この画像を大きなサイズで見るAIによって生成された「アート」を嫌う人は多い。まだ不自然なところも多く、作品に込められた心などないからだ。
だが11,000人以上が参加した新たな実験によると、優れたAIアートは、大抵の人はそれが人間による作品なのか、AIによる作品なのか区別がつかないようだ。
それどころか、AIアートが嫌いな人ですら、AIが生成したと言われなければ素直に良い作品と感じてしまうという。
ちなみにトップ画像の答え合わせは本文に書いておいたので、じっくり吟味してみよう。
AIと人間、どちらなのか?平均4割の確率で間違う
「Astral Star Codex」では、11,000人以上の人を対象に「AIアート・チューリング・テスト」という実験を行った。
もし自分も試してみたいというひとはこちらのリンク「AI Art Turing Test」からテストができる。
この実験では、参加者にアート作品を見てもらい、それがAIによって生成されたものか、人間が描いたものなのか当ててもらうというもの。
さらに回答後、アートに関するいくつかの質問にも答えてらう。
その結果、参加者全体で平均4割の人が間違っていることがわかった。
とは言っても、結果はそう単純ではなく、ジャンルによってもずいぶん差があるものとなった。
たとえば、19世紀美術や現代美術の場合は、AIアートであっても人間の作品と誤認されがちだったのに対し、デジタルアートは真逆で人間の作品であってもAIと誤認されることが多かった。
この画像を大きなサイズで見るAIアートに批判的な人でも無意識にAIアートを好んでいた
だが最も注目すべき点は、参加者から人気があったのは、人間の作品よりむしろAI作品だったことだろう。
一番人気があったトップ10の作品のうち、6点がAIアートであり、トップ2もAI作品だったのだ。
しかもこの傾向は、AI生成アートを嫌いと回答している人でも同様だった。
この画像を大きなサイズで見る実験結果について、いくつか考慮するべき要因
今回の実験は11,000人が参加したそれなりに規模の大きなものだ。それでも忘れてはいけないのは、これがきちんと科学的に行われたものではないことだ。
出題されたAIアートは適当に選ばれたわけではなく、一目でAIとわかるような不自然な手や意味不明な文字が描かれているものは除外され、製作者もAI生成プロンプトに慣れた人物だった。
そうした出題作品は、AI然としたわかりやすい作品もあれば、印象派を思わせる作品なども多く含まれていた。
こうしたジャンルが結果に影響を与えた可能性もある。つまりAIアートに人気が集まったのは、その多くが一般に人気がある印象派に似た作風であることが関係するかもしれないと、Astraは推測している。
また問題が簡単にならないよう、出題作品がじっくりと入念に選ばれている点も指摘されている。つまり出題されたAIアートは、いわば最高品質の作品ばかりだったのだ。
このことは、AI作品嫌いの人ですらAIアートに高評価を与えた理由を説明するかもしれない。
つまり出題作品が入念に選ばれた結果、AI作品嫌いの人たちが苦手に思う要素(たとえば、不自然な光沢など)が除外された可能性がある。
この画像を大きなサイズで見るAIアートと人間の作品を見分けるコツは?
いずれにせよ、高品質なAIアートとなれば、ほとんどの人はそれを見抜けないことは確かであるようだ。
これはAIが既存の美術作品を平均化し、最も魅力的な部分を選択するよう調整されていることを考えれば、頷けるかもしれない。
その一方、わずかな違いを鋭く見抜ける人たちも確かにいた。参加者の成績上位トップ5は、50点満点中49点のスコアを収めているのだ。
だがそのような審美眼を持つ人たちは、どうやってAIと人間の作品を見分けているのだろうか?
この実験に参加したとあるアーティストがAstralに語ったところによると、ポイントは人間の作品が「論理的」である一方で、AIの作品は「上辺がただ細かいだけ」である点なのだという。
彼女に言わせれば、AIアートはいわば料理の味と栄養を真似たプロテインシェイクのようなものなのだとか。
確かに、プロテインシェイクは満腹感が得られるし、それなりに美味しいものもある。だが、もしもそれによって暖かい手料理がこの世から消えてしまったら、あなたは嬉しいだろうか?
