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これは絶対痩せるやつ。個人の遺伝子に合わせたダイエット法が5年以内に可能に(米研究)

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(著)

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 なかなか痩せられない、痩せても直ぐリバウンドしてしまう。そんな体重の悩みを持っている人に朗報だ! ダイエットの最終兵器とも言える精密減量法が2020年までに実現する可能性が高いという。

 これは個人の遺伝子構成を基に食事やエクササイズを決めるやり方だ。この研究を進めるアメリカ、テキサス大学オースティン校の遺伝学者モリー・ブレイ教授は、「5年以内に遺伝子と行動データなどを組み合わせて、人それぞれに合わせた体重管理プランを作れるようになるでしょう」と話す。

個人にぴったりのダイエット法がわかる

 ブレイ教授によれば、近い将来、自動センサーで唾液サンプルから遺伝子配列を分析して、個人の生活環境や食事、活動、ストレスレベルなどの情報を調べられるようになる。これをコンピューターアルゴリズムで分析すれば、その人にピッタリな方法があっという間に分かってしまうというのだ。すでにこのダイエット法の基礎研究を行う上で必要なデータを集める技術はできているという。

 ゲノムシーケンシングはますます安価に行えるようになっている。さらにリアルタイムで人の行動や環境を観測できる持ち運び可能なモニターも普及が進んでいる。だがここで新しいのは、そうして収集されるデータを実際に分析するツールが実際に開発されていることである。

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 これまでかなり効果的なダイエット法が考案されてきた。しかし短期的には有効であっても、長期的には褒められるような成果は得られていない。これについて、「行動学的な観点からも、生物学的な観点からも、体重が増える仕組みはまだよく理解されていません」とブレイ博士は説明する。

 体重の問題は遺伝子に原因があることもある。例えば、脂肪を燃焼するのではなく、食事からのエネルギーを蓄えようとする遺伝子が発見されている。こうした遺伝子は一般に”肥満遺伝子”と呼ばれることが多いが、実はかなり複雑なものである。人には様々な体型の人がいるが、遺伝子の差異ではそのわずかな部分しか説明できない。

 つまり注目すべきは、肥満には複数の遺伝子が関与しており、それぞれが複雑に絡み合っているということだ。減量と体重の維持には、こうした遺伝子同士の相互作用を解き明かすことが大切なのだ。

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via:pulseheadlinesimmortalalbanydailystar・written hiroching

 美容だけでなく健康の大敵でもある肥満は、糖尿病、血管心臓疾患、癌などのリスクを増大させる。そうした人々は世界中で危険なレベルで増加しており、「現代の最も憂うべき問題の1つでしょう」とブレイ博士は話す。

 「当然、予防が最良の方法ですが、すでに肥満になった人々は文字通り無数に存在し、長期的に体重を減らし、全体の健康状態を改善できる効果的な戦略が求められています」

 従来の研究からは、BMIの差異の半分近くが遺伝的要因によるものであることが判明している。一方、残りの半分は食事や運動などの環境要因に起因する。だからこそ、運動の効果は人によって大きく異なる。

 ブレイ博士によれば、肥満の原因が遺伝子にもあると知った人が運動を完全に諦めることはないそうだ。むしろ人よりも効果があがらない理由を納得し、多少なりとも自分を許し、変化を起こそうというモチベーションに変えるそうだ。自分にぴったりの方法で報われる努力ができるよう、一刻も早い研究の完成が望まれる。

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この記事へのコメント 26件

コメントを書く

  1. ウォーキングだけでもいいからとりあえず運動してみたら?
    1年で20キロ痩せた。

    • +3
  2. 結局はアレね、万人に推奨できる方法ってのは
    食生活の改善と適度な運動っていう一番ベーシックで、かつ継続しづらい方法なんだよね

    • +7
  3. 個人に合わせたメニューって言っても食べすぎるな、運動しろ、ドーナツやポテトチップを毎日食べるのはやめましょうとかそういう当たり前のこと言われて出来てればそもそも太ってないよね

