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たった一人のほんの小さな思いやりから生まれる「わらしべ幸福論」

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(著)

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 落ちたものを拾ってあげる、ドアを開けてあげる。誰にでもできることだけど、たいしたことじゃないさと躊躇してしまうような、ほんの小さな思いやり。だけどそれはどこかの誰かに見られていて、思いやりの気持ちが連鎖していく。

 人は目の当たりにした「小さな思いやり」をまた誰かと共有したくなる。そんな風にできている。その「小さな思いやり」は大勢の人に拡散していき、そして最後には・・・

Let’s care about each other no matter what

 様々な場所で拡散されていった思いやりは、やがて自分のところにも帰ってくる。日本のことわざでいうところの「情けは人の為ならず」ってことになるわけだが、意図的にそれを狙っているわけじゃなく、結果的にそうなっていっただけで、必ずしも自分に返ってくるとは限らない。

 でも、誰だって人の醜さに触れるより、やさしさに触れた時のほうが幸せな気分になれるよね。幸せな気分になると、心に余裕が生まれて、他の人のことも良く見えてくる。そしてその幸せな気分を誰かと共有したくなる。図らずもその気持ちが行動になって表れる。どこかの誰かの、ほんの小さな思いやりの心が、めぐりにめぐってもしかしたら、今の自分をどこかで救っていてくれていたのかもしれないね。

 誰かのやさしさを感じた時、そのやさしさは、そこにつながるまで、たくさんの人のやさしさで紡がれていたんだね。そしてそのやさしさは、何の気なしに自分が行った行動がきっかけになっていたのかもしれない。どんな出来事でも自分に起因していると考えてみた場合、今おかれている自分の状況は自分自身で作り上げているのかもしれないな。

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この記事へのコメント 40件

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  1. なんかわかる 普段は周りのことなんて気にするどころか関わりたくもないのに、荷物持ったお年寄りとかいるとついドア開けちゃうし、席譲っちゃう。
    ありがとうってゆわれるとなんか嬉しいんだよな。

    • +16
  2. ペイフォワードみたいな・・・?
    ハーレイ・ジョエル・オスメント君最近なにやってんだろう・・・さっぱり見ないけど。
    こう…『危ない!』って止めるのと、『親切』は違う気がする。

    • 評価
  3. 初老の男性に席をゆずって、別にいいよ!って不機嫌そうに言われたけど
    「(小声)いえいえ!大丈夫ですので!」って笑顔で固くなに席を譲る意思を通したら
    結局申しわけなさそうに、そして嬉しそうに座ってくれたよ。
    余計な事したかな…とか、複雑な気持ちにもなったけど、もちろん嬉しさが何より勝ったよ

    • +21
  4. 人のいる所で小さな親切をするのは気恥ずかしいけど、やった後には気分が軽くなっていたり温かくなっていたりするんだよね。

    • 評価
  5. 日本人は知らない人と関わるの割と嫌う傾向にあるけど
    コンビニで出入りする時、前や後ろから来る人のために
    無言で扉押さえたりしてるの見ると根源的に親切な性質みたいなのが
    あるんだなぁと思ったりする

    • +13
  6. 思いやりの無さも伝染、増幅するから、綱引きのようなもので、ほぼ均衡状態。ちょっとずつ良い方に引っ張られていると信じたい。自分はなるべく良い方に引っ張る側にまわりたい。気分に波があったり、時に無意識だったりして悪い方に引っ張ることもあるだろうけど。誰かが綱引きに疲れ果てたり、転んで踏み潰されたりしていたら、助けてあげたい。

    • +7
  7. たまにこういう素晴らしい動画を紹介してくれるからこのサイトは好きだわ
    ありがとう

    • +19
  8. こいうの見ると、日本では割と当たり前みたいにみんなやっていることも多い。
    ちょっと勇気のいることもあるけど。
    幸せな国にいるなあと思うし、こういう幸せがもっと広がるとホントにイイ。

