
徐々に歩けなくなっていくレックス。だが施設で知り合った同じ病を持つボクサー犬、タイソンと親友になり楽しく暮らしていた。ところがタイソンが亡くなってしまいレックスはひとりぼっちになってしまう。
そこに現れたのがモルモットのスモアーズだ。
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レックスは、最後は安楽死させられるはめになるシェルターで暮らしていた。そこで、カリフォルニアのボクサー犬愛好者たちが、特殊な障害がある犬を救える方法を探そうと立ち上がった。
そこでスポットがあてられたのは、コロラド州エイボンでホリー・ウォルサーズが2014年から運営しているレスキューグループ「レオ・パピーミル・サバイバー」である。このレスキューグループは劣悪なブリーディング施設から犬を救う活動をしており、犬たちを収容する設備がある。そこでボクサー愛好家たちは彼女に連絡をした。

image credit:Holly Walthers
「わたしたちは、レックスを引き取ることにしたわ。レックスがここにやってきたときは、まだ後ろ足は使えていたけれど、その歩みは不安定だった。2015年10月から2016年1月までの間は自力で散歩することはできたけど、それ以降は病気が進行して歩けなくなってしまった」その頃にレックスは、やはり同じ病気をもつタイソンというボクサー犬と仲良くなった。残念なことにタイソンは亡くなってしまい、親友がいなくなってしまったレックスはまたひとり、取り残されてしまったのである。
運命的出会い
「タイソンが亡くなった同じ週、レスキューのある女性から、劣悪な環境から救い出されたモルモットを助けられないかと連絡を受けたの。その女性の家でも飼えるのだけど、子どもたちが関心を示さないので、もっといい環境をあたえてやりたいとのことだったのでひきとることにしたわ」とウォルサーズ。
それがモルモットのスモアーズだったのだ。

image credit:Holly Walthers
ウォルサーズがスモアーズを家に連れてきたところ、2匹はすぐに仲良くなった。ひとりぼっち同士だったレックスとスモアーズは、友だちを求めていたのかもしれない。それ以来、二匹は切っても切れない仲になった。







