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農場を買ったらもれなく60匹の野良猫がついてきた。彼等に健康的な暮らしをしてもらうための試行錯誤がはじまった。

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(著)

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 非営利団体“ザ・ラッキー・フュー”の創立者兼代表であるマイク・ファウンテンさんの使命、それはモフモフした仲間たちの命を救うことだ。

 ファウンテンさんは、農業を通じて自然に寄り添おうと、2006年、米カリフォルニア州サンタバーバラ北部にある土地を購入した。林の中に位置するこの場所は、木々に囲まれた小道を1キロ弱も歩けば波が打ち寄せるビーチに出ることもできるという絶好のロケーションにある。

 彼が新居に到着したその日、あたりに野良猫がいることに気がついた。猫たちはゴミ箱にたむろしており、ゴミあさりをしている現場を目撃した。また、その晩、野良猫同士が喧嘩をし、彼らがその喧嘩でひどく怪我をしていることに気がついた。

 引越しからわずか数日のうちに、農場の周囲には60匹もの不健康な野良猫が熾烈な生存競争を繰り広げていることが分かった。そして、何かをしなければと思った。

you can tame feral cats

 「家畜化された動物たちは、人間のせいで仲間同士の付き合い方が下手になってしまい、私たちに大きく依存するようになりました。人間から見放さた途端、彼らは困ってしまいます」とファウンテンさん。

 ファウンテンさんは、60匹もの野良猫を救うため、怪我をさせずに保護し、不妊手術をしてから逃す方法(=TNR)を編み出した。

 これが野生の猫のとらえ方だ。

How to set a humane trap

 ファウンテンさんは、日々、猫の幸せと健康に取り組んでいる。本業はパイロットであるが、その日の大半を農場で暮らす野良猫の餌やりや健康診断に費やしている。一口に猫といっても個性は様々で、60匹もの猫の面倒を見ようと思ったら、やるべきことはいくらでもあるのだ。

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 ファウンテンさんは動物と特別な絆で結ばれていると評しても、控えめな言い方にしかならないだろう。彼は、ご褒美と一緒にカチカチ音を鳴らして、動物に望ましい行動を躾けるクリッカートレーニングの大ファンだ。それでも、農場の猫たちとの絆は比類がない。猫たちはファウンテンさんの周りに寝転がったり、肩に飛び乗ったり、ハイタッチを決めることすらある。

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 以前は気性が荒く、人間には10m以上近寄ろうとしなかった野良猫たちを、彼の膝の上で幸せな寝息を立てるまでにしたのだ。1匹ごとに向けられる彼の愛は深い。

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 こうした猫たちの世話に当てられる時間やお金などの資源は膨大なものだ。ザ・ラッキー・フューはアメリカにおいていわゆる501(c)(3)法人と呼ばれる公益法人であり、寄付金の100パーセントが猫の世話に使われる。ファウンテンさんの力になりたいという方がいれば、こちらから寄付することもできる。

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via:mackarica・原文翻訳:hiroching

 「次の計画は?」との質問に、ファウンテンさんは笑顔で次のように答えている。

 「敷地内でピューマを数匹見かけました。その子たちを完全ではなくともクリッカートレーニングできればと考えています。ここでは退屈することがありませんね」

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この記事へのコメント 55件

コメントを書く

  1. 猫の躾に関して、欧米はとても進んでいるように見える。
    (今回のは成功例なのだろうけども)
    日本でもトレーニング方法を多くの人が勉強できる環境が必要だよ。

    • +72
  2. ファウンテンさん、アザゼルに出てきた痔の人もしくは
    ヴォルデモート卿に似てる

    • +9
    1. ※2
      猫界で「あの御方」と言ったらファウンテンさんのことやから…

      • +8
  3. 日本でも同じように頑張ってる団体は多く、TNRは日本でも根付きつつあります。
    ただTNRは手術→養生を伴う為どうしても資金や場所が必要になってきますので、現状ではボランティアだけに頼るわけにもいかなくなっています。
    (一部自治体では負担してくれているところもありますが)
    そして未だに野良猫(放置動物)に対する一般の認識は旧来のままで、餌付けなどで望まれない命が産まれてしまっているのも現状です。
    興味を持った方はまず自分の住む地域で活動している団体を調べて見て欲しいです。

    • +51
  4. 保健所で処分するのは非常に楽な方法だけど
    やる方も必ずしも気持ちのいいものじゃないし
    このように自然的に減らす方法こそが理想
    なんだろうな
    でも地味に大変な方法なのでこの人の愛情の大きさも
    このプロジェクトの成功の一つかもね

    • +132
    1. ※5
      そう、そのラストセンテンスが気になって・・・。w

      • +4
  5. 牧場なら十分すぎる土地があって他人に迷惑をかけることはないからいいね
    日本じゃあ北海道でもなきゃできないよ

    • +39
  6. アザゼルの痔の人に確かに似てるわ
    ピューマなんているのか…

    • +18
  7. 一緒に飛行機に乗るネコも出来るかも??

