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スペースリラクゼーション:10の宇宙音を聞いてみよう

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(著)

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 NASAの特設サイトに太陽系内の木星、土星とその衛星のスペースサウンドが10つほど公開されていた。もちろん宇宙空間は真空なので惑星そのものが音を出すわけではなく、カリフォルニア人間科学研究所教授でサウンドセラピーの第1人者、ジェフリー・トンプソン博士が、磁気振動やプラズマ波に特殊な周波を組み込んで作り出した音である。これら宇宙の音を聞くことで、深いリラクゼーション効果が得られるのだそうだ。

 これらの音の正体

木星の挨拶

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 この音は、1979年にボイジャー1号が木星に接近したときにとらえた衝撃波の音。この衝撃波は、太陽からの電気を帯びた薄い流れである太陽風が、超音速で惑星を通過することによって起こる。始めに聞こえるネズミがチューチューいうような甲高い音は、弧状衝撃波から生まれた電子が近づいてくる太陽風に向かっていく音で、第に聞こえなくなる。探査機に搭載された機器のかすかにブンブンいう音が残り、反動推進エンジンが火を噴くとあとは静かになる。それから探査機は突然弧状衝撃波の中に入り、乱気流の轟音に包まれる。

木星の衛星ガニメデ

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 1996年、ガリレオ探査機がひろった木星の最大の衛星ガニメデの音。記録された音は音声と七色のグラフで表されていて、約45分間の観測音が60秒に圧縮されている。グラフは周波数が垂直に伸び、赤が強い波、青が弱い波を表わしている。ガニメデの磁気圏に入ると、6秒から10秒の強い爆発音が聞こえる。探査機がガニメデそのものに近づくにつれ、周波数が上がって不規則な音が頻繁に聞こえ、ピークに達してから下降していく。音の高低はガニメデ近くの荷電粒子の密度の濃さの違いによる。

シールド

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 2004年、土星の軌道に乗る前、探査機カッシーニは土星の輪を通過するときに、おびただしい塵粒子に衝突され、危険な状態に陥った。アンテナが盾代わりになったおかげで探査機は守られ、ダメージも受けず、活動にも支障が出なかった。そして、無線やプラズマ波機器がその衝突の様子を記録していた。音声ファイルに変換された音は、地球に降り注ぐ雹を思わせる。

土星の不気味な音

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 探査機カッシーニは遠い土星の世界の電波放射の音をとらえた。それは冷たい氷の世界のまさに鳥肌がたつような音だ。録音されたのは、土星の極地近くで発生したオーロラ付近。これは地球のオーロラに似ている。

エンケラドス(土星の第二衛星)の叫び声

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 2005年2月と3月、探査機カッシーニが接近したとき、まるで気を引きたいかのように土星の小さな衛星エンケラドスが金切り声を上げた。この音は探査機の衛星周辺のガス体を感知する磁力計が観測した。冷たく静かだと思われていたエンケラドスは、実は比較的暖かく活動的。エンケラドスとタイタンは土星の惑星の中で唯一ガス体をもつことで知られている。

タイタンの反響音

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地球の双子と言われているタイタンは土星の最大の衛星。ここに降り立ったヨーロッパの宇宙機関の小型探査機ホイヘンスによって、レーダーの反射波がとらえられた。ホイヘンスはカッシーニ探査機に取り付けられていたが、タイタン付近で切り離された。このプローブが2005年1月にタイタンの地表に近づくと、反射波の音が高まりより強くなった。

タイタン着陸に迫る

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 これは、ホイヘンスがタイタンの地表に降り立ったときにひろった音を研究室で再構成したもの。タイタンのまわりのガス体の中を通り抜けて下降する間、いろいろなタイミングでひろわれた異なった音が合わさっている。

意表をつく土星

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 これは土星の自転に伴う放射エネルギーの音で、カッシーニが初めてとらえた土星の音。カッシーニが得た土星のデータから、土星の一日は10時間45分45秒とされるが、これは1980年と1981年に土星へ飛んだボイジャー1号、2号の記録データより約6分長い。科学者たちは土星深部の回転がどのように放射パルスを出しているのか調べている。

最後のフロンティア

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 太陽系のもっとも遠い場所からNASAのボイジャー1号が、太陽風の奇妙な音を送ってきた。太陽系の果てでは、太陽の影響がなくなり、星の間の薄いガスに太陽風がぶつかって巨大な乱気流の渦が広がっている。ボイジャー1号のプラズマ波機器が太陽風の中で動き回る電子を観測した。グラフは2004年12月15日のの三時間で、動きの音量と音の高低のがどれほど変わるかを示している。

土星の稲妻

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 カッシーニは2006年1月23日と24日の起こったとされる巨大な雷の電波放射をとらえた。

NASAの公式サイトでは個別に音源を聞いたり、ダウンロードすることができるよ。

【NASA JPL Spooky Sounds】

via:nasa 原文翻訳:konohazuku
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この記事へのコメント 19件

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  1. 胎内で聞こえるって音に近いんじゃないか

    • +6
  2. すごい。嘘でも本当でも、この癒し効果は半端ないす!

    • +1
  3. エリ•エリって本のラストを思い出した

    • 評価
  4. ステレオなのは何故なんだろう。昔のアナログシンセで陶酔系の音色を作ったときの音色に近いな。サイケな感じ。

    • +1
  5. もろにアンビエントな電子音楽ですなあ。
    SomaFMにこんなチャンネルがあるよ…
    人に聴こえる音に変換する方法がどこまで妥当なのかわからないが、そこが妥当だとしても、残響音とかステレオ感とかの電子音楽的な加工が過剰って感じ。
    既存の電子音楽の型にあてはめたおかげで、聴きやすいヒーリング音楽にはなってるかも知れんが、「宇宙の音」と銘打つほどの驚きも新鮮味もないなあ。

    • -6
  6. 宇宙好きだけどこれは不安になる音だな。どれ聞いても確かに宇宙を連想できる。

    • +3
  7. エイチジーフォーチューンのVSTプラグイン(ソフトシンセ)に出音がそっくり!
    本当に宇宙の音ってこんな感じなんだね

    • 評価
  8. 嫁のイビキを聞きながらこのページを見つけたよ
    俺にとっちゃこいつも宇宙の音だね

    • +6
  9. やっぱり、そうだったのか
    映画、2001年宇宙の旅を思い出す
    すごい!

    • +1
  10. 癒されるというか、個人的にはホラーな感じやった

    • 評価
  11. ブックオフの「その他」ジャンルの棚で、だいたい105円で宇宙音CD売ってるよ。
    安いから買うと良い感じです。

    • +4
  12. アポカリプティックサウンドの元じゃないか!?
    似た音を外で聞いたことがあるぞ

    • +1
  13. ろくに理解してないやつが真空では音が聞こえない=偽者!という未来が見える↓

    • 評価
  14. いるはずないと分かっていても
    こんなおっかない音を出す惑星にはどんなやばい宇宙人がいるんだろうって想像してしまう
    具体的にはいははすはす

    • 評価
  15. この音聴いてると半端なく眠くなる。
    昔から遠くの喧騒とか好きなんでこれはいい。

    • 評価
  16. 怖い音もあったけど色んな音を聴いてたらわくわくしてきた
    やっぱ宇宙って良いな

    • 評価

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