この画像を大きなサイズで見る英国に本拠地を置く、医学研究支援等を目的とする公益信託団体”ウェルカムトラスト(Wellcome Trust)”は、毎年、走査電子顕微鏡やCTスキャンなどで撮影された写真のコンテストを開催している。今年の受賞作品も、これまで見られなかった世界が細やかに映し出されている。
今年は第13回目となり、世界中の科学者、写真家、アーティストが人間、動物、技術、環境を拡大したりそれぞれの見方で撮影したものが集まってきた。
1.最優秀賞 人工心臓ポンプ
この画像を大きなサイズで見る人工心臓ポンプの手術を受けた患者をDual energy CTスキャンで撮影したもの。X線を使って患者の胸部から垂直にスキャンしていき撮影した画像を元に3Dモデルを作製した。
2.植物の生殖器官
この画像を大きなサイズで見るシロイヌナズナのおしべとめしべを電子顕微鏡で撮影したもの。めしべは。中央の先端が青く下が薄緑色のもので、子房内に卵細胞を含んでいる。めしべの周りの、先端(葯)が黄色で下部が茶色のがおしべである。
3.ソーラーパネル
この画像を大きなサイズで見る銅とインジウム、ガリウム、セレンといったCIGSまたCIGSeを電子顕微鏡で撮影したもの。CIGSとは薄膜ソーラーパネルを作るのに使用される半導体のことで、太陽光をかなり効率よく電気に変える。
4.コウモリ
この画像を大きなサイズで見る飼い猫に殺されたウサギコウモリの1種をX線で撮影したもの。ウサギコウモリは大きい耳が特徴で、イギリスとヨーロッパに広く分布している。
5.マダニ
この画像を大きなサイズで見る撮影者の足にかみついているマダニを撮影したもの
5.アザラシの頭
この画像を大きなサイズで見るアザラシの頭をCTスキャンした。X線で垂直方向にアザラシを撮影し、撮った写真を使い3D化した。組織に合わせて、色を変えたり透明度を変えている。上の写真では皮膚が不透明で皮膚の質感やひげなどが詳細に映し出されている。
7.シラミの卵
この画像を大きなサイズで見る人の髪の毛(茶色)に着いたシラミの卵(緑色)を電子顕微鏡で撮影したもの。シラミは人の血液を餌としており、頭皮にすごく近い所に住み着いている。雌のシラミは嚢上の卵を髪の毛の毛幹に産み付ける。卵は7~10日で孵化し、未成熟のシラミは生き残るために血液を求める。
8.腎臓結石
この画像を大きなサイズで見る撮影者から取り出した腎臓結石を電子顕微鏡で撮影したもの。腎臓結石は尿中の塩分、ミネラル、化学物質などが集積し固形化したものである。サイズは大~小まで様々である。小さいサイズのものは自然に排出されるが、大きくなったものは腎臓や尿道に時々溜まってしまう。結石はすごく不快感と痛みを伴い、感染症を引き起こす場合もある。結石が自然に排出されないと、外科手術をして取り除くか壊すしかない。
9.心臓組織でかたまったもの
この画像を大きなサイズで見るヒトの心臓の大動脈組織の表面を電子顕微鏡で撮影したもの。石灰化という過程を通して、カルシウム塩の塊(写真でオレンジ色の所)が大動脈上に出来上がる。この過程で元は柔らかい組織が固くなり、最後には正常に組織が働かなくなってしまう。このようにして、心臓病が引き起こされる。
10.ヒトの脳
この画像を大きなサイズで見る健康な成人の脳の神経繊維の全体図。脳の後ろ側は写真でいうと左側で、脳の左側は写真の上部になる。脳細胞はこれらの神経線維を通して細胞同士コミュニケーションしている。撮影はDWI MRIと言う方法で撮影した。
11.乳がん細胞
この画像を大きなサイズで見る乳がん細胞の固まり(青色)を電子顕微鏡で撮影したもの。細胞はナノサイズの粒子、抗がん剤ドキソルビシンで処理した。紫色で染まっているのはアポトーシス(プログラム細胞死)で死んだ細胞である。この細胞は効率よく自ら計画的にで死んでいく。
12.小さな海洋生物
