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メインクーンは巨大だからさもありなん、と思ったら、勝手に勘違いされたAI動画だった

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(著) (編集)

公開:

巨大すぎるメインクーンを抱いた男性の動画のスクリーンショットこの画像を大きなサイズで見る
image credit:Instagram @numanuk
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 猫にもいろいろ種類があるが、大きい種と言えば、サイベリアンにラグドール、と様々あるが、ネット上で一番話題に上がるのは、「やさしい巨人」として知られるメインクーンだろう。

 もちろん個体によって大きさは異なるが、大きい個体同士を掛け合わせたオスの場合、人間のドアノブに軽く手が届いたり、人間の小学生サイズの130cmまで成長しちゃったりする子もいる。

 だから今回、X(旧Twitter)でこんな映像が流れて来たときも、多くの人は「やっぱメインクーンは大きいよな」とすんなり受け入れてしまったのだが、実はこれ、AIによるフィクション動画だった。

 製作者はまさかこの動画が独り歩きして本物と思われているとは気が付かなかったようだ。

どでかメインクーンの映像に衝撃が走る

 2024年9月24日、Xに1枚の動画が投稿された。巨大なメインクーンと、その子を抱っこしながら笑顔でカメラの方を見つめる男性の映像だ。

 最初はみんな「メイクーンは大きいけど、この子は最高にでかいな」と、すんなり受け入れてしまいそうになったが、コメント欄にこの映像がAIによるものではないかと疑う声が上がった。

  • 0:08、後ろで動いている奇妙なモノは何だ?
  • 後ろで動いたバッグには何が入っているの?
  • 生成AIだな
  • 自分も動くまではAIかと思っていたんだけど……
  • 頭から1/4くらいまでは本物だと思う。まるで7kgくらいあるような抱っこの仕方だよね

実はプロのグラフィックデザイナーによる生成AI動画だった

 ところが翌日になって、1人の男性からこんなコメントがつけられた。

これは私の作品です。クレジットをつけてください!

 実はこの動画、Instagramで動画生成AIによる「作品」を発表している、イギリスのグラフィックデザイナー、ニューマン・カーンさんが生成した映像だったのだ。

 カーンさんはマンチェスター在住で、生成AIや3Dを駆使したクリエイティブな作品を世に送り出している。

 2024年5月には、クリエイティブスタジオ「GOLDEN RABBIT STUDIOS」を設立し、取締役に就任しているそうだ。

 こちらは「実験室で育てられた猫」という「作品」。ご本人も「ちょっと怖くなってきた」と漏らしている。

この猫可愛い!ほしい!というコメントも殺到

 でか猫たちの映像は、キャプションに「#AIart」と書いてあるにもかかわらず、本物だと思ってしまった人が続出していた。

 それも仕方ないだろう。だって本当にメインクーンって嘘みたいに大きい個体が存在するんだから。

  • これは何ていう猫ちゃんなの?
  • 体重は何kgあるんですか?
  • 落ち着け、本物じゃないって!
  • クソったれ、AIもだいぶマシになってきたな
  • 普通に飼いたいんだけど!
  • ウンチの大きさはどのくらいなんだろう
    • それが最初に頭に浮かんだこと?
      • もちろん、だって後始末をするのは俺なんだから
  • どこでこんな大きな猫を飼っているんですか?
  • これはどうやって作ったの? 何かアプリがあるの?
  • 素晴らしいアニメーションだよ!

クリーチャー系もお任せ!

 カーンさんが創り出すのは、この世に実際にいそうな生き物だけではない。こんな可愛いクリーチャーも、彼の手によって命を吹き込まれた1匹。

 ここまで来ると、リアルなのかリアルじゃないのかちょっと悩む。

 可愛い四つ子ちゃんたち。

AIの進化に驚く声も

 こういった現実にはいない生物たちが、CGではなく生成AI作というところに、驚きを隠せないユーザーも多かったみたいだ。

 さらにAIだとわかってはいても、その進化の度合いに舌を巻くコメントも。

  • こんなにリアルに見えるなんて、驚くべきことだ。うんと拡大しない限り、AIだとは思えないよ
    • いや、AIだって。君がそう言うってことは、生成AIのコンテンツがどんどん良くなってきて、みんなが騙され始めてるっていう証なんだろうな
  • AIだとわかっていても、これは美しいよ
  • でも、すぐに生成AIだってわかるのはなんでなんだろうな
    • こんな生き物はこの世に存在しないって、あなたの脳が知っているからだよ
  • AIがだんだん手に負えなくなって来た
  • 生成AIかどうかを見分けるには指を見れば一発だ
  • 自分も作ってみたい……

 何を描かせても前衛アート的な何かが出て来た2年ちょっと前、動画を作らせるとどこかホラーになった1年くらい前、そして一瞬ホンモノと見分けがつかない作品を排出し始めた今日この頃……

 日本発のSakana AIが、自分自身の実験コードを勝手に変更したという衝撃のニュースが流れたのは、2024年8月のこと。

 来年の今頃、生成AIはいったいどこまで進化しているのだろうか。

 AIとわかったうえでフィクションとして楽しむことができたら、皆幸せになれるだろう。はっきりと明確にわかるように区別ができるようになるといいね。

References: Real Video of a Giant Maine Coon Cat?

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この記事へのコメント 10件

コメントを書く

  1. 平和利用だけじゃ済まないだろうな・・・ 怖い怖い

    • +12
  2. すごい👏なんか感動しちゃった。映画でファンタジーの動物は今までいっぱい観てるけど、インスタで観るとなんだか不思議とより身近で本物に見えてしまう😳

    • 評価
  3. 言われれば毛並みに違和感ある
    何気なく見たら気づかないかも。

    • +6
  4. AIが猫の動画を自動生成するようになったら、インターネットはその役割をほぼ終えたことになる

    • -3
  5. 最近Youtubeに宗教みたいな変な曲で気味の悪い動画増えてきたなあ

    • +3
  6. 足先の肥大と股関節など下半身に問題あるんだろうかって心配になったから種明かしあってよかった
    幻想生物のほうは安心してみていられる

    • -1
  7. 最近は動画や画像見たらすぐにAIを疑わなきゃいけなくなって来たな。AI生成されたものには必ずサインが入るようにしたらいいのに。悪用されてる事の方が多いじゃん。

    • +5
  8. しらん生き物の名前を知って、どんな外見だろ?って調べた時に
    AI生成画像で作った偽物が混入されてるの本当に嫌

    • +4
  9. 画像や動画見たらすぐ信じる
    嘘だと言われたらそれもすぐ信じる
    そしてそれを、何の罪悪感もなくこれ見よがしにすぐ喧伝する
    本当にヤバいのはAIやそれを使う人ではなくそういう奴ら

    • -1

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