この画像を大きなサイズで見る世界最高齢のナイルワニとして、カラパイアでも紹介したことのあるヘンリー氏。2024年12月16日に、彼は124歳の誕生日を迎えるんだそうだ。
現在生きているワニとしては最年長とされるヘンリーは、なんとこれまでの生涯に6匹の妻を持ち、1万匹以上の子を成したらしい。
イギリスの博物学者であり冒険家でもあるスティーブ・バックシャルさんが、ヘンリーに実際に会いに行って解説をしてくれているので、その映像を見てみよう。
若い頃は悪名高き狂暴な人食いワニだった
現在ヘンリーは、南アフリカ共和国のスコットバーグにあるワニの保護センター、Crocworld Conservation Centreで暮らしている。
ヘンリーは体長が約5m、体重は約700kgという、巨体を誇るナイルワニだ。この大きさには、スティーブさんもビックリだったようだ。
この画像を大きなサイズで見るヘンリーが生まれたのは1900年12月16日とされており、今年で124歳を迎える長寿ワニ。現存しているワニの中では、最高齢とされている。
今はこうして保護センターでのほほんとしているように見えるが、ナイルワニは非常に狂暴なワニで、ヘンリーもご多分に漏れず暴れ回っていたそうだ。
若い頃は地域住民たちの間で恐れられ、実際に人間の子供を捕食していたとも言われている。
ヘンリーの脅威が大きくなると、住民たちは何とかこの血に飢えた暴君を取り除こうと必死になり、著名なハンターであるヘンリー・ニューマン卿に助けを求めた。
ニューマン卿はヘンリーを殺す代わりに生け捕りにし、生涯にわたって監禁する、いわば終身刑を課すことにした。ヘンリーという名前は、このニューマン卿にちなんでつけられたものだという。
この画像を大きなサイズで見る何と言ってもナイルワニの恐ろしさは、その「嚙む力」にある。その強さはおよそ2tと言われ、ライオンの倍以上の強さなんだとか。
だが身体の構造上スパッと噛み切ることができないため、水中で獲物を咥えたままグルグルと身体を回転させる「デスロール」を行って、獲物を引き千切って食べるのだそうだ。
下の映像は、オーストラリアのイリエワニの激しいデスロール。
ナイルワニは現在も、地域の住民たちの間に犠牲者を出しているのだそうだ。一説によると、その数は毎年最大数百人にも上るのだとか。
彼らの主食は魚ではあるが、シマウマやカバ、ヤマアラシ、さらには他のワニまで、目の前に現れるものは何でも捕食するのだという。
この画像を大きなサイズで見る強さと長生きの秘密は堆積した脂肪?
スティーブさんは、センターの飼育員さんから、ヘンリーを安全に触れるスポットを教えてもらったようだ。
このすごい筋肉が、地面から浮き上がりそうなほど屈曲してるのが見えるよね。
巨大なワニが、その体重を維持している場所の一つが沈着した脂肪で、その最大の場所は頭の後ろと、ここの尻尾の付け根にあります。
このおかげで、彼らは何か月、時には何年もの間、ずっと身を潜めていられるんです
この画像を大きなサイズで見るヘンリーは最年長であることに加えて、6匹の妻と、1万匹以上の子供がいることでも有名なんだそうだ。
ナイルワニは一度に10~20個の卵を産み、孵化するまで両親共に大切に見守る子煩悩なワニでもある。
それにしても子供が1万匹ということは、6匹の正妻以外にも外に作った子供たちがいるということなのだろうか。まあ124年も生きていれば、ワニにもいろいろあるのだろう。
お年を召してもこの迫力! この大きな口でガブリとやられたら、人間の大人でもひとたまりもなさそうだ。
この画像を大きなサイズで見るワニ肉やワニ革を目的に乱獲され、絶滅の危機に
ナイルワニはその名の通り、ナイル川やサハラ以南のアフリカ大陸、そしてマダガスカル島西部に広く分布しているワニである。
だが肉や皮革を目当てにした乱獲により、一時は絶滅の危機に瀕していた。特にその名前の由来となったナイル川のあるエジプトでは、絶滅してしまったそうだ。
現在はエジプト南部に、再導入された個体がわずかに生息しているのみ。とはいえ、全体で見ると少しずつ個体数に回復の兆しが見えているんだそうだ。
ヘンリーが暮らすCrocworld Conservation Centreも、実は元々はワニ肉とワニ革をとるための養殖を目的とした施設だったんだとか。
だが2007年からは保護活動に舵を切り、観光と教育にも熱心に取り組むようになっている。現在では年間150万人もの見学者が訪れる、人気の観光スポットになっているようだ。
ワニだけではなく、ヘビやトカゲ、カメといったありとあらゆる爬虫類が見られるようなので、爬虫類好きの人は「将来絶対行きたい場所」のリストに入れて置くといいかもしれないな。
References: World's oldest crocodile has six girlfriends and fathered over 10,000 babies
















1万の卵を平均産卵数の15で割って更に6匹で割ると約111になる
6匹の妻が毎年欠かさず平均15の卵を111年産卵したとして大体この数になるね
もしかすると妻の個体に入れ替わりがあったっとしても
6匹の雌を常にあてがうような飼育体制だったのかもしれない
保護の観点からすると子供の数が多いのはいいことだけど、
特定個体が大量の子を残すのは種の在り方としては健全ではないのが難しいところ
かわいい
熱川バナナワニ園へどうぞ
ナイルワニと言ったらギュスターブとかいたけど年齢から何から何まで誇張されてたみたいで、実際はこのナイルワニと同じくらい(5m)に見える
これより更に1mもでかい6mのロロンとか生で見れた人は感動ものだろうな
ワニ皮ほしい
種を守りながらも、人間が犠牲にならない道を見つけられると良いね。小さな子供達が犠牲になる事もあると思うと、個体数が増える事を喜べない。
恐竜じゃん⁉と思ったけど恐竜時代から生きてる生物だからマジモンの恐竜なんだよな・・
>巨大なワニが、その体重を維持している場所の一つが沈着した脂肪
年を重ねると脂肪がつくのはワニもヒトも同じなのね…