この画像を大きなサイズで見るアメリカ・ニューヨーク州にあるコーネル大学の研究チームが発表した最新の研究によると、生成AIによる文章支援ツールは、文章スタイルを画一化し、非欧米圏のユーザーに西洋(アメリカ)風の文体を促す傾向があることがわかったという。
研究では、アメリカとインドのユーザーが同じテーマでAIの力を借りて文章を書く様子を比べた。
その結果、AIの提案が西洋的な話題ばかりを押し出し、インドらしい表現が見えにくくなっていた。
インドのユーザーはAIの提案を受け入れつつも、内容をたびたび修正しなければならず、作業の効率もあまり上がらなかったという。
研究者たちは、これからのAI開発では「言葉」だけでなく世界の多様な文化的文脈を尊重することの重要性を訴えている。
アメリカで開発された生成AIが世界中で使われている
ChatGPTのような生成AIは、英語の文章を補ってくれたり、書き方のアドバイスをくれたりする「文章支援ツール」として、いま世界中で使われている。
特に、インターネットが普及した国々では、学校の課題やビジネスメールの作成、SNSの投稿などで、AIの助けを借りることが珍しくなくなってきている。
しかし、多くのAIはアメリカのテクノロジー企業によって作られている。そのため、こうしたAIの文章提案は、英語だけでなく、文化的な内容もアメリカや西洋を基準にしていることが多い。
アメリカ・コーネル大学の研究チームは、この点に注目し、AIが他の文化圏に住む人たちの「書き方」や「伝え方」にどんな影響を与えているのかを調べた。
この画像を大きなサイズで見るAIはインドのユーザーにアメリカの文化を提案
研究では、アメリカとインドの合計118人の参加者を集め、それぞれに「好きな食べ物」や「祝日」「尊敬する人物」など、文化に関わる話題について文章を書いてもらった。
参加者の半分にはAIの文章補完機能を使ってもらい、残りの半分はAIなしで書いてもらった。
実験の結果、AIを使ったインドのユーザーの多くが、アメリカ的な話題を提案されていたことがわかった。
たとえば、「好きな食べ物」と入力すると、AIは「ピザ」や「ハンバーガー」をすすめ、「祝日」と入力すると「クリスマス」などを提案してきた。
さらに、「S」という文字から有名なインドの俳優「シャー・ルク・カーン」さんの名前を書こうとしたとき、AIは「シャキール・オニール」(アメリカのバスケットボール選手)や「スカーレット・ヨハンソン」(アメリカの女優)をすすめた。
このように、インドの人はAIを使うことによって、インドの文化や表現が書きづらくなっていたのだ。
この画像を大きなサイズで見る提案は受け入れつつも修正箇所が多く非効率的に
実験では、インドのユーザーはAIの提案を全体の25%の割合で受け入れており、アメリカのユーザー(19%)よりも多かった。
これは、英語が母語でないインドのユーザーの方が、AIを頼りにする場面が多いからだと考えられている。
しかし、インドのユーザーは提案をそのまま使うのではなく、文化に合うように内容を直すことが多かった。そのため、AIを使っても、文章を書く時間が大幅に短くなるという効果は薄かった。
しかも、インドの人たちは、自分の文化について書こうとしても、AIがすすめてくるのはアメリカっぽい表現ばかりで、その流れに合わせるうちに、まるでアメリカ人のような書き方になってしまう。
研究チームのドルヴ・アガルワル氏は、「インドの人たちは、自分の文化を紹介する文章を書くときでさえ、AIの提案に合わせてアメリカ風に書くようになってしまう。これはとても大きな問題だ」」と話している。
AIが無意識に自国の文化を西洋風に変えてしまうおそれ
研究チームは、この現象を「AIによる植民地主義(AI colonialism)」と呼んでいる。これは、昔の植民地支配のように、強い国の文化が他の文化に押しつけられ、元の文化が見えにくくなることを指す。
この研究の筆頭著者であるアディティヤ・ヴァシスタ教授はこう警告する。
これはAIを使うことによって、文章の内容だけでなく、書き方そのものまでが西洋風になってしまうという初めての証拠のひとつだ。人々が似たような書き方になってしまえば、世界の文化の多様性が失われてしまう(ヴァシスタ教授)
つまり、AIは人の文章を助けてくれる便利な道具ではあるが、そのまま使い続けると、知らないうちに自分の文化が薄まってしまう可能性があるというのだ。
この画像を大きなサイズで見る開発者に求められる「文化への配慮」
AIは多くの人の役に立つすばらしい技術だが、それを公平に活用するためには、ただ言語を正確に扱うだけでなく、その言語が使われている文化や価値観にも目を向ける必要がある。
研究を行ったコーネル大学のチームは、西洋以外の国、特に「グローバル・サウス」と呼ばれるアジアやアフリカ、中南米の国々でもAIが正しく機能するように、文化的な配慮をもっと重視するべきだと強く訴えている。
この研究成果は、「AI Suggestions Homogenize Writing Toward Western Styles and Diminish Cultural Nuances」というタイトルで、コンピュータと人間の関係を研究する国際学会「CHI(カイ)」で発表される予定だ。
References: AI Suggestions Homogenize Writing Toward Western Styles and Diminish Cultural Nuances / AI suggestions make writing more generic, Western
















欧米化!
