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愛情と相性が生んだ奇跡の関係、クマと人間の奇跡の友情物語

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(著)

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 米モンタナ州出身の動物学者であり、アニマルトレーナーのケーシー・アンダーソンは2002年1月のある日、クマの保護施設で、死んだ母グマのそばにいる2匹の子グマを発見した。このままでは死んでしまう。そう確信したケーシーは生まれたばかりの2匹のハイイログマを育てる決意をした。

 まさかこれが、信じがたいクマと人間の友情に発展するとは、そしてその心温まるドキュメンタリーが世界中の動物好きの人々の心を捉えるとは、この時はまだ誰も思わなかっただろう。

ケーシーの努力にも関わらず、子グマは1匹しか残らなかった。

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ケーシーはこの子グマに”ブルータス”と名づけた。

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生まれて初めて接したのが人間であるブルータス。ケーシーを自分のお母さんでありお父さんであると思って育っていった。

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ケーシーのアニマル・トレーナーとしての経験は、ブルータスを、野生の殺戮マシンとしてではなく、家族の中の社会生活を営む一員として育てる点において役立った。ただしこれがすべて一般の人とすべて一般のクマにおいて成立する関係であるとは言い切れない。まさに奇跡の関係と言えるだろう。

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月日を重ねるごとに、ブルータスとケーシーの絆はますます深くなって行った。親子から今度は兄弟、そして親友のような関係へとなっていった。

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言葉では表現できない信頼関係が両者にはあった。ブルータスは家族の一員である。ケーシーに会いに行けば、当たり前のようにブルータスがいる。つまり、それは、ケーシーの結婚式にもブルータスが居るっていうことである。

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ケーシーが結婚してからも、両者の関係は変わらなかった。ケーシーとブルータスは「二人の時間」が必要になったら釣りに出かけていた。森の中へ、あるいはプールへと。

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ピクニックテーブルを囲んで仲良く食事。

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見ている方が危なっかしく感じてしまうカップルだが、両者は何の違和感もなく、仲良く暮らすことが当たり前のように日常を送っている。

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体の大きさに関係なく、毛深さも関係なく、前評判にも関係なく、種の違いなどまったく問題にしていない。時に人と動物は、に奇跡的に出会い、奇跡的な関係を結べることだってあるのだ。

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via:distractify・原文翻訳:LK

ブルータスは野生で生きる訓練を母グマから受けられなかったこと、また人間とずっと接触していた為、まったく人間に対し警戒心を抱かないことから、野生に戻ることはなかった。現在も、ブルータスはケーシーが設立したグリスリーベア保護施設でケーシーと仲良く暮らしたり、時にタレントとしてテレビに出たりCMに出たりしているそうだ。

動物にも人間にも個性があり相性がある。何度もいうがこれは特殊なケースであり、クマと人間がここまで友情を築けるのは稀である。なので野生の子グマを見かけても、安易に飼おうとは思わないでほしい。

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この記事へのコメント 74件

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  1. 事故の話とか聞いてるとこの関係もいつか悲惨な結末を迎えるんじゃないかと恐ろしくなる
    できればブルータスが亡くなるその日まで幸せに過ごして欲しい

    • +57
    1. >>3
      この熊肝臓壊して死ぬんだろうな
      ムツゴロウさんとこのドンべエもそうだったから人と暮らす宿命なのかも

      • +4
  2. なんか泣きそうになった・・・今後も幸せに暮らしていって欲しいね

    • +12
  3. 名前が少々不吉だなw
    仲睦まじそうで良いけど、ブルータスがボケたとき悲惨なことにならないようにね・・・

    • +32
  4. んー、これはリア充じゃないと無理だね。

    • 評価
  5. なんと美しく羨ましい。
    それにしてもこういうのってほぼ全員男性だね。やはり女性の体で猛獣使いは無理なのか。

    • -2
  6. 人間でもそうだけど相性もよかったんだと思う

    • +11
  7. 凄いなと思うけど、熊の事件をwikiで読むとなあ…….
    これは本当に稀なケースなんだろうね

    • 評価
  8. 名前がブルータスて・・・
    食われても悔いのない名前にしたのかな

    • +9
  9. キツネなんかもそうだけど、日常的に人間社会の中で生活していると目つきが全く違う動物になるんだな

    • +4
  10. ご飯、何あげてるんだろう?
    スイカ五個とか、すごい量食べそう

    • +3
  11. このコンビは数年前からいろんなとこで繰り返し紹介されてるんで、
    いまさらとくに感想もないな・・あいかわらず仲良しそうでなにより
    今回の新たな発見としてアメリカのピクニックテーブルの頑丈さに驚いた
    あんなつくりでよくもってるな

    • +1
  12. ケーシーさんの奥さんは女優さん、ミッシー・パイルさん。「ギャラクシー・クエスト」とか「チャーリーとチョコレート工場」とか「ビッグ・フィッシュ」とかに出てる。

    • +1
  13. この人シーザーミランの番組に出てたね。
    グリズリーは手なずけられたけど
    ワンコのしつけは難しかったのか・・・。

    • +7
  14. 考えたくはないがケーシーさんが急死しちゃった場合には代わりに制御出来る人がいるんだろうか…

    • +2
  15. 何かの拍子でブルータスが一瞬でも野生の本能が目覚めるんじゃないかと想像すると
    怖い

    • +4
  16. 主人にはよく懐いていても、知らない人に警戒したりとか奥さんに嫉妬して襲うとかが大いにありえるが、それもなかったんだな。
    本当に奇跡だな。

