この画像を大きなサイズで見るスペイン、ブルゴスにあるプラド・バルガス洞窟から白亜紀後期の海洋化石15個が発見された。
約4万6000年前のこれらの化石は、、かつてここに住んでいたネアンデルタール人が収集していた証拠となりうるという。
彼らは、現代人と同じように、娯楽として非実用的な物を収集していた可能性がある。つまりそうした収集行為はネアンデルタール人の抽象的概念の表れともとれるのだ。
非実用的な物を収集する人類の習性
道具など実用的な目的ではなく、美的な興味だけで物を収集するのは、極めて人間くさい行為で、現代でもそうした志向は変わっていない。
骨董品、切手、コイン、ビー玉などコレクターにとっては、なんでも収集の対象になるというわけだ。
記録に残る最古のコレクターは、紀元前7世紀のアッシリア王アッシュールバニパルだったらしい。
粘土板の収集家、つまり今でいう書籍コレクターだが、単に興味をもった物を所有しておく習慣ということであれば、もっとずっと古くからあったようだ。
例えば、南アフリカのマカパンスガット渓谷では、人の顔に似た赤みがかった碧玉の石が発見されているが、これはアウストラロピテクス・アフリカヌスが集め、洞窟内に保管していたと考えられている。
ジャワ島で見つかった彫刻が施されたムール貝の貝殻は、ホモ・エレクトスと関係があるとされている。
この画像を大きなサイズで見るネアンデルタール人の抽象的概念
スペインのプラド・バルガス洞窟からは、貝殻、石英、シカの頭蓋骨、その他さまざまな化石など、遠方からもたらされたと思われる珍しいものも数多く発掘されている。
これらは差し当たって実用的なものではないが、初期の人類が美的価値のある物に興味、好奇心を示していたことを示す証拠といえる。
ブラド・バルガス洞窟の地層の詳細な分析によって、出土した化石遺物はおよそ3万9800~5万4600年前のムスティエ文化(欧州の中期旧石器時代)期の地層にあったことがわかった。
つまり、これら遺物はネアンデルタール人がこの洞窟を道具を作ったり狩りをする生活の拠点として使い、さらに必ずしも実生活に必要のない象徴的な行為を行っていたことを示している。
この画像を大きなサイズで見る洞窟内で発見された貝の化石の特徴
見つかった15個の化石は大きさは平均5センチ未満で、さまざまな貝が含まれている。
道具や装飾品として使用された形跡はなく、ただ美的あるいは象徴的な興味から集められていた可能性が高いという。
これらは洞窟のすぐ近くの地質からの産物ではなく、中には30km以上離れた場所のところのものもあった。
ハンマーとして作られていたと思われるものはひとつだけで、残りは実用性な道具であることを示す改造が見られなかった。
このような化石を集めた理由は、審美的な興味、象徴的な意味、贈答や交換などの社会的慣習が考えられる。
こうした行為における認知能力は、収集者が抽象的な概念がわかる能力をもっていたことを示している。
ネアンデルタール人が、埋葬を行い、顔料を使い、装飾品を作ったり、洞窟壁画を描いたりしていた痕跡は知られている。非実用的なものを集めていたという証拠は、彼らの文化の複雑さを感じさせる。
この画像を大きなサイズで見るネアンデルタール人の子供たちが貝でゲームをしていた可能性も
本研究は、この洞窟には子どもたちがいた可能性も示していて、貝の化石を集めていたのは子どもだった可能性もある。
もしそうなら、現代の子どもたちもよくやるように、収集品を使って、なんらかのゲームのようなことをしていたかもしれない。
考古学において、その遺物が鑑賞用や儀式など象徴的な意味で使われたとみなされることは多いが、ゲームや玩具として使われた可能性は見過ごされがちだ。
ネアンデルタール人も現代の私たちと同じような動機で収集を行っていたのなら、もしかしたらゲームのようなこともやっていたかもしれない。
あるいは、化石に記録された絶滅生物に興味があったのかもしれない。
本研究は『Quaternary』誌(2024年11月12日付)に掲載された。
References: Fossil collection found in Neanderthal cave suggests abstract thinking














>ネアンデルタール人は人類最初の化石収集家だったことが洞窟の遺物で明らかに
間違っている
ネアンデルタール人は人類最初の化石収集家だったことを証明するには、
ネアンデルタール人以前の人類は人類最初の化石収集家でなかったことを証明する必要があるのにしていない
それは悪魔の証明で科学じゃない
実際にはその証明は困難だから、表現の方を
「最古の化石収集家が見つかった」等とすべきかもね。
科学における発表においては、まともな科学的常識の持ち主にとっては自明すぎて言及する必要すら無い”現在判明している所に寄れば”と言う前提条件があります
そこを理解しない出来ないのであれば、何を言ったところで空疎な暴論にしかなりません
ただ自身の感覚だけを頼りにして自身が間違っていることを知ろうとすらせず、根拠の無い空理空論によって他者を否定して蒙昧なよろこびに浸る前に、刻苦勉励し科学的知見と科学的常識を身につけては如何ですか
「ネアンデルタール人は人類最初の化石収集家だった」というのは、現在知られている範囲でという前提が常についているものですよ。 もし今回の発見の時期よりも古く、デニソワ人が集めているのを発見したら、「デニソワ人が……」になり、さらに古くホモサピエンスがとなれば「やっぱりホモサピエンスが人類最初の……」みたいな表題になるだけです。 科学は常に「現在最新の説」とか「現在わかっている中で」とか「今までに発見されている範囲で」というのが暗に先頭についているものですし、そう読みましょう。
Top画がイケメンすぎて、もうどうしていいかわからない
膝にペット載せてるっぽいのも良いなぁ
(毛皮かもだけど?)
でもたぶん、ネアンデルタール人は、こんなに美形じゃないよ
(見てきたようなことを言うw)
もしAI画だったら、こんな人は本当は存在しないんだなぁ。
(残念)
結局本文読んでなくてごめんパルモたん愛してる///
石の中に生き物が入ってる!なにこれ珍しい!
みたいな感じだったのかな
同好の士が化石コレクションの交換や自慢してたり、通貨代わりだったりトレーディングカード的なものだったりゲームのコマだったり、博物館的な展示をして人を呼び込んだりしたかも知れないとか想像というか妄想できてしまう。
ヘヴィメタルもこの当時からあったかもしれないぞ
ロックじゃないかな
もしかしたら初期の本当に初期の貨幣だったかもしれんぞ
火打ち用のフリント塊を探してると化石が出てくるのかな?
中にはオパール化して綺麗なのがあったのかもしれないね