南半球と北半球では生態系も異なるし、いろいろ違って面白い。ここではオーストラリアで撮影された写真を見ることで地球の多種多様さを見ていくことにしよう。というかオーストラリアでは危険に満ち溢れているのである。
1.ワニ
オーストラリア全土に生息するワニだが、こいつ等は凄まじくデカい。この写真に写っているワニは全長およそ5メートル以上ある。恐竜は太古の昔に絶滅したが、こんな怪物が世界に存在してよいのだろうか?どちらにせよ、人類にとっては脅威と成り得る生物に違いないだろう。
2.オーストラリアのワニは水陸両用
そしてオーストラリアのワニが恐れられているもう一つの理由は彼らが水辺と陸地の両方を好むからである。勿論ワニの主な生息地域は水の中だが、彼らは陸地を苦に思う事は無く、度々人々が行きかう道に姿を現す事もある。例えばこの写真に写っているワニはオーストラリア・ノーザンテトリーの田舎町で捕獲された。間違いなく、鉢合わせたくない生物の一つだろう。
3.コウモリ
オーストラリアに生息する恐ろしい動物はワニだけではない。オーストラリアに生息する恐ろしいもう一つの生命体、それは巨大コウモリ「グレイヘッド・フライング・フォックス」である。
「メガバット」の名前でも呼ばれる彼らは「フォックス」という名前を獲得するまでに巨大である。羽を広げるとその大きさはおよそ1メートルにもなり、そんな生物が自分の真上を滑空すると考えると少しすくみ上る思いだろう。この生物が最もクレイジーな理由は、彼らは野生を好んでいる訳ではないという事である。むしろ彼らはシドニー等の都会で生活する事を苦に思わないのだ。
4.蛇
オーストラリアのクレイジーな生物、それは蛇である。この写真に写っている蛇はオーストラリアの住宅街の道路で発見されたもので、巨大コウモリを捕食中である。この写真を見ると、子犬や子猫を家の外に出してはいけない理由が分かるかも知れない。
5. どこにでも出没する蛇
例えあなたが蛇に気を付けて避けようとも、時には彼らの方から人間の居住区に足を踏み入れる事もある。この写真に写っている6メートルもある蛇(パイソン)はオーストラリア・クイーンズランド州のとあるチャリティー・ストアの天井から降って来たのだ。今晩私が眠る時、こんな化け物が突如天井を突き破り、屋根裏から落ちてこない事を願うのみだ。
6.上空でも容赦ならない蛇
例え空の上でも蛇からは逃れられない。この写真に写っているパイソンは2013年1月、オーストラリアからパプアニューギニアへと向かう飛行機にへばりついていたものである。
離陸か着陸の際に少々怪我はしていたようだが、着陸の後もこの蛇は平然と動いていたという。この蛇の命が救われたと一喜一憂するのも良いかも知れないが、問題は「あなたに安全な場所はない」という事だ。
7. サメ
さて、あなたが海へと逃げようと考え始めたのであれば、それは大きな間違いであると言えよう。何故なら、オーストラリアのサーファーの間で恐れられている「サメ」が居るからだ。例えばこの写真のように、世界で最も獰猛とも言われるサメ「ホホジロザメ」と合間見える事もあるからだ。
8.クラゲ
オーストラリアの海で危険なのがサメだけだと思っているのであれば軽率である。ワニやサメ以外にオーストラリアの人々を恐れさせているのが巨大クラゲだ。この写真程のサイズの物が見つかるのは稀だが、2014年に正式にクラゲの種として登録されたこの新種のクラゲと出会いたくはないだろう。
9.オニオコゼ科
まだまだ海には恐ろしい生物が存在する。例えばこのリーフ・ストーンフィッシュ(オニオコゼ科の魚)は世界で最も危険な魚の一匹だが、オーストラリアの海辺ではよく見られる存在だ。
彼らが最も恐ろしい理由の一つは彼らの持つ毒にある。その毒による激痛たるや凄まじい物で、病院へ緊急搬送されなければならない程である。そしてもう一つ彼らが恐ろしい理由は、彼らの完璧な擬態能力にある。写真にあるように、岩に溶け込んでしまえば海の中で彼らを発見するのは非常に困難だ。
10. ヒョウモンダコ
オーストラリア、海の常連の最後を飾るのはヒョウモンダコである。このイかした模様を持つタコはオーストラリアの岩部に生息し、20件以上の死亡事故を引き起こした存在でもある。彼らの毒に対する血清は未だに開発されていない。刺されて2時間以内に何らかの処置を行わなければ、刺された人間は亡くなってしまう。
11. 自然災害
オーストラリアの生物は確かにクレイジーだが、気象も負けていない。トルネード・竜巻はかなり恐ろしい。
12. 人類
オーストラリアのクレイジーさはそこに暮らす人々の人柄にもにじみ出ている。この写真はミス・オーストラリアの物だが、誰が考えたのかこの衣装を着てしまったようだ。そしてこの衣装を良いものだと賛同する物が多く居たのだろう。第二次世界大戦時のグループ「オーストラリア女性陸軍連合」の正装となったこの服だが、どこからどう見ても場違いである。
