現金だけを盗み出す、究極の泥棒猫現る（ポーランド）

　これまでも、様々な手口でいろんなものを盗み出す、リアル泥棒猫の姿はお伝えしたかと思うが、今回の猫が盗んだものはなんと現金である。この猫に、貨幣価値に対しての理解があったのかどうかはわからないが、ポーランドにで、従業員の現金が次々となくなるという事件が発生した。

　机の上の紙幣の束を置き、監視カメラを設置したところ、犯人は血統書付きのバーミーズ種の猫であることが判明したという。

ソース：Cat Burglar - Around the World News - Austrian Times Online News - English Newspaper

原文翻訳：R

　窃盗事件が起きたのは、ポーランド、シフィノウイシチェの動物保護施設。施設のマネージャー、アリーナ・セルニャックさんは、"数週間にわたって現金が次々と消え続けていったの。私達は互いにスタッフの誰かが盗んでいると思い込んで、社内の雰囲気がピリピリしていたわ。真相がわかった時は超びっくり。"と話している。

　ばれちゃった？犯人のバーミーズ種の猫、クレメンス  　お金が大好物のクレマンスさん。しばしお金と戯れる  　1か月で約200ポンド(約26,000円)が消えてしまったあと、セルニャックさんは事務所内に隠しカメラを設置し、誰が手を出すかを見るため机の上に数枚の紙幣を残した。

　紙幣が消え去った後、カメラのフィルムを確認したところ、映像には、レスキューキャッツセンターにいる猫のうちの一匹、2歳のクレメンスが深夜のオフィスに忍び込み、現金めがけて机に飛び乗り、お金を口にぱっくりとくわえている姿が映し出されていたのだ。

YOUTUBE映像：現金窃盗犯の猫、クレマンスさん  　クレマンスが、口にくわえた現金を床の上に置いてたわむれた後、こっそりとソファーの下にそのお金を隠している姿も映し出されていた。実際にソファーの下を見てみると、これまでに消え去った現金の全てがそこにあったという。

　クレマンスとセルニャックさん  　クレマンスはこれまでも、ペンや定規、その他のモノを持ち去っていたのだそうだが、まさかお金を盗んでいるとは思いもよらなかったと、セルニャックさんは語った。

　お魚くわえたどら猫を追いかけるのはサザエさんの役目だが、現金くわえた猫を追いかけるのは誰が適役なのかちょっと考えてみることにしよう。っというか、この技を家の猫に覚えさせれば！と目論んだら負けだからね。

▼あわせて読みたい
猫用ドアに入るものならなんでも盗むよ！窃盗常習犯デニスさんの犯行現場ダイジェスト映像



窃盗常習犯の大泥棒なのに大人気となった猫「ダスティー」が罪滅ぼしにボランティア活動を開始（動画）



すご腕のぬいぐるみ泥棒あらわる、黒猫フランキー

≪即納≫（正規品）繰り返し使えるカイロ/湯たんぽ★オーガニック素材使用のエコロジカルなハン... 価格：4,200円（税込、送料別）