「これを食の未来と呼び、いずれ料理人はいらなくなると主張する人々を想像してください」と、彼女は語っている。
で、この記事のトップにある2枚の画像の答え合わせをしよう。
この画像を大きなサイズで見る左側がAIで生成した印象派風の作品、右側はかの有名なフランスのポスト印象派の画家、ゴーギャンの描いた「オスニー村の入口」だ。悲しいことにこちらも間違える人が多かったようだ。
私もちらっと「AI Art Turing Test」にチャレンジしてみたんだけど、かなり難しかったな。初音ミクはわかったけど。
References: How Did You Do On The AI Art Turing Test? / AI Art Turing Test / Even People Who Hate AI Art Appear to Actually Prefer AI Art in a Blind Test
















AIアートとか言うけど
単に既存の作品をコラージュしただけのパチモンだからな
前衛的・抽象的な絵画を並べたらAIかどうかの判断はつかないよ
人間は意図的にデザインするけどAIはそれが正しいと思ってコピペする
そこには大きな溝がある
私もAIで絵描いたり、絵補足したり、色々やってますけど。
上にあるような絵書かせたら見分けつきにくいかもしれないですね。
それでも相当使いこなしてる方が作ったように見えますけどね。
ナチュラルさを出すって結構高度な技術です。印象派の絵画より、写真描かせたら特によく分かります。特に人物。
大体、苦手と言ってる方って掘り下げたりすると、実はその写真系のこと指してたりしませんか?推測ですけど。
AIで作られたものを綺麗と思うのと、嫌う気持ちは別に反しないからなぁ。
自分もだけどAIの何が嫌いかって言うと使用者のモラルの面が大きいから、自らの手で作り出した人の権利や利益、感情的な部分も含めて害さないなら便利だし使えば良いと思うんだ。
ただ、現状はそうじゃないから人間が扱うには早いと思うし、もっと法整備や権利関係も決めてから世に出すべきだったと思う。要するに道具より使い手の問題。
いわゆるアニメ絵っぽいのだけ集めたチューリングテストでは2種やってそれぞれ80点、90点は見分けたことがあるけど、絵画や抽象画が入るとかなり難易度上がりますね
でもこれはAIだけで作られたものでは無いとも言えます
これだけ完成度が高いとそれこそ何十〜何百という出力結果を人間の目で見て選んでいるわけでその人間の美的感覚が大きく関わってきているわけです
もし出力結果の中からAIに選ばせたらどうなるか見ものです
実はこの記事もAIが書きましたってオチかと思ったけどそんな事は無かった
AIを嫌ってるのではなく生成AIの成立過程と無策でばら撒いたテック野郎が嫌いかな
そのテック野郎の言動で言うと、「参考にした画像はあるがAIの仕組み上それをそのまま出しているわけではない」というお決まりの説明……というかそういう説明をする、ということにかなり問題を感じている。
例えば微妙に違った三角形をいくつか見せられた後に、ヒトも含め霊長類は微妙な違いは覚えておらず「抽象的な三角形を見た」と認識するが、ハトは微妙な違いまで覚え続け「具体的なそれぞれ別物の三角形を見た」と認識するらしい。また、ヒトでも見たものを細部にわたって見た通りに覚え続ける個人というのはときどきいる。こういう認識の仕方をする種の動物や特例的なヒトと一般的なヒトの脳の働きの違い、ましてやある人工物がどちらに近い動作をしているかを明確に識別する能力は現在の人類にはまだ無いと思う。
AI批判は出来の話じゃないんだけど、二次創作がどうだとか色々論点変えてくるよね
どうでもいいから使ってる素材を全部提示しなよ
実際切り貼りしてる現代アートやらだってそれくらいはできるんだからさ
“AIに見間違えがちな手書き絵”と”AIっぽさを感じにくく調整されたAI絵”に対して「さあどちらが人間でどちらがAIでしょう?」は、ちょっとフェアさに欠ける感じもあった
AIアートが嫌いって主張、生成AI絵を自分が描いた作品です!みたいなノリでネットにあげたり販売したりしてる人が嫌いって言った方が正確だと思う。特にそれをAIで作りましたって明言してないタイプの利用者
少なくとも自分の場合はそう
生成AIを作るために著作者の意思を無視して著作物を利用しまくってるのが問題なんだから、生成物の質の話をされてもね・・・
フェアトレードのコーヒーとそうでないコーヒーに味の差は無いぞって言われてもね
