この画像を大きなサイズで見る「ネコと和解せよ」この言葉を聞いたことがある人は多いだろう。もともとこれは看板の文字の「神」の一部を消して「ネコ」にしたものなのだが、実際に猫は神なのかもしれない。
事実古代エジプトでは猫は猫の神格化されており、これこそが人間と猫との友情の始まりだったのかもしれない。
猫が人間と暮らすようになった理由は、これまで「ネズミから穀物を守るために重宝されたから」という説が広く知られてきた。
しかし、ヨーロッパ各地を対象に行われた大規模な2つの遺伝学研究により、イエネコが広まった背景には、初期農民ではなく信仰と地中海交易が深く関わっていた可能性が浮かび上がった。
つまり、イエネコ(家畜化された猫)は、単なる番人ではなく、最初から神聖な存在として人々に受け入れられていた可能性があるのだ。
人間が猫を飼うようになった定説に疑問を投げかける
長年にわたり、猫を人間が飼うようになった経緯については、猫と人間の関係は、お互いの実利が一致したことがきっかけだったという説が主流だった。
数千年前、中東のとある農村で穀物を漁るネズミを追って、野生のヤマネコがやってきた。そのネズミ狩りの巧さに感嘆した農民は、自分たちの食べ残しを与え、そばにいることを許した
こうして人間は穀物を守るネズミ番を手に入れ、ヤマネコは家と食べ物を手に入れた。やがてヤマネコは家畜化が進んでイエネコとなった
ところが、今回、イギリス・エクセター大学のショーン・ドハーティ博士と、イタリア・ローマ・トルヴェルガータ大学のクラウディオ・オットーニ博士による2つの大規模な遺伝学分析による研究によれば、この説は間違っている可能性があるという。
人間と猫の最も古い記録の誤り
これまで、猫(イエネコ)と人間のもっとも古い友情の記録は、キプロス島で発見された、9500年前の人間の墓に一緒に埋葬された猫だとされてきた。
しかし、ドハーティ博士らの研究では、この猫は、イエネコの祖先と考えられていたリビアヤマネコ(African wildcat)ではなく、アナトリア(現在のトルコ周辺)から持ち込まれたヨーロッパヤマネコ(European wildcat)だった可能性が高いことがわかった。
さらに、人間と猫の関係の始まり自体も、従来考えられていたよりずっと新しい、紀元前1000年以降のことだと判明している。
オットーニ氏らの研究でも、同様の結論が示された。
225か所の遺跡から発掘された猫の遺骸をゲノム解析した結果、新石器時代のヨーロッパには、いわゆる家猫(イエネコ)は存在していなかった。
また、イエネコの特徴とされるミトコンドリアDNA型「IV-A」を持つ猫も、実際にはリビアヤマネコとの古い交雑をもつヨーロッパヤマネコだったことが明らかになった。
この画像を大きなサイズで見る起源は古代エジプト、神となった猫が人間と絆を深める
では、猫と人間の絆はいつ、どこで本当に始まったのだろうか。
ドハーティ氏らの研究チームは、イエネコが現れた時期と文化的背景を重ね合わせた結果、ヤマネコの家畜化は、エジプトで起きた可能性が高いと推測している。
ちょうどイエネコが登場したと考えられる紀元前1000年頃、エジプトでは女神バステトの姿が変化していた。
もともとライオンの頭を持つ戦いの女神だったバステトは、次第にリビアヤマネコの顔を持つ神へと姿を変えたのである。
さらに同じ時期に、猫を宗教的な捧げものとする習慣が生まれ、猫のミイラが神殿に大量に奉納されるようになった。
こうした宗教的背景が、野生のヤマネコを人間社会へと引き寄せ、家畜化をもたらしたと考えられる。
「神聖な地位を得たことで人間との関係が深まり、ヤマネコの家畜化が進んだのだろう」とドハーティ氏は述べている。
バステト信仰を背景に、猫もまたフェニキアの商人、エジプトの巡礼者、ローマの征服者たちによって、広く世界へ運ばれていったと考えられる。
この画像を大きなサイズで見る地中海交易と信仰によってヨーロッパへ運ばれた猫たち
信仰の力によって特別な存在となった猫たちは、エジプトから地中海交易のネットワークを通じてヨーロッパ各地へ運ばれていった。
フェニキア人やエジプトの巡礼者たちが、猫を船に乗せて運び、その後、ローマ帝国の商人や軍隊によってさらに広まった。
オットーニ博士のチームは、ヨーロッパで初めて完全な家猫の骨が見つかった場所として、オーストリアのマウテルンを特定した。そこはローマ帝国の北辺の町であり、帝国の拡大とともに猫たちも新たな土地へと渡っていった。
この画像を大きなサイズで見るローマから北へ、バイキングによる再拡散
猫たちはローマ帝国の拡大とともに西ヨーロッパ全体に広がっただけでなく、その後、バイキングたちにも受け継がれた。
スカンジナビアからイギリス、アイルランド、オークニー諸島に至るまで、バイキングは航海の際に猫を同乗させ、ネズミ駆除に役立てただけでなく、女神フレイの神聖な使いとして白い猫を特別に大切に扱った。
この画像を大きなサイズで見る白い毛を持つ猫はフレイヤの祝福の象徴とされ、白猫を選んで飼育する習慣も生まれた。
このようにして、猫は神聖な存在として、エジプトから、地中海から北欧へと広がっていったというのが、今回の研究結果だ。
ゴロゴロと喉を鳴らす愛らしい猫と人間は、お互いの都合が合致したからではなく、猫は昔から崇め奉る存在だったと考えると、現代自らを「下僕」と呼ぶ飼い主が多いのも納得なんじゃないだろうか?
