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映画『ジュラシックパーク』の恐竜を判明した研究結果をもとに修正、比較した映像

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 1993年に公開された映画『ジュラシック・パーク』は、当時の最先端技術を駆使し、絶滅した恐竜を生き生きと現代に蘇らせた。

 しかし、公開から30年以上が経過し、恐竜に関する科学的知見は飛躍的に進歩し、映画で描かれた恐竜たちは多くの点で不正確であることが分かっている。

 シリーズを通してずっと登場したあの恐竜「ラプトル」を、判明した研究結果をもとに変更を加えた映像が話題となっている。

 ラプトルに関する雑学を踏まえながら、早速見ていこう。

ジュラシックパークのラプトルを判明した事実をもとに修正

 ジュラシックパークには様々な恐竜が登場するが、劇中で「ラプトル」と呼ばれる恐竜ヴェロキラプトルは、特に重要な役目を果たす。

 しかしそこに1つだけ誤りがある。実は映画化にあたりラプトルのモデルに採用された恐竜は、その名の由来でもあるヴェロキラプトルではなく、別種の恐竜デイノニクスだったのだ。

 その経緯は後程説明することにして、まずは映像を見ていこう。

 画面上部が実際の映画で、下部が判明した事実をもとに改変されたラプトルの姿である。

なぜデイノニクスなのにラプトル?

 「ジュラシック・パーク」の原作小説が発売された当時、小型恐竜といえば「デイノニクス」が圧倒的に有名で、「ヴェロキラプトル」の知名度はほぼゼロに近かった。

 その頃の古生物学では、デイノニクスとヴェロキラプトルは化石が発見された国が違うだけでほとんど同じ種類の恐竜と見なされていた。

 しかし時代が進むにつれ、その認識は徐々に改められ、両者は別の恐竜であることが明確になった。

 映画「ジュラシック・パーク」の制作が始まった際、この恐竜はヴェロキラプトルとされているけれど、実際には「デイノニクスだから名前を変えたほうがいいのではないか」という議論が生まれた。

 ところが、スティーブン・スピルバーグ監督は「ヴェロキラプトルの名前のほうが響きがカッコいい」と判断し、そのままヴェロキラプトルという名前で映画に登場させることにした。

 この決断が大成功し、ヴェロキラプトルは映画公開後、ラプトルとして一気に世界中で知られる恐竜になったのだ。本当はデイノニクスなのに。

 ということで改変された映像は、ヴェロキラプトルではなくデイノニクスを元に改変されている。

 実際のヴェロキラプトルは体長約2.5m、体重25kg程度の小型の恐竜であることがわかっている。

 また実際のディノニクスは体長3.3mほどで、かつてはトカゲと同じ変温動物だと思われていた。その後鳥の遠い親戚であることがわかり、変更された映像のように、羽毛があったのではないかと考えられている。

 映画で描かれたラプトルは、恐怖を演出するために実際よりも大きく描かれている。実際のデイノニクスは、映画のラプトルの約半分の大きさであった。

 それでも、現実のデイノニクスは鋭い爪や素早い動きで人間にとって脅威となり得る存在だったが、映画のような恐怖感を与えるものではなかったようだ。

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この記事へのコメント 33件

コメントを書く

  1. そもそもジュラシックパークの恐竜ヘンリーウーのキメラだから恐竜ですらない

    • +14
    1. 大昔の恐竜がそのまま復活したものではなく遺伝子の欠損をツギハギしたイミテーション生物だから、
      化石よりも遥かに大柄なラプトル軍団も真っ向勝負でTレックスを捻じ伏せる超暴君だったスピノも
      設定上は「そういうこともあるかも」の範疇に収まっちゃうんだよな

