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馬の鎮静剤「ケタミン」が人間のうつ病に効果があることが判明(米研究)

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(著)

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 SSRIなどのうつ病用治療薬は、”無快感症”として知られる楽しさへの不感症に対してはほとんど効果がない。だが、主に動物の麻酔薬として使用されており、人間に対しては薬物指定されているケタミンという麻薬には、うつ患者に喜びを取り戻す作用があるらしいという。

 以下はサイコロジー・トゥデイに掲載された心理学者エミリー・ディーンズの論文からの抜粋である。

ケタミンは既存の治療薬では考えられないほど、急速にうつを回復させる効果があるとしてCBSニュースで特集された。通常、静脈注射によって投与され、幻覚や解離という副作用を引き起こす。しかし、慢性的ストレスによって生じたシナプスの損傷を回復し、30~40分という短時間でうつ症状を回復させるようだ。

 ケタミンの欠点といえば、その効果が長く持続しないことである。運がよければ1、2週間は効き目が保たれるが、それが過ぎればうつは再発する。それでも研究者や医療者は、ケタミンは重度のうつ患者や入院中の患者の治療おいて架橋剤として利用できるのでないかと期待している。つまり本薬剤は気分向上において即効性があるため、より遅効性の薬剤と併用しようというのだ。無快感症の主要な症状が即座に改善することは、ケタミンの使用から得ることができるより重要な教訓かもしれない。

  研究者らは、短期的な効果しか発揮しないとはいえ、ケタミンの作用機序をきちんと理解することで、無快感症の長期的な治療を改善させることができるだろうとしている。

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via:io9・原文翻訳:hiroching

 ケタミンをはじめ、違法薬物の多くは、精神疾患に苦しむ患者を助ける効果があるとして、研究者らは昔から注目しているが、向精神薬の研究は法律で規制されている。

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この記事へのコメント 28件

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  1. お茶を闘牛の牛にお茶を飲ませてドーピングするのが
    常識とか聞いたな。人と牛馬になにか共通点あるのか

    • +24
  2. ケタミンって昔の小説とかによく出てきたよな

    • -1
  3. 海外ドラマ見てると普通に出て来るよね。馬の薬だったのか〜

    • 評価
  4. ケタミンは動物の麻酔薬としてよく使われていたんだけど、麻薬に指定されてしまったから、簡単には使えなくなったんだよね。獣医師さんも困ったし、動物の保護に麻酔銃を使うのも難しくなった。

    • +5
  5. 解離性麻酔薬ってやつだよな。幽体離脱できたりするらしい

    • +2
  6. 確かに、人間と同等の精神を持った動物が居ない以上、人間でしか効果は確かめられないよねえ

    • +9
  7. むかーし日本でも水に溶かしてペットボトルで売られてたよ

    • +3
  8. まだ人間にも使うよ
    唯一完全な麻酔薬とまで言われた薬だけど、
    ケタミンパーティーとかする馬鹿な犯罪者の所為で麻薬指定されたから
    手術に使うのも面倒になったんだよ
    マジで迷惑

    • +1
  9. つい最近からうつ病になったけどたしかにこれは辛いわ
    ちょっとでも時間が空くと自分の存在意義を考えはじめていきつくところは死んでも問題ないって結論が出てくる
    死に至る病とはよく言ったもんだ

    • 評価
  10. エンジェルダストじゃねえか。Venomの曲にあった。量を間違わなければ大丈夫なのか?
    何十年も前からある薬物だし、今さらって感じもするけどな。

    • 評価
  11. 獣医さんが、「これが使えなくなっては大変困るので、もう大概の獣医師が麻薬施用免許を取らざるをえなくなりました。」と言っていた。
    ケタミンすごく使いやすい薬みたいだね。

    • 評価
  12. 聞く限りだと精神賦活系だから、ドーパミン・ノルアドレナリン系統に作用するのかな?昔リタリンって薬があったけど、ドーパミンに作用する系統の薬は依存性が問題になることが多いよね。

    • +6
  13. ハイになるためとか他人を昏睡させるために使う奴がいるから取り扱いが難しくなるんだよね。
    本当に便利なものでも悪用する人間のせいで便利さがなくなっちゃうのがやりきれないわ。

    • +4
    1. ※21 私もうつ病です。「頑張れ」とか言葉をかけてもダメなことは自分がよく知っているから、なんと言っていいかわからないけど、とにかく死ぬのだけはダメです。うまく伝えられないけど、とにかく、一緒に生きていきましょう。

      • 評価
    2. 米21
      それは治りかけだと思うけどな。
      「死ぬのが怖い」っていう、一番厄介な山を超えたんだから。
      あとは、それこそ生きる楽しみを見つけるだけだ。
      楽しみを見つけようと、大きく構える必要はない。
      ここに来たのも、小さな小さな何かを見つけるために来てるようなもんだろ。
      そんな紙1枚のような薄くて小さな楽しみの積み重ねだけでも、人はそこにいられるもんだ。

      • 評価
    3. ※21
      軽いですが、自分も数年前から患っています。
      考え過ぎることがなくなって、良くなったかな?と思っていましたが
      なにか失敗するとまた再発してしまいますね。
      昨日まではすぐに眠れたりしたのに、今日は眠れずこのまま心臓が止まって欲しい、なんて本気で思ったり。
      本当、厄介です。

      • +1
    4. >>21
      頑張らない、治そうとしない、努力しない。
      当時は自分は怠け者の最低人間だと思っていたが、よくなっていった。
      それ以前は、本当に地獄だった。
      下園 壮太の「うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」おすすめ。
      >>34
      反論。休息が最強。
      酷い時はウォーキングできない→自分は治す努力しない最低。自己否定自己否定になる。
      鬱の時は自分を責めすぎるし、何かできる状況でもないから、鬱に良くっても
      出来るならするし、できないなら今はまだ休もうって感じでいいと思う。

      • +1
  14. もともと薬って人用も動物用も使用量が違うだけだからなぁ

    • 評価
    1. ※23
      エンジェルダストはケタミンじゃなくてPCP

      • +2
  15. 軽度の人に常用させるのは危険と思うが、重篤な希死念慮のある人に、従来の抗うつ剤に加えて使用する分にはいいと思うな。
    2週間あれば、抗うつ剤の効き目もあらわれてくるだろうし。
    まんま麻薬のモルヒネだって医療現場で使用される場合があるわけだし。
    用法容量を守って正しくお使いください。

    • +2
  16. ウォーキング最強。
    これはゆずらない。

    • +2
  17. >Oxford Health NHS Foundation Trustの研究チームは、28人の単極性および双極
    うつ病の患者に対してケタミンを含んだ点滴を40分間投与するという実験を3週間で6回実施。
    その結果、患者全体の29%にあたる8人にうつ病症状の軽減が確認され、そのうち4人は症状が完全に消失。また、3人の患者は1回目の投与から6時間後に症状が緩和されたことも確認されています。
    >実験中にも28人のうち2人に激しい副作用が発生、別の5人は期待されていたような効果が見られず不安が増幅したので、投与の中断を余儀なくされたケースも発生しました。
    結局強力そうな効果を謳われても3割にしか効果がない。また他の3割に副作用。
    しかも2人に重篤な副作用。そく利用できるようなものではないな。
    あくまで欝の研究用。
    SSRIにしても、けいとう外磁気刺激にしても3割ほどにしか効果がない。
    鬱病治療3割の壁だなw

    • +1

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