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泡のイカダで水中をぷかぷか漂う紫色したニクイやつ「アサガオガイ」

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(著)

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 海外ではその形状から「ムラサキカタツムリ」と呼ばれているが、浮遊性のアサガオガイ科の巻貝であるアサガオガイは粘膜でできた泡をつねに体にひっつけて、プカプカと海の中を漂っているユニークな貝である。

 殻は薄くもろく淡い紫色をしているのが特徴。この色が朝顔の花を思わせるのでアサガオガイの名がついた。大きさは高さ4.0cm、太さ3.5cm前後で、熱帯と温帯海域の暖かい海域に生息する。黒潮に乗って群れをなして浮遊生活をしており、どこかに腰を下ろすことはない。水面を漂っているので、強い風のあとに海岸に多数打ち上げられることがある。

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 貝の中の軟体は、足から多数の細かい泡を分泌して浮袋をつくり,その下側にぶらさがって生活し、またそこに卵嚢も産みつけ、卵がかえったら袋から出るという卵胎生である。

 彼らは最初、オスとして生きていくが、途中からメスに変化する雄性先熟性雌雄同体である。オスとかメスとか、そんな垣根すら超えてしまっているのだ。

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via:mymodernmet

 そんなアサガオガイの好物は、あの猛毒なカツオノエボシやカツオノカンムリである。以下の動画はアサガオガイがカツオノエボシを捕獲する瞬間をとらえたものだ。

 両者とも色はきれいなんだけど、造形がエイリアンちっくなのでなんかすごいことになっている。

アサガオガイの捕食 MAH01830
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この記事へのコメント 27件

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  1. こういう泡を調べると意外に安価で強度の高い新素材開発の幕開けだったりするんだよな
    蜘蛛の糸、納豆の糸みたいな

    • +14
  2. 性別飛び越えてるとかすごいな
    真剣に人類が地球上の生物の中で頂点と考えるのはおごりなのでは、と思わされる

    • +5
  3. ファンタジーの世界の住人かと思いきや、
    実はホラーのクリーチャーだったでゴザルと

    • +2
  4. こういうノーチラス系で深海で鉄の鎧着てる奴とかも居なかったか

    • +5
  5. 海は最後のフロンティアって言われてるみたいだけど、こういった不思議な生物が棲息してるんだから成る程と納得できるな。ところで、アサガオガイのアワアワがちょっとトライポってて、鳥肌😱

    • 評価
  6. 水面下という「天井」に張り付くナメクジ忍者のようだ

    • 評価
  7. ぷかぷか流されるうちに、ぷかぷか流れてきたクラゲとたまたま出会い、それを食べるのか
    そんな受身な生き方で、よく生き抜いてこれたものだ

    • +11
  8. 夏に砂浜行った時よくわかんない貝いたけどこいつだったのか

    • 評価
  9. 水の外から見ると泡が漂ってるだけに見えるんだろうなあ
    見つけてみたいけどすげえ難易度高そう

    • +1
  10. サムネでタコブネかと思った。
    私は貝になりたいって、こんな貝に生まれ変わるのは全然ありだな♪
    海流に乗って世界中の海を巡るのは楽しそうだ。
    まあ、貝なりの苦労はあるんだろうけど。

    • 評価
    1. ※12
      卵を産んでる写真が3枚あるけど2枚目がルリガイっぽいと思った

      • 評価
  11. 「黒潮に乗って群れをなして浮遊生活をしており、」と書かれているが、
    最低限の遊泳か移動手段が無ければ群れの形成もできんだろな?
    遊泳手段と群れコミュがあるってことか??

    • 評価
  12. (。・ω・)カツオノエボシにも天敵がいたのか・・・
    なんか凄い飼って鑑賞してたい生き物・・・。
    何処に行けば逢えますか?

    • 評価
  13. 食うものが食うものだけに毒持ってそうだな。
    どうなの?

    • 評価
  14. アサガオガイは海が時化た後に外海の砂浜で拾える事がありますよ。
    (当然、同じように餌であるカツノエボシ、カツオノカンムリ、ギンカクラゲも打ち上がる。)
    似たものにルリガイってのもあってこちらも同じような生態で美しい貝です。

    • 評価
  15. バッカルコーンでお馴染みのクリオネ(ハダカカメガイ)はミジンウキマイマイと言う浮遊性の巻貝しか食べない。従ってこの貝が何かの理由で絶命、或いは減少してしまうと、クリオネは即座に絶滅の危機に瀕してしまう。このアサガオガイも同様、毒があり人から忌み嫌われるカツオノエボシだけを食べて生きている。人が刺されて危ないからと、この毒クラゲを駆除してしまったら、アサガオガイは食べるものが無くなり絶滅するしかない。
    蚊、ハエ、ゴキブリ~皆一様に人から嫌われ、多くの人はこの地球上から1匹残らず駆除してしまえと言うが、本当にそんな事をしたら何が起こるか分からない。人もクジラもナメクジも、地球上に生きる生命体は必ずどこかで繋がり、互いに役割を果たしている。
    P.S.
    因みに『カツオノエボシ』はヒドロ虫と呼ばれる動物が複数集まり、1つの動物の様に見えているモノで「群体」と呼ばれる非常に不思議な生命体。厳密にはクラゲでは無いが、大きな分類としてはクラゲも含まれる。

    • 評価
    1. ※19
      群体・・・
      これ複数が寄り集まってる?
      知らなかった・・・

      じゃあ足りない生物が居たりして欠けたカツだったりカツノエボだったりする場合があるのかな
      違うのが混じってカツオノエボシモドキになってたりして無毒なのとか居るのかな

      • 評価
  16. ビーチコーミングしてる人達が一度は拾ってみたいと
    憧れている貝の一つキタ━(゚∀゚)━!

    • +4
  17. すっごい綺麗な色だなぁ
    これが生物とは地球はやっぱりすごい

    • 評価
  18. カツオノエボシと似てる様に見えたのは捕食するための擬態なのかな。
    猛毒の生物を食べる貝ならば毒を蓄積しているのだろうか。

    • 評価
  19. 泡に卵を産み付けるなら卵胎生ではないんじゃ?

    • 評価
  20. なんていうか見ようによっては王蟲の抜け殻っぽい。

    • 評価
  21. すげー面白い生態してるな。
    進化したらそのうち気球みたいに空飛ぶようになるんじゃないか

    • 評価

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