    • +5
  8. 人がピューマに襲われることは滅多にないけど
    猫たちにとっては捕食者なんだが…

    • +33
  9. TNRをNTRに空目した
    いやピューマって・・・

    • +18
  10. 2:30あたり、エサの入ったボトルをシャカシャカしたら猫の尻尾が一斉にピーンってなって笑った

    • +10
  11. ピューマってアメリカライオンのことだっけ?
    大丈夫なのかな

    • +10
  12. 欧米人の「善意」って、良くも悪くも突き抜けてる感じがする。
    変な方に突っ走ると、「クジラ食うな」みたいになるけど、こういう発露の仕方は、見ていて羨ましくもなる。

    • +1
  13. 数ヶ月後
    そこにはファウンテンさんと60匹の猫を見守るピューマの姿が

    • +42
  14. 募金が100%猫のために使われる
    その一文だけですごくすごく立派なことに思えるのは
    麻痺しちゃってんのかな

    • +47
  15. ネコ牧場…
    いやホントに羊の群れを扱うかのようにネコの行動をコントロールしている
    エサの与え方も工夫されているねえ

    • +47
  16. 顔出し餌やりシステムが楽しい。
    日本の観光地にある撮影スポットに通じるものがあるので、
    同じ様に何か絵を描くか、使用猫の名前なんかを書いても楽しいかもと思った。

    • 評価
  17. とりあえず、面倒見るなら去勢せなな。
    増えすぎたらもう手に負えなくなるし。

    • +14
  18. ピューマはネコ科のイエネコ亜科だから体のおおきなイエネコだよ。
    お腹をモフモフさせてくれるよ。

    • +18
  19. 避妊手術して愛って言われても少なくとも猫目線ではないなと思う  

    • -1
  20. 北米と日本ではまず住環境が大きく違うからなー。
    広大な土地なら他人の敷地でトイレや、車に傷や汚れ等の被害も無いんだろうが、日本では不可能。
    食事の世話だけで地域猫とか迷惑だな、面倒見るなら完全室内飼いで全部見る、日本、特に都内じゃこれ以外の方法は市民権得られないよ、土地が狭い・高すぎるからね。

    • +12
  21. うらやまC
    広い土地に沢山のもふ猫・・・

    • -41
    1. ※28
      そういう物の見方してる人がいるから、
      この活動ってなかなか大変なんだよね。すごく重要なことなんだが。
      もうちょっと現実を見たほうがいいよ。
      増えすぎたら猫でも人間でも何だって害になる。

      • 評価
    2. ※28
      一匹のメスから年間産まれるであろう子猫を思うと、そうはいってはいられないのでは?
      ケアを出来る匹数が限られているのであれば、その中で幸せに暮らせるのであれば、猫目線でも幸せではないでしょうか?

      • +10
    3. ※28
      まあ、そういう意見も分るけれど、衣食住が安定していて自由もそれなりにある状況で結構幸せなんじゃないかな?歩き方や懐き方やゲージにイソイソ入るあの感じは特に猫としては不満は無さそうに見えるよ。もちろん人間目線かもですが。

      • +6
    4. ※28の人は避妊手術を否定しているのではなく、「1匹ごとに向けられる彼の愛は深い。」という一文に違和感を覚えただけじゃないのかな。
      ま、本人じゃないので真意は分からんけど。
      因みに俺自身は避妊手術も殺処分も肯定なんだけどね。

      • 評価
    5. ※28
      元ペットの野良猫と野生のネコ科種を混同して考えてはいけません。
      その猫自体は人生をまっとうしてもらいたいけど、繁殖して増えても人間社会だけでなく自然においても困る存在になってしまうんです。

      • +11
    6. ※28
      そもそも猫は可愛いから保護しなきゃ!って時点で既に人間のエゴ。
      これがゴキブリなら動物愛護もなんもなくサッサと駆除されて終わりだろ。同じ害獣なのに。
      動物愛護自体が自然の摂理ではなく人間の感情的な都合に基づくものなんだから、害獣だけど可哀想で駆除できないからせめて増えないよう避妊を…てのはすこぶる真っ当だと思う。

      • +4
  22. 避妊手術で野良猫を無闇に増やさせないっていうのは不幸になる猫を減らすってこと。それは十分に猫に対する愛のある行為だと思うよ。

    • +34
  23. オーストラリアの大男ピーターに似てる。
    病的なつるっぱげだね。身体壊して農業やろうと思ったのかな?

