツ・シャーマンという人物で、被写体となった人々は所持金やチケットの問題があったり、アメリカにいる家族や親族、友人の迎えを待つ移民だったようだ。

5. ルーマニアの羊飼い

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6. ルーマニアの女性

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7. ルーマニアの男性

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8. ギリシャの兵士

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9. イタリアの女性

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10. オランダの子ども

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11. 笛の奏者たち

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12. ドイツのバイエルンから来た男性

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13. ノルウェーの女性

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14. ラップランドの子どもたち

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15. スロバキアの女性

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16. アルバニア兵士

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17. イタリアの女性

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18. グアドループ島から来た女性たち

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19. ラップランドの子どもたち

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20. ロシアの草原からきたコサックの男性

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21. デンマーク人

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22. ラップランドの女性

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23. ヒンドゥー教徒の男の子

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24. グアドループ島から来た女性

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25. アルジェリア人男性

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26. スロバキアの女性と子どもたち

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 その後、1920年に移民の受け入れ制限が設けられるようになると、この施設は拘留や国外追放手続きなどに使用され、第二次世界大戦中には外国人移住者の拘留地になった。1954年にこの移民局は閉鎖され、今は博物館になっているそうだ。

via:vintag・written D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 37件

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  1. 古写真って何かせつない
    ここに写っている昔の人達は、当時何を思って生きていたのだろう…

    • +7
  2. 25.アルジェリア人男性
    すごいイケ面だな…っていうか端正と言えば良いのか、顔がほぼ左右対照。
    21の「タンギー爺さん」みたいなデンマーク人いいなw

    • +12
  3. JICA横浜の海外移住資料館にもブラジルや世界各地に
    旅立った日本人の資料が展示されています
    しかも土日にも世界の本場料理やランチもあり
    更に安いので横浜に行ったら家族連れ遊びついでに
    見てください

    • 評価
  4. 8のお髭のおじさまが、スカート着用に見えてしょうがない・・・
    いやモノクロだからわかりにくだけで、ズボン的な物をはいてるんでしょうけどww

    • +3
    1. ※7
      フスタネーラっていう、こういうスカート的な民族衣装だよ

      • +6
  5. エリス島の博物館行ったことあるけど、日本人の写真も飾ってあったよ

    • +4
  6. ちょっと疲れた顔ばかりなのが痛々しいけど
    こういう一般の人の民族衣装姿、晴れ着ではない普段の姿って美しさがあるなって思うわ

    • +3
  7. 日本が真のグローバリズムを実現するなら移民を拒絶せず受け入れるべきだ

    • +15
  8. みんな一張羅を着てる!
    クバーニ・コサックが居たのには驚いた。馬は、やはり連れてくる事が出来なかったんだね……

    • +6
  9. みんな味のあるいい顔してる
    この人たちの人生を追ったドキュメンタリーが見たい

    • +9
  10. グアドループ島から来た女性が2枚ともえらくオシャレで上品な格好してるな

    • 評価
    1. ※20
      た、たしかに。
      木靴を履いてるみたいね

      • 評価
  11. オランダの子供がなんか幼いんだか老けてんだかわからない不思議

    • +12
  12. 『ELLIS vimeo』で検索するとロバート・デ・ニーロ主演の短編のトレーラーが見られるよ。

    • 評価
  13. 日本かアメリカのように人種のるつぼになってたらどんな国になってたんだろう・・・
    それはそれで違う意味でいい国になったのかもしれない。

    • 評価
  14. 下船のとき一張羅に着替えて審査受けたのかな?
    それとも旅の間ずっと民族衣装なのかな。
    当時の日本からの移民ならずっと着物で過ごしてかもしれないけど。

    • 評価
  15. 希望を抱いてアメリカに移住したんだろうね。

    • +3
  16. サーメ人や羊飼いとか、どう考えても移民なんてしそうにないよね。
    なにかよさげなドラマの香りがする。

    • 評価
  17. 「2.オランダの女性」が全員女装した男にしか見えない・・・

    • 評価
  18. デジタルでカラー化したら面白そうな写真だね。

    • +3
  19. 目付きが今のインド人のそれ。
    ギラギラ感がすごい。
    やっぱ、平和になると目付きが変わるな。

    • 評価
  20. アメリカといえど審査基準に照らして移民を拒否する事例は後を絶たなかったのだな

    • 評価
  21. ああ、この記事はすごくいい記事ですね

    • 評価
  22. 男性も女性も子供たちもたくましく、美しいな
    素朴と洗練は対極でそれぞれに美しいものなんだ
    グローバリズムは混ぜて同じにすることではなく、個の際立ちを認め合うことなんだな

    • 評価
  23. コサックの画像多いなぁと思ったら1800年代後半~1900年代前半ってソ連邦が出来た頃か
    ソ連邦時代のコサックって滅茶苦茶弾圧されたみたいだし逃げてきたのかな?

    • 評価

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