AIに生殺与奪の剣を渡すのは違わなくない?
そりゃそうなるだろ。使い方が下手すぎるだろ。
「インド料理で」、と制限したり、インド語で聞くなり対処の仕方はあるし、それを前提で使っているんじゃないの?
あいさつの話もそれの何が悪いのかわからない。英語圏へのメールや文章ならそれでいいし、インド人向けなら使い手がもっと精密な指示をださなきゃ。
どこからアクセスしたかなんてだいたいわかるし、AIに尋ねる「言語」も違う
それなのに「なぜ欧米文化圏の知識に偏った返答が返ってくるのだろう?」という話
制限したり、指示を出さないとひと手間入れないとダメな時点で「おかしい」と気付かない時点で「おかしい」のよ
続き。
人間はそうだけど、実際はこっちが日本語でしゃべりかけた時、英語で答えてきたりして、怪しいものだよ。
続き2
>制限したり、指示を出さないとひと手間入れないとダメな時点で「おかしい」と気付かない時点で「おかしい」のよ
なんでオカマ言葉なのかわけわからないけど、ともかく、
AIチャットってそういうものなんだよ。気がきく部分もあるけど、人間では簡単に気づく事(”日本人なら”?)も気づかなかったりするから、質問は丁寧に、相手に伝わるように指示しないといけない。それが正解。
いい勉強になったね?
日本語バリアーは優秀やね。
逆に言うとAIに学習させる制限の無い文化が次代のスタンダードを作れるということになる
早く日本のすべてをAIに飲み込ませるんだ
この機会を失えばもう逆転は難しい
「西洋文化こそ至高」という思い上がりだ
AIに「アニメ風に」と指示をするとアメコミ風ではなく日本アニメ風の画像が出てくる
これが現実
白人文化至高主義の白人さんには「残念でしたねワラ」と言うしかない
日本人のアートを無断で学習させまくった西洋のツールで
なぜか得意げになる日本人であった……😓
まさにコレが「答が欧米文化に偏ってる」ではなく、「学習が日本アニメ風に偏る」問題点
AIが学習するのは何も問題はないのだが、偏った学習をされるほど優位性があるか
学習の方向性が偏り過ぎているかのどちらかの話
「得意げになる」ではなくて、AIの学習方向性が偏っている話の補強なのに、理解できない人はやはり多い
絵で言うならば、どの国でも、その国で見慣れたデフォルメ表現があるはずなのに
日本風のデフォルメ表現が席巻していまうのは、地域の文化学習が足りていないというお話
席巻とか優位性ってとこにまだ謎のドヤ顔が滲み出てるし、勝手に学習させるのも問題なんだがなあ
そこから「白人さん残念でした」はおめでたい自惚れよ
キーボードがアルファベット基準な時点で最初からもう負けてんだよ
これ本当にそう思う、日本の話題を投げ込んでも英語で思考してそうで。
ただ「配慮」されても大した成果にはならないとおもう
ほんとは各国ネイティブが一番いいんだけど、難しいんだろうな…
国語教育に文化圏的な違いがあるから全く違うデータを使ってAI育てないと思考パターンがアメリカよりになるよ
分かり易いのが日本的な文章だと時系列に沿ってAがあり、Bが起こってCとなったという文章に個人の感想という体で一般的に人々がどう思うのか寄り添った答えを付け加える
これがアメリカだとまずは正しいという答えとそれを補強する論証のためにA、B、Cを効果的な順に並べ替えて使う
真っ先に答えを言わない日本式の文章は幼い物ととらえられる