    • +8
  4. 食うから太る
    食わなきゃ痩せる
    物理学に基づく。

    • +1
  5. 普通に食べるものとか食べる量とかはそのままでエクササイズDVDやるようにしたら痩せたよ。なんだかんだ運動が一番だと思う。

    • +1
  6. 病気で20キロ強制的痩せた
    内臓脂肪もかなり減ったし太るほうが大変

    • -1
  7. 「簡単に痩せられるダイエット方法」を語りたがる人たちにとって一番重要なダイエット論は、いかにしてモチベーションを生み出し、それを維持するかであって、科学的な根拠や方法なんて彼らの豊満な体から排泄される物質ほどの価値すらない

    • +2
  8. 疾患系の肥満ならこういうアプローチもあるだろうけど、大抵の肥満は環境が原因だしなぁ

    • -2
  9. ストレスを減らせとか
    出来たらやってるって

    • +8
  10. そういや気付いたら半年か1年くらいで75kgから50kgまで一気に体重が落ちた事があったなぁ
    病気も運動もしてないしストレスも感じていたのにあれは一体何だったのか…

    • +2
    1. ※11
      サナダムシにでも寄生されたのでは?
      何にせよ心当たりも無いのに体重がそんなに一気に落ちるのは尋常な事ではないので、もし最近の事だとしたら一度病院で検査を受けた方がいいかも。

      • 評価
  11. 満腹になるまで食べるから太る
    目の前の餌を食べたいだけ食べるとか金魚じゃあるまいし
    痩せたいなら消費カロリーにみあった食事にすればいいだけ

    • -2
    1. ※12
      わかってるよ、わかってるけど……さ、ぐすん

      • +4
  12. 継続できない理由まで遺伝的に解明してくれたら効果あるんじゃないかな?

    • +3
  13. 腹八分って、実は理にかなってるんだよな。太らないラインで、かつ身体を動かしやすいという。
    昔ながらの言葉は侮れない。

    • +4
  14. やったぜ
    これで安心してチョコレート爆食いできるわ

    • 評価
  15. 遺伝子サンプルから活動・行動の推測ができるというけど、
    どの程度までできるのかが問題になると思う。
    パッと思い浮かんだ例だと肉体労働者が
    エネルギーを蓄えるために炭水化物を摂りまくって
    きつい運動を毎日してるのにお腹は出ちゃうっていうのは、
    遺伝子サンプルからだけでちゃんとわかるんだろうか。
    ……問診すりゃ良いでしょ、とは言わないでおくれ。

    • 評価
  16. 適度に食べて適度に運動したら、一ヶ月で5キロ痩せたよ

    • 評価
  17. 一番大事なのは「何ヶ月/何年で何キロ痩せた」という一時的な結果ではなくて、その体型を維持することなんだよな
    数年単位で結局元に戻っちゃう人も多い

    • +3
  18. 努力や我慢が続けられないから、
    太るんだよ結局。
    「努力してもこんな顔だからモテない」って思ってしまうと、
    努力する気が失せるんかもね。

    • +1
  19. 遺伝子って不思議で家族でも体質が全然違う
    俺はオヤジに似てて筋肉質、エネルギーを使うせいか体温が高く
    冷え性のお袋とか何でそんなに寒いのか意味が分からない
    冬は良いけど夏は冷房が無いと死ぬ、だから良くエアコンで喧嘩になった
    消費エネルギーが多いせいか少し動いただけで汗をかく
    そのせいか沢山食べても変わらない、学生の頃は運動部だったので
    カロリーをとってもとっても足りなかった

    • +1
  20. 日本のダイエット関係の記事はカロリーのことしか見てないのが多くてどうも引っかかる
    例えば同じ300kcalでも高脂肪高糖質とか高タンパク低脂肪とか内容の違いはいろいろあるのにそれを無視してたりするんだよなぁ
    そりゃ摂取カロリーが消費カロリーより低ければ痩せるのは当たり前だけど、カロリーの質も考えた方がよりいいと思う

    • 評価
  21. スナック菓子摂取が習慣化してきて、体重も増えてきて、このままではマズイと思っていた頃、飼っている猫が体調不良で食欲不振になったら、心配でこちらも食べ物が喉を通らなくなって、スナック類と縁が切れた。人間の欲や行動って気持ち一つでいともあっさりとどうにかなるものみたいだ。

    • 評価
  22. この記事が2015年12月、そして今は2019年11月。4年経った。
    こないだダイエットのためジムに通おうと検索してたら
    「遺伝子検査であなたが太る原因を診断し、あなたに合うダイエット法を提供します」て
    ところがあった。もしかして5年待たずに商業化されたの?

    • 評価

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