    • +6
  17. ムツゴロウさんとヒグマのどんべい、どんめいを思い出した。

    • +5
  18. キノコ取りに言って
    熊に遭遇した時の事を思い出した。
    月ノ輪なんてちゃっちいヤツじゃないぞ。
    コッチに居るのはヒグマだ( ̄▽ ̄;)
    変な汗がブワーって出て
    足がガクガクブルブルで走れないの。

    • +10
  19. なんでそんな裏切られていつかは食われそうな名前にしたんだ

    • +3
  20. クマが椅子に座ってるところがもう映画か何かのフィクションにしか見えない

    • +10
  21. うかつにこのおじさんに暴力振るったら、くまちゃんに八つ裂きにされそう

    • +8
  22. ヒグマは怖いよ。特にアラスカのグリズリーとかね・・・。
    でもさぁ、本当はこういう風に抱っこして貰いたいんだよねぇ~・・。
    そんで、一緒に森とか散歩したいんだよねぇ~・・。狼も引き連れてさ・・。

    • +2
  23. 凄く素敵な話だけど、この熊が極限まで空腹になったらどうなるんだろうな

    • -2
    1. >>※40、41
      ヒグマのどんべえの話は昔マンガで読んだけど、ムツゴロウさんが無人島(嶮暮帰島)で家族だけで生活していた頃、かなり大きくなるまで家の中で育ててたって話だった。
      家の中で人と暮らすには大きくなりすぎて、飼育施設(?)に移った後、見物客が勝手に与えた(らしい)アイスクリームを袋ごと食べて死んでしまったって書かれてたと思う。

      • -1
  24. グリズリーマン、貼っておきますね。
    ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2366847

    • +1
  25. でもまあ、熊と大人の男性の体格差って、大型犬と子供の体格差より少ないですしね。
    お互い分かってる関係なら特に問題も無いんじゃないかと。
    どんな動物だって、自分の子供を育てるために自分よりも体格の小さな生き物との接し方
    ってのは本能で分かってますし。

    • 評価
  26. 虎やライオン、オオカミなんかは意外に事故は少ないらしいが、クマはどんなに懐いてると思ってても危ないらしいぞ。

    • -1
  27. 熊の方が人間を食べるつもりも殺すつもりもなくても
    ちょっと強くジャレただけで人間は死んじゃうだろうから難しいよね
    この熊は手加減をちゃんと学習してて上手いんだろうな

    • +2
  28. クマの行動が人間すぎて、中に人が入ってるんじゃないかって思ってしまうw

    • 評価
  29. 熊も高齢になるとボケてくるからその時が心配だがやはり凄いことだよな~これ

    • 評価
  30. リラックマが大好きなのでとても嬉しいです☆
    パルモさん こういう感動系の話をカラパイアの中で
    たくさん載せてください お願いします☆

    • +2
  31. osoroshian.com/archives/37324840.html
    おそろしあw

    • +1
  32. 日本では金太郎さんがクマと仲良しでしたね

    • 評価
  33. 太宰府の母で指が止まった・・・・・

    • 評価
  34. 野生の熊・動物の熊と違って凄い毛艶いいなwww 相当手入れしてるんだろうな~。
    微笑ましいぜ!

    • 評価
  35. 近隣の住民が「危険だから殺せ!」とか言ってきて銃殺しようとしたとこをケーシーさんがかばって撃たれる→ブルータス怒りで暴走
    みたいなことになりませんように

    • +2
  36. ヴォイテク思い出したw(ポーランドの熊兵士)

    • +3
  37. 発情期にはメスを与えたりしてるんかな?
    そうでもしてないとその時期にずっと気性荒くなってそうだけど

    • 評価
  38. 牙も爪もそのまんまだ
    本当に信頼してるんだね

    • 評価
  39. インタビュー中でも常に餌与えてんじゃん
    果たして空腹になっても親友でいられるかな

    • 評価
  40. これナショジオで見たわ
    野生に戻すために鮭の取り方教えようとして、川に連れて行っても全然鮭とれないんだ
    となり泳いでいくのをボーっと眺めてるだけ

    • 評価
  41. 人間から見た一方的価値観で言う理想的な関係でしかないけど
    それでも花畑でのツーショット写真にはグッとくる

    • -2
  42. この人ナショジオで見た事あったけど熊と家族だったのか!
    調教された熊なのかと思ってた

    • 評価
  43. パルモ氏も書いてるけど、ブルータスが親グマと接したことがないから、またこの男性が本当に愛情を持って(ただ可愛がるという意味でなく)育てたからこそ、この関係を築けたんだろうなあ。

    • 評価
  44. 永遠に仲良くずっと幸せに暮らしてほしいです

    • +1
  45. 日本の昔の映画思い出した
    マタギに撃たれる前に、小さい頃共に暮らした相手だと気付く熊のお話

    • +1
  46. 知らない間にブルータスが亡くなってた
    まだ19才って何があったんだろ

    • +1
  47. ブルータス亡くなってたの!?
    やっぱ人間が与える食べ物だと体おかしくなっちゃうのかな

    • 評価

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