これは見事な言語化
マジでそれ
農家から野菜とか泥棒してきて売ってるアホが『これは一流の農産物と味は変わりません!』
こういうのだよ今の世界中の上級国民政府が放置してる生成AIってのは
こんなの政府が本気になりゃ何処の国でもすぐに潰せる
それをしない国の怠慢
著作権を守らない国はやがて全てが奪われる
所有権を軽視するという事は自分の持っているあらゆる所有権を手放す事になるからだ
アートの意義から考えないとAIを否定する意味は理解して貰え無さそうだな
例え出来栄えが良かろうが描いた人が居ない時点でその絵に意味は無いんだよなぁ
これ見てて恐ろしいなって思ったのが、「AI生成だと疑われがちな絵柄をイチから手描きで描くアーティストは避けるようになる&これから生まれにくくなる恐れがある」ってこと(自分は絵描きなんだけど、既にそう考え始めている)
それって絵が描けない奴らに表現力を奪われるってことなのでは……なんで芸術作品なんだよ。もっと他に役立てるべきところがあるだろ!?ってやっぱり怒りしか沸かないや。
>>この実験に参加したとあるアーティストがAstralに語ったところによると、ポイントは人間の作品が「論理的」である一方で、AIの作品は「上辺がただ細かいだけ」である点なのだという。
少し前にカラパイアでも取り上げていた、生成AIは訓練目的とされた質問に答えることは可能だがその背後にある「世界」を理解できているわけではないという研究の結果と通ずるところがある意見だと思う。
画像生成AIが訓練目的とされているのは色面の構成パタンで、あくまでそれに応えるものだ。コメント欄で述べている人もいるが、抽象絵画であると判別し難くなるのはその表れで、抽象画は何らかのモチーフの再現から離れ色面構成パタンの追求だからだ。
ある意味においては、具象画と抽象画を対立概念と思うヒトの方が「抽象画というものを理解できていない」とも言える。抽象画が色面パタン追求であることを思えば、何かを描いているように見えるか、描いてある何かだと思われるものがきちんと何かを再現しているかはその成立条件ではないからだ。
個人的に危惧するのは、この違いを理解していないで「AIは絵が描けるのだからそのモチーフについて理解している」とAI開発側が思ってしまうことだ(以前にカラパイアでも紹介されていた研究もこのような危惧を表明するものだ)。実際、soraが公開された際「AIが世界を理解している」といった言説があったが、その実触れていないものを持ち上げる等明確に物理を理解していない動画がその時点でも散見されていた。「理解している」の根拠となった流体や反射の挙動のリアルさ等は、色面パタンの時間的変動の統計的再現が高いで説明がついてしまう。
中国人の部屋ですな
部屋の外からは中国語を理解している人が中にいるように見える、中の人は言われたとおりの手紙を書いているだけっていう
人工知能が考えて描いた絵なら面白いんだけど
実際はネット上の情報を自然な感じで合成するプログラムだし
AIって言葉に踊らされてる人多すぎだと思う
AI絵の嫌いなのは、作者の許可なく勝手にお勉強させたりする使い手がいるところです。
そもそもAIに学習させるのは世間一般の人から好まれる絵が大半なので、その絵を見た人が「コレ好き!」って言うのは当然なのかと思います。
コメントの評価を見ると、カラパイアは反AI的な利用者が多いのね。サイトによって傾向が違うから面白い。
反AIではなくて、その使用方法に疑問を覚えている人が多いだけでは?
どんなツールも悪用する人間がいる以上、疑問は常に持っておくべきだと思うの。
反AIとかAI推進派とかの決めつけはそろそろ止めた方が良いと思いますね
問題はより複雑で各々考えも違っています
むろん極論を主張する人達はいますが、そういう人達とは距離を置いた方がよいかと
無断使用とか著作権侵害の節がある上に
そもそもアートとして個性が出るわけでもなく、技術も出ないので評価に値しない
自分もカラパイアは以前から認識してたけどコメ欄がこういうノリなの知って驚いた
良い悪いは感性なので問題ない
買う買わない等の対価を支払うかどうかとなると話が変わる
AI絵でも良いと思う事は多々あるが金は出さない人は多そう
今のところアニメ絵漫画絵だとあーAIだなーってなる
それっぽくはあるんだけどなんかこう……萌えないよね
描き手ならではのこだわりが欠けていて、これを描きたかったんだって言う熱気がなくて
皆同じ画風になるのは使い手の問題?
