この画像を大きなサイズで見る忠犬ハチ公はちょうど100年前の1924年に東京へやって来て、1935年に亡くなるまで、渋谷駅で故人となった飼い主を待ち続けたというのは有名な話で、駅前にはハチ公像が今なお健在だ。
さて、アメリカのニューヨークにも、100年以上前に亡くなった小さな犬を記念する像があって、今も多くの人が訪れている。
人間のお墓には花が供えられるのが一般的だが、この犬のお墓には、生前大好きだった木の棒が欠かすことなく供えられているという。
わんこの像へのお供えは「花より木の枝」
ニューヨーク市ブルックリンにあるグリーンウッド墓地は、1838年にできた公園墓地で、57万人もの人々が眠っているそうだ。
その中には政治家や実業家をはじめ、作曲家のレナード・バーンスタインや芸術家のジャン・ミシェル・バスキアといった著名人たちが含まれている。
そんなグリーンウッド墓地の一角に、1匹の犬の彫像のついた墓石がたたずんでいる。彼の名前は「レックス」。100年以上前に、虹の橋へと旅立って行った犬である。
レックスの墓所には現在も多くの人が訪れているが、彼らがそこに供えているのは、花ではなく木の枝なのだ。
レックスは木の棒で遊ぶのが大好きだった。花よりも木の棒の方が喜ぶだろうと、長年人々は木の枝を供え続けている。それにしてもすごい量だ。
この画像を大きなサイズで見るimage credit:Instagram @viewingmag
100年以上前に亡くなった、飼い主の墓を守る犬
レックスは1884年に亡くなった果物商、ジョン・E・ストウの飼い犬だったと言われている。
彼は死後も愛する主人の墓の傍らに埋葬され、今も主人を守り続けている。ニューヨーカーたちはそう信じているんだそうだ。
墓地に保存されている記録では、ストウの墓の隣に「犬のブロンズ像を置いた」というメモが残っているが、その下に本当にレックスが埋まっているかどうかはわからないそうだ。
グリーンウッド墓地の広報マネージャー、ステイシー・ロックさんは、次のように語っている。
人々はそこに犬が埋葬されていると信じたがりますし、もちろん当時は土葬が主流でしたので、その可能性も十分にあります。でも断言はできません
マンハッタンを見下ろす美しい公園墓地
遠くにマンハッタンを望むこの墓地は、墓場という言葉が似合わないほど風光明媚な公園墓地だ。
大都会ニューヨークの隣にありながら、自然に囲まれた憩いの場所となっており、かつてはナイアガラの滝に次ぐ観光名所だったんだとか。
園内には19世紀の様式の美しい墓石が建ち並び、霊廟やチャペル、そしてなぜかピラミッドやスフィンクスもあるらしい。
また、グリーンウッド墓地では映画の上映会やダンスパーティなど、さまざまなイベントも開かれているという。
特にハロウィンが近づく10月には、死者のためのダンスが披露され、プロジェクトマッピングやオペラ、影絵などさまざまなパフォーマンスが見られるらしい。
死者もビックリして起きてきそうだが、レックスもこの時期は賑やかな墓地の雰囲気をきっと楽しんでいるのかもしれないな。
ニューヨークでちょっと癒されたい気分になったら、ぜひこの墓地を訪れて、有名人の墓でも探しながら散歩をしてみるのがおすすめだ。もちろん、レックスを見つけたら、木の枝をお供えすることを忘れないでね。
References: People Are Leaving Sticks At This 100-Year-Old Dog Grave















レックスのお顔がちょっと誇らし気でかわいいね
レックス「日本で流行ってるモグワン(S級のドックフードらしい)をお願い」
意外と「いい感じの棒」は少ないな
日本では墓なんかいらん派が増えてきてるが
他の国ではどうなんだろうね
日本は少子化で自分が末代って人が増えてるからね…
弔いの作法がガチガチの文化ならそれでも建てるしかないんだろうなあ
夜中に動き出して遊んでるかもしれないね
良き相棒に捧げる
「あわせて読みたい」に並ぶタイトルが滝涙を呼ぶ
投げろ……投げてくれ……
生前生きていた時のワンコの姿
飼い主も生きている時は
頭撫でていたんだろうな