13.人類パート2
しかし、安心してほしい。さっきの服装がクレイジーだと思わない人の為にもう一枚用意してある。この写真は「ミス・ユニバース・オーストラリア代表」の服装である。この服装が何を象徴しているのか語ってみたい所だが、私にもよく分からないので、この服装が何を象徴しているのか皆に考えて見てほしい所だ。
14. 羊と男
オーストラリアの貴重な収入源と言えば羊である。中には羊と深い関係を築いてしまう人もいるようで、こうなってくるともはや収入源というよりも相棒だな。
15. 友達の輪がやばい
この写真に写っている16歳のコーリー少年は友達を家に呼んだ所、何故か友達の友達が友達を呼ぶ事態に陥り、一晩に5000人もの人々(原文まま。500人という報道もある)が集まり、家にあった2万豪ドル(およそ170万円)相当の品々が破壊された。そして、その後の後始末などを語る彼のインタビュアーへの態度等が注目を集めた。
16. カンガルーは結構ヤバイ
写真の中央にはでかでかと「こんな事は起きない」と書いてあるが、書いてあるからこそ怪しいのだ。もしかしたら、本当にオーストラリアではこんな事が起きているのかもしれない。取りあえずこんな事が起きていない事が証明されるまで、私はオーストラリアの人々はカンガルーに跨り、シドニーオペラハウスの前を横切るのだと考えておくことにしよう。
via:traveltips4life・原文翻訳:riki7119
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コメント
1. 匿名処理班
コウモリの手が人間みたいだな
2. 匿名処理班
怖いとこもあるけど、それも魅力だわー
3. 匿名処理班
そんな無理してクラゲをおどろおどろしく書かんでも
4. 匿名処理班
トヨタがワニを食ってる !
5. 匿名処理班
最初のワニ前右足千切れてるな…痛々しい
6. 匿名処理班
まぁ・・・ミス・ユニバース・日本代表も着物の生地で作った和柄ドレス&身体と同じぐらいの扇子持ってたりしてたし・・・
7. 匿名処理班
そういえば大発生してたエチゼンクラゲはどうなった
8. 匿名処理班
奈良の小学生はシカに乗って登校している、みたいなモンか。
9. 匿名処理班
誰か「おそロシア」みたいな標語(?)のオーストラリア版作ってくれませんかね。うまいこと駄洒落みたいにして。
10. 匿名処理班
プリシラのお国だから謎衣装には驚かない。
11. 匿名処理班
友達呼んだら5000人って自体おかしいけど
なんで破壊に繋がるのか分からんなぁ
12. 匿名処理班
ワニ怖すぎる・・・・
1と似たようなシーンをジュラシック・ワールドで見たよ
13. 匿名処理班
2.オーストラリアのワニはヒッチハイクもする
14. 匿名処理班
うちの近所を時々飛んでるコウモリは手のひらサイズでかわいいのに、あれと同じ動物なのか…。
15. 匿名処理班
街中でも大きなヘビやコウモリが見れる、巨大ワニやクラゲ、ヒョウモンダコとか危険生物にも会える、現地民も変な人が沢山いるけど観光するぶんなら無理して友達作る必要もない訳だし今度のオーストラリア旅行がますます楽しみになった。
16. 匿名処理班
このコウモリがフォックスって呼ばれてるのはでかいからじゃなくて顔が狐みたいだからじゃなかったか?
17. 匿名処理班
…こんなとんでもない魔境を開拓し、そこに人が暮らし、それでいて世界有数の先進国家になってしまった、人間のたくましさというのを身につまされる
伊達に万物の霊長を自称しちゃいない。
18. 匿名処理班
数千年前にオーストラリア人何かやったんじゃないの
神様の食ってた何かをパクったりしたんでしょ
19. 匿名処理班
試される大地(暑い版)
20. 匿名処理班
ぜひとも野生のオウムも載せて欲しかった。オーストラリアじゃカラスくらいの量色とりどりのオウムが飛んでてビビったもんだ
21. 匿名処理班
12のミスオーストラリアが何が悪いのかわからん。
衣装が変って何がどう悪いことを言うの?
美しくない・綺麗じゃないという事??
ミス何とかって、だいたいコスプレ大会か奇抜衣装大会ではないか?
22. 匿名処理班
蛇に食べられてるコウモリの手…(◎_◎;)
23. 匿名処理班
うん、オーストラリアで暮らして行く自信は全くないな!無理だ!
台風が多かろうと地震が多かろうと日本はやっぱり快適だ
24. 匿名処理班
リアル・ジュラシック・ワールド
25. 匿名処理班
大学の先輩が自転車で半年かけてオーストラリア一周してたけど、動物の脅威にさらされたことはないって言ってたけどなぁ。ただ自然はとても豊かで、ついつい足を止めて眺めたり写真を撮ったりはしたらしい。
これも一部の地域の話じゃなくて?
