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バッハの音楽は何色のイメージ?曲調で変わる音の色(米カリフォルニア大学研究)

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(著)

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 バッハのコンツェルトをかけて、目を閉じるとどんな色が見えるだろう?共感覚(シナスタジア)を持つ人ならば、すぐにその色が思い浮かぶだろうが、そうじゃない人も音から色を感じ取ることができるという。

 そしてそれはある一定の法則があることが、米カリフォルニア大学バークリー校の研究者らの調査により明らかとなった。

 まずは実験に使われたバッハの6曲を聞いてみよう。何色に見えてきたかな?動画の映像が邪魔になる場合もあるので、目をつぶって聞いてみよう。さあ音楽鑑賞の時間だ。(実験で被験者が選んだ色の傾向は記事の一番下に表示。)

1.ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 アダージョ

2.管弦楽組曲 第2番 ロ短調 バディヌリー

3.ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調

4.管弦楽組曲 第2番 ロ短調 ロンド

5.ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 アンダンテ

6.ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 アレグロ

 実験の結果、一般的に、テンポが速く長調の曲なら、赤や黄色などの明るく濃い色が見える傾向があるという。逆にゆっくりな曲なら暗く青っぽい色が見えるらしい。聴いている音楽が楽しそうか、悲しそうかで、感じる色をきいてみると、95%の答えがほぼ同じだったという。

 カリフォルニア大学バークリー校の視覚研究者スティーヴィン・パーマーらのチームは、100人近くの人たちに、さまざまなテンポや調のクラシック音楽18曲を聴いてもらった。被験者は半分がサンフランシスコ、あとの半分はメキシコのグアダラハラの人たちで、それぞれ聴いた曲に合うと思った色を37色の中から5色選んでもらった。

 いずれの国の人も、テンポの速い曲では明るく温かい色を選び、短調の曲の場合は暗く、冷たい色を選んだ。これは、脳が作り出す感情の連携がベースになっている。音楽が幸せそうな生き生きとしたものなら、楽しく活力が出るような気分になるため、明るい色を選ぶ。脳は音と色をマッチさせるための根拠として感情を使っているという。音楽は脳の各部位が暗号化している感情の表現力を活発化させ、そこに色が関わってくる。

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 パーマーたちは、ヒップホップ、ブルース、ヘビメタなど34の違うジャンルの音楽でさらに実験をしてみたが、結果は同じだった。今後は音階が短調と長調の範囲にとどまらないと言われている伝統的なトルコ音楽でも同じ結果が得られるかどうか、実験してみるつもりだという。

 こうした結果は、広告業や独創的な非薬物療法に役立つかもしれない。さらに、音に色や味を感じる共感覚をもつ人たちの研究を続ける研究者の助けになる可能性もある。将来彼らにも同じ実験をしてみて、車輪の音にもっとも近い色を選んでもらうつもりだという。

 先にあげた動画で、実際に被験者たちが選んだ色のカラーチャートである。同じ傾向だったかな?違ってたかな?

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via:When You Listen To Bach, What Color Do You See?

原文翻訳:konohazuku

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この記事へのコメント 20件

コメントを書く

  1. 色というよりも具体的な情景、風景が浮かんでしまうなぁ。
    1.森林の茶色と緑のイメージ
    2.銀色(フルートの音色からか?)
    3.金ピカな装飾品が並んだお城
    4.こげ茶
    5.明かりの少ない暗い聖堂のイメージ
    6.コルネット、トランペットの銀色のイメージ
    意外と自分はステレオタイプな感覚を持っていたんだと思ったw

    • +7
    1. 基本的には※1と似たような感想。あとパイプオルガン使った小フーガみたいな曲はなぜか紫色って思ってる。

      • 評価
  2. ニ長調は黄色とか金色って言ってる人がいた

    • +2
  3. 当たり前のこと言ってるようだけど
    こういうのは実験して証明することに意味があるんだろうね

    • 評価
  4. 共感かく?はないけど、なんとなく緑色のいめーじかなあ

    • 評価
  5. 上品なセピア
    黄色系
    上品なクリーム色
    紅系
    深い青系
    白or銀
    割とカラーチャートに似た傾向なのかな?

    • +1
  6. 音楽を聴いたり小説を読むと頭の中で別の音と映像が浮かんでくる自分には「色」は感覚外でした。こういう連想もあるんですね。

    • 評価
  7. 形付きでないとイメージ出来なかった
    背景は白で黄緑の薄いものがヒラヒラ
    やや暗い場所で赤紫の直線が交差する
    金色の麦の穂のようなものに挟まれた水色(動画の絵の色に引っ張られたのかも)
    薄暗い青緑の水の中
    暗い場所で赤黒いものと白いものが尾を引きながら回る
    明るい場所でそびえ立つ白っぽいとんがったものから青い丸が湧き出てて、上の方にはピンクの玉が付いてる

    • 評価
  8. シューベルトの魔王を聴いた感じ
    暗黒 暗黒 暗黒 暗黒 暗黒 暗黒 真っ白
    ショパンの革命を聴いた感じ
    真っ赤 真っ赤 真っ赤 真っ赤 真っ赤 真っ白

    • +1
  9. 1 電球色か暖炉のオレンジ
    2 近所の林の緑かそこから見える青空
    3 大理石の白
    4 特に何色とは感じないが寂しい色
    5 何色にも感じない、悲しい色や
    6 宮殿の大広間の板の間の色

    • 評価
  10. 1 緑と黄色
    2 青
    3 緑
    4 紫
    5 灰色と銀色
    6 ピンクっぽいオレンジ

    • 評価
  11. 音楽っていうより楽器の音色に色を感じてしまうから、曲としてっての難しいなあ。
    チェロが中心だと茶色。
    ヴァイオリンが中心だと黄色かオレンジ。
    フルートが中心だと白か銀色。
    みたいな感じ。

    • +1
  12. 曲調が色のトーンと似てるってことかな
    色相はあまり関係なさげ。

    • 評価

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