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「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅」は誤りだった!?国連が再検証を開始

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 「地球温暖化が今のスピードのままで進めば、ヒマラヤ山脈の氷河は2035年に完全に消失する可能性がある。」世界に向けてそう発表されたのは2008年の話なんだけど、国連の気候変動に関する政府間パネル(略称、IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長は今月18日、専門家から「誤り」との指摘があった「ヒマラヤ氷河の解氷速度」について見直すことを明らかにしたそうなんだ。

「ヒマラヤ氷河は2035年までに消滅」は誤り?国連が見直し決定
「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅」を再検証=IPCC

 IPCCの大きな成果である2007年2月の第4次評価報告書(に記載された「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」との予測については、先週末に英紙サンデー・タイムズが、その出所に疑問を呈する記事を掲載。

 記事によると、この予測の出所となったのは世界自然保護基金(WWF)であり、同基金は1999年の英科学誌「ニュー・サイエンティスト(New Scientist)」に掲載されたインド人氷河学者のインタビュー内にこの予測が言及されていたと主張している。だが、同紙によると、こうした予測がニュー・サイエンティストに掲載された形跡はないという。

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 また、第4次評価報告書の作成に関わったオーストリア・インスブルック大学の氷河学者、Georg Kaser氏はAFPに対し、発表から数か月前の2006年末にこの予測が「重大な誤り」であることに気付き、同僚らに伝えていたことを明らかにした。

 同氏によると、「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」には、気温上昇を予想値より2~3倍高い12度以上に設定する必要があったという。なぜこうした警告はなぜ見過ごされたのだろうか。Kaser氏は「報告書に携わった専門家集団は氷河については何も知らなかったから」と答えた。

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 ヒマラヤ氷河の溶解は、南アジアにとっては重大な意味を持つ。洪水または水ストレスの影響を数億人が被ると見られるためだ。インドのジャイラム・ラメシュ環境相は、氷河に関する予測を見直すようIPCCに繰り返し求めていたという。

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 ちなみに「ヒマラヤの氷河、2035年に完全消失」という情報は2008年11月頃、英デイリー・テレグラフ誌が報じており、それによると、インドの研究所は「カシミール地区のある部分の氷河は、2007年に約22mも侵食を受け、部分的な小型の氷河は完全に消失してしまった」と深刻な状況を報告していたそうで、インド気象庁は「地球温暖化が現在のスピードで進めば、氷河が消失する速度はさらに加速される」と指摘し、「近い将来、インド平原の北部を流れる各河川は、水源の枯渇によって特定の時期だけに存在する季節性の河川に変わってしまうだろう」と警告を発していたという。

 また、ある科学者は「アジアの上空に漂う、厚さ約2マイル(約3.2km)におよぶエアロゾル(浮遊粉塵など)が地球温暖化を加速させている」とし、「従来はエアロゾルが太陽光を遮断して温熱化防止に役立つと考えられていたが、実際にはこれらの物質が太陽光を吸収し、地表の熱を約50%増にしている」と大気汚染が地球温暖化やヒマラヤ氷河の侵食に大きく関係しているとの見方を示していたそうだ。

関連動画:溶けてゆくヒマラヤの氷河と題された映像

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この記事へのコメント 31件

コメントを書く

  1. プチ氷河期突入で南極の氷も増え始めている状態。
    ヒマラヤの氷河も今年は領域が増えているのではないだろうか?
    地球温暖化と騒げばビジネスに繋がるからなぁ・・・

    • +1
  2. 地球温暖化に関しては本当に情報が錯綜してるな。
    何を信じれば言い逃れやら…
    「報告書に携わった専門家集団は氷河については何も知らなかったから」って、明らかにわざと無視したようにしか思えないが。
    こういう「専門家」の意見に世界が左右されるのは腹立つな。

    • 評価
  3. 専門家とか研究者が悪いのか情報を伝える機関が何かやってるのか・・・。
    いずれにせよ無駄なエネルギー消費は控えておきたい。

    • 評価
  4. ……これからは温暖化ではなく氷河期化で統一するべきだな。

    • 評価
  5. 何も知らないのに専門家って…
    温暖化詐欺の専門家だったって事か?

    • +1
  6. どうせ国際政治の利権に絡めてくるだけだから、
    もう信用して振り回されることがバカらしい。
    個人レベルでの主張ほど、無知をアピールしてるものはないな。

    • -1
  7. 科学は嘘をつかない しかし科学者は
    嘘をつく・・・と科学者自身が
    言ってましたね

    • 評価
  8. こういう事してるから逆に滅亡を招いてしまうんだろうな。

    • 評価
  9. 温暖化は嘘かもしれないが森林は減少、貧困飢餓人口は増加、大気土壌は汚染、核は無くならない  温暖化よりもこっちが嘘であってほしい

    • 評価
  10. 難しい事はともかく
    一番最初の画像はとてもセクシーだと思う

    • 評価
  11. 温暖化、寒冷化なんてくだらない理由を探ることに生涯捧げてねーで、植林や動物保護、公害を無害にする技術の開発に精を出せ

    • 評価
  12. たんにスピードの問題でしょ。
    キリマンジャロでは2000年から2007年までの間に氷に覆われている面積が26%減少しているそうだし。世界各国で氷河が減少しているのは事実でしょ。