26. 匿名処理班
※3
オーストラリアのキロネックスは世界最強の毒クラゲ。刺されたら死ぬ
27. 匿名処理班
ワニといえば今週のペットの王国で呉市のカイマン君が紹介されてたな。
28. 匿名処理班
ヒョウモンダコがトライポフォビアものでぎゃあああああ
29. 匿名処理班
※11
酒or酒and酒
30. 匿名処理班
5000人のやつはパーティークラッシャー系だろう?
オーストラリアに限らず若者の間で問題になってるよ
31. 匿名処理班
15の、注目を集めたインタビュアーへの態度ってどんなだったんだろう
32. 匿名処理班
ここの管理人さんは文面が読みやすくて好感ありますな。
内容も興味惹くものが多数で楽しませて頂いております。
@記事内容と無関係なコメント、失礼致しました。
33. 匿名処理班
※28
豪州の上の方の暖かい一部地域の話だよ。
下の方のメルボルンは冬は寒いし巨大ワニや蛇は出ない。
34. 匿名処理班
こいつらとプーチンを対峙させてみたい・・・
35. 匿名処理班
あまりコアラとガルーを殺処分しないでほしい
36. 匿名処理班
6の蛇は死んでたよね…飛行機血だらけだし…
37. 匿名処理班
途中からジョーク記事じゃないかw
ニシキヘビもそうだけど、オーストラリアは毒蛇もヤバい
ナイリクタイパンさんは、一噛みでネズミ12万匹分の致死量の毒をぶっ込むんだ
38. 匿名処理班
2009年のミスユニバース日本代表のはじめに予定されていた衣装に比べると
とても真面目ないい衣装に見えると思うの。
39. 匿名処理班
豪州と言えばやはりイリエワニとホオジロザメ
40. 匿名処理班
前半は大体合ってる、後半は同意しかねる。
今のところQLD州しか経験してないけど、今日職場で1メートル半ある毒蛇を上司が撲殺したことくらいですかね。あ、普通のコウモリとカラフルなオウムはそこらじゅうにいます。普通に快適な国ですよ。
41. 匿名処理班
※40
信用できねぇw
42. 匿名処理班
1は、カカドゥ国立公園 アデレード川の主、「ブルータス」か
右腕はかつてサメとの死闘で失ったとか…
43. 匿名処理班
オーストラリアのアウトバックには、毒を持つ生き物がとても多いと聞いたことがある。
やはりオーストラリア独自に生き物が進化してきた証なのかな。
44. 匿名処理班
※5
1の右前足がないワニは現地で有名なんだよ
45. 匿名処理班
※5
途中で送っちまった
過去記事に乗ってるよ↓
ttp://karapaia.livedoor.biz/archives/52169796.html
46. 匿名処理班
最後のはプーチンならあり得る。
47. 匿名処理班
オーストラリアは災害だと山火事がすごく多くて(乾燥してるから&オゾン層ないから?)身近な恐怖は蜘蛛だったなぁ。いちいちサイズがでかくて怖かった。
クラゲにも刺されたなぁ。。笑
みんなも言ってる通りカラフルなオウムが飛んでるし、BBQしてるとポッソンとかいうモモンガみたいな見た目の野生動物がよくご飯食べにきてかわいかった。爪は鋭利だったけど
48. 匿名処理班
割とブラックジョーク込みの記事でワロタ
snsで誤送信して誕生日パーティーにフォロワー数千人全員呼んじゃった女の子の話なら聞いた事あるな
収拾付かな過ぎて親戚の家に避難したとか。
呼ばれた側も事情ガン無視して「お前が呼んだんだから家にいれろー!」とか騒いでて世紀末じみてた
49. 匿名処理班
玄関開けたら目の前をハイスピードカンガルーが横切ってタイルで盛大にスッ転んで車のドアにドカン
郵便ポストからヘビがシャー!!
レストランにアリゲーター来店
信号待ち中、車のフロントガラスにデカいカエルがベッタン!!
こんな事が普通に起こりますよ(笑)
50. 匿名処理班
コウモリこえー…
51. 匿名処理班
リアルジュラシックパーク・・・と言おうとしたら既に出ていた
すごオーストラリア
52. 匿名処理班
※9
Oh!ストラリア はどうだろうか
53. 匿名処理班
※1
手じゃなく、足だよ
54. 匿名処理班
オーストラリアだとオバチャンも平気で巨大蛇を掴むのか
55. 匿名処理班
地味に怖いのが毒を持つ生物が多いことだね
特に毒蛇は世界中に棲息する毒蛇の中でも上位の大半を占めてしまうほどの多さ
中には噛まれた部位を溶かしてしまうような毒を持つものもいる
56. 匿名処理班
たぶんあの衣装はエアーズロックだろうな。
57. 匿名処理班
歴史に詳しくはないけど12の衣装ってそんなに変かな?
愛国的な意味とミスコンという闘いにでるってことでは?w
あと、13はパッと見(女性だけど)オスのクジャク?
アボリジニ的な何かかな
58. 匿名処理班
※40
当時ニュースになってYouTubeにもあるね。
さすがに大蛇でも上空のマイナス何十度とかになる中で生きてられる訳ないわな。
59. 匿名処理班
命を賭けてでも行きたい。 この生命の神秘を感じずに死ぬなんて勿体なさすぎる