下の映像を見れば、二匹がどんなに相思相愛か、毎日の散歩に一緒に出かける姿が愛らしいか、よくわかるだろう。
via:thedodo/ translated konohazuku / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
うう、かわいい…(´;ω;`)
素敵な伴侶ですね
2. 匿名処理班
本当に仲良しなんだね;;
3. 匿名処理班
まるで「最強のふたり」のようだね。
4. 匿名処理班
とてもほっこりした
5. 匿名処理班
モルモットって自分の場所と決めたら脱走しないぞ
そのため動物園では園内の遊園地キャストとして
紐渡りやクルクル観覧車に乗り遊びまわってる
6. 匿名処理班
食べものもらう時も、車を動かしても、レックスさんがスモアーズさんにすごく気をつかってる。なるべく長く一緒にいられるといいね。
7. 匿名処理班
可愛すぎて堪らん
モフモフモルモットのお友達が出来てよかったね
8. 匿名処理班
かわいいな
犬×モルモットって、こんなに可愛い絵になるとは思いも寄らなかった。
境遇も含めて感動モノだね
9. 匿名処理班
スポッと収まってるスモアーズさん可愛い。
10. 匿名処理班
どうしたらこんな優しい子に育つんだろう。
うちの犬はウサギに思いっきり警戒されてて、他の動物にもいつも愛情が一方通行なので飼い主としては切ないです。
11. 匿名処理班
心を許せるパートナーがいれば、それだけで人生幸せ。
二匹とも、良かったねー!!(⌒∇⌒)
12. 匿名処理班
二匹ともきれいな毛並みしてるねえ
大事にされてるんだ
13. 匿名処理班
もう生き別れにならないよう同じ寿命にしてほしい
14. 匿名処理班
なんて優しい世界
15. 匿名処理班
レックスさんがどれだけ悲しい思いしてきたか
想像したら泣けてくるわ
16. 匿名処理班
幸あれ。
17. 匿名処理班
どんなに年老いてからでも親友はできるもんなんだね。
年齢も育った環境も、種族も違うのに仲良くなれるんだもの。
心の芯がほっこりしました〜
18. 匿名処理班
ちゃんとついてきてるか確認するのがかわいいな
19. 匿名処理班
変性性骨髄障害(DM)は日本ではコーギーにとても多くて、あの短足犬が下半身を引きずって前足ではいずるさまは見ていて本当に辛い…
まだ原因がはっきりしていないんだよね、遺伝要因とも言われているけれど、なんとか治療法を確立してほしいよヽ(;▽;)ノ
20. 匿名処理班
犬の愛情は人間より信用できる
21. 匿名処理班
お互い一目惚れだったんだな
22. 匿名処理班
モルモットの知能は犬並みだから名前も覚えると聞いたな
最初は大きい鼠だからウソだろと思ってたけど、この写真見ると全く同種の親子の様にむつまじく見える
人間も怪我をするとふさぎ込むと聞いたけど、アニマルセラピーは動物にも適応されるのかもね。
23. 匿名処理班
スモアーズさんにじわじわくる
24. 匿名処理班
最初、二匹はほんとに幸せなのかと疑っていたけど、記事を読む限り相思相愛で楽しく暮らしているようですね。ペットを飼っていないので違う生物同士でも仲良くなれるということを実感できないでいましたが、どうやら種を超えた絆もあるみたい。
野良犬時代のレックスは病気もあって絶望だったと思います。でも救いがあって、友ができて本当によかった。
25. 匿名処理班
かごを取り付ける位置に制限はあるだろうけど
レックスが横を向いたらすぐスモアーズさんが見えるようになるといいな…
26. 匿名処理班
やばい…泣いた(T ^ T)
27. 匿名処理班
※25さん
そこはわんこだから、ニオイでそこにいてくれることはしっかり感じ取ってると思うぜ!
28. 匿名処理班
カラパイアは、時々こういった素晴らしい話を見つけてくるから良いね‼︎
管理人さん、ありがとう‼︎
29. 匿名処理班
なんて素晴らしい友情…!
二人とも長生きして一緒の時間を少しでも長く過ごしてほしい!
飼い主さんがこの子達をものすごく愛して大事にしているのが伝わってきますね。
ジャストサイズのバスケットに大人しくしっぽりんこのモル、たまらん!
30. 匿名処理班
癒された
ありがとう
31. 匿名処理班
異種動物の仲良しは癒される
32. 匿名処理班
不幸せであることが不幸せではなく、不幸せの中に憎しみと悲しみしか作れないから不幸せであり、そこに優しさを作れたなら幸せになれるんだなって、そう思える二匹でした。
33. 匿名処理班
あかん
泣かせんなや
パルモたん
34. 匿名処理班
この2匹本当に素晴らしいけど、病気の子を引き取り車椅子を作ってやり、引きずる足が傷つかないように靴下を履かせてあげ、お友達をそばにいさせてあげるためのベッドまで取り付けてくれる、ホリー・ウォルサーズさんたちの素晴らしいまでの優しさに涙が出そう。こういう、動物に対して天使みたいな人間ばかりだったらどんなにいいかなあ。
35. 匿名処理班
種類なんて関係ないかもね。
大きくってあったかい心に寄り添った時、
みんなあったかくなれるんだね。
36. 匿名処理班
大金持ちとかモテモテとか、人っていろんな事に憧れるけど
本当の幸せって、こういうパートナーに出会えて一緒に過ごせる時間のことなのかも。
この子達をお世話している方たちに感謝したい。
ありがとう。
37. 匿名処理班
※7
なるほど、モルモットの習性がこのふたりの楽しみのお散歩にマッチしているんだね。
38. 匿名処理班
優しい世界
人間も良い人たちだ
うちの柴は…小さいものを猛烈に追いかけるんだよなぁ…
39. 匿名処理班
※22
犬種を淘汰させるべきだな
40. 匿名処理班
二人セットになってるお散歩スタイルがたまらん。
41. 匿名処理班
スモアーズさん、お餅みたいで可愛いw
42. 匿名処理班
みんな頑張って生きてるんだなぁ
43. 匿名処理班
うう、動画見れねぇ。
見ると、飼いたくなってくるから。
写真だけですら、たまらないのに。
44. 匿名処理班
こんなに揺れるのは怖いだろうに、
よっぽど信頼関係があるんだろうなぁ。
微笑ましいね!
45. 匿名処理班
モルカーならぬ犬カー