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【訃報】ダイエットに励んでいた17kgの太っちょ猫、クロシクがその生涯を閉じる

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(著) (編集)

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体重17kgもあったふとっちょ猫、ダイエットに励んでいたが、腫瘍が発覚し突然の死去この画像を大きなサイズで見る
image credit:instagram @matroskin_prm
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 カラパイアでも紹介したばかりの「世界でもっとも太った猫かもしれないといわれていた、ロシアの猫、クロシクの訃報が届いた。

 2024年10月27日夜、突然容態が急変したクロシクは、保護施設のスタッフや獣医師たちに見守られながら、その生涯を閉じることになった。

 保護当時は17kgという、人間の幼児並みの重さだったクロシクだが、食事制限と運動に必死に励んだ結果、3kg近くのダイエットに成功し、自分でソファに飛び乗ることもできるようになり、皆に希望が見え始めた矢先のできごとだった。

体重17kgで保護された猫、虹の橋のたもとへ

 10月26日、クロシクは突然呼吸困難に陥った。保護施設マトロスキンのスタッフたちの対応は迅速で、彼はすぐに病院に運ばれ、30分後には酸素室に入れられた。

 保護された当初は分厚い脂肪の層に邪魔されて、超音波による検査ができていなかったのだが、今回はダイエットが功を奏し、医師たちは彼の体内の様子を診ることができた。

 その結果、クロシクの脾臓に複数の腫瘍が発見され、肝臓、胆のう、腎臓、膀胱などにも転移が見られた。

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image credit:instagram @matroskin_prm

 クロシクは既に、手の施しようがない状態だったのだ。彼の状態は徐々に悪化していき、医師たちの懸命の措置も彼を救うことができなかった。

 唯一の救いは彼がひとりぼっちではなく、彼を救うために闘う医師たちや保護施設のスタッフたちに看取られながら、最期の時を迎えられたことだろう。

直前まで死の兆候は見られなかった

 マトロスキン代表のガリアーナ・モアさんは、クロシクの死を悼むとともに、次のようにコメントしている。

猫は手遅れになるまで自分の病気を隠す傾向があり、取り返しのつかない状態になってはじめて、問題が明らかになることも多いのです

クロシクには息切れも、消化器系の問題もありませんでした。(脂肪のために)超音波検査はできませんでしたが、私たちは彼の健康状態を常に監視していました

過剰体重は自然に起こるわけではないとわかっていたからです

 彼女によると、クロシクが亡くなる数週間前の検査結果はすべて正常で、病気の兆候は見られなかったとのこと。

私たちが彼の病状を知らず、助けられなかったのはつらいことです

クロシクは全ての人にとって希望の象徴でしたから、良いニュースだけをお知らせしたかった。このことについて話すのは、本当に心が痛みます

 施設では数日以内にクロシクの遺体を検査に回し、死因などについて詳しく調べる予定だそうだ。

私たちにとって、彼の真の死因を知ることは重要です

もし私たちが何らかの間違いを犯していたのだとしたら、二度と繰り返さないようにしなければなりません

ダイエットの成果が表れていただけに残念

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施設に来た当初、体重17kgだった時のクロシク image credit:Instagram @matroskin_prm

 亡くなる前、クロシクはほぼ3kg近い減量に成功し、自分で小走りに歩き回ったり、ソファや台などに飛び乗ることができるようになっていた。

 ダイエットの日々はつらかったと思うが、日一日と自分の体が軽くなるのを、彼もきっと実感していたのではないだろうか。

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image credit:instagram @matroskin_prm

 クロシクは施設のスタッフはもちろん、彼の回復を願うネット上の多くの人々にとって、希望の象徴となっていた。

 施設では彼の死後声明を発表し、クロシクを応援してくれていた世界中の人々への感謝の意を表している。

いくら私たちやクロシク自身がベストを尽くしても、奇跡が起こらないこともあります。最高の医師やリハビリセンター、世界中の人々からのサポートがあっても、助けられないことがあるんです

クロシクが息を引き取る瞬間まで、一緒にいてくださったことに感謝します。彼が善良な人間を信じる理由となってくださって、ありがとうございました

References: "Great Loss": World's Fattest Cat Crumbs Dies Weeks After Joining Fat Camp

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この記事へのコメント 12件

コメントを書く

  1. やっぱ肥満は病気になりやすいんだね
    飼い主の無責任な愛情はよくない

    • +40
    1. 病気になりやすいだけでなく
      病気の発見まで遅らせてしまうのが恐ろしい

      • +22
  2. もっと早く超音波検査できてたら助かってたのかな
    猫で太り過ぎてて超音波検査できなかったなんて聞いたことないよ
    こんなに太らせた上にシェルターに持ち込んで来た元飼い主に天罰あれ

    • +39
  3. ワイは人間やけど、節制しながら施設で老衰で亡くなるなら6Lの服着て酒飲んで好きなつまみ食いながら不摂生して5~60代で幕を閉じたいと思ってるわ

    • -12
    1. 「最近わかってきたことだけど、ひとは簡単にしねない」っての読んだわ
      これTQ4Mさんと元々は同じ考えだった人の実感だから参考にしてくれよな!
      多少は元気に運動しとくのが良いと思う

      • +20
      1. いまだと医療が発達して、大病してもよほどのことがない限り、
        最低限度の日常生活が一人で可能な程度に回復させることができるからね

        • +4
  4. ちょいポチャも可愛いのは分かるけど健康を損ねたら可哀想だからせめてどすこいにならないように飼ってほしい

    • +11
  5. ダイエットで痩せたのかそれとも病気が原因で痩せたのかどっちなんだろうな?

    • +7
  6. 異常値出ても、肥満のせいか、多発転移した癌のせいなのか。確定出来なかったのだろうね。

    • +16
  7. このコの肥満の原因って確か、飼い主さんの間違った愛情だったんだよね。かわいいから、よろこぶからって与えすぎてしまった。クロシク、天国で元気に走り回れてるといいな……。

    • +7

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