    • 評価
  13. おまえら内容をよく読め。
    「温度上昇速度を2~3倍に設定していた」
    ということはしっかり計算しなおすと、お前らが爺さん婆さんになる頃には日本は大部分沈む計算だぞ。
    そういえば最初に沈むのは千葉県らしいな。

    • -1
  14. 二酸化炭素の次はエアゾルですか。
    はいはい。
    まだ排出権ビジネス続けようって気なのね

    • 評価
  15. >13
    アホ?
    ヒマラヤの氷河と海面上昇の関係についてはなんも言及しとらんだろうが。
    そもそも、単純に温度が二倍になるのに二倍の時間がかかるって言うのはあきらかな間違い。

    • +1
  16. 日本で言えば昭和の後半、数年に渡り少し平均気温が下がった時期には地球は寒冷化によって滅ぶと専門家が騒いだそうだ。
    そうやって年中騒がないと研究費が出ないから仕方ないとも言えるが、ぶっちゃけた話をすれば単なる詐欺だよね。

    • 評価
  17. そもそも何かを信じるというのは、その根拠が信じるに値するかを自ら判定する必要がある。
    温暖化を信じるのも氷河期化を信じるのも勝手にやってもらいたい。
    ただ、よく分からないという曖昧な状態こそが本当の真実だってのを忘れないでね。

    • 評価
  18. こういうのは、ショッキングな情報を流して大衆の潜在意識に温暖化への危機感を植えつけるのが目的だからね。
    感情を動かすような情報は潜在意識にも刻み込まれるから、あとで情報を否定しても潜在意識のほうは危機感を持ったままになってしまうんだ。

    • 評価
  19. >14
    エアゾル、PMは以前から喧しく問題視されてる。それを知らないとは…痛い人ですね

    • 評価
  20. >19
    少し前は氷河期に突入の報告
    昨日は温暖化、このまま行くと地球上の氷が解けて地球滅亡してしまう!!と報告
    今はプチ氷河期突入
    それっぽい専門用語を、それっぽい言葉で補足してたら、言葉知らんやつはコロっと騙される。
    そのエアゾルとやらの情報に誤りや未確認部分はないのかね?

    • +1
  21. なんかエヴィアン飲みたくなってきた。南極とか北極の水を売ったら売れるような気がする・・

    • 評価
  22. 断言します!
    現在の地球は温暖化もしくは氷河期に向かっています!

    • 評価
  23. 「従来はエアロゾルが太陽光を遮断して温熱化防止に役立つと考えられていたが、
    実際にはこれらの物質が太陽光を吸収し、地表の熱を約50%増にしている」
     ↑
    キチガイの独り言ですか?

    • +1
  24. ヒマラヤでは夏季の降雨で氷河が後退するらしいが、それが冬も含めた1年中続くと考えれば、そういう結果が出るだろうな…。

    • 評価
  25. さて、この再検証がどっちに転がるものやら。
    思うんだが、このごろ人間にとって都合の悪いことは全て地球温暖化のせいにしてない?
    地球に優しくとかほざいてるけど地球って人間に優しくされないといけないほどヤワなもんじゃないだろ。
    困るのは人間ですよ。地球じゃなくて。

    • 評価
  26. 福山哲郎:民主党の地球環境政策のリーダー

    この間のたかじ~んの未公開シーンですね

    • 評価
  27. エコエコ詐欺が馬脚を現してきましたな。

    • 評価
  28. 問題は信憑性のない論文の引用と数値改竄をした事
    別に研究の結果、温暖化論にでも懐疑論にでも変ればいい
    このような結論ありきの態度は科学的態度ではない

    • 評価
  29. ■<気候変動>「ヒマラヤの氷河35年ごろ消失」は誤り IPCC認める-IPCCはバチカンか?
    こんにちは。IPCCは、「ヒマラヤの氷河消失」の時期を完全に、そうしておそらく単純に間違えていたようですが、これを認めるのに数年もかかってしまっています。いろいろ、思惑もあったのでしょうが、科学の世界では、エビデンス(証拠)が最も大事であって、どんなに少数派であろうが、有名でなかろうが、確かなエビデンスを出した人の意見が最も尊重されます。これだけ時間が、かかるということは、様々な駆け引きや思惑が働いていたものと考えられます。今回の出来事は、IPCCは最早科学的な団体ではなく、宗教団体か政治結社のようになっているという査証だと思います。さらに、地球温暖化二酸化炭素説ならびに地球温暖化災厄説などは、最早科学的な説ではなく、宗教上の教義や、政治的プパガンダのようになっている査証ではないかと思います。詳細は、是非私のブログを御覧になって下さい。

    • 評価

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