逆にフランス式だと正しいと思う答え(メリット)とそれに出るであろう反論(デメリット)を同量提示して相手にまず考えさそれでそれでいて比較した結果やっぱり正しいという導きが必要になってくる
アメリカ式の自分が正しいというロジックで都合の良い部分のみを書き連ねる文章は幼いとされる
自分に都合の良い答えが欲しい時は良いけどそこから外れた場合ダメダメなこと多い
「『論理的思考』が何を指すかは、国の作文教育によって違う」という記事は、私も見たことがある。
「主観的・客観的」と「結果重視・過程重視」の2軸でマトリックス表にしていて、
・アメリカ式(主観的・結果重視):冒頭でまず自己主張、それから補強理由の列挙(反論は出したとしても叩く材料)。短期スパンでの「行動⇒目的達成」を重視し、それに結び付かない要素は非論理的として排除。
・フランス式(客観的・過程重視):大陸式弁証法。「私はこう思う、でも反対の立場からはこういう意見もある、それらを擦り合わせていき より良い結論へ。」
・日本式(主観的・過程重視):導入文、経験内容の叙述、「それを経て、私はこういう変化(成長)を得ました」。
・イラン式(客観的・結果重視):聖典や詩の引用などをふんだんに用い、個の主張でなく 己の考えもまた長い歴史の中で形成された社会規範へ着地することを目指す。
って感じの。
前にChatGPTに日本語で質問しても一々英語に翻訳し直して考えてるの?って聞いたら
「違う」とは言ってた。一応国、というが言語別に合わせて思考しているらしい
Grokは回答もアメリカン色強いよね
映画字幕の兄ちゃんみたいな話し方するし
まぁ逆もまた然りなんだが、「AIが正しく機能するように、文化的な配慮をもっと重視するべきだと強く訴えている」ということと並行しつつ一般ピープルのリテラシー教育に力を入れていかんと
まぁ、そうなるなとは思ったが案の定そうなるか
いずれはAIにもある程度の制限が必要になってくるかもな
AIに各国の文体のデータをもっと食わせればいいだけの話では?
妄想駄文をAIに作ってもらうと、それ欧米の文化すぎない?って内容よく吐いてくる
これで今度は中国あたりが作ったAIが中国的な(あるいは中共的な)世界観をプッシュし始めて、結果、使ってるAIによって分割された世界が出現しそうでもある。
日本も一枚噛めないもんかね。
日本語の体系っていい加減すぎてAIの認識力が追いつかないそうな
ガラパゴス化して独自の発達していくんだろうなw
むしろ、その方が楽しみではあるけど
これはインド人が英語で AI を使用したからでは? もし、ヒンディー語やタミル語ではどうなんだろうと。 インド人は英語も使えるから英語はそう不自然でないですけど…… オタクのラテン語たる日本語wで一般作成すると日本の文化に汚染された提案がなされるのではないかと思ったりしました
AIが無意識に自国の文化を西洋風に変えてしまうおそれはない
なぜならAIの普及よりもインターネットの普及のほうが、はるかに自国の文化を西洋風に変えてしまうおそれがあったが、そうはならなかった
イスラム見てたらわかるだろ
規制や検閲を厳しくしないと体制が脅かされるぐらいには影響あるんだけどな
AIもそうだろう という話では
自国の言語を止めて英字表記にしたり、文字を借りたりした国は多い
日本も古来中国から、アイヌは日本語から…
日本語は縦書きで、横に書くなら右から読む形だったが
いまノートやメモは左から読む横書き(*1)
まあ学校で教えてるからそうなるんだが
もし国語が無かったらどうなるだろう?