あれはツールの問題らしい
有料ので特定の学習をさせた場合だと変わるっぽいね
人間が他人の著作物を学習して作るのとAiがやるのと量的な違いがあっても質的には同じだろ
画像に限った話ではなく生成AIの学習はヒトの学習と質的に違うということが重要だと認識され始めているが
それをAI自身が自ら勉強して発想から何から全て自分で考えて作った結果、AI自身の作品として世に出すのならまだ理解は出来るんよ。
でも、今の状態って人間に命令されてAIが行い、その成果物を人間が自分が作ったとして世に出しているから、その主張は受け入れられないね。だって手柄を横取りしてるんだもの。
学習したのはAIであって利用者本人は学ぶわけではないことが恐ろしいところだね
検索すればいいの発想と同じで頼りきると酷いことになってしまうと思う
自分のタッチや故人などの固有タッチの更新補助ツールとして使うくらいであってほしい
というかその為にむしろ積極的に使ってほしい
ドラゴンボールの戦闘シーンを参考にして新しいバトル漫画を作れるのが人間
ドラゴンボールとジョジョと鬼滅の刃を見てアザのある少年が手から衝撃波を出して時を止める漫画を作ったけど何を伝えたいのか分からなくて起承転結も無いのがAI
どっちかというと質が違いすぎる
>ドラゴンボールの戦闘シーンを参考にして新しいバトル漫画を作れる
じゃあそれらが出来れば文句言わないわけ?
んなわけないでしょ。絶対何かしら文句を言うに決まっている
クイズに正解してゴーギャンの絵を選べたぜ!
ぐだぐだ言ってるけど
AI使用罪で誰かを断罪するんなら見抜けないと話にならないよね
上の例題の二枚は難しいね、間違えてしまうな
AIの塗りの工程は厚塗りタイプだから油彩っぽいのが凄く判りにくい
あえて言うならカフェ絵で人が苦手なはずの暗緑色が
尋常じゃないくらいに精度が高そうってところかな・・・
この絵を出すのに何枚出力したか。数が知りたいね。
スーラさんはAIがあったら長生きできたかもしれないな
点描打ち過ぎて早死にしたとか言われてた
トップ画像、スマホの小さい画面で一目見て左の整然としたのがAIかな?と思ったけど、引っ掛け問題と思って間違えた人もいたのでは?
カフェの絵、ゴッホの「夜のカフェテラス」に似てない?と思ってゴッホの見たらあんまり似てなかった
左側にカフェテラス、右に道路、あと空ということくらいしか似てなかった
そりゃ魅力的な絵のキメラなんだから素敵に感じるよね
AIが嫌いなわけじゃないのよ
イラストレーターが何時間もかけて描いたであろう作品を無断で食わせて似た絵を何百枚も数分で出力するのが嫌なの
一枚の画のために建物の資料集とか服飾の知識とかメイクの流行とか大量に集めてるかもしれないのにその労力も全部煮こごりにしてぺッて排出されてる感じ
普段のコメ欄と違い反AIが大暴れで草
そういうところだぞ
あのね、AI反対じゃないの
生成AIが今までのイラストを学習して出力してるのは知ってるよね?
そこからヒトは自分の好みや経験や思想を反映させて新しい作品をつくることができるの。それをオリジナルって言うの。ここまではいいかな?
それに対して生成AIはイラストだけを学習したイラストの要素をかいつまんでまとめたものしか作り出せないのね。
この特徴を批判してる人は反AIって言ってもいいよ。オリジナリティが無いっていう主張は反AIだね。
で、コメント欄の多くは学習元のイラストに許可をとってないのを批判してるのよ。わかる?
AIそのものじゃなくてAIが何から学習してるかを問題視してるの。
そこを一緒にしちゃだめだよ。
そういう自分の意見をとにかく言いたいところだぞ
論点ずらしで草
モラル等がかけている出力師云々は横に置いておけば
AIはAIで好きだよ、人物とかだと尚更良い
人が書いたのでは得られない絶妙な不気味さと気持ち悪さがゾワゾワさせてくれるのが1周回って癖になる
まぁAI当たり前の世代からすれば老害でしかないからな。
日本人なんか半分越えたら一気に9割までAI受け入れ派になるのが
いつものパターン。
↓とりあえず反AIの老害のみなさん、マイナス押しといてくれ。無駄な運動ご苦労さん。
クリエイターの知的財産が無断学習されて不当搾取されている状況をAI規制法でしっかり解決してくれれば何も問題ない。
その上で個人的に俺が考える規制案としては、
1.「AIを使って生成した画像・音声・動画等には一切著作権が発生しない。(アメリカのAI規制と同じ)」
2.「生成物を原型に近い状態のまま販売するのを禁止(生成物を加工してゲームに組み込んだりはセーフ。でもCG集みたいにほぼ生成された状態のまま販売はアウト)」
この2つかな。
1はアメリカが既にやってるからそのまま習えばいいし、2は市場での粗製乱造を防止できるから。