
これはさすがにやばいんじゃね?と専門家に鑑定を依頼したところ、国家1級保護動物の「ユキヒョウ(雪豹)」と判明したのだそうだ。
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ユキヒョウと知らずに“猫”を飼っていたのは、伊寧県郊外の村に住み牧畜業を営む張(ジャン)さん。
育てているうちに、何かが違う、どこかが違うと違和感を感じていたものの、「ユキヒョウ」の存在をまったく知らなかった為にそのまま飼育を続行。
ところがある日、張さんの飼っている羊がこの“猫”に喰い殺されるという事件が起き、さすがに張さんも「やっぱりおかしい」「さすがにこれは猫じゃないかもしれない」とやっと気がつき、専門家に鑑定依頼を頼んだのだそうだ。
結局この猫もどきは、1級保護動物に指定しているユキヒョウであることが判明。現在、体重は15kgほどで、毎日4〜5kgの肉を与えているが、「エサ代だけでもかなりの負担で、もう飼い続けられない」とジャンさんは話しているという。
しかし、ユキヒョウは保護動物にも指定されるほど貴重な動物。売るわけにも、捨てるわけにもいかないため、現在もこの2頭を飼い続けているが、ほとほと困り果てているという。
ユキヒョウは、中央アジアの高原や高山地帯に生息する、非常に珍しい動物。

photo by iStock
全身は灰白色の長い毛で密に覆われ、黒い斑紋や縞模様がある。雪山の過酷な環境に適応し、独自の進化を遂げた。成長すると体長はゆうに1メートルを超え、冷たく滑りやすい雪の上も歩けるように、足の裏の肉球部分にも毛が生えている。
ユキヒョウの子供

photo by iStock
美しい毛皮はヒョウの仲間の中でも特に希少価値が高いため、1960 年代には密猟が相次ぎ、その数は一時1000 頭にまで減少したとされる。
しかし近年の保護活動の甲斐あってか、個体数は5000 程度にまで回復した。現在、他の大型ネコ類と同様に絶滅危惧種に指定され、保護の対象となっている。
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コメント
1. み
食うに困って毛皮を売るか
自らが喰われるかの二択
2.
いいな〜
いいないいないいな〜〜〜〜〜><
い〜い〜な〜〜〜〜〜〜〜
3.
これは拾ったとき仔供だったとしても間違えるはずがないレベルwww
4. в
うわぁ (*´艸`)
5. つか
中国の事‥どうせ子猫も大きくなりゃ食うか売るかしようと思ってたら、雪豹だったっつう事だろ
6. (´・ω・`) ?
↑中国の事を誤解してる良い例
>つか 2008年11月15日 15:52
7. @
いいなー俺も飼いてぇw
猫キックみたいなのするのかな?w
でも、じゃれたら凄い怪我しそうww
8. karin
この爺たち、このヒョウ拾った時、絶対、家族たちにウケ狙おうとして、拾ったとしか思えん。
9. もよろん
意外と小さい頃だと判らないんかもな。
しっかし美しい!
10. ∵
アルェ〜?
まちがえるぅフツウ
11. まっつ
気付くのおっせえええええw
しかしなんだこのモフモフ感はたまらんな(*´ω`*)
でも羊に手を出し始めたんならそろそろ危ないんじゃ・・・。
動物園ってのも可哀想だけど、一般人が飼える生き物じゃないよ。しかも二頭・・・。
一番嫌なパターンは、この家の人が罪になると知りつつも仕方ないと殺処分しちゃうっていうの。
それとこのニュースに目を付けてこの人らから毛皮目的にこっそり買収or窃盗ってパターン。
これだけは避けてほしい。
12. 匿名処理班
動物園が引き取ってあげればいいのに…
※11が指摘したみたいな事態がこわい。てかそれが一番起こる可能性が高いし、相手によっては飼い主もろとも命もってかれるぞ
13. 匿名処理班
一体何処まで鈍いんだジャンさんち!
よく自然界の犠牲にならずに今まで生きてこれたものだジャンさんち!
14. 匿名処理班
ヤギを食われて「流石におかしいと思い」
ヤギが可哀想だがちょっとだけ笑ってしまった。そりゃ流石におかしいわな
15. 匿名処理班
めちゃくちゃかっこいい
16. 匿名処理班
pillowsのパーフェクトアイデアやんw
とっても素敵
17. 匿名処理班
後日談として動物園に保護されて張さんは様子を見に行ってるみたいなのあったよ
18. 匿名処理班
※17
それがほんとなら うれしいです。
19. 匿名処理班
12年後の現在、これはどうなってるんだろう?