    • 評価
  24. 避妊手術肯定派だ。
    雌猫は一回の出産で平均4匹の子猫を産む。それが下手すると年に数回繰り返される。
    飼い猫の寿命は15年、野良猫平均4年。避妊しなければ、死ぬ年まで雌猫は子猫を産む。
    そして生まれる子猫には、たいてい雌がいて……最終的に、倍々ゲームの比じゃない数になるのは明らかだ。
    全部の子猫に里親を見つけるのは、現実として困難極まりない。
    残った子猫、どうする?
    桁外れの富豪なら、飼いきれるかもな。
    でも一般人には無理だよ。猫とヒト、そろって共倒れになるか、どこかで見殺しにするしかなくなる。
    ウチにも兄弟の雌猫が3匹と雄猫がいる。
    この猫たちの子供を捨てたり殺したくはないし、緩やかな一家共倒れも望まないから、全員避妊手術させたよ。
    あまりにいい子たちだから、子猫見たかったけどね。

    • +14
  25. ちょうどクリッカー勝った所にこの記事
    監視されてるに違いない

    • -1
  26. 我が家の猫にもクリッカートレーニングしています。
    今ではお初の人にでもハイタッチをするので可愛がられています。
    後は人の肌に対しては爪を出さないよう躾けました。

    • +20
  27. 私も肯定派。
    紡いできた遺伝子をそこで終わらせることになるから人間のエゴとも思うけど
    幸せに暮らせない猫はいくらでもいるし
    人一人が幸せにできる猫の数は限られてるから
    避妊虚勢する代わりにできるだけ幸せにして逝ってしまったら
    新しい子を迎え入れてまたってしてる。
    いつも泣いてせめてあのこの子供でもいればと思うけど変えるつもりはない。

    • +6
  28. ピューマか・・・・うん ピューマが居るって凄いよね。

    • +4
  29. どんな事があっても絶対に犬や猫を捨てちゃあかんやで!
    その一言がいかにも大切な事ね。

    • 評価
  30. 家猫は人間が飼うために作られた動物だから
    その命には責任を持たないとならない

    • +6
  31. 増えすぎて害獣扱いされたり殺処分されるのと、避妊去勢して穏やかに暮らすのとどっちがいいかなんて簡単なことだと思うんだけどな
    避妊去勢が可哀想ってのも間違いじゃないけど、そう言う人は増えすぎた子たちを全部残らず面倒見切れるのかな
    一回に4~5匹、しかも室内暮らしの猫の繁殖期は一年中なのに

    • +8
  32. >寄付金の100パーセントが猫の世話に使われる。
    って凄いね。
    いや、ボランティア団体って本来こういうものなのか?

    • +7
  33. 猫は人間が作り出した愛玩動物だから世話をするのは一種の人間の義務とも言える。
    しかし、野生のピューマを躾けるのは話が違うんじゃないのかな。
    そこは一線を引くべき場所だとおもうが。

    • 評価
  34. 日本で猫の保護してる人には残念な人が居るので寄付にも気をつけてな。
    一駅ぐらい離れたとこから野良のために餌やりに来るのが迷惑すぎる。
    殺傷処分された猫を三味線の皮に利用するの可哀想だから反対…ってのもあった。
    これは人によるのかもしれないけど。

    • +1
  35. これだけ猫がいればネズミの被害に困ることはあるまい。
    ネズミって結構農作物を荒らすからね。

    • +1
  36. 人間ですら、行為に明け暮れた挙句、望まぬ子供を持ったせいで、
    パチ中に子供を車内で蒸し焼きにするんだぜ?
    人間がこうして蔓延っている以上、コントロールできる人が、
    出来る場所だけでもコントロールするべき。
    可愛そうだから、とか、ネコ目線じゃないといって、手も付けず放っておいて、
    病気と怪我と不衛生で苦しむ子猫たちが増える方が、自分は嫌だね。

    • +4
    1. ※54
      これが理想形だろうな、日本ユ偽フも見習わなあかんのとちゃうか?

      • -1
  37. 去勢ね・・・
    生き物の命は平等じゃないもんね
    地球を牛耳ってるのは人間だから、人間に合わせて繁殖させないとね

    • 評価

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