この画像を大きなサイズで見る海で採集した有孔虫の仲間を光学顕微鏡で撮影したものである。体長は約1.4mmで、石灰質の殻(通称test)を持っている。死ぬと、この殻は最終的に海底で石灰岩といった岩石に変わる。今回撮影した有孔虫は南シナ海で採集したもので、栓抜きのような形をしている。
13.ビタミンC
この画像を大きなサイズで見る酸化したビタミンCの結晶を光学顕微鏡で撮影したものである。結晶を作るために、酸化し始めたビタミンCの粉を水に溶かし、スライドガラスに垂らし広げた。これを温め、水を蒸発させ、ビタミンCが固まった薄い膜を作った。そして、この膜を針でひっかき結晶を成長させた。
14.ユリの花のつぼみ
この画像を大きなサイズで見るリの花のつぼみを染色し切片にしたものを光学顕微鏡で撮影した。写真の真ん中がめしべで、子房に6つの卵細胞を含んでいる。周りの6つの葯にはそれぞれ4つの花粉のう(赤色の丸い形したもの)が含まれている。この花粉のうには花粉粒が沢山入っている。花粉粒には精細胞が含まれている。卵細胞が精細胞と受粉すると、種へと成長していく。外側の芽のようなものはがく(赤く三角形のもの)と花弁(赤く丸型のもの)である。
15.産業廃棄物、スラッジ
この画像を大きなサイズで見る農業、工業製造過程から出た廃棄物が燃やされた後のものを顕微鏡で撮影した。写真の前面には、酸化銀(ピンクと紫、緑のもの)と炭酸カルシウム(茶色のもの)が写っている。背景の青色のものはジルコニウムるつぼの表面で、試料を固定するのに用いている。廃棄物を燃やし、それが炭素や水素、窒素、硫黄をどの程度含んでいるのか測定した。
16.中世のヒトの下あご
この画像を大きなサイズで見る中世のヒトの下あごをCTスキャンしたものの全体を撮った写真。X線を使い、顎を垂直に4800枚撮影し、それをデジタルモデルへとつくりかえた。質感や色も加えて、歯を青色で骨を茶色で示した。
17.ゼブラフィッシュ胚
この画像を大きなサイズで見る受精後4日目のゼブラフィッシュ胚の走査型電子顕微鏡写真。この写真を撮るのに、胚の尾を固定し、65度傾けた。
via:io9・原文翻訳:Copris
















ビタミンCの すごい エジプト感
撮影者の足にかみついたダニだの
撮影者の結石だのwww
まぁ身近な所に不思議を見つける才能なんだろうなこういうのは
有機物が無機物に、無機物が有機物に見える。不思議で興味深い写真達
はじめ蓮コラを思い出して
恐る恐る開いてみたら今回は妙に美しいものばかりでした
3.ソーラーパネル
美しい・・・・
ゼブラフィッシュきも
>>5.アザラシの頭
アザラシがCTスキャンの装置に横たわってる画を幻視したら面白かった
電子顕微鏡写真の色がキレイ!
と思ったけど、あとから着色してるんですよねえ
神秘やなぁ
産業廃棄物さんがきれいです
植物の生殖器官 すごくエロチック
性愛の根源って感じ
アザラシの目って骨の穴に入ってないのかよw
なんかゾワゾワする
ゼブラフィッシュ胚やべえ
尿道結石写そうぞ
植物の生殖器官といわれてまじまじと眺めているととてもセクシャルなものに見えてくる
ほとんどの画像が凄すぎてよくわからないくらいなのだが
「マダニ」のコレジャナイ感は・・・
ダニ、“撮影者アシェリー”?
これは無駄毛か…
このSEMの着色ってどうやってるんだろ。フォトショ?
それともちゃんとした手順があんのかな?経験者いたら教えて
16の中世の人の下顎の所、本文が下後になってる
にしてもシラミの卵、羽化後のイラガの繭というか、蓮コラというか・・・
なんかムズムズする感じがすごいわ
ゼブラフィッシュって何の魚かなぁと検索したら、ゼブラダニオだった^^;
メダカかわいいのに、ラブカみたいな赤ちゃんっ。
いや、世の中の生き物、ほとんどが生を受けてすぐにこんなラブカっぽい時期を経て、成長するんだよね…
ゼブラフィッシュ胚の表面にサンドペーパー処理してつるつるにしたい