    • +8
  9. なんか理想的な社会。
    逆にクレーマーみたいな逆の人がいるのが悲しい事実。

    • +5
  10. 人って与えられる方が嬉しいと錯覚しがちだけど本当は与える方が好きなのかもしれないね。
    神様はきっとそういう風に人間を作ったんだと思うな。

    • +3
  11. こうして壁の絵を描いたアーティストは不幸になり、ラクガキはさらに白く広がって汚れて行きビルが白くなり、ビルの所有者が不幸になり、ビルの所有者が訴訟を起こして主犯格の子供が少年院に行き、少年の親が壁の賠償金に苦しみ不幸になり自殺し、少年が不幸になりましたとさ
    これが現実、マイナスつけても良いがこんなの現実じゃない、これがホントなら今頃戦争なんて無い、現実を直視出来ない人の空想物語

    • +14
  12. 電車で席を譲ってるのに「いえいえ、次の駅で降りますから」って嘘ついてまで拒絶するババァはなんなの?

    • 評価
    1. ※15
      同じ空想だとしても君のケースの空想物語の方が説得力もリアリティも無いんだが
      「これが現実」と言いたい場合せめて同様の場面で実際に起こったケースを言えよ
      そんなんじゃ反対意見にすらなっていない

      • +5
  13. >15 現実にやさしくされたことないの?そんな大きなことじゃなくていいから。もしかしてそれに気が付いてないか目を向けてないだけなんじゃ?
    まさにこの記事の最後の「どんな出来事でも自分に起因していると考えてみた場合、今おかれている自分の状況は自分自身で作り上げているのかもしれないな。」ってのを地でいっているような気がする。

    • -6
    1. ※16
      たぶん、相手はあなたに対して嘘をついたのではないと思います。
      嘘とゆうよりは、大人のスマートな断り方かもしれません。
      「席を譲ってもらえるのはうれしいけれど、でもいいわ。あなたが座っていてね」とゆう意味を、直接ゆわずに間接的に伝える方も中にはいるのではないでしょうかね^^
      決して悪い風に捉えることもないと思います。

      • +7
  14. 漫画の中の話しだけど、幽遊白書の第1巻だったかな?の、第6話「孤独の旅路」を読んでごらん。昔、罠にかかったタヌキを助けてくれたおじいさんに、狸が恩返しをする話。
    家族を事故で失って、人間関係やご近所からも孤立して誰にも心を開かないおじいさんの最期に、狸がおじいさんの孫に化けて恩返ししに来る話しなんだけど。
    たかが漫画の話しだ、馬鹿馬鹿しいって思うかもしれんけれど、これがまさに「人間の暖かさ」ってやつだと思う。
    俺は読んだ時鼻水垂らして号泣した。

    • 評価
  15. いつも自分、自分で周りが見えなくなくなっていると結局ろくなことがない。
    自分の手の届く範囲で誰かが幸せになれることがあったら積極的に行動したい。
    優しい気持ちが周りの異変に気付ける余裕を産むのかもしれない。きっと日本も良くなるね。

    • +6
  16. 後ろを通る人のためにドアを抑えてても、
    ドアボーイ扱いですーっと通られる日より
    目礼だけでもして貰えた日の方がいい日な気がするもんな

    • +3
  17. 個人的には人に親切をする時は
    御付けがましくならないことが大切だと思っている
    お年寄りや家族に席を譲る時はそっと立ち上がって
    別に目線もくれず、他に座ろうとするオッサンは牽制しつつ
    その場を離れるよ。

    • +8
  18. 心のちょっとしたポッカポカを、他の人にもお裾分けだよね。
    親切になんて道義じゃなくて、自分がこんな時にこうしてくれたら、
    ちょっと助かるなぁ~ってのを、相手が自分だと思えば、
    無理せずに誰でも気張らないで出来るんだよね。うん。