これら2本の研究は『bioRxiv』(2025年3月29日投稿、2025年4月22日投稿)で閲覧できる。
編集長パルモのコメント

「猫は神」、「猫と和解せよ」などの言葉をネット上で目にしても、違和感がないし、どことなく漢字の猫と神が似ている理由も、古代エジプト時代から神格化されてたという流れをみれば、納得しちゃう次第なんだ。
References: The dispersal of domestic cats from Northern Africa and their introduction to Europe over the last two millennia / Redefining the timing and circumstances of cat domestication, their dispersal trajectories, and the extirpation of European wildcats / Cats Came Bearing Gods: Religion and Trade Shaped the Rise of the Domestic Cat in Europe
















交易で拡散して世界中が骨抜きにされてったのか。まあ猫だし、カワイイのはしゃーない。
「猫と和解せよ」とは(ご承知と存じますが)ジョークですけどね。「神と和解せよ」「裁きの日は近い」などの文句が黒字に黄色で書かれた看板があちこちに掲示されてますが、誰かがいたずらでその「神」の字の縦棒と横棒をいくつかペンキで消し「ネコ」に改変したのです。「ネコと和解せよ」は面白いので流行りました。元々の看板は仙台の方にあるプロテスタント系教会が宣教の為に掲示している真面目なものです。
家畜化されたのはネコではなく人間では?
「猫と和解せよ」ではなく
「ネコと和解せよ」が正しい。
「猫」でなく「ネコと和解せよ」でないとニュアンスが伝わらない。
人が猫を飼った理由 ?
そんなもん「可愛いから」に決まっておろうが
他にどんな理由が必要だというのだ !
ネコ
と
和
解
せ
よ
バイキングのおっちゃんたちも「ニャーン猫ちゃんかわいいでちゅね~」とかしてたんかな。モフモフ同士で。
ネコのいる場所は静かで落ち着き、生活するのに安定した場所
そういう場所は人が住むにもちょうどいいので猫を飼うイコール
幸せを確保できるという意味合いもあるのかもな
猫を愛でるバイキングの絵が微笑まし過ぎるw
NNNってこの頃から既に存在してたんだろうかもしかして
ニャニを今更。
つまり、犬や猫によって人間の文明は進んできたと。
人間が犬や猫を使役しているのではない、犬や猫が人間を利用しているのだ。
なお、干支
あれは招集を掛けたカミがネコだから、、
それなのに、先頭がネズミ????
なんでやねん
トキソプラズマに感染していたとか
そもそも十二支が先にあって、後代その字に動物を当てはめていっただけだからぶっちゃけ適当(は言い過ぎではある)
ところで, ベトナムの十二支では, 卯の所に猫が入っているそうな.
ネズミは子だくさんだから、子孫繁栄とか豊穣とかそんな意味らしい
実際、虎の代わりに猫が干支になってる地域もある模様
エジプトでなんでネコが神になったんだろう
文献とか残ってないのかな? ピラミッドに彫ってないのかな
“バステト”様は最初ライオン姿の神様だったのよ
で、エジプトで猫が家畜化されて以降。徐々に猫になっていき
“テフヌト”様など、他のライオンモチーフの神様たちとは差別化されていった
(;´・ω・) 「まーたカミのはなしを・・えっ、ネコ? 増やせるの?」
ネコは神
崇め、讃え、敬え
某日記はどう見てもネコのが下僕
ネコ2世というファラオが実在したけど、猫とは関係ないか。
あとエジプトに侵攻したアケメネス朝ペルシャの兵士が、盾に猫を含むエジプトで神聖とされた動物を描いていたため、エジプト側は反撃できずにアケメネス朝ペルシャに征服されたとか。
よし。
国旗は猫、公用語はニャーのみ、大統領は猫、国民は常時猫耳着用義務付け憲法の国作るわ。