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ハンガリーの食べられる国宝と言われている羊みたいな巻き毛の「マンガリッツァ豚」

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(著)

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 高級な豚肉というと最近ではイベリコ豚などが有名だが、他にも希少な名品種がある。それがマンガリッツァ豚で、その肉質は上品でエレガント、濃厚な赤身と低温で溶ける脂が、繊細で牛肉を思わせるほどにうまいという。2004年にはハンガリーの国宝に指定された為、ハンガリーの食べられる国宝とも呼ばれているそうだ。

 2010年には日本にも上陸を果たしたマンガリッツァ豚だが、その外見はまるで羊のような巻き毛を持つため、別名「ウーリーピッグ(羊毛の豚)」とも呼ばれている。毛の色によって、金、赤、黒と3種類に分類することができ、黒い鼻の淵、口元、蹄を持っているのが特徴である。

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 マンガリッツァはその見た目だけでなく、飼育方法にも特徴がある。放牧による自然環境のもと、トウモロコシ、ドングリ、カボチャ、テンサイ、小麦といった自然飼料によって肥育される。夏は水浴びをし、冬はマイナス30度の環境にも耐える丈夫な体をもっている。

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 一般の豚肉よりも霜降りの率が高い。また肉の色が赤褐色で濃く、牛肉に良く似た肉質である。またコレステロールの原因となる飽和脂肪酸の量が少ないためヘルシーで、消化にも良いとされている。

 更に、一般の豚肉に比べ40~55%も多くの豊富なビタミンと、チアミン、リボフラビン、亜鉛、鉄といったミネラルが含まれており、老化防止に良いとされる抗酸化酵素も多く含まれている。食味が良く、猪肉のようなにおいもほとんどない。脂肪分が一般の豚肉より低温で溶けることも特色であるため、調理しても柔らかく仕上がるという。これぞ豚肉界の国家遺産って感じなのだ。(wikipedia

食べられちゃう国宝、マンガリッツァ豚の飼育映像

巻き毛のマンガリッツァ豚19世紀前半に誕生したが、その希少性からハンガリーでも一部セレブの口にしか入らなかった。現在では国家が食用として限定数を繁殖させ、徹底した保護・管理を行っているという。

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この記事へのコメント 22件

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  1. ありゃ、普通に日本でも買えるんだ
    食べてみたいとは思ってたが、いろんな媒体でアホほど「貴重な種類」「数が少ない」と言われてたから、
    まさか日本には入ってこねーだろwと思ってたら・・・

    • +1
  2. ミニ豚に改良してペットとして売り出せば人気になりそう。

    • 評価
  3. かわいいし、毛皮も取れそうだし、おいしいし。
    最高の国宝だな!

    • +5
  4. いっぽう、モニカ・ベルッチはイタリアの至宝と呼ばれている。

    • 評価
  5. これ、ミニブタ化できたらペットとして人気出そう
    毛は衣料用として利用できるのかねー?
    ただの豚毛が巻いてるだけだったらブラシにも使えなくなってちょっとムダかもしれん

    • 評価
  6. 可愛いじゃんw
    豚毛のセーターとか出来そうな生え具合w

    • 評価
  7. 巻き巻きしてる「国宝」は原種であって、食用に流通してるのは
    白豚と掛け合わせたほぼ普通の見た目のやつだよって聞いた気がするよな
    しないよな。

    • +2
  8. カワイイから食用はヒドイとか差別だろ。
    どちらも平等にしゃぶしゃぶしてやれ。

    • 評価
  9. 可愛いから食用ひどいとか差別だろ。
    ピンクの豚さんともどもしゃぶしゃぶしてやれ。

    • +3
  10. しゃぶしゃぶの前にもふもふだろ。
    この豚を思う存分もふりたいよー!

    • +2

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