    • +1
  19. 物事は連続的に繋がっているものだから、今生きている世界が悪い傾向にあるのなら、少年の様な人間になりたい。
    思い悩んで苦しむより、ずっとポジティブな意識☆
    繋がっているのは物理的なものだけじゃなく、重要なのは人の『意識』。
    意識一つで世界が変わる。
    流れてきたネガティブなドミノを、ポジティブに努めれたら、後のドミノは変わる。
    人は一人で生きてない、だから自分が生きている世界を共有する人達に笑顔を作れたら、自分の世界はきっとナイスなものになると思う。

    • +4
  20. 誰かに優しくされたら、それを誰かに返したいと思い、行動できる人間でありたいと思うよ。

    • +3
  21. 合流の時道を譲って入れてやる。→自分は入れてもらった筈なのに自分は道を譲らない。こんな人間が居る限り親切の連鎖なんてありえない

    • +4
  22. 新年早々良い映像を見せていただきました♪
    そういえば先日、忘年会で飲み過ぎたのか電車のつり革に引っかかるように立ちながら、掴んでいる腕を軸にして左右に半回転し続けているオジサンが・・・
    その日は雨が降っていたので、降りたたまれた傘が座席に座っている人の膝小僧に当たる→濡れる。
    このままでは危ないかな?と、「あの・・・ここに座ってください、転んでしまいますよ」と席を譲ると・・・
    『あ~うん・・大丈夫だよ~。じーじが見てるから・・』
    「・・え?」となる私や他の乗客。同時に皆がニコッと笑って空気が和みました♪お孫さんがいるんですね♪結果的にはずっと回り続けていて、座ってはもらえませんでしたが、それはさておき!おじいちゃんがんばれ~♪

    • +2
    1. ※30
      世の中そんな自分勝手な人間もたくさんいるかもしれないけれど、自分はそうなりたくないって思える事が大切。見て見ぬふり、自分はどうでもいいってゆう発想がマイナスの連鎖に繋がると思います。

      • +4
  23. いつだかの雨の日、さえない感じのにーちゃんが前から歩いてきてな
    ちょっと脇にそれたと思ったら、道端の風で倒れた植木鉢を直して
    泥で汚れた指をパンパンって払って無表情のまま去ってくのをみたよ
    あれはちょっと衝撃だったな

    • 評価
  24. 人は誰が何をしているかをよく見ている。人以上に神は人のことを見ている。聖書には「施し与えてなお富を増す者が有る。」と記されている様に、この世の終末には自分を愛する者、不遜な者、親に反抗する者、金を愛する者、等など、人の愛が冷たくなる。がしかし、それに耐え偲ぶ者は幸いである。次の時代を受け継ぐ者は彼らだからで有る。と記されている。

    • +2
  25. 単独で交通事故起こした時に生かされていると実感した。かなり精神的・肉体的に参ってたけど、
    俺をなるべくなだめて冷静に事を処理してくれたお巡りさん、頑張ってボロボロの車を引っ張ってくれたJAFの人、
    それに何より、俺は他の車を「早く行けよ!」とか敵視してたけど、事故った直後に誰かが通報してくれたおかげで早期に現場を処理してもらえた。
    その他もろもろ、多くの人に無理してもらったおかげでようやく生きて帰ることが出来た。
    他人なんて大嫌いだったけど、その時は本当に、「みんなが必死に頑張ってくれたおかげで自分は生かされている」
    「他人はたいてい優しい」と実感した。悲しいかな、その実感も徐々に薄れていってしまうけど。

    • +1
  26. これス好きだったんだけど、動画は削除されたんだね。残念。

    • +1
  27. 親切をしたときの相手が感謝するかどうかとか、その相手が同じように誰かに親切にするかどうかってことに頓着している人は残念だね。
    相手がどうだこうだとは考えず、ただ他人のためにちょっとしたことをする、ただそれだけでよしって考えられればいいんだな。

    • +4
  28. 「なんと知的な美人だ」
    「みなさん、これで周りはグッと明るくなる」

    • 評価
  29. 泣いた
    そして現実でこういう親切をしたつもりがお節介になってしまう
    自分の器量のなさに悲しくもなった

    • 評価

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