      • +23
  2. ちなみに製作者同じか不明だけど、本当にヴェロキラプトルに置き換えたコミカルなやつもあったはず。鶏みたいなサイズのラプトルで再現したやつ。

    • +7
  3. みんなでっかい鳥になると怖さ半減する気もするけど、ヒクイドリよりでかい肉食の鳥って思うとやっぱ怖い

    • +42
  4. 『ジュラシックパーク』の設定をヴェロキラプトルからディノニクスに変えたら、スリル感が消えてしまいそうだ

    • -2
  5. 早く本物を復活させて議論を決着させようw
    まずはドードーやモア、そしてマンモスや
    サーベルタイガー、、、、ワクワクするなぁw

    • +8
  6. 飛べない鳥
    歯がある鳥
    歯を持っていた鳥の例)始祖鳥

    • -2
  7. 鳥ラプトルの方が怖さ倍加するな。
    ギョロっとした目が何考えてるか分からない感じがヤバい。

    • +20
    1. 復元図の匙加減なんだろうけど、
      収縮した瞳孔や、血走った粘膜部のせいで
      目がイッちゃってる感あるよな。

      • +4
  8. 恐竜の肌の色は分かっていない
    アースカラーは想像

    • +2
  9. 公開当時恐竜オタクが「あれはディノニクスだ、ヴェロキラプトルはあれの半分くらい」と主張していたなぁ。ディフォロサウルスも映画とは全然違うとか。

    • +4
    1. 作中のディロフォサウルスは体の小ささやら、エリマキやら、
      毒吐き能力やら、ラプトル以上に手が加えられてたな。

      • +4
  10. フィクションなんだから全てが真実でなくてもいいんです(怒

    • +13
    1. 映像作品って大衆のイメージの固定に大きく作用するので誠実であって欲しいところです
      酷い例だと任天堂のポケモンの「進化」は一般に大きく誤解を生んでいます
      タヌキマリオの尻尾とかw
      その点、藤子プロは フタバスズキリュウは恐竜では無かったという事で
      ちゃんと恐竜で「のび太の恐竜」を作り直していて科学知識に対しての誠実さがうかがえます。

      • 評価
  11. CAPCOMのディノクライシスもReが出るとしたら雰囲気ガラッと変わりそう、大型トカゲが飛びかかってくるというよりも黒豹が唸り声あげて影から襲いかかってくるかのような

    • +3
  12. 肉食哺乳類みたいに丁寧にとどめを刺したりはしないんだろうな⋯

    • +2
  13. まあエンタメだから多少の演出はね・・・ (空飛ぶサメやら月の裏側のナチスやら・・・

    • +9
  14. そうかー
    実は皆と違って羽有りのほうが怖く感じた
    未知のものより運動性の高い鳥のほうが身近で嫌だ
    (鳥が怖いとかではないよ、鶏くらいは〆れる、解体は嫌い)

    • +8
  15. スタッフ「白亜紀ックパークのほうが正確なのでは ?」

    • +5
  16. ディノニクスもヴェロキラプトルも今の学説だと羽毛でモフモフな獣脚類。数十年の時を経て、鳥の祖先らしい姿の復元模型も増えて博物館・恐竜展なども雰囲気変わったね

    • +5
  17. 恐竜感は無いけどモンスターパニックとしてはこれはこれでアリ

    • +6
  18. 新シリーズの方に出てたスピノサウルスも酷かったw
    あれも最新の研究だと姿が変わってる。

    >変更映像
    これで再現しようとすると、ドアノブが回せないのが問題になるなぁw

    • +2
  19. お目目が猫目みたいな縦の瞳孔じゃないのね・・・怖いわ(´・ω・`)

    • +1
  20. これは怖くねぇな!!!(笑)
    「ヴェロキラプトル」の響きが怖いものっていうのが世界共通っぽいのはなんだか嬉しいな。おどろおどろしさがあるよね。

    • +1
  21.  
    フィクションなのにリアリティにこだわる石頭の使えないエセ物知りくんって

    どうして全世界に存在するの? 彼らは何がどうなれば満足して黙るんだろう?
     

    • 評価
  22. 羽毛があったまではいいけれど、なんだかモッサモサで布団か毛布を被ったようなのはやりすぎな感じがする。鶏でもその他の鳥でも体幹部分を覆っているのはもっとピッチリと体に密着した感じなので、恐竜もそうだろうと思う。だいたいがぼろ布まとったような羽毛とか生物学的にどうなのか、あり得ないと思うがね。

    • 評価

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