この画像を大きなサイズで見るハロウィーンの季節がやってきた。アメリカのペンシルベニア州のお化け屋敷に、最新テクノロジーを駆使した新たな怪物が登場した。
人気YouTubeチャンネル「ウィケッド・メイカーズ」が、約80万円の最先端の四足歩行ロボットを不気味なアライグマの姿に改造したのだ。
AIと高性能センサーによる予測不能な動きで敷地内を徘徊し、来場者にこれまで体験したことのない恐怖を与えている。
最先端の四足歩行ロボットをお化け屋敷の怪物に
ペンシルベニア州ピッツバーグにある巨大なお化け屋敷「ハンドレッド・エーカーズ・マナー」は、毎年多くの来場者を恐怖のどん底に突き落とすことで有名だ。
2026年のハロウィーンシーズンに向けて、このお化け屋敷は人気YouTubeチャンネル「ウィケッド・メイカーズ(Wicked Makers)」にある依頼をした。
約5000ドル(約80万円)もする最先端の四足歩行ロボット「Unitree Go2」を、来場者を驚かす怪物に魔改造して欲しいという内容だ。
Unitree Go2は、AIと周囲の地形を正確に読み取る「LiDAR」と呼ばれる最新センサーを搭載し、バク宙やジャンプ、階段の昇降など、滑らかでアクロバティックな動きができる。
お化け屋敷側は、このロボットをホラーゲームに出てくるような不気味な機械仕掛けのアライグマにすることを望んだ。名前は「チッピー」だ。
この画像を大きなサイズで見る高性能ロボットならではの改造が必要
高性能なロボットに外装を施すのは困難な作業だ。
ロボットの激しい動きを妨げず、周囲を認識するためのカメラやセンサーを絶対に塞いではいけない。
ウィケッド・メイカーズは、3Dプリンターを駆使してチッピー専用の内骨格を作り上げた。
ロボットがしゃがんだりジャンプしたりできるよう、外装にはゴムのように柔らかく弾力のあるTPU(熱可塑性ポリウレタン)という素材を採用している。
本物のアライグマらしさを出すために尻尾の構造も工夫した。
クッション用のスポンジとフォーム素材を組み合わせることで、ロボットが歩くたびに自然にゆらゆらと揺れる尻尾が完成した。
この画像を大きなサイズで見る安全装置をあえて解除。赤い目を持つアライグマ
お化け屋敷の怪物としての恐怖を演出するための仕上げも行われた。
頭部は下顎が二重になった構造にし、歯には虫歯のような汚し塗装を施している。
ロボット本体のバッテリーから電力を引き、両目に赤く光るLEDも仕込んだ。
暗闇の中で赤い目を光らせるアライグマの顔は、可愛さと不気味さが入り混じった恐ろしさを醸し出している。
来場者にギリギリまで接近して予測不能な動きで驚かせるために、ロボットの障害物回避機能はすべてオフにされた。
本来は人や壁にぶつからないための安全装置が働いているが、顔の前に大きな頭部を取り付けるためにあえて安全機能を外したのだ。
この画像を大きなサイズで見る大破トラブルを乗り越え、予測不能な恐怖で襲う
イベントのお披露目まであと2日と迫る中、ロボットの脚に傷のような塗装を施し、フリース生地の毛皮を着せてチッピーが完成した。
ピッツバーグのお化け屋敷に到着した直後、テスト起動中にロボットがバグを起こして突然逆立ちし、衝撃で手作りの部品がバラバラに壊れるアクシデントが発生した。
絶望的な状況だったが、製作者は徹夜で修復作業を行い、日曜日の大イベント本番に間に合わせることができた。
定位置から動かない従来の機械仕掛けのロボットとは違い、チッピーは自分の足でお化け屋敷の敷地内を自由気ままに徘徊する。
アクロバティックで予測不能な動きで突然足元に迫ってくる赤い目のアライグマは、来場者にこれまで体験したことのない新鮮な恐怖を与えた。
最新のAIロボットテクノロジーは人間の生活を便利にするだけでなく、エンターテインメントの分野でも活躍が期待されているようだ。
すでに本物の犬の代わりに、ペットとして散歩させてる人もいるみたいだしね。
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「荒井サンナノダ」
熊除けにどうかのぉ
まさにコワかわいいですね。
アライグマを選んでいる時点で狙い通りなのかな。
こういった動物型ロボットが遊園地などの行列向けに芸をしたり和ませてくれると、
待ち時間を忘れる癒しになるかも知れませんね。
面白い取り組みですね。