ここまでは形式の話だけど
章の構成などや比喩、笑い、などもかなり影響されてる
ただ、救いなのはやはり国語で「起承転結」「序破急」や「故事」「ことわざ」があり
強制的な読書で縦書きを強いられる(感想文もね)
ある意味最後の砦といってももいい
あとAIが作る欧米式な文章はカンニング(ずる)を見破る鍵でもある
指導教官がそこそこなら「これは…」とわかるはず
*1.「ツマトネタイヨ」
日本語に横書きなんて存在していませんでした
横書きに見えるのは1行が1文字の縦書きなんですよ
横書きがあったとは書いてないんだが…
勘違いなら謝ってほしいな
本当に済まない(別人)
横書きって書いてあるでしょ
*1なんて注釈までつけて
日本語にとって横書きというのは、ものすごく新しい約束事でしかないんだよ
そして現在を見れば、それが正解だってわかる
アラビア語なんて、右から左へ読むけど、数字は左から右に綴るんだよ
コンピューター上のデータの並びも英単語や数字はそうなっていて
表示するときに並べ替えている
「いま横書き」て書いてあるぞ
過去、あったわけじゃない
現在、変化を強いられてるところだ
ならば、*1で横書きと横書きでないものを比較してしまっていることになるよ
縦書きで英語と混在させたものを90度回転させれば英文と同じ並びにもなる
タイプライターとかを見ていれば、こっちの方が合理的
横書きは便利だから使っているだけなのに強いられてるなんて大げさだよ
自分がやっていないこと他人のせいにしているだけだね
>*1なんて注釈までつけて
あれはギャグを挟んでるだけ
本文趣旨とは関係ない
(某会社が宣伝として書いたものが面白いから)
余裕が無い人だね
欧米か!いや、欧米化!
そもそもAIを100%信用なんてしてないしな
結局はネットに転がってるものをかき集めて精査してるって程度のものだからそりゃ元が英語のソースも多いってだけ
結局はそれをどう判断するかが大事
個人がいくら信用しないよう努力しても
「便利」ならそんなのお構いなしに普及していくから問題がある。
お金より人情が大事だ〜と強く信じている人がいたところで資本主義社会からは逃れられないのと同じこと。
そしてそうした社会の基盤になるシステムに最初からバイアスが潜んでいるのだとしたらとんでもないこと。
だから個人に留まらず社会的・構造的な設計のレベルで対応していかなきゃならない。
ソシャゲやってて思ったのは、日本人はルールを守って安心安全に周回ゲームをやるんだけど、海外勢はチート組んで効率的にやるんだよね。でもソシャゲで時間をつぶすより、チートだろうとプログラミングを組む知識が増えるほうが実際は役に立つんじゃないいかって思うんだ。
日本ってデジタルジャンルが、アナログの誠実なモノづくりの成功体験を踏まえちゃったせいで出遅れ感が強いし、出し抜くという行為ができないよね
自分さえ良ければいい転売ヤーとかの発想ですね
AIが登場した時点でもう駄目だったんだよ
なんもかんもいい方向にいかない 創作物も卒論もいろんなものが悪い方向にいってる
碌なもんじゃなかったのに、汚染性能は高性能だった
なのにこれからはAIの時代とか言ってるんでしょ?もう終わりだよ……
最新スマホのAIカメラ、
看板なんかの文字が漢字とかだと認識出来なくて適当な模様に置き換えちゃうていうじゃん
AIのホワイトウォッシュの一環だな
まあ開発した国の母語に強く影響されるのはしかたない。C系やその派生は英語が基礎になってるから、それを使って開発しやすいのは英語圏の人間に偏るし、その人たちが手近な自分の文化をAIに学習させるのも当然の帰結になる。
それを防ぎたいなら自国文化のAIを創り出すしかないな。各国が独自の文化をベースにしたAIを開発して競争が加速すれば進歩も早まるだろうし。
英語風の日本語は大好きなのでよく使ってるよ!
使い分ければ良いと思うけどな
京都弁や大阪弁をそれなりに理解していたりもするけれど…。言語